[ファイトクラブ]NXT Battlegroundティファニー・ストラットン戴冠 カーメロ・ヘイズ防衛

[週刊ファイト6月8日合併号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼NXT Battlegroundティファニー・ストラットン戴冠 カーメロ・ヘイズ防衛
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 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・ボストン近郊”HIM”の地元凱旋王座戦 ヒール務まるブロン・ブレイカー
・新女王メインより尺貰った16分+怪我のまま闘ったライラ・ヴァルキュリア
・ジュリアス・クリードの投げ技10数回も老獪ガラス防衛のタッグ王座戦
・次回は7・30Great American Bashテキサス州オースチンCedar Park
・大会場でも16分のボコボコ合戦イリヤ・ドラゴノフKOダイジャック死闘
・英国伝統ラウンド制ルールでノーム・ダー、覆面ドラゴン・リーに勝利?
・北米戦ウェス・リーとタイラー・ベイト仲間割れ誘導失敗ジョー・ゲイシー


■ NXT Battleground
日時:5月28日(現地時間)
会場:米マサチューセッツ州ローウェル(ボストン近郊) ソンガス・センター

ボストン近郊”HIM”の地元凱旋王座戦 ヒール務まるブロン・ブレイカー
<第6試合 NXT王座戦>
○カーメロ・ヘイズ
 14分14秒 ナッシング・バット・ネット
●ブロン・ブレイカー

―― メインから行きましょう。あえてドラフト会議でSmackDown-RAWに行かず、ヒールがやれるかの実験期間になるブロン・ブレイカーが、地元凱旋になるカーメロ・ヘイズに挑むトリでした。ブロンはオオカミのマスクで入場。相棒トリック・ウィリアムスに紹介されたカーメロは新しいTシャツも発売されてましたし、”HIM”というキャラ、多分「噂の奴!」みたいな呼称も定着してきました。

オフレコ 毎週きっちり見ている者からしたらボストンに遠征して大会場でやる集大成大会になり、普段の番組の方が実験的なことをやっている感があることの再確認がまず全体の総括かなぁ。ソンガス・センターはロックファンにはYESの35周年記念コンサートがDVD化されている方で覚えられている会場かもだけど、1997年に亡くなったポール・ソンガス議員の名を冠している。1992年の大統領選挙戦民主党予選だと、マンハッタン在住のボクは「親子ともブッシュじゃ困る」でずっと一貫なんで、ソンガス氏の集会には必ず駆けつけていた。残念ながら南部の田舎の「アーカンソー州知事ビル・クリントン」と言われても、当初は「そんなの信用できない」となるわなぁ。英国のYESが35周年の映像収録をソンガス・センターにしたのは意味があったんや。

―― 事前のポスター見たらわかりますが、勝とうが負けようがブロンがトップ選手になります。

オフレコ いや、WWEのトップになる日も遠くはないだろう。もちろん若くてなんでも出来るカーメロの凄さもKUSHIDAとのデビュー戦から本誌は指摘してきたこと。今回の試合が名勝負だったとか書いてしまうと嘘になり、普段の番組の方が・・・なんだけど、大会場への遠征で立派にメインを締めた二人だったとは強調して足りない。

新女王メインより尺貰った16分+怪我のまま闘ったライラ・ヴァルキュリア
<第5試合 NXT女子王者決定トーナメント決勝戦>
○ティファニー・ストラットン
 16分01秒 プリティエスト・ムーンサルト
●ライラ・ヴァルキュリア

― セミも本誌はパリス・ヒルトン風セレブというキャラで出てきた器械体操出身のティファニー・ストラットンを、最初からプッシュしてきました。特にマンディ・ローズがああなっちゃって、だったら余計に「次はティファニー」と活字に残してます。ロクサーヌ・ペレスは21歳ですから、まだまだチャンスは何度もありますから。

オフレコ 先週の直前番組でコーラ・ジェイドがライラ・ヴァルキュリアの足を負傷させる演出にして、今回ので実はその前からガチに怪我していたと納得することになる。頭上を飛ぶspotで足が上がらずミスってたからな。ただ、準決勝の前からわかっていたのに、トーナメント変えなかった判断が、本誌の突っ込むポイントやろう。

―― コーラ・ジェイドとの決勝にすると、ヒール同士になってしまいますからね。コーラはまたその次の資格十分なんで、今回は当初の予定通りにしたんでしょう。


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