(C)Strikeforce
※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。
『Strikeforce World Heavyweight Grand Prix: Barnett vs. Kharitonov』
日時:2011年9月10日
場所:アメリカオハイオ州シンシナティ
メインカード
<ヘビー級グランプリ 準決勝 5分3R>
○ジョシュ・バーネット
(1R 4分28秒 肩固め)
●セルゲイ・ハリトーノフ
IGFをドタキャンしてでも、このトーナメントに賭けているジョシュ・バーネットだが、相手は日本でもお馴染みのセルゲイ・ハリトーノフだ。
打撃では有利なハリトーノフ。そこでバーネットはすぐさま組みついていき浴びせ倒す様にテイクダウンでマウントポジション。マウントパンチでハリトーノフが嫌がって背を向けるとバックを制するというまるで柔術家の様な戦い方を見せるバーネット。最後は肩固めを極めてハリトーノフがタップ、バーネットが一本勝ちした。
<ヘビー級グランプリ 準決勝 5分3R>
○ダニエル・コーミエ
(1R 3分56秒 TKO)
●アントニオ・シウバ
バーネットと舌戦を繰り広げているアントニオ・シウバだが、その前に立ちふさがるのはMMA8戦全勝のレスリングエリート、ダニエル・コーミエ。
最初にダウンを奪ったのはコーミエ。フックでシウバからダウンを奪うとそのままパウンド。これは逃れたシウバだが、これで打撃勝負を避けるように引き込みを繰り返すようになる。こうなるとコーミエが完全に相手を飲み、最後は左フック2発から右アッパーでシウバをKO、追撃のパウンドをレフリーが制し、コーミエがTKO勝ちした。
<ミドル級タイトルマッチ 5分5R>
○ルーク・ロックホールド(挑戦者)
(判定 3-0)
●ホナウド・ジャカレイ(王者)
日本でも活躍したワニ男、ジャカレイに対するは、日本では無名なもののここ最近は6戦全て1R勝利という実績を引っ提げた名門アメリカン・キックボクシング・アカデミー所属のルーク・ロックホールドだ。
いつも通り、打撃で散らしてねちっこいテイクダウンでグランドに引き込む戦法のジャカレイ。ラウンドが進むにつれて疲れが見え、タックルを切られる事も多くなるが、その戦法で押し通す。ロックホールドは疲れの見えてきたジャカレイをスタンド打撃で攻め、打撃・手数のロックホールド、テイクダウンのジャカレイという感じだが、判定はスタンド打撃を支持しロックホールドが判定勝ち、新王者に輝いた。
<ライトヘビー級 5分3R>
○キング・モー
(1R 4分33秒 KO)
●ホジャー・グレイシー
共に戦極マットで活躍したもの同士であるキング・モーとホジャー・グレイシー。ホジャーからすれば、今までの対戦相手と比べてもっともテイクダウンを奪いにくいキング・モーを相手にどう戦うか?
お互いに警戒している為、小刻みに打撃を出すものの踏み込まずスタンドの攻防が続く、このままラウンドが終わるかと思われたが、1ラウンド終了直前、モーの右フックがさく裂、ホジャーがダウンし、モーが追撃のパウンドするとレフリーがストップ。一発の破壊力があるモーが勝利した。
<ライト級 5分3R>
○パット・ヒーリー
(2R 4分24秒 チョークスリーパー)
●真騎士
戦極育成選手として日本でもお馴染み、真騎士の全米デビュー戦。対戦相手はMMA40戦以上のキャリアを誇るパット・ヒーリーだ。
シャープな打撃で追い詰めテイクダウンを奪って試合を優位に進める真騎士だが、ヒーリーが足関節を取りに来た時に、顔面に蹴りを入れてしまい、グランド状態でのキック反則がとられてしまう。これでペースを乱してしまった真騎士に対し、ヒーリーがじわじわとペースを掴み、最後は2R、真騎士をチョークスリーパーで捕えヒーリーが逆転の一本勝ちとなった。
プレリミナリーカード
<ライトヘビー級 5分3R>
○マイク・カイル
(判定 3-0)
●マルコス・ホジェリオ・デ・リマ
<ライトヘビー級 5分3R>
○ハファエル・フェイジャオン
(2R 4分51秒 TKO)
●ヨエル・ロメロ
<ウェルター級 5分3R>
○ジョーダン・ミーン
(3R 3分18秒 TKO)
●エヴァンゲリスタ・サイボーグ
<女子バンタム級 5分3R>
○アレクシス・デイビス
(2R 4分53秒 TKO)
●アマンダ・ヌネス
<ミドル級 5分3R>
○ドミニク・スティール
(判定 3-0)
●クリス・ミレツウェク
大会の詳細版は週刊マット界舞台裏’11年9月22日号 長州&女情念-朱里栗原華名RENAに収録されました。お楽しみ下さい。
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