最近、同世代の藤波辰爾や天龍源一郎と比べてもメディアへの露出が減っている長州力。試合のオファーが少なく、テレビや一般誌でも見かけなくなった。 　やはり今年８月、英子夫人に『週刊文春』で３ページにわたってＤＶを告発された影響が出ているのか？　あの記事が出て以来、公の場にほとんど姿を現していない長州だが、気になる試合スケジュールや芸能活動について井上譲二記者が関係者を取材。長州の近況を探った！

　プロレス復興の願いも込めて開催された8・27日本武道館『ＡＬＬ　ＴＯＧＥＴＨＥＲ』。超満員の観客を集めてプロレス人気の根強さを見せつけた格好だが、これを「線香花火にすぎない」と見るメジャー団体の関係者は多い。
　8・27に参加した新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアの３団体は地方興行の“惨状”に頭を悩ませている。ぐうの音も出ない厳しいデータと、今後のビッグマッチの日程を見ていると、あの団体にとって“最後の大勝負”になれなければいいのだが・・・

　長州力との名コンビで90年代の新日プロのビッグマッチを次々に成功させた、ゴマシオこと永島勝司氏。新日プロ退職後もＷＪプロレスを立ち上げたり、『内外タイムス』のデスクをやったりと精力的に活動していた永島氏が緊急入院したというニュースが流れたのは１週間ほど前。
　病状は心不全および多臓器不全。幸い永島氏は順調に回復しており、退院も時間の問題とのことだが、今年初めにも体調を崩したことを知っている井上記者は不安げ。そこで永島氏との過去の因縁を思い出しながら、「早く元気になって下さい」の思いを込めて、かつての天敵にエールを送った！

　2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、プロレス界のタブーとも言える各選手の意識改革により、結末が分かりにくいマッチメークについて書かれた記事を振り返っている。
　『マット界舞台裏』を購読されている方は、プロレスの仕組み、即ち試合結果は事前にマッチメーカーが決め、その台本を元にプロレスラーが演じて試合している事は理解されていると思うが、その台本を破ってくれる、何か波乱が起きてくれないか？と期待するのもまたマニアならでは。そんな結末が分からない、ファンが思いつかない結末を用意する事によって、好調なのが新日本プロレス。そのマッチメークの秘密に井上記者が迫った！

（上部）SMASHより〜DIVA一直線〜エロい真琴の新コスチュームに視線は釘付け！
（下部）熱戦が続いたシュートボクシングMIO、トビ―

　今号のファイト！ミルホンネット編集部担当ページは、まずは9・8『SMASH21』後楽園大会衝撃のレポート。今、日本プロレス界で興行的・リング上の戦いが安定して面白いのは新日本プロレスと大日本プロレスと思われるが、一番、勢いが出ている団体は言えば『SMASH』ではないだろうか？　初代王座決定戦の行方は混とんとしており、どうせ若手に拍をつけたいんだろうから、大原はじめとかAKIRAがベルト取るんだろという事を見事に裏切り、伏兵スターバックスが決勝へ。しかもトーナメントにはVENENOをはじめ、次から次へと未知の選手が大活躍するという嬉しい展開。そこにプロレス界のおっぱい番長、華名、それに真琴を中心とした女子プロレスも盛り上がり、専科の団体を脅かせている。天龍源一郎、百田光雄といった昭和ファンにもアピール出来るレジェンドも揃っている、まさにプロレスのおもちゃ箱なのだ。プロレス界の今を知るには、見逃す手はないだろう。

　そして、元気のない日本格闘技界で、逆に元気満々、どんどん急成長を遂げているシュートボクシング、9・10後楽園大会も特集。総合格闘技、ベラトールFCからの侵略者トビ―今田を迎え撃ったのはボーウィー・ソーウドムソン。殴り合い、ど迫力の展開の中、勝者は？そして復活した美少女RENAがまさかの敗北？延長戦までもつれ込んだこの試合、更にRENAの妹分、MIOの試合、写真もたっぷり掲載して他マスコミと差別化を図っている。

　バックナンバーも売上急上昇！　この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

＜今週の見出し＞

▼週刊誌での告発リポートの影響は？　長州力の近況に迫る！
▼メジャー３団体の地方興行の惨状
▼永島勝司氏が緊急入院！　かつての天敵にエールを送ろう

＜アーカイブス2010＞
▼各選手の意識改革により、結末が分かりにくいマッチメークに！

＜ファイト！ミルホンネット編集部＞
▼9・8『SMASH 21』後楽園ホール初代ディーバ王座決定
　Text by いっせい Photos by 葵工藝
・天龍源一郎百田光雄第一試合:レフェリー和田京平THE KABUKI紹介
・ウルティモ校長大原はじめBバファロー児玉Yo-Hey、美味しいMentallo
・朱里が栗原あゆみに仕掛けクリ覚醒 The Night the Line Was Crossed
・ECWジョーイスタイルズ叫ぶ「キャットファイトとは何か」最期の真実
・SMASH所属初陣ダウン：真琴のボイン発育観察WWE採用への可能性
・有刺鉄線バット紫雷未央キトタク血託婚姻届顛末IWA退団松田慶乱入
・有言実行！巨乳度でも勝ってる華名がセリ―ナを下し初代DIVA王者
・リング上にはベルトを狙う朱里、中川ともか、真琴、そしてRayが直訴
・VENENOアンチ帝国主義 英雄マラドーナの”神の手”隠された政治色
・神に召されたランディ・ローズ♪Mr. Crowleyソロ後楽園に流れる快挙
・「ブッシュ死ね」不思議キャラと対戦 スターバックの技量が試された
・TAJIRIxAKIRAのSMASH色魅せ方バズソーキックxムササビ
・北欧メタル最強Sabaton♪Attero Dominatus僭主政治破壊AKIRA
・大阪弁の華名を加えたビール乾杯ラストは妙に緩い雰囲気かも

▼9・10シュートボクシング　後楽園ホール盛況
・ボーウィーがTイマダに逆転勝ちRENA痛恨！延長判定散る
・ボーウィー・ソーウドムソン x トビー・イマダ 剛腕逆転
・ジェシカ・ペネ x RENA 延長までもつれ大熱戦
・鈴木悟 x 金井健治 壮絶KO王者誕生の瞬間
・ナグランチューン・マーサM16 x 崎村暁東 狂喜乱舞
・大澤茂樹 x 菅原勇 総合格闘技からの侵略者を迎え討て
・菅原悠次 x 松花征也 キックの応酬これぞSB
・黒木信一郎 x 星野大介 70.0kg 契約攻防の行方
・塩崎達也 x CAZ JANJIRA 石塚勇次 x 西村昌平 フレッシュマン
・MIO x 明知真理子 RENA妹分UWF狩りにいざ向かえ

▼タブー満載企画【海外情報局.106】
SF視聴率大惨敗戦犯探し 石井慧伯MMA復帰 TNA超人復帰路線是非
・SF ジョシュB ハリトーノフ下す 剛腕コーミア巨人A・シウバKO 葬も
・ストライクフォース ファイトマネー公開 不人気王J・バーネット苦難
・WWE カナダの英雄“ヒットマン”B・ハート シャープシューターさく裂
・震災復興11・30&12・1 横浜アリーナWWE RAW 班の来襲緊急決定
・末期now!? TNA PPV No Surrender 復帰決定のH・ホーガン乱入
・ホイラー・グレイシー引退ブラジルVT 石井慧 P・フィリオとドロー
・ベラトールFC ウェルター級T 開幕 戦極で郷野KO ダン・ホン敗戦
・英国MMA『BAMMA』古豪フランク・トリッグ破るジム・ウォールヘッド

★一緒にカートに入れて合わせて読めばさらに楽しめる！
・週刊プロレスにかけられた“ある疑惑”
・隅田川決戦を再検証し、より楽しむための材料が満載
・暴力団とのつながり、プロレス界は大丈夫か？
・いまひとつインパクトがなかったＩＧＦ８・２７両国大会のカード
・文春の記事が長州に与えたダメージと、８・２７隅田川決戦を斬る！
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露出が激減している長州力の近況を探る！

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