週刊マット界舞台裏’10年4月08日号

【驚愕の全81ページ超特大号が280円】 昨年7月、「ラッシャー木村さんの現役最年長記録を破る」と豪語してノアを退団した“力道山ジュニア”百田光雄が、天龍プロジェクトの旗揚げ戦4・19新宿FACEでいよいよリング復帰を果たす!
 といっても、注目度、話題性はなきに等しい。そこでここでは記録や復帰第1戦を占うのではなく、百田のヤバイ(?)素顔を暴いてみた。
 ノアに辞表を叩きつけたあとの百田の動向や、いつも仏頂面のイメージがある百田に対する、周りのレスラーやスタッフの反応など、専門誌やスポーツ紙では決して報じられることのない、力道山ジュニアの意外な素顔とは・・・
 どの程度の興行成績を残せるかは別問題として、4・29新宿FACE『ベイダータイム5』の目玉カードであるビッグバン・ベイダー&ジェシー・ホワイト&スコーピオンvs.藤波辰爾&本田多聞&橋誠はなかなかの好カード。
 藤波と元ノア勢がどのようなチームプレーを披露するか? また10数年ぶりに対戦する藤波とベイダーがかつての名勝負を再現させられるか? 試合の見どころはいくつかあるが、藤波ら3人は久々のベイダー戦に戦々恐々……。
 だが、ベイダーのパワー殺法を恐れているのではなく、闘いぶり以外の“あること”に警戒心を強めているのだ。これはファンにとって笑える話であっても、対戦相手にはかなり深刻な問題といえるだろう。それを理由にベイダーとの対戦を嫌がる選手はたくさんいるのだから・・・
 予想通りというか、案の条というか、WWE殿堂入り式典に出席したアントニオ猪木が、東京スポーツにビンス・マクマホンJRとのツーショットを撮影させ、同紙も改めてIGF−WWEの交流を報じた。
 もし実現すれば、「マット界舞台裏」2月18日号で「IGFとWWEの交流なんてない!」と言い切った井上譲二記者は赤っ恥をかくだけでは済まない!
 しかし井上記者といえば、猪木ネタや飛ばし記事には定評のあった元「週刊ファイト」の編集長。猪木および東スポの“手の内”を知り尽くしていることもあって、全く心配していないという。特別に「マット界舞台裏」の読者だけに、その手の内をお教えしよう!
 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2009』では、井上記者が関川哲夫(ミスター・ポーゴ)著の『ある悪役レスラーの懺悔』の紹介と分析に、丸々1週分の「マット界舞台裏」を費やした異例の号を振り返っている。
 これはミルホンネットの電子書籍プロジェクトが認められて、単行本にまで昇華したものだからと、井上記者が気を遣った訳でもなければ、編集部が書評をお願いした事実もない。本人が「天下の『講談社』が刊行に踏み切ったのは単にプロレスのケーフェイの部分を露骨に書いているだけでなく、ポーゴの豊富なキャリアに基づいた体験談と波瀾万丈の人生に「誰が読んでも面白い!」との感触を掴んだからだと思う」と明言しているように、辛口で有名な元ファイト編集長がベタ誉めしているのだから、まだ『ある悪役レスラーの懺悔』を読んでいない人はもちろん、『ある極悪レスラーの懺悔』を読んだ人にもぜひ読んでもらいたい内容になっている。
 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、「仰げば尊し、わが師の恩」と題されたプロレス秘密基地シークレットベース、横浜赤レンガ大会誌上レポートのpart2から。シャドゥWXとヤマダマンポンドの壮絶な流血デスマッチの誌上再現がド迫力だ。メインの“清水基嗣デビュー10周年記念スペシャルタッグマッチ”には、師匠のウルティモ・ドラゴンが特別参戦。"闘龍門では一番出来の悪い奴だった"清水と校長のドラマは、読むだけでも涙を誘う感動のルポタージュとなっている。

(C)音楽写真師BIG板井
 場所を西調布に移して翌週に行われたシークレットベース・プラス2は、プロレスファン以外の人にも自分達のプロレスを見て欲しいという主旨を実践する大会だ。赤レンガホールでの「キッズダンサー」とのコラボレーション。そして今回はC@GIRLS事務局プレゼンツという体裁で、「アイドルイベント」とのコラボレーションとなった。
 例えば第3試合は〈埼玉県越谷市大袋駅前・おっちーずバー『アミーゴ』スポンサードマッチ〉と紹介され、“スタンディングバウト”3分5ラウンド 梅田あくせるvs.空手マミーのカードが提供されている。「梅田あくせる」はお笑いコンビ「梅猿」の一人であり、元プロボクサーなのだ。
 メインイベントは“シークレットベースでフリーダムなEメイン”と謳われ、清水基嗣、小川内潤、田村和宏(STYLE−E)組が、CHANGO、アミーゴ鈴木、神威(FREEDOMS)組と激突している。インディーマニアには、何気に豪華な6人タッグかも知れない。こういった末端興行の実態は、専門誌でも取り上げられていないだけに、ここまで徹底的に詳細するミルホンネットは、ある意味で快挙に違いない。マニアは絶対に買うべしなのだ!
 真の目玉は、前田光世&トウカイブシドーデビュー15周年記念大会「BRIDGE」に向けてフリーライター征木大智が敢行した前田光世・トウカイブシドーロングインタビューに尽きる。「誰だよ、その選手聞いたことがないゾ!」〜ごもっともではあるのですが、有名選手の広報インタビューなんて一体どこが面白いのかな? 無名選手(失礼!)に15ページの記事を割くって、これはクレイジーなのか? 買われた方がご自身でお確かめ下さい。
 海外情報局の濃い味は、定期購読者には病みつきになるだろう。浅はかな表面ニュースばかりになってしまったネット情報の氾濫に対抗、マニアが知りたい知られざるネタを掘り下げていく。今号はUFC111分析、ボブ・サップ復帰勝利の裏、ポーランドからは怪力世界一男のMMA挑戦を取り上げている。

バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。
<今週の見出し>
▼4・19天龍プロジェクトで復帰する百田光雄のヤバイ(?)素顔を暴く!
▼ファンは笑えても対戦相手には深刻!? 皆がベイダーとの対戦を嫌がる理由
▼猪木がビンスと接触! IGF−WWEの交流実現の可能性は?
<アーカイブス2009>
▼『ある悪役レスラーの懺悔』には出てこないミスター・ポーゴの知られざる仰天エピソード
<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼3・22プロレス秘密基地シークレットベース
横浜赤レンガ大会誌上レポート?ウルティモ清水師弟対決
▼C@GIRLS事務局プレゼンツ3・28シークレットベース・プラス
西調布格闘技アリーナ大会完全ドキュメント
▼前田光世・トウカイブシドーロングインタビュー
プロレス界の「橋渡し」
▼タブー満載企画<海外情報局vol.31>
UFC111分析 サップ復帰も… 怪力世界一男MMA挑戦
・『UFC111 St-Pierre vs Hardy』カーウィン衝撃勝利で本物証明
・ボブ・サップ欧州で復活勝利も、総合ルール+相手も直前変更とは
・マリウス・プジアノウスキーMMA第ニ戦vs.川口雄介が決まる!
・SRC東欧戦士マメッド・ハリドヴも復帰戦、ポーランドKSWが熱い!

★合わせて読めばさらに楽しめる!
ナゾ多き団体・ノアに新たなる疑問が浮上!
武藤の長期欠場で全日プロが窒息寸前!
どこも報じていないノア伊藤旭彦の引退理由
武道館大会が連続で不入りのノア。ドーム大会は中止か!?
猪木は監禁男と“悪夢の再会”をしてしまったのか!?

迷わず買えよ、買えばわかるさ〜前田光世・トウカイブシドーロングインタビュー
東スポが報じた「IGF−WWE8月に交流実現」のニュースが本当かどうかに迫る!

週刊マット界舞台裏'10年4月08日号

商品コード inouejojiz169

価格 280 円

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