[ファイトクラブ]GigiドリンJジェイン金網凶器MアリBデボンポートBコービンNXT投入

[週刊ファイト6月8日合併号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼GigiドリンJジェイン金網凶器MアリBデボンポートBコービンNXT投入
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■ WWE NXT
日時:5月30日(現地時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center

 サウジ遠征大会『Night of Champions』でも目立っていたばかりのムスタファ・アリ、NXT UKの休止以来、去就が注目されていたブレア・デボンポート(ビー・プレストリー)、そしてバロン・コービンと、『Battleground』ボストン遠征を受けた番組は、ドラフト会議で”フリー”扱いにされていた選手たちの去就が明確になる回となった。


 『Battleground』のおさらいだけでも視聴者数はもうお約束で増えるのだが、やはりイリヤ・ドラゴノフvs.ダイジャックの死闘が会社内部でも高く評価されていたのがわかったのは嬉しい番組細部の映像の挿入なのであった。とはいっても、有料番組の復習だけではよろしくない。前週の段階から煽られていたジージー・ドリンvs.ジェシー・ジェインの遺恨戦から。毎週見ているフォロワーからしたら「またですかぁ?」とも言いたくなるが、今回は金網戦にして凶器使用ありだから、見た目にも趣向が違ったので許そう。


 NXT北米王座10度目の防衛に成功したウェス・リーは、やはりタイラー・ベイトと組みことになり、ボストン遠征から外されていたダイアド(リップ・ファウラー&ジャガー・リード)を、タイラーの必殺タイラードライバー’97で仕留めるカードも挿入されていた。ここに客席から降りてくる恰好で実況席に加わったのがムスタファ・アリである。

 試合後のジョー・ゲイシーと絡んで、いよいよ過小評価賞の逸材が、NXTなら輝けるのかも知れない。


 新女王ティファニー・ストラットンの戴冠祝いセグメントでは、当然ロッカールームの全員が反旗ということで、次週はNXT女子王座挑戦者決定バトルロイヤルなんだそうです。


 先週の番組でロクサーヌ・ペレスが「お尻の大きな黒装束女に襲われた」と活字に残したが、やはり女子の場合は体つきで正体がわかるものである。やはりブレア・デボンポート(ビー・プレストリー)なのだった。AEWに行く話もあったのだが、なにしろ主流派のブリット・ベイカーを怪我させたとか嫌われていることもあり、結局WWEになったようだ。英国やニュージーランド、オーストラリアの地名に多い「デポンポート」からもわるように、アメリカに住むことに抵抗あるタイプなんだろうが、やはり日本とはギャラ額が違うから背に腹は代えられぬ。

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