『Strikeforce NASHVILLE』リアルタイム速報

青木真也が参戦する事で日本でも注目度の高い、『Strikeforce NASHVILLE』が4月17日(現地時間)に開催される。開催は音楽の都、ナッシュビルだ。日本でもニコニコ動画でメインの試合は放送されるという盛り上がり方だ。
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※リアルタイムではリロードしてお楽しみください。
<ストライクフォース世界ミドル級選手権試合 5分5R>
○ジェイク・シールズ(王者)
(判定 3-0)
●ダン・ヘンダーソン(挑戦者)
この試合で契約が切れるシールズは、試合後にUFCに移籍の噂が広まっている。しかし、実際は、チャンピオンのままなら、もう1試合延長契約があることをスコット・コーカーは明かした。今回の試合が終わったあとにじっくり交渉するつもりだそうだ。
シールズも「UFCは魅力的だが、ストライク・フォースとはよい関係である」ことを強調、全ては試合後であって、まずはダン・ヘンダーソン戦に集中したいところだろう。
いきなりダン・ヘンのラッシュ、フックでダウンを奪い襲い掛かるヘンダーソンだが、ここでシールズがヘンダーソンの足を取り、足関節狙い。なんとか脱出するヘンダーソン、その後、スタンドではヘンダーソンが優勢、しかしシールズも積極的に応戦、テイクダウン狙いといい動きを見せる。
そして、2Rは一転、グランドに持ち込む事に成功したシールズが、マウントポジションを奪い、一方的にマウント・パンチをヘンダーソンに叩きこむ。
これで、調子が出てきたのが、その後のラウンドもテイクダウンを奪い、グランドではマウントを取り、殴り続け、一方的に有利なまま試合を進めるシールズが判定勝ちで王座を防衛した。
シールズは下馬評を覆し、あのダン・ヘンダーソンに完勝、結果を見れば、シーザー・グレイシー一門が2連勝で強さを見せた大会になった。
試合後、インタビューを受けているシールズにジェイソン・ミラーが乱入。シールズと口論、そして乱闘となりケージの中は大混乱。新しい抗争が勃発の予感だ。
<ストライクフォース世界ライト級選手権試合 5分5R>
○ギルバート・メレンデス(王者)
(判定 3-0)
●青木真也(挑戦者)
王者メレンデスが、立って殴り続けて勝つとゲームプランまで明かしている。日本で再戦も構わないと語っているが、まずは地元で青木真也に完全勝利して、二度と戦いたくないと思わせるのが一番だろう。青木としては、五味敗北を受ける形なので、今から再戦どうこう考えるよりも、どんな形でも今回、勝利したいところだ。
ケージ中央のメレンデスの周りを回る青木という感じでメレンデス優勢、青木はサミングで注意を受ける。テイクダウンを切られるので引き込みを狙う青木だが、メレンデスは誘いに乗らない。慎重に青木の顔面にパンチを落として、すぐにスタンドに戻るメレンデス。青木はスタンドではケージを背にし、テイクダウンは切られ、引き込みでなんとかグランドに持ち込んでも、下になり、メレンデスが殴って立ちあがる展開が続く。ラウンドが進むにつれ、グランドでもケージに押し込み、メレンデスの強烈なパウンドが決まる様になり、青木は防戦一方に。青木のやりたい事は全てメレンデスに読まれ、対策を練られているので、ラウンドが進むにつれ、一方的なメレンデスのリードになっていく。青木は苦し紛れに、寝転んでいざりの様に這って動くので、そこにメレンデスが打撃を打ち込むと、四点ポジションで打撃だと注意を受ける。青木の動きに会場から失笑、そして這って動くを繰り返すのでブーイングが起こる。まったく打つ手がない青木に、メレンデスが余裕でスタンド、グランドで攻め続け判定勝ち。
青木は18回、タックルに行って全て失敗というデータまで画面に映し出されて評価を落とす結果に。
これで、五味に続き、青木という日本軽量級を代表する選手が相次いで完敗という結果になった。
<ストライクフォース世界ライトヘビー級選手権試合 5分5R>
○キング・モー(挑戦者)
(判定 3-0)
●ゲガール・ムサシ(王者)
下馬評はムサシ有利で、ムサシも早い時間に試合を終わらせたいと語っている。また今後は3階級(ヘビー、ライトヘビー、ミドル)で王者になりたい、まずはミドル級のダン・ヘンダーソン、そして2年後にはヘビー級にと語っている。余裕を見せる王者に挑戦者のモーは意地を見せることが出来るだろうか注目だ。
試合は片足タックルからテイクダウンを奪うモー。ムサシも下から足を使い三角など仕掛けるがモーはそれを潰してパウンドで攻め続ける。モー優勢の展開で、ムサシは何とか一度は立ち、膝蹴りで攻めるもモーが再びケージに押し込んでテイクダウンしてパウンド。2R以降もかつてのハンマー・ハウス勢の様にテイクダウン→パウンドを続けるモー。2R後半からスタミナが切れそうなモーだが、それでもひたすらテイクダウン、パウンド戦法でムサシを追い詰める。モーにここまでスタミナがあると思わなかったムサシは逆にグランドで下になる状態が続き、逆にスタミナ切れ気味に。ムサシはスタンドでもモーの重いパンチを食らい、そしてテイクダウンされ防戦一方の状況に。会場からは、戦極の様に「キング!モー!」のコールが巻き起こる。ムサシは下からの蹴り上げで反則減点まで取られてしまい、そのまま最終ラウンドまで、テイクダウン→パウンド戦法を貫いたモーが判定勝ちして、新王者に。ムサシは良い所なく敗れ、本格的なレスリング系への弱点が露見した。
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アンダー・カード
<ミドル級 5分3R>
○ジェイソン“メイヘム”ミラー
(1R 3分9秒 TKO)
●ティム・スタウト
<ライトヘビー級 5分3R>
○オーヴィンス・サンプル―
(1R 0分47秒 TKO)
●クリス・ホーク
<ウェルター級 5分3R>
○アンディ・アーリッチ
(1R 1分36秒 チョーク)
●ダスティン・ウエスト
<ライトヘビー級 5分3R>
○ケール・ヤーブロー
(2R TKO)
●ジョシュ・ショックマン
<ミドル級 5分3R>
○ザック・アンダーウッド
(判定)
●ハンター・ウォルシャム
<フライ級 5分3R>
○ダスティン・オーティズ 
(1R 4分27秒 チョーク)
●ジャスティン・ぺニントン 
<フェザー級 分3R>
○コディ・フロイド 
(3R 0分41秒 KO)
●トーマス・キャンベル 
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