週刊マット界舞台裏’10年6月10日号 2010-06-04 03:102017-02-21 10:57 井上譲二:週刊ファイト元編集長, 現在欠番中 ツイート 関西の全日本プロレスファンが期待ではなく、懸念した7・4大阪府立のメインカードとして鈴木みのるVS河野真幸の三冠ヘビー級戦、太陽ケア&曙VS諏訪魔&浜亮太の世界タッグ王者決定戦が正式発表された。 ハッキリ言って、チケット料金がアップするビッグマッチの主要カードとしては弱過ぎる。全日ファンの不安が的中した格好だ。このカードでめっきり冷え込んでいる大阪のプロレス熱を盛り上げられると思っているのか? 確かに苦しい状況なのは分かるが、「誰も書かないなら俺が書く!」と敢えて井上記者が武藤ゼンニッポンに苦言を呈す! 数字や金額は具体的な上に、関西の興行事情も手に取るようにわかる大変貴重な資料をミルホンネット読者だけにタブー公開。既存の媒体では掲載不可能な内容となっている。 力皇猛の負傷欠場により新日本プロレス6・19大阪府立で行われるIWGPヘビー級戦の挑戦者が潮崎豪に変更された。普通に考えればすでにチケットも発売されているビッグマッチのメーンカードが直前で変更になるのは興行にとっては大きなマイナスだが、集客面を考えても真壁刀義VS潮崎は、真壁VS力皇を上回るだけに新日プロにとってはラッキーな挑戦者交代かもしれない。 しかし、一部の新日ファンはIWGPベルトがノアへ流出することを心配している。潮崎はノア・マットにおいて力皇よりワンランク上の選手であることに加え、次期GHCシングル王者と目されているためだ。 そこで例によって井上譲二記者に真壁VS潮崎の勝敗予想をやってもらった。直前で挑戦者が変更になるという不測の事態が起きたにも関わらず、井上記者は敢えて大胆な予想を立てた! 興味深い分析にはハッとさせられるに違いない。 「プロレス界の人間って薄情なヤツばかりだ!」 かつて、引退した選手やレフェリーが口にした言葉である。事実、ミスター高橋が引退後に新日プロの日本武道館大会を訪れたときには、長州力から「今日は何か用事でもあって来たんですか」と言われ、ほかの選手からもシカトされたという。もちろん、プロレス本としてはベストセラーとなった『流血の魔術 最強の演技』を出版する前の出来事である。 だが、マイティ井上のように温かく送り出されたレフェリーがいることも忘れてはならない。井上自身、マット界を去って5カ月後にノアやファンからこれほど手厚いもてなしを受けるとは夢にも思っていなかった。先日亡くなったラッシャー木村さんに関するエピソードを含めて、たまにはマット界のちょっといい話をお届けしよう。もちろん、クエストで収録されたビデオの内容以下、取材の成果も十分だ。 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2009』では、巻頭記事を紹介しているのだが、目玉はプロレス専門誌には出来ない坂口征二の過激インタビューだ。これは『週刊ファイト』時代に坂口と密のコミュニケーションを取ってきた井上記者だからこそ、掲載を許された記事と言える。しかも無料のネットでも、誰でも読むことが出来る専門誌でもなく、この『マット界舞台裏』が真の情報を得たい者だけがカネを払って入手できる電子書籍だからこそ。 そして肝心の巻頭記事だが、昨年8・9IGFの有明コロシアムに、当初出場予定だった長州力が、最終的にIGF参戦が消滅した原因に迫っている。すでにIGFには藤波辰爾や初代タイガーマスク、藤原喜明らが参戦しており、長州の参戦も一見何の問題もないように思えるが、その裏では長州にIGF参戦をストップさせた“黒幕”が存在していたのだ・・・ 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、先週号が急遽『ラッシャー木村追悼号』になったため、ダウンロード商品の限界容量から収録を見送った『5・23T-1フタミ塾』のレポートが解禁。ご安心あれ、こちらもミルホンネットの完全独占なので、他媒体に出し抜かれることはない。この日、AKyさんの絶妙のリードもあって、ガチトークは終電間際になっても延長につぐ、延長。泣く泣く帰らざるを得ないお客さんもいたが、大変に盛り上がったことは間違いない。 変わったところでは、新宿・歌舞伎町にあるDDT直営の『エビスコ酒場』潜入ルポが、豊富なカラー写真メニューで食欲をそそる。酒好きにはユニークなサービスが仕掛けられており、なるほど、プロレスとは無関係でも楽しめるお店となっている。 ますますパワーアップしている海外情報局は、今週も特大仕様だ。特に目玉なのが、『UFC 114』の裏テーマともなった「アンクル・トム発言」の背景分析を、徹底的に掘り下げた記事であろう。無料ブログに載っている上辺だけの紹介レベルではないので、これこそ購入すべきだと自信をもって勧められる。 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。 <今週の見出し> ▼ビッグマッチのカードが弱過ぎるー武藤ゼンニッポンに苦言を呈す! ▼敢えて急遽挑戦者が変更になったIWGPヘビー級戦の勝敗予想! ▼薄情なヤツばかりのプロレス界かと思いきや、温かく送り出されたマイティ井上 <アーカイブス2009> ▼長州の8・9IGF参戦が消滅!? <ファイト!ミルホンネット編集部> ▼T-1二見社長AKyガチトーク『LOVEトライアングルの行方』の未公開箇所 ▼DDT直営の居酒屋『エビスコ酒場』訪問記(全8ページ) ▼タブー満載企画<海外情報局vol.40>スーパーワイド版 『UFC 114: Rampage vs. Evans』&『It's Showtime』大特集+アンクル・トム問題徹底検証 ・『UFC 114: Rampage vs. Evans』ランペイジvs.エヴァンス完全決着 ・『UFC Fan Expo』五味、宇野が共に一本負け 若きグラップラー台頭 ・ジャクソンvs.エヴァンス別分析「アンクル・トム」発言とアメリカ人種問題 ・ランディの前妻キム・クートゥアが家庭内暴力逮捕-恐妻伝説健在 ・『It's Showtime』バダ・ハリ再び反則暴走で大ブーイング、王座移動 ・『It's Showtime』来年トーナメントを開催! K-1対抗豪華メンバー揃う ★合わせて読めばさらに楽しめる! ・追悼企画!ラッシャー木村さん秘蔵エピソード5連発 ・全日プロに早くも資金繰りが苦しいという噂 ・元『週刊ファイト』編集長によるIGF大阪大会リポート ・「近々、どデカイことをやる」と語ったT山本の真意は? ・全日プロを退団する小島に、新日プロ『G1』で復帰説 全日プロへの苦言と、急遽挑戦者が変更になったIWGP戦の勝敗予想! UFC「アンクル・トム」発言徹底検証、T-1フタミ塾潜入ルポ、エビスコ酒場紹介 週刊マット界舞台裏'10年6月10日号商品コード inouejojiz178価格 250 円在庫切れウィッシュリストに追加する » 投稿ナビゲーション JWA東海より脇海道弘一と名古屋の英雄ウルトラマンロビンの大特集DVDが発売UFC「アンクル・トム」発言徹底検証、T-1フタミ塾潜入ルポ、エビスコ酒場紹介~『マット界舞台裏6月10日号』発売