『Strikeforce / M-1 Global – Fedor vs. Werdum』リアルタイム速報

いよいよ始まる『Strikeforce / M-1 Global – Fedor vs. Werdum』。
注目はメインのエメリヤーエンコ・ヒョードル vs. ファブリシオ・ヴェウドゥムだろう。

Strikeforce%20M-1%20Global%20-%20Fedor%20vs.%20Werdum.jpg
(C)Strikeforce / M-1 Global

しかし、今回の対戦相手はファブリシオなのだが、『UFC』やアリスターの方が話題になるのは、それだけファブリシオがアンダー・ドックとされているからだろう。
しかし、そのファブリシオはヒョードル打倒に秘策あり、1Rに一本勝ちを宣言しており、実際、かなりの実力者でもあるので、可能性がないとは言い切れない。
また、近年のヒョードルの試合は、勝ってはいるものの、以前より苦戦している（ロジャース戦、アルロフスキー戦）という指摘もあり、衰えが指摘され、ここは大番狂わせが起こる事を期待して対戦を楽しみたいものだ。

■『Strikeforce / M-1 Global – Fedor vs. Werdum』
日時：2010.6.26　
会場：カリフォルニア州サンノゼ

＜ヘビー級　5分3R＞
○ファブリシオ・ヴェウドゥム
（1R 1分09秒三角締め）
●エメリヤーエンコ・ヒョードル
アンダードックと思われたファブリシオがやってくれた。
ロシアンフックでダウン気味に倒れるファブリシオに追い打ちをかけるヒョードルだが、そこでファブリシオが三角締め。なんとか耐えるヒョードルだが、がっちり極まっており、遂にヒョードルはタップアウト。
ファブリシオが大番狂わせの大金星で、遂にヒョードル陥落となった。

＜ミドル級　5分3R＞
○カン・リー
（2R 1分46秒 TKO）
●スコット・スミス
地元の英雄、カン・リーのリベンジマッチ。会場的にはこちらがメインと言っても良いだろう。
前に出るスミスのタックルを潰し、亀状態のスミスにパウンドを落として試合を優勢に進めるカン・リー。
そして2Rには、カン・リーの打撃が冴え渡り、最後はカン・リーのバックスピンキックが見事に命中。そのままダウンしたスミスに追い打ちのパウンドを仕掛けるカン・リーをレフリーが止めて、見事にTKO勝利。
カン・リーが完璧な形でリベンジした。
“レジェンド”フランク・シャムロックが登場、ケージに入り挨拶。
引退を宣言し、今後は解説者になるという事。

＜女子タイトルマッチ　5分5R＞
○クリスチャン“サイボーグ”サントス（王者）
（2R 2分56秒 TKO）
●ジャン・フィニー（挑戦者）
『UFC』は女子格を行わない事を宣言しているので、『Strikeforce』女子王者であるサイボーグが女子格の実質中心になっているという感じだ。
試合は予想通り、1Rから打撃戦で、サイボーグの打撃でフィニーが膝をついてから、ほぼ一方的にサイボーグが嬲り続けるという展開。
防戦一方なのに、粘りまくるフィニーだが、2Rのサイボーグの猛攻に遂にレフリーも止めて、サイボーグがTKO勝利した。

＜ライト級　5分3R＞
○ジョシュ・トムソン
（3R　4分27秒　チョークスリーパー）
●パット・ヒーリー
宿命のライバル、メレンデスに敗れてからの復帰戦となるトムソン。ここは取りこぼしなく勝利し、メレンデスとの決着戦にと行きたいところだろう。
なんと試合はヒーリーが善戦。1Rにトムソンが下からの腕十字を極めかけると、その後も攻めるトムソンだが、ヒーリーもジャーマン気味に投げを見せ、その後も打撃で見せ場を作る。
トムソンは苦戦するも、3R、遂にチョークスリーパーでヒーリーを捕え、遂にタップアウトを奪って勝利した。