週刊マット界舞台裏’10年4月01日号

 三沢光晴さんが他界するまでのプロレスリング・ノアはスキャンダルとは無縁の団体だったが、昨年7月の百田光雄の電撃退団以来、内部のドロドロした部分が一気に噴き出した。
 現在は完全に鎮静化しているものの、今後、何が起こるか分からないという危険性は十分。3・20後楽園ホール大会ではメーンの試合が無効試合となり、観客が暴動寸前の騒ぎに! ノアのファンがあれほど激怒したのは珍しいこと。
 相変わらずケガ人も続出しており、依然としてノアの歯車が狂っているような気がしてならない。また、この団体にはナゾと秘密が多いことも事実。そんな中、新たにある疑問が持ち上がった! 定期購読の皆様からリクエストの多かったノアの裏側を、通常の倍の量による巻頭記事で徹底検証いたします。
 先の全日本プロレス3・21両国国技館で起こった、まさかの三冠王者交代劇。実力、人気、ビジュアルなど、あらゆる面で小島聡より劣る浜亮太が大金星を挙げたことは、ファンのみならずマスコミにとってもビッグサプライズであった。
 しかし、井上譲二記者は「これで今後の三冠戦線が分かりやすくなった」と早速、裏読みを始めた。三冠王者・浜の初防衛戦の相手は、4・3久喜大会から開幕する『チャンピオン・カーニバル』の優勝者となる。『チャンピオン・カーニバル』の出場メンバーも発表されたため、誰が優勝するかを考えていけば、自ずと浜の初防衛戦の相手が見えてくる。さて、誰がいつ、どこで浜を三冠王座から引きずり落とすのか・・・!?
 一時の崩壊危機からは何とか脱出したものの、すっかり弱小化してしまったゼロワン。活動休止に追い込まれながらも、坂田亘が1人で活動継続を発表した『ハッスル』残党との合体がウワサされるようでは、この団体の再浮上はない。
 来年の旗揚げ10周年を迎える前に体勢を整えたいところだが、今のところその手だてはみつかっていない。ところが、同団体の仕掛人である中村祥之氏は、道場の買い戻しをもくろんでいるという情報をキャッチ! その真意は不明だが、この東京・芝にある道場はかつてゼロワンの道場として使われていたのだが、その後PRIDEや『ハッスル』の道場としても使われた“思い出”の地なのだ。
 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2009』は、激ヤバなレスラーやプロレス関係者の“裏ネタ”が多数掲載されている。興味があるなら購入して下さいという以外に、中身を再紹介するのは難しい。それくらいヤバいネタなのだ。
 例えば「かつて女子プロレス団体の社長や女子格闘技イベントプロデューサーを務めてたA氏に、よせばいいのに借金を頼み込んだ専門誌の記者の話」は、しばらくの間、何度も「誰なんですか」と聞かれものだ。
 「買えよ〜」と言いたいところなのだが、紹介文だけ読まれてわかった気になられても困るという典型であろう。そのため、ここでも紹介文を書くのは難しい!
 大変申し訳ないが、少しでも興味を持った方にはぜひ購入してもらいたい。決して損はさせない!
 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、お知らせブログ欄で約束したように、井上譲二著『「つくりごと」の世界に生きて・プロレス記者という人生』のノーカット版書評から。
 シークレットベース横浜赤レンガ大会は、盛りだくさんの内容だったために2週に分けてお伝えせざるをえない。今号では、「団体」や「ユニット」ではなく、「イベント」であるというシークレットベースの秘密兵器である、キッズダンサー達によるオープニングの模様から。さらには、闘龍門の9期生である沖本、高梨、田島対11期生のCHANGO、アミーゴ、フェリスト戦。このシークレットベースで合流した「闘龍門11期生と、それぞれが別の道を歩いている闘龍門9期生とによる6人タッグマッチ」も余すところなく詳細されている。ドラマを知るマニア層には、いかに注目のカードであったことか…。

 今号の目玉は、超ワイド版大特集となった海外情報局であろう。総合格闘技の『UFC 111』、ハルク・ホーガン政権でのプロレスのTNAと、開催目前のWWE『レッスルマニア 26』直前情報、さらには海外での様々なキック大会の模様まで網羅してあるから、その守備範囲の広さに驚かされる。
 ネットのでたらめな要約程度の海外ニュースで果たして君は満足しているのだろうか? ミルホンネットは本物を追及いたします! アリゾナ州現地からの『レッスルマニア 26』レポートにもご期待下さい。
 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。
<今週の見出し>
▼不可解なことやナゾが多いノアに、新たなる疑問が浮上!
▼ビッグサプライズだった浜の三冠王座奪取だが、早くも次期王者を大予想!
▼来年のゼロワン旗揚げ10周年に向け、道場買い戻しをもくろむ中村氏
<アーカイブス2009>
▼超ヤバい! レスラー・関係者の裏ネタ4連発!
<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼元週刊ファイト編集長・井上譲二の精魂の筆!『「つくりごと」の世界に生きて・プロレス記者という人生』はプロの視点、批評眼にうならされる好著だ! 全長版書評収録
▼Ire animadamente!!(陽気に行こうぜ!!)
3・22「プロレス秘密基地」シークレットベース横浜赤レンガ大会誌上レポート?
▼タブー満載企画<海外情報局vol.30>
UFC WWE TNA ビッグマッチ目白押し バダ・ハリ逮捕か?
・『UFC111 St-Pierre vs Hardy』開催迫る!
・チアゴ・アウベスがアスレチック・コミッションから『UFC 111』取消に
・『UFC on Versus 1: VERA vs JONES』ジョーンズがブレイク!
・『TNA PPV DestinationX』ホーガン体制が強まる
・ミルホンネット特派員派遣〜『レッスル・マニア26』開催迫る!
・バダ・ハリ暴力事件に関与か?ガオグライ、ステファン・レコ勝利!
★合わせて読めばさらに楽しめる!
武藤の長期欠場で全日プロが失速寸前!
どこも報じていないノア伊藤旭彦の引退理由
武道館大会が連続で不入りのノア。ドーム大会は中止か!?
猪木は監禁男と“悪夢の再会”をしてしまったのか!?
猪木の人気の秘訣は、ずっと人前で“芝居”を続けてきたから

ココが変だよ、プロレスリング・ノア!

週刊マット界舞台裏'10年4月01日号

商品コード inouejojiz168

価格 250 円

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