週刊マット界舞台裏’10年2月25日号 2010-02-19 02:532017-02-21 10:57 ebook-現在欠番中, 井上譲二:週刊ファイト元編集長 ツイート メディアへの露出度と知名度では、いまだプロレス界ナンバー1であるアントニオ猪木。プロレスデビュー50周年を迎えた今年、ますます脚光を浴びるのは間違いなさそうだが、30数年にわたって猪木の動向を注視してきた『週刊ファイト』元編集長・井上譲二記者は人気維持の秘訣について「ずっと人前で“芝居”を続けてきた賜物」と分析した。 一体、どういうことなのか? 確かにプロレスラーは人前で“芝居”をするのが得意そうだが、猪木の場合は単にそういうことではない。天才的な才能で“表の顔”と“裏の顔”を使い分ける猪木・・・67歳になっても一般マスコミやメディアから重宝される秘訣を、『マット界舞台裏』の読者にだけお教えしよう! 去る2月12日、債権者によって差し押さえられたはずのハッスル道場にて、“小池の旦那”こと坂田亘が緊急記者会見を開いた。 マスコミを集めた坂田は、まさかの『ハッスル』復活を力強く宣言! 取材したマスコミも、その報道を見たファンや業界関係者もかなり驚いただろう。しかし、同団体には多額の未払い金があるなど問題山積み。また、いくら坂田が「俺がやることがハッスル」と言っても、元メンバーの半数くらいそろえない限り、それは『ハッスル』とは言えない。 坂田はどのような手段で『ハッスル』再建を推し進めていくのか!? 井上記者は坂田の『ハッスル』復活宣言の背景に隠れた、知られざる涙の“友情物語”にも注目した! 日本では「ジャイアント馬場にNWA世界王座を明け渡した男」として知られるジャック・ブリスコが去る2月1日(米国時間)、米フロリダ州で死去した。享年68。近年は循環器系の問題や肺気腫にかかるなどに健康に問題を抱えており、亡くなる数週間前に開胸手術を行い、リハビリを受けている最中であった。 公私ともに“正統派”を貫いたレスラーだけに、いまのファンが知っても「ヘェ〜」と驚くほどのエピソードはないが、意外にもルー・テーズ以降のNWA世界ヘビー級王者の中では最高の年収を稼いでいる! ただ、それはハーリー・レイスやドリー&テリー、リック・フレアーら歴代王者よりもブリスコの集客力が上回っていたからではない。何とある試合で、法外なファイトマネーが支払われたためである。果たして、その試合とは? そう、プロレスファンなら誰もが知っているであろう、あの試合だ! 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2009』では、3・18後楽園大会で天龍源一郎と一騎打ちを行う初代タイガーマスク率いるリアルジャパンについて書かれている。一年前のリアルジャパンは初代タイガーと長州力の対決が話題だった。初代タイガーと長州はここから何度か対戦し、その後藤波辰爾を加えた“金8トリオ”を結成してプロレス界を盛り上げたが、何も最初から初代タイガーと長州の間には仲良しこよしの同窓会ムードが漂っていたわけでない。 長州はシュートな試合に対してはかなりデリケートで、K−1から1億円でオファーされてもあっさり断ったのは有名な話。それだけに初代タイガーマスクこと佐山サトルに対して、長州がかなりデリケートになっていたこともあったとか・・・。 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、2・7パンクラスPASSIONツアー詳細の第二弾として、久松勇二がKEI山宮に判定で競り勝った注目の一戦を迫力のグラフで振り返る。公開練習ではタイガーマスクに変身、入場時は”愚零闘KEI”の山宮だったが、しつこく、しぶといピンク・タイフーンの久松先生にやられてしまった! タブー情報を購読者のみにお伝えする人気の<海外情報局>。今回はまず、五味隆典、岡見勇信、宇野薫らの参戦で日本のファンの注目を集める3・31Ultimate Fight Night(UFN)から。お知らせブログ欄では、独占スクープとしてテレビ東京のゴールデン放送をもお伝えしたが、さらに詳細に追うほか、そのスクープで他マスコミも騒ぎ出したものの、その中身は… さらには直前となった『UFC110』、アブダビ開催で話題の『UFC112』他、UFCの様々な話題を取り上げる。マニアなら必読であろう。ほかにも、今週号の海外局は盛りだくさんだ。他メディアでは紹介されていないブラジル『ビテッチ・コンバット』出場選手情報や、放送日が月曜に移動することが決定、いよいよRAWとの「月曜TV戦争」に挑むTNAのPPV大会結果速報等、ミルホンでしか読めない海外情報がぎっしり満載である。 そして今号の目玉が、フリーライター征木大智による『我、警鐘ヲ発スル者ナリ』と題された、インディ興行の舞台裏ドキュメントだ。前回2月18日号で「頑固プロレス4周年記念」大会のルポをお届けして、その存在すら知らなかった定期購読のお客様からも好評だったが、それは表バージョンに過ぎなかった。ここでは、大会終了後に行われた反省会のやりとりを公開。フリーダムスのGENTAROが口火を切るところから、禁断のレポートが始まる。 また、アイアンマン西田レフェリーのインタビュー、大久保一樹代表の総括と続く内容は、現在のインディ団体に所属するレスラーにとって、とても大切な教訓が詰まっている。簡単で単純な事だけど「ひょっとして忘れられているのではないか」と感じられる事とは? それらが全て凝縮していると言える、非常に興味深い内容に仕上がった。これは、一つの小さな在京インディ団体から、全国の団体に送る警鐘メッセージなのだ。 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。 <今週の見出し> ▼猪木の人気の秘訣は、ずっと人前で“芝居”を続けてきたから! ▼坂田亘がまさかの『ハッスル』復活宣言! その背景に友情物語が… ▼なぜJ・ブリスコがNWA世界王者の中で最高の年収を稼げたのか? <アーカイブス2009> ▼長州が佐山を警戒するようになった3回の事件 <ファイト!ミルホンネット編集部> ▼2・7パンクラス久松勇二vs.KEI山宮 ▼タブー続出企画<海外情報局vol.25> ・3・31Ultimate Fight Night(UFN)五味隆典UFCデビュー戦 ・豪州『UFC110』ノゲイラ、シウバ、ミルコ出陣+『UFC112』カード変更 ・『It's Showtime PRAGUE』バダ・ハリ、ドラゴ、ダニエル・ギタが激勝 ・『Bitetti Combat 6』パウロ・フィリオvs.佐々木有生、Jモンソン参戦 ・『PPV Against All Odds』Mr.アンダーソンがKアングルに勝利も優勝は… ▼我、警鐘ヲ発スル者ナリby征木大智 今考える、「プロ」として「魅せる」もの ★合わせて読めばさらに楽しめる! ・猪木殿堂入りでIGFとWWEの交流発展の可能性は? ・WWE殿堂入りした猪木がとんでもない難敵と再会!? ・戦極を離脱した吉田道場がDREAMに接触か!? ・『格通』休刊決定! 『週プロ』は大丈夫か? ・井上記者のミスにより、スクープネタをあの男が横取り! ・ノアが再浮上をもくろむマル秘プランとは… ・ウソか誠か、猪木“重病説”を再検証! 猪木の人気の秘密と、『ハッスル』復活を宣言した坂田に迫る! 週刊マット界舞台裏'10年2月25日号商品コード inouejojiz163価格 250 円在庫切れウィッシュリストに追加する » 投稿ナビゲーション 3・22パンクラス大阪アゼリア大正、岩見谷智義vs.ストラッサー起一以下試合順決定ミスターポーゴ参戦2・20『HERO』新木場大会、マット界舞台裏2月25日号発売