今週の「マット界舞台裏」は、ココが変だよ、プロレスリング・ノア!

10.04.01BUTAIURA.jpg やはり“ノアネタ”は読者の反応もいいようだ。
 プロレスマスコミやスポーツ紙で報じられるノアネタというのは、基本的にはリング上のことばかり。そこに物足りなさを感じているファンが多いのだろう。
 その点、確かな情報筋から確度の高いネタを仕入れることが出来る、元「週刊ファイト」編集長の井上譲二記者による「マット界舞台裏」で、取り上げるノアネタはファン待望ということのようだ。
 そこで今週も井上記者は新たなノアネタを入手した。
 三沢光晴さんが他界するまでのノアは、スキャンダルとは無縁の団体だった。それが昨年7月の百田光雄の電撃退団をキッカケにして、内部のドロドロした部分が一気に噴き出した。
 プロレスファンの間では人気の高い別冊宝島のムック本でも、ノアの裏事情が大々的に取り上げられたのは記憶に新しい。
 現在は主力選手が次々にケガをして欠場していることもあり、そういった話題は鎮静化しているものの、それは所詮休火山みたいなもので、今後、何かをキッカケにドーンと爆発してしまう危険性は十分にあると見ていいだろう。
 ハッキリ言ってノアに関しては、まだ表に出たことのほうが少ない!
 新日本プロレスや全日本プロレスに比べると、この団体にはナゾと秘密が多いのは皆さんもお分かりだろう。
 今週の「マット界舞台裏」では井上記者が、改めて選手やフロントでさえ真相を知らない不可解なことやナゾをいくつか挙げているのだが、最近では3・30後楽園ホールのメーン(力皇猛&モハメド・ヨネVSビッグ村上&臼田勝美)が無効試合となり、暴動寸前の騒ぎになるという事態まで発生!
 ファンから絶大なる信頼感のある丸藤正道が出てきて、事態を収拾しようと「このまま続けても試合にならないので、3・26千葉大会でタイトルマッチという形で再戦させます」と発言したのだが、これが逆に「後楽園のファンを軽視しているのか!」と観客の反感を買ってしまう始末。
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 もう何もかもがちぐはぐというか、歯車が狂ってしまっているような印象さえ受ける現在のノアだが、井上記者はそんなノアに新たな疑問を持ってしまった!
 この疑問を指摘しているマスコミや関係者、ファンはまだ少ないだろう。
 早速、井上記者はこの疑問に関して、何らかのヒントになるのではないかと、他団体の関係者にも“探り”を入れている。すると、なかなか辛らつな発言が飛び出した!
 今週の「マット界舞台裏」の巻頭記事は、言わば「ココが変だよ、プロレスリング・ノア」なのだ。
週刊マット界舞台裏'10年4月01日号