【大創業祭！ミルホンネット9年目謝恩企画350円】テレビ東京の『ワールドビジネス・サテライト』で紙面が紹介されるので比較的知られている日経ＭＪ（日経流通新聞）の「ヒット商品番付」。テレビ番組内では紹介されなかったが、『日経エンタテインメント! 1月号』には「新日本プロレス」が西前頭15に選出。ちなみに14位が♪イジメ、ダメ、ゼッタイのBABYMETAL、北米で大ヒットのTVシリーズ傑作『ブレイキング・バッド』が16位というのが作為的で笑えるが、中年男性が若い頃になじんだものが復活してヒットすること、ゆとり世代の若者には新鮮に映り憧れの存在という意味の“オジ知る系”として紹介されていた。発言力のある編集委員にプロレスファンがいて、久しぶりに後楽園ホールに入ってみたら、超満員の熱気に興奮したのだろうか。
　しかしである（以下、本誌へ）。

　以前お伝えしたように、プロレス引退後のマイティ井上氏（65）は夫人の実家がある宮崎県都城市で余生を送っているが、イベントや専門誌の取材に駆り出されることが多い。11月29日には尼崎市内の商店街が主催するイベントに参加。翌30日は地元ラジオ局の番組に出演した。そのＭ・井上氏を驚かせ悲しませたのが12月1日に飛び込んできたあの大物俳優の訃報である。

　谷川貞治の『プチ格闘技通信』第26回～今、私が事務局・広報部長として参加している新格闘技イベント『巌流島』の進捗状況について触れたいと思います。
　前にもこの連載で触れましたが、フジテレビＣＳ放送で討論番組と生中継がすでに決定している『巌流島』プロジェクト。その大きな特徴は、ＳＮＳをを使って格闘技ファンや有識者が議論し、大会ルールやマッチメイクを決めていくことにあります。それを最終的に番組内で各ジャンルを代表する実行委員がさらに話し合い、最終決定していくという試みを行うのです。

　今週の『マット界舞台裏』は大創業祭の出血大サービス特別仕様。好評シリーズながら、編集部のユニットが入れ替わったためしばらく休んでいた『バックナンバー厳選集』のアーカイヴ第8弾をお試し層への期待を込めてお届け。今回は2008年8月21日号から10月16日号までの中から、いま読んでも古さを感じないどころか、井上譲二記者の鋭さや取材力を実感することが出来る記事を集めてみた。
　なにしろ現在の状況との対比が大変示唆に富んでいる。のみならず、再編集のために読み返しても驚くばかりのスクープの連続である。この長編を廉価でお買い求めいただける企画版なのだから、思い出した際に瞬時に自分のパソコンで呼び出すことの出来る電子書籍の特徴を思えば、資料としていかに利便性が高いことか。記事は格闘技ブームのポスト時代幕開けを暗示した石井和義氏の刑務所からの出所からだ。

　11月28日広島で行われた新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE2014」は、星取以上の見どころ満載！リーグ戦行方を占ううえで中盤戦の山場となった。ただ、本掲載号発売時にはリーグ戦もクライマックス直前であり、それだけの視点では鮮度が薄いが、本大会はそれ以上の見どころが随所に散りばめられた内容の濃い興行となった。各試合で見えた熱狂ポイントについて大ボリュームでお届けする。
　ボーナストラック（？）として、ちょうど今週にWOWWOWでドナルド・トランプの『アプレンティス～セレブたちのビジネスバトル』が再放送、美貌だけでなくインテリでもあることを視聴者に印象付けたマリア・ケネリスのセクシーショットも楽しみに見ていただきたい。

　12月4日、中川ともかの国内引退興行が、OZアカデミー主催で後楽園ホールで行われた。メイン後のリング上。引退セレモニーで選手たちが花を一輪持って次々上がる中、北海道からやってきた中川のお父さんが、サプライズでリングに登場。お父さんは中川の片手を取ると、高々とあげてみせた。中川の試合をお父さんが見に会場に来たのは、これが初めてとのこと。お父さんはこれまで、中川が選手でいることに反対だったという。安西伸一記者が引退興行をドキュメントする。

(c)新日本プロレス/テレビ朝日
▼月額999円「新日本プロレスワールド」オンデマンド配信発表だが
　by タダシ☆タナカ+構成：編集部
・模倣が悪いわけではないがWWEの困った面を踏襲してしまうと…

(C)東映
▼マイティ井上　ショック！
　思い出深い映画ポスターにサインを入れた翌日、あの大物俳優の訃報が…
　Text by 井上　譲二

▼谷川貞治の『プチ格闘技通信』第26回
　ファン、有識者でルール、マッチメイクを決める『巌流島』
　武術家・倉本成春先生の武術論とは？

【バックナンバーARCHIVE厳選集8】

・週刊マット界舞台裏'08年8月21日号
▼“あの男”が出所！　Ｋ-１の逆襲が始まる!?
▼ZERO-1 MAXに離脱者続出か!?　団体運営に限界
・週刊マット界舞台裏'08年8月28号
▼中邑、総合再出陣で遠のいた王者返り咲き
▼どうなる？ＩＧＦの次回大会
▼エッ!?　高山のマネジャーが猪木にクラ替え！
・週刊マット界舞台裏'08年9月04号
▼藤波、またまたコンニャクぶり発揮　新日本と絶縁して猪木とのヨリ戻す!?
▼大森、アテもないのにゼロワン退団　ノア離脱が不運の始まり…
▼猪木ＩＧＦに協賛スポンサー現る!?　次回ＧＥＮＯＭＥは11月名古屋大会
・週刊マット界舞台裏'08年9月11日号
▼小川、ＩＧＦが最後のリング!?　１年以内に現役引退も
▼想像以上のノア－健介オフィスの緊密さ　健介、ノアの海外戦略にもお付き合い!?
▼風香、11月ソウル大会で意外な大物と対戦も
▼殺人狂と呼ばれた男キラー・コワルスキーの素顔は“物静かな紳士”
・週刊マット界舞台裏'08年9月18日号
▼新日本がプロレス界統合に動く!?　水面下で推し進められる（秘）プランとは…
▼ノア、メジャー交流再開の思惑とＧＨＣ挑戦者選手の矛盾
▼菅林氏、社長辞任騒動の背景にＡ・猪木の肖像権問題
・週刊マット界舞台裏'08年9月25日号
▼『プロレスＥＸＰＯ』に“国籍偽装”疑惑
▼大森、無期限欠場の裏側にギャラ遅配ではない金銭的な悩みが…
▼健介、ノア主力の体調不良で長期政権も
・週刊マット界舞台裏'08年10月2日号
▼永島勝司著『プロレス界を揺るがした10人の悪党』に物申す
├長州との探偵ごっこで部下を真犯人に断定するのはいかがなものか
├『ファイト』への情報提供者は新日内部にいなかった!!
└あいまいな記憶も露呈
・週刊マット界舞台裏'08年10月9日号
▼新日の営業部長が不可解な退社
▼ノア大阪大会、予想を上回る不入り　丸藤人気を活用した全日本との明暗クッキリ
▼長州、ついにプロレスに決別!?
・週刊マット界舞台裏'08年10月16日号
▼ノア、菅林社長の発言にカチン。しかし交流再開に含みも…
▼プロレスマスコミがまたひとつ消滅
▼全日本が『最強タッグ』優勝戦をおろそかにするワケ　今年は地方都市で開催

▼11・28新日「WORLD TAG LEAGUE 2014」広島グリーンアリーナ
　Photo & Text by 森　浩樹
・締めくくりまさかの天コジ劇場！オカダの見せ場少なくも大満足
・一番の大ブーイングMVPみのる！中邑真輔、石井智宏、飯塚高史
・目玉は柴田と桜庭の激突！のはずが…どうなる？後藤と柴田の絆
・棚橋&田口隆祐-IWGP王者コンビ広島登場AJスタイルズ高橋裕二郎
・本間朋晃こけしタマトンガ炸裂会心勝利に熱狂！真壁キングコング
・内藤ソンブラ空中戦沸かせるもCアンダーソン荒技Dギャローズ
・獣神地元ハッスルROHマリア・ケネリスの色気にキャプテンKO
・永田裕志中西学田中翔KESとの前哨戦に敗北もタイチの姑息さ光る
・オープニングBUSHI小松洋平-NWAコンウェイ&ジャックスダン登場

▼12・5 OZアカデミー「夢を見ているくらい幸せでした」
　中川ともか引退興行～唸れ！豪腕～後楽園ホール
　Photo & Text by 安西伸一
・2015年１月のデビュー10年目を前に引退、4月に米国ラストマッチ
・ゴングは本人の希望で９回鳴らされた引退セレモニー
・プロレス頭ピカイチ！なんでも出来た職人・中川ともかplayback

▼タブー満載企画【海外情報局270】
WWEオーソリティ復権懇願！UFCサプライズ超大型スポンサー獲得
・RAW 匿名GM本格介入！Jシナ王座挑戦権剥奪の可能性
・究極的発表ReebokとUFCが画期的なアパレル契約をアナウンス
・Jモンソン一本勝ち！『Great Fight at the Great Altay』
・３大王座戦開催！『Fight To Win 』
・北欧の処刑人ヨアキム・ハンセン敗北！『SC 11 』
・Mカマル判定勝ち！『Real Fighters a night 2 remember』
・AAAアルベルト・デル・リオ＆ロドリゲス再合体