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2008年09月 アーカイブ

2008年09月01日

「風香祭り5・風香の奈良凱旋〜」8・31やまと郡山城大ホールは地元民も詰めかけて大盛況!!

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 昨今のプロレスに予備知識がないお客様が老いも若きもすんなり楽しめ拍手喝采なのが、歌って踊って闘って魅せる、明るく華やかさが売りなのが風香興行である。

 風香の地元、奈良で開催された今大会『風香祭り5』は、チャリテイーイベントとして行われた。「あの風香ちゃんが地元に帰ってくる!」という感じで開催された格好だが、駅の近くの弁当屋などにも風香興行のチラシが置かれていたのが印象的だった。
 観客は地元民が多かったようだが、風香や柿本一家以外の”暴走王”堀田祐美子の試合などでもおおいに沸いていたし、大成功の部類だったのではと思われた。
 年に少なくとも1度の奈良のお祭りの1つとして定着してほしいものである。


   
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会場となったやまと郡山城大ホールは、いわゆるステージ型。壇上にリングがあり観客は1方向のみ。入り口付近に飾られていたユニークなイラストが目を引く。


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08.8.31fuka4.jpg 第4試合、高橋奈苗、風香対元気美佐恵、勇気彩組戦では引退を目前に控えた元気を相手に、ちびっ子の「風香ちゃんがんばれ」の声援を受け身長、体重差をものともせず果敢に向かっていく風香の姿はとても印象的であった。

 またやられっぷりも表情も実に良い。初勝利まで約1年半もかかり、プロレス界のハルウララと言われ人気先行と思われていた頃の面影は最早ない。

高橋と勝利を喜ぶ瞬間(写真下)

柿本ファミリー劇場は素敵なエンディングに〜『風香祭5』

08.8.31kakimoto1.jpg 奈良凱旋興行のエンディングマッチとなったのは、柿本ファミリー劇場だ。

 DDTプロレスリングの次男・大地の負傷欠場により、風香のパートナーは急遽、大地の指名でモンスターブラックに変更。対峙するは現職の小学校校長の父・政秀に、現職の奈良市市会議員の長男・元気。リングアナは、まだまだ大変お美しい今春まで現職の小学校校長先生を務めた母・信子である。

 父・政秀はブルースリー世代で、ヌンチャク捌きがおおいに様になっておりかなりの本格派である。つい同世代の者は感情移入をして見入ってしまう。体操仕込のコーナーポストからのバク転を、そしてダイビングボディアタックのアクションを見事に決めてみせる。日本中どこを探してもこんな校長先生は他にいるわけがない、とんでもスーパー校長である。

 坊主頭の長兄・元気の普段の市会議員の仕事ぶりが何かしら関心を持ってしまいたくなるような、濃度100パーセントキャラも特筆すべきものがある。家族で最も大柄な本格派レスラーの次男・大地の存在感が翳む感のする父と兄のアクの強さには、これは脱帽であろう。


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 途中でタッグパートナーが交代。風香と元気、政秀とモンスターが二転三転、1対3になったりで入れ替わり大いに笑わしてくれた。大地の豪腕ラリアットの加勢により、風香がモンスターからフォールを奪いフィニッシュ!

 エンディングは、希望の方に風香に祝福のため花束をお渡しするすてきな時間が設けられた。ライブには余韻を残すことが必要だ。近年の関西のプロレス興行のうち最も「お客様が来てよかった、次も期待、感心を持ってしまう」など、満足度が高い興行の1つではなかったろうか。
 誰もがハッピーに気持ちでホールをあとにしていた。


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開幕のダンシングチームはいれずみベイビー、最終的に風香が加わる。今後注目してほしいのはパニックパワーの4名(風香、紫雷姉妹、RICA:写真中央)のショーを観るだけで元が取れたような気分にさせられる。紫雷美央と、女子プロレスファンはぜひ今からでも要チェックのリングアナ兼パフォーマーのRICA(写真右、左)が客席を回る。ファンサービスも満点だ!


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美人姉妹の紫雷美央&イオはモテモテ。Opening Actとしてご当地出身歌手・松岡里果のライヴがあったが、休憩時間も彼女は着物姿のまま。


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第2試合では堀田祐美子がAKINOを絞首刑に。休憩時間にはロッシー小川も売店でグッズ売り。第3試合では「風香祭Men'sバトル」と題され、ジャンピング・キッド沖本がモンスター・ブラックと対戦した。

2008年09月03日

GENOME7の開催も決まり、活動休止説を一蹴したIGFだが…

 アントニオ猪木がスカパー!HDの発表会見にゲスト出演した際に、まだ詳細が明らかになっていなかったIGFの次回大会「GENOME7」を、11月24日に愛知体育館で開催することを発表した。
 次回大会が正式に決まったことで、ひとまず活動休止の噂を一蹴したわけだが、決してIGFの団体運営が順調というわけではない。それは多くのファンも気付いていることだと思うが、あれだけの大会場で、演出にもそこそこ金をかけ、あれだけ多くの外国人選手を招へいしているのにも関わらず、あれだけの客入りしか動員できていないのだ。

 IGFの親会社は皆さんもご存じの通り、英会話教室のNOVAや焼き肉屋さかいの親会社でもお馴染みのジー・コミュニケーションだが、すでにジー・コミュ側はIGFへの出資を渋り始めており、プロレス事業からの撤退も考えているという。
 それも当然だろう。そんな苦しい事情の中で、IGFは8月に新日本プロレスが“真夏の祭典”G1クライマックスの終盤戦を行う16、17日の直前にあたる15日に、同じ両国国技館で「GENOME6」の開催をぶつけていったが、興行的には惨敗を喫した。いくらIGFが新日をライバル視しているからといって、さすがにG1の前に両国大会をぶつけるのはあまりにも無謀だった。

 だが、実はそんなことはIGF関係者はもちろん、あの猪木ですら分かっていたことだったようだ。だからIGFは当初8月15日に両国国技館で大会を行うつもりはなかったのだ!
 しかし、そんなIGFに猪木を慕う、あるプロモーターが「私がスポンサーを連れてきて、そこが出資しますから、8月15日に両国で大会をやって、新日にケンカを売ってやりましょうよ!」と焚きつけたらしいのだ。

 「買い興行ならば」ということで、IGFも8・15両国大会をやることにしたわけだが、とくにそこに向けた準備も何もしていなかったので、旗揚げ一周年記念に、旗揚げの地で開催した大会の割には、とくに大きな仕掛けもなく無難な内容だったのは、皆さんもご存じの通り。

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 ところが事件は舞台裏で起きていたのである。今回の8・15両国大会開催を焚きつけたそのプロモーターが連れてくると豪語したスポンサーだが、なんと「そんな話は聞いていない!」とスポンサー料の支払いを拒否! 当然買い興行だと思っていたIGF側は大慌てで、そのプロモーターに問い詰めたようだが、そのプロモーターも事情が分からずてんやわんやに。
 買い興行とはいえ、プロレス村特有の口約束で、恐らく契約書すら交わしていなかったのだろうから、スポンサーから「聞いていない。払わない」と言われてしまったら、IGFとしては泣き寝入るしかなかったようで、結局8・15両国大会は買い興行ではなく、普通にIGF主催の興行ということに収まったようだ。

 そんなわけで、ただでさえ苦しい台所事情なのに、余計な“負債”まで抱え込む羽目になったIGF。それだけに活動休止寸前という報道は信憑性が高かった。
 では、なぜIGFが次回大会を開催できたかというと、それは元週刊ファイト編集長の井上譲二記者が「週刊マット界舞台裏'08年9月04日号」で詳しく書かれているので、そちらを参照されたい。

 世の中には「IGFなんてプロレス団体は知らんが、アントニオ猪木にだったら金を出してもいいぞ」という、“猪木信者”のお金持ちがまだまだいるらしい。これぞスーパースターの証なのか、はたまた猪木の人徳なのか…????
 それだけに金の臭いを嗅ぎつけて、猪木の周りには様々な人間が近寄ってきて、猪木を使って何とか金儲けをしようとしているらしい。そういう人たちが一致団結してIGFをもり立てていってくれるならファンとしては嬉しいが、どうもそういうわけでもなく、「アイツに金を渡してたまるか!」とか「アイツを追い出せ!」とか、各々が自分の保身しか考えずに、喧々諤々とやり合っているので、IGFの足並みはまったく揃っていない。

 ひとまず活動休止は免れたIGFだが、猪木の周りを取り巻く人間たちの内紛によって、内部から分裂・崩壊する可能性はまだまだあると見てよさそうだ。

2008年09月04日

歴史オタク的プロレス史6〜リングは戦場なり〜三沢光晴と徳川家康

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こんにちわ。歴史オタク、三瓶千詠です。

日本の歴史を紐解いていくと
ターニングポイントに必ず大事件が起こっております。
謀叛、御家騒動、下克上…
血なまぐさい匂いを感じるこれらの事件は
「歴史」と名のつくものに必要不可欠な要素であります。

それは手段はどうであれ、その時代にとってなくてはならない
「改革」であるからです。
円熟した時代であれば膿みを排除せんと立ちあがる革命児が生まれ
時の権力者と争います。
また群雄割拠の乱世では全国統一を夢見る人々が野望を抱き、
死闘を繰り広げるのです。

さて、現在のプロレスは日本史における「戦国時代」ではないかと
以前のコラムで少し触れさせていただきました。

多くの団体がひしめき合い、時には歩み寄り、時には敵対し、
レスラーのヘッドハンティングや離反、経営難で
活動が停止してしまった団体もあれば、
株式の過半数を取得され子会社化した団体もあります。
また、フリーとしてどの団体も属さずに戦うレスラーもおり、
まさに群雄割拠、戦国乱世というわけです。

さて、プロレス戦国時代における記憶に新しい大事件といったら、
全日から離脱した三沢光晴選手らによるプロレスリング・ノアの
旗揚げではないでしょうか?

1999年に全日の社長であったジャイアント馬場が逝去し、後継者選任が行われます。
そこで新たに社長として就任したのが三沢光晴氏でありました。
全日に新たな風を、と大胆な取り組みを行う三沢氏に対し、どっこい、
ジャイアント馬場の奥方は黙ってませんでした。
全日が培ってきた伝統こそが第一と優先する馬場夫人との軋轢は根深く、
三沢氏は社長解任となってしまったのでございます。

そこで黙っている三沢氏ではございません。
全日のレスラーと職員を引き連れ、新団体プロレスリング・ノアを
旗揚げしたのでございます。

これらの経緯はプロレスファンであれば周知の事実でございますが、
ここで敢えて話題にしたのは、日本史における戦国時代と同じ様なことが
繰り返されているなぁと思ったからです。

例えば徳川家康と豊臣政権でございます。
豊臣秀吉の家臣として豊臣政権に組み込まれた徳川家康でございますが、
服従しつつも虎視眈々と徳川の天下を狙っていたのでございます。

そして結果は…大阪夏の陣で決まりました。
豊臣秀頼、そして秀頼の母淀君、
淀君の乳母の子大野治長らは自害し、豊臣家は滅亡したのでございます。

徳川家康が豊臣家を滅亡させたのには、
単なる野心からではないと思うのです。
成り上がりの豊臣家には長く信頼関係を築いてきた恩顧の家臣に乏しく、
それでは長く泰平の世を持続できないと悟ったのではないでしょうか?
そして再び戦国乱世に戻らぬ様、自分が天下を治め終止符を打とうと
思ったのではないでしょうか?

三沢氏のノア立ち上げも、徳川家康と同じ印象を受けたのでございます。
裏切りや野心ではなく、プロレスそのものを愛するからこその決別であったのだと。
思わずにはいられないのでございます。

そこに人がいる限り、歴史は繰り返されていくものなのですなぁ。
しみじみと思う次第でございます。

山口敏太郎事務所 三瓶千詠(みかめゆきよみ)

1998年の決断、12・10丸藤vs三沢の秘話 『世界のスポーツ見聞録』��

2008年09月05日

ジョシュ・バーネットと鈴木みのるが映画DVDの解説に登場

 秋葉系オタクとして知られるジョシュ・バーネットと、鈴木みのるがホラー映画DVDの裏ジャケットに、コメントを寄せた。
 9月12日(金)に発売されるDVD“人喰殺人鬼 THE MAN-EATER”がその作品だ。“伝説の人喰男”鬼畜と化し処刑された男の壮絶な実話がベースだという。
 物語は第二次大戦後の1946年、貧しい中国本土から密航でタイに移民してきた青年シーウイが主人公。「物静かで気弱な彼を待ち受けていたのは、過酷な労働と激しい人種差別だった。孤独と劣悪な環境の中で、持病の喘息が徐々に悪化していく…。
 善良な男の心が壊れ、狂気が宿るその時――幼児を狙った未曾有の猟奇殺人が始まる!」という内容。

 
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【ジョシュ・バーネット解説文】
“ショッキング、そして悲しい。”この映画は、ただマニアックな殺人者を描くだけでなく、人間の行為が引き起こす悲劇の姿を捉えている。

【鈴木みのる解説文】
ホラーであって一筋縄のホラーではナイ!何が正しくて何が間違っているのかオレには解らなかった…深い映画である。

 セルは3990円、レンタルも開始されるタイ国制作の作品は、上海国際映画祭 公式選考作品 特別審査員賞とタイ国立フィルム協会大賞 最優秀音楽賞を受賞した。

2008年09月06日

10・1パンクラス15周年大会にKEI山宮対川村亮戦決定

 ついに因縁の再戦が決定した。07 年12 月22日のディファ有明大会、KEI山宮が川村亮から左フックでダウンを奪い判定勝ち。この時点でファビオ・シウバを除いては白星街道を続けていた川村の破竹の勢いを止めたのが山宮だ。以降、近藤有己にも微差で勝利をおさめ、金原弘光にはつけいる隙を見せなかった。
 このカードは第4 代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラス決定戦として行われる。このタイトルの初代王者は山宮だ。GRABAKA対ism抗争の原点でもある。15周年記念興行第一弾にふさわしいメインイベントが決定した。

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 また、ZSTのエース小谷直之がパンクラスに電撃参戦! ZSTのリングでは所英男やレメギウスを下している所に対して、小路伸亮の不透明な引退表明により、8月27日の第2代ライト級キング・オブ・パンクラス決定戦が流れた大石幸史が迎え撃つ。
 さらにはチームZSTから川名蘭輝が6月1日の村山トモキ戦に続き参戦。U-FILE CAMPの裕希斗もまた、その6月大会で清水俊裕をフロント・チョークで下してプロの洗礼を浴びせている。注目のバンタム級カードが決定した。
 そのSKアブソリュートの清水俊裕は、フライ級に落としてALLIANCE道場の刺客・石井拓麻を迎え撃つ。

 すでに決定している金原 弘光対ismの金井一朗戦を加えて、魅力のマッチメイクが発表された。

2008年09月07日

UFC88アトランタ現地観戦 チャック・リデルが陥落

 アトランタのフィリップス・アリーナで開催されたUFC88 BREAK THROUGHは入場者数者数14736人、チケット売り上げは260万ドルだと即時発表。これにPPV、マーチャタイジングあわせると大会の売り上げはいくらになるのだろう?
 アトランタ市内もモールなどには大きなUFCのポスターが貼られ、UFCのTシャツを着ている人間を多く見かけ盛り上がりを感じた。

 アンダーカードの第一試合から満員のアリーナは大盛り上がり。長南亮はホアン“ジュカオン”カルネイロに辛くも勝利したが、判定が逆でもおかしくない大接戦だった。
 次の試合からPPVが始まり、ケーブルTVのリアリティー番組TUF(ジ・アルティメット・ファイター)で活躍したマット・ブラウンの登場で盛り上がる。対戦相手が韓国のキム・ドンヒョンだったために大USAコールの中での接戦をものにしたキムには、最後まで厳しいブーイングが飛んでいた。

 ダン・ヘンダ―ソンは柔術マジシャンのホジマール“トッキーニョ”パリャレスのテイクダウンをほぼ封じ、足カンも冷静に対処し老獪さを発揮した。再びタイトル戦線へ復帰であろうか?
 リッチ・フランクリンとマット・ハミルは、聴覚障害のあるハミルと人気のフランクリンという注目の試合で1R押していたハミルが2R途中のローブローから失速、最後は3RミドルキックでKO負け、”数学教師”フランクリンもタイトル戦線に浮上した。

 メインのチャック・リデルとラシャド・エバンスは大ブーイングのエバンスと大人気のリデルという対照的な迎え入れ方から。GOODシェイプのリデルの勝利が予想される中、息を飲むエンディングに向かう。毎試合カウンター狙いのリデルに対し、逆に引いてリデルに追いかけさせる展開を作るエバンス。
 ”チャック”コールがこだまし、前に出ざる得ないリデルの調子がやや狂った。1R、2Rも同じ作戦で金網際に追い詰めアッパーを放ったリデルに、エバンスの綺麗なカウンターの右フックが炸裂しノックアウト! ハッピーエンドを期待したファンのため息が聞こえた大番狂わせが起こる。
 客の大ブーイングの中、己を誇示するエバンス、去就の決まらないティト・オーティズと引き分け、スーパースターのリデルをKOしたエバンスの次の試合が楽しみだ。

 TUFで一般に浸透したと考えられがちだが、一見さんへの配慮を怠らない会場には感心した。ビジョンを10個も多用したり試合進行などもスムーズで、観客を楽しますスペクテイター・スポーツとして大会が運営されている。コミッションの的確な選手管理、大会管理、選手のプロ意識も高く、こう着が少しでもあると大ブーイング、ある意味ブーイングがアグレッシブな試合、選手を育てている側面もある。
 日本再上陸の噂のあるUFC、世界MMAの頂点に立つプロモーションの日本大会開催が望まれる。

今週の「マット界舞台裏」は健介とノアの緊密さと、引退が近い(?)小川に迫る!

08.09.11BUTAIURA.jpg 「マット界舞台裏」の'08年8月14日号で井上譲二記者が、「今年4月、全日本・名古屋大会と新日本・大阪大会で、それぞれ三冠ヘビー級、IWGPヘビー級の王者が交代したが、もうひとつのメジャータイトルであるGHCヘビー級王座もノア9・6 日本武道館大会で森嶋猛から佐々木健介に移動する可能性が高まっている」と書いた通り、ノアの9・6日本武道館大会で森嶋猛を破り、佐々木健介が第13代GHCヘビー級王者となった。

 このことからも健介オフィスとノアの緊密さが想像できるが、今週の「マット界舞台裏」では、これまで米マットにはあまり縁がなく、いまやテレビタレントとしても売れっ子で多忙を極める健介が、ノアのあっせんでROHやWLWレスリングキャンプに参加することが決定したことが書かれている。
 米マット進出もいいが、GHCへビーも高山善廣以来、久しぶりの他団体流出となった。そこで健介には、GHCのベルトと「3大メジャー団体のタイトル制覇」という肩書きを引っさげて、今までのように様々なリングに上がってもらって業界全体を活性化してほしいところ。しかし、どうやらそれは難しいようだ…

 その突飛な言動がウケ、オリンピックが終了した今でも注目を集めている、北京五輪柔道男子100キロ超級で金メダリストに輝いた石井慧。金メダル獲得直後にカメラに向かって、ハッスルポーズをする姿を見たプロレスファンはさぞやビックリしたと思うが、石井がハッスルポーズの“考案者”である小川直也を尊敬しているのは有名な話。
 日本に帰国した石井が真っ先に小川に金メダル獲得を報告すると、小川は故橋本真也のキャッチフレーズである「破壊王」を石井に継承するよう提案。すると石井も自らの金メダルを小川道場に寄付するという、美しい師弟愛のエピソードも紹介された。

 ところがその裏で、小川は石井に対して「ハッスルポーズは2度とやるな」と釘を刺したという。確かに近年の小川はハッスルから距離を置き、ハッスルポーズもやっていない。いま小川の主戦場は、師匠アントニオ猪木が主宰するIGF。ハッスルポーズが小川の代名詞だったのは、過去の話である。
 だが、このブログや「マット界舞台裏」でも何度もお伝えしている通り、IGFにはつねに活動休止の噂がつきまとっている。万が一、IGFが活動休止や消滅するような事態となり、主戦場を失う事態になったら小川はどうするのか?

 小川は戦極の旗揚げ戦をリングサイドから観戦していたが、再び総合格闘技出陣か? それとも暴走柔道王として他団体に殴り込みか? それとも古巣・ハッスルに復帰か? そもそも小川はハッスルポーズこそ封印しているが、ハッスルから離脱したわけではなく、高田総統から「ハッスルから休養させる」と命じられたため、一時的に離れているだけのはずだが…
 石井の師匠だけあってその言動や行動はいまでも十分注目を集める小川だけに、“IGFの次”が気になるところが、なんと井上記者は「小川の引退は近い」「1年以内の引退もあり得る」と断言! 果たしてその理由とは…ぜひダウンロードしてご確認ください。

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 このほかにも、残念ながら開催が延期となった新韓国プロレスの国際大会で、アイドルレスラーの風香を意外な大物と対戦させる計画が浮上しているという話や、先日亡くなった“殺人狂”キラー・コワルスキーの意外な素顔、そして1年前には世界を股に掛けるあのレスラーや、誰も知る伝説のマスクマン、さらにはWWEでも活躍した新・大巨人など、バラエティに富んだレスラーが参戦する予定だったにもかかわらず、ちょうど1年前のこの時期に起こった日本の格闘技界を震撼させた“あの事件”のお陰で、急遽路線を変更する羽目になったIGFについて書かれた「マット界舞台裏アーカイブス2007」など、今週も読み応え十分! 是非ダウンロードしてお読みください。

週刊マット界舞台裏'08年9月11日号

2008年09月08日

パンクラス藤原大地が辛勝後に突然の引退宣言!

 安田隆夫社長率いるドン・キホーテ、木下工務店、株式会社コモンウェルス・エンターテインメント(CWE)の3社が一億円ずつ出資するWorld Victory Roadの子会社となり、15周年以降も存続の決まったパンクラス。
 ミルホンネットがいちはやく身売り情報を伝えて以来、5月27日付で�螢錙璽襯疋僖鵐�ラスクリエイトから、新会社�螢僖鵐�ラスに事業が譲渡され、その上で戦極とは兄弟会社になったことを意味する。
 この情報が米国経由で公になって以来、初となるパンクラス大会が大阪のアゼリア大正ホールで満員の観客を前に開催された。

08.9.7pan3.jpg メインイベントには8月27日の後楽園ホール大会で、P’sLAB横浜の川原誠也から、「次は大阪の藤原大地さんとタイトルマッチやらせてください」と名指しされたばかりの藤原大地が登場。普段は交友関係にあるというコブラ会の”変態王子”ことパンチィー山内が必死の減量の末に挑んだが、レスリングで圧倒して終始アグレッシブに攻めた藤原が判定勝利をものにした。
 
 ただし、マイクを握った藤原は「今日の試合が僕の最後の試合になります」と、観客のみならず関係者をも驚かすラーメン屋への転職宣言を述べ始めたのだった。

 「自分でもまだまだいけると思いますし、まだ24歳やし30までやればある程度のところまでいけると思います。でも僕にはもう一つの夢があるんです。僕はどうしてもラーメン屋をやりたいんです」
 「京都に大好きなラーメン屋があるんですけど、そこにアポなしで弟子入りを申し込んだら『人は足りているけど、その心意気が気に入った』と言ってもらえまして、10月1日から弟子入りすることになりました。来月からその店で弟子として頑張ります。そしていずれは大阪で日本一、世界一、宇宙一旨いラーメン屋を出すのが夢なんです」
 「僕と武重(賢司)さんは引退しますけど、まだ(前田)吉朗さんもいますし、稲垣さんがいれば稲垣組は安泰なんで、今後も稲垣組の応援よろしくお願いします」
 こうしてバンタム級ランキング一位の逸材が、リングから去ってしまったのであった。

 大阪P'sLABのファンにはおなじみ、大国町・角田整骨院格の宣伝の入ったパンツでリングに登場、そしてもみくちゃにされ感動のフィナーレ胴上げ、さらに試合後まで、藤原は終始ニコニコ、さわやかな笑顔。格闘技の1つの星が本日をもって別れを告げた。藤原のリングでの最後の祝福時には、セコンドにいた者で涙したものもいた。 (写真:藤原のヒザ十字は極まったかに見えたが、レスリングでは圧倒した)

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 控え室で藤原は「川原誠也とやりたかったんですし、この試合をクリアしたらタイトル戦という話もあったんですけど、チャンピオンになって引退しますじゃ通用せんでしょう。なら今のうちにと思って決めました。川原が今泉選手と試合した日に、京都のラーメン屋に話をしに行きました」
 「悔い? いつ辞めても絶対に悔いは残りますからね。格闘技人生はケガだらけでしたね。骨折個所が20を超えましたから」

 「思い出の試合はみっちー(対砂辺光久)戦ですね。試合しながら、お互いのことが分かり合えたというか。(米国WECセコンド同行でこの日不在だった)稲垣さんには『よく正直に言ってくれた』と言われましたけど、(前田)吉朗さんにはまだ言ってません。言うと試合に集中できなくなると思ったんで。だから(新社長の)坂本(靖)さんにも、吉朗さんが飛行機に乗ってから言いました。最後に『ごめんなさい』と言って、どつかれたいと思います(笑)。みなさん、ありがとうございました。これからも稲垣組を、よろしくお願いします」

 ちなみに、前田出陣のWEC大会は、ハリケーンのため延期となっている。これもまた運命なのか!
 
★メインイベント バンタム級戦/5 分2 ラウンド★
○藤原 大地 (パンクラス稲垣組)
2R 判定 3-0
●パンチィー山内(総合格闘技道場コブラ会)

★セミファイナル ウェルター級戦/5 分2 ラウンド★
○花澤 大介13(総合格闘技道場コブラ会)
1R 3:52 肩固め
●レアンドロ・クサノ (グレイシー・ウマイタ/初参戦)

★第六試合 ウェルター級戦/5 分2 ラウンド★
△ストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会&フリースタイルアカデミー)
1R 2:10 ※偶然のバッティングによりノーコンテスト
△吉岡 宏高 (藤田柔術/初参戦)

★第五試合 フェザー級戦/5 分2 ラウンド★
△武重 賢司(パンクラス稲垣組)
2R 判定 ドロー
△手塚 基伸 (総合格闘技道場コブラ会)

★第四試合 ウェルター級戦/5 分2 ラウンド★
○枝折 優士(和術慧舟會 TEAM VAMOS)
2R 判定 2-0
●宝来 弘富 (KOコンバット/初参戦)

★第三試合 バンタム級戦/5 分2 ラウンド★
●長谷川 孝司(パンクラス稲垣組)
2R 判定 0-3
○合田 隆宏(パンクラスREAL)

★第ニ試合 フライ級戦/5 分2 ラウンド★
○平安 孝行(フリー)
1R 3:44 ギブアップ
●龍野 真一郎 (和術慧舟會 兵庫支部/本戦初出場)

★第一試合 フェザー級戦/5 分2 ラウンド★
●松井 英夫(空手道禅道会 長野県支部/初参戦)
2R 2:21 TKO ※レフリーストップ
○原井 徹(毛利道場/初参戦

引退伝染病!? 武重賢司も「体力の限界」〜稲垣組よ永遠なれ

08.9.7pan4.jpg パンクラス大阪大会、最初の衝撃は稲垣組の長男格として知られてきた武重賢司の引退宣言から。
 
 このフェザー級の第五試合は、総合格闘技道場コブラ会の手塚基伸が対戦相手。最初にタックルからのテイクダウンを奪ったのは手塚。しかし、武重もテイクダウンを奪い返し、一進一退の攻防が続く。
 2Rは、武重のテイクダウンから。もっとも手塚も右フックの勢いのまま武重を倒し、パウンドを打ち込む場面もあったが、武重はのがれて逆にヒザ十字を仕掛けるなど甲乙つけがたし。判定もドローとなった。

 マイクを握った武重は「体力の限界」を理由に引退宣言。そのとき胸に去来したものは何であったのだろうか? 
 武重のセコンド冨宅飛駈は純プロレスラーとして、大阪プロレス、そしてFU☆CK!プロモーションのレギュラーであり、特にFU☆CK!王者としての、はじけっぷりはマニアには喝采をもって迎えられている。
 9月14日(日)娯楽格闘技を提唱する石倉正徳先生率いる石倉道場設立10周年記念&雪崩式コラボプロレスイベント『雪崩式石道』(18時・デルフィンアリーナ道頓堀)にも参戦する。対戦相手の田中祐樹は関西のプロレス興行ではおなじみの石倉道場期待のホープである。これはユニークな興行となるだろう。シュート興行と表現方法が違えど、こちらも必見である。

 稲垣組の主力二人の引退に、稲垣親分は米国に出国した前田に同行して不在とあって、久し振りにパンクラスの功労者・冨宅がリングサイドから見守るなど、今大会はプレミアム回となった。
 試合後のインタビューで武重は、「引退は試合前から決めていました。今日は勝敗に関係なく引退を発表するつもりでした」と、たんたんと振り返る。
 「去年くらいからちょくちょく頭の中をよぎってまして、ヒザの状態も良くなくて騙し騙し練習していたんですけど、最終的に前回の負け(5月25日、対田辺宗右戦KO)で決意が固まりました」
 すると、対戦相手の手塚基伸が控え室にやってきて、引退を発表した相手に労をねぎらった。今日始めて出会ったという、素晴らしい戦いを披露した両雄。
 お互いの意地とプライドを賭けて闘った者同士の、不思議な友情がそこにはあった。  

08.9.7pan5.jpg 他に、稲垣組ということでは第三試合に長谷川孝司が登場。沖縄のパンクラスREALからやってきた合田隆宏とバンタム級戦をしたが、勝ちたいという合田の意欲が勝敗を分け、長谷川の手は上がらなかった。2Rに試合をリードしていたのは極めようとうする意思を見せた合田であった。

 写真にある第四試合は記憶に残る激闘。茶髪の宝来弘富(KOコンバット)が和術慧舟會TEAM VAMOSの枝折優士と決着するウェルター級戦だったが、リベンジに燃える枝折が試合をコントロールして見せている。

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 大会の主役たち。コブラ会の三島☆ド根性ノ助は8月30日に京都のClubDEEPで池本誠知とエキシビション、DEEPのフェーザー級とウェルター級王者は、ともにプロレス参戦経験があるため、大いに客席を沸かせていた。
 セミファイルを閉めたのは、コブラ会の花澤大介13だ。ヒクソン・グレイシー・カップ2008アダルト・メディオ級青帯優勝という経歴を持つグレイシー・ウマイタのレアンドロ・クサノを寄せ付けず、テイクダウンしてからのパウンド攻撃で隙を作り、1R3分52秒には肩固めで仕留めた。ライト級王座戦線に名乗りを上げている。
 会場に最後まで残っていたのはさわやかな笑顔の藤原だった。

2008年09月09日

「石倉正徳選手」主催 石倉道場設立10周年記念興行開催!! 9/14 18:00〜

来る9月14日、19時から大阪・デルフィンアリーナ道頓堀で「石倉道場設立10周年記念プロレスイベント 雪崩式石道」が開催されます。

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『石倉道場』は、当時アマチュアとして格闘技を行っていた石倉正徳選手(以下、石倉サン)が、自身の練習場所の確保とともに、格闘技を楽しみたい人たちと一緒に活動できる場所を提供することを目的に、約10年前に設立されました。現在は大阪府の枚方市立総合スポーツセンター武道場で、週二回の活動を行っています。

のちに石倉サンはプロレスラーとしてデビュー、関西を中心に活動を開始します。
それにしたがって、石倉道場に縁のあるプロレスラーが徐々に増えていきました。石倉サンを中心としたコミュニティとも言えるものが、緩やかに、でも確実に出来上がっていったのです。

例えば今回参戦する矢野啓太選手(バトラーツ)、ロベルト田中選手(沖縄プロレス)、入江茂弘選手(でら名古屋プロレス)、原田大輔・三原一晃両選手(大阪プロレス)らは、石倉道場主催のアマチュア格闘技大会「ISHI-DO」や、日ごろの練習への参加を通して。
そして、ビリーケンキッド選手(大阪プロレス)と冨宅飛駈選手(パンクラスMISSION)は、石倉サンの友人であり、目標として。
田中祐樹選手は、唯一の生え抜き、そして石倉道場の所属選手として。

つまり、石倉道場はアマチュア格闘技の受け皿でありながら、プロレスラーになりたいという夢を叶える一助となっている面を持ち、プロレスラーが所属組織に関係なく集える場になっているのです。これは、この国で約50年続いているプロレスという文化の中で、既存の団体にはない性格という点で、可能性に満ちた組織のあり方なのではないでしょうか。

そしてこの度、その「縁」や「絆」をキーワードに、一つのイベントが行われることになりました。参加選手の多くは、先ほど挙げたように石倉サンと、そして石倉道場と関わりの深い選手で、それぞれの思い入れを込めて、当日は熱い戦いとなるでしょう。

もちろん、一見さんや石倉道場とかかわりのないプロレスファンの人が見ても楽しめる興行になるよう、工夫が凝らされています。カードを見ても、多彩な顔ぶれであり、他では見られない新鮮なものになっています。また、プロレスラーTシャツも多く手がけるブランド「雪崩式」が、デザイン面をサポートし、大会記念Tシャツも発売されます。

石倉道場にしかできない、そして、みんなに楽しんでもらえるイベント。是非ご参加くださいませ。


『石倉道場設立10周年記念&雪崩式コラボプロレスイベント 「雪崩式石道」』

主催・お問い合わせ 娯楽格闘技石倉道場 http://ishikuradojo.fc2web.com
大阪・デルフィンアリーナ道頓堀 2008年9月14日(日)17:00開場 18:00開始
・石倉正徳(石倉道場) VS ビリーケン・キッド(大阪プロレス)
・原田大輔(大阪プロレス) VS 入江茂弘(でら名古屋プロレス)
・ロベルト田中(沖縄プロレス) VS 矢野啓太(格闘探偵団バトラーツ)
・冨宅飛駈(パンクラスミッション) VS 田中祐樹(石倉道場)
・カブキキッド VS 三原一晃(大阪プロレス)

【チケット】
・自由席 3000円 【当日3500円】
・中高生 自由席 2000円
・小学生 500円※保護者同伴に限る
(整理券を当日10:00より会場前にてチケット一枚につき一枚配布。指定席各種売り切れ)
ローソンチケット(Lコード55464)
mail kabukikid@hotmail.co.jp mixiのmessageでも受付中。
お名前、連絡先、席種、枚数をご明記の上後連絡ください。

石倉道場にはデゲイコでお邪魔している、オヒサシブリのkabukikidでした。

2008年09月11日

歴史オタク的プロレス史7〜リングは戦場なり〜

こんにちわ。歴史オタク、三瓶千詠です。

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本日はちょっと趣向を変え、
女子プロの可能性なんぞを語ってみようかと思います。

全日本女子プロレスが解散したことは記憶に新しいと思います。
1970年代にはビューティーペアが一世を風靡し、
女子プロレスブームがおこりました。
にも関わらず、最終的には解散をし、現在に至っております。
女子プロレス人気にあやかって立ち上げたものの、最終的に解散した団体は数知れず。
現在は数団体残っているものの、
ベテランの人気に支えられてどうにか生き残っている感は否めません。

さてさて、女子プロレスの衰退には諸説ありますが、私が一番気になるところは
女性のファンが減ってしまったことです。
そもそも格闘技自体あまり女性が好んで見たりはしないと思いますが、
それでも女子プロレスがブームになった1970年代、
先にも述べたビューティーペアの登場によって、女子プロレスのファンが
男性寄りから女性寄りにシフトしていたのです。

これは何も女性が格闘技大好きになったわけではございません。
ビューティーペアが人気だったのは、アイドル的要素が強かったからです。
強い女性がリング上で華麗に舞う姿をおっかける女の子の熱いまなざしは、
さながら宝塚の男役に憧れる乙女の様。
もしくは今で言えはPerfumeに憧れる女の子たち、とでも言いましょうか。
まじめな顔して「関節技がどうのこうの…」と語りつつ見ていた訳ではないのです。

女子プロレスの衰退の要因の一つに、
対抗戦による試合が男性ファンの間でブームになったからとも言われております。
綺麗さや華麗さよりも、リアルファイトとして女子プロレスを観戦する男性ファンが増え、
女性ファンの足が遠のいてしまったのです。

そこで私、思うのでございます。
プロレスだけでなく多くのプロスポーツで女性が戦う姿を見たいと思う行動原理を紐解くと、
「美しいものをみたい」「華麗な技をみたい」という気持ちがあるのだと。

現在多くのスポーツに女子プロができましたが、
女性がメインで活躍しているスポーツは「シンクロ」であったり
(ウォーターボーイズも流行りましたが…)
「フィギュアスケート」であったり、「新体操」であったりします。
これらはどれも女性特有の優雅さ、しなやかさ、華麗さが際立つスポーツです。

女子プロも例外ではなく、ビューティーペアが流行った当時は
綺麗なおねえさんがリングの上で華麗な技を決め戦っている姿を観にきていたと思うのです。
その後の対抗戦ブームの時代は多少異色なケースとして捉えた方がいいのではないでしょうか。

というわけで、私がもし女子プロレスのオーナーとして
新団体を立ち上げるとしたら、どんなものにしようか考えたら…

だんぜん宝塚風女子プロレスでございます!
え、それじゃプロレスじゃないって??
いいんです!要は、ハッスルと同じです。
完全なるショープロレスに徹して、
女性ならではの美しさを前面に押し出した試合がいいと思うのです。

女性が男性と同じ土俵で戦うのではなく、
”女性にしかできない”戦いをする。
これが女子プロレスの可能性ではないでしょうか?


山口敏太郎事務所 三瓶千詠(みかめゆきよみ)

2008年09月12日

仮称ローリングソバット2008完成 初代タイガー「体調最高!」

08.9.11rjpw.jpg 初代タイガーマスクが、新必殺技公開の記者会見を召集するなんて、誰が想像したことだろう。
 しかし、リアルジャパンプロレスが9月18日(木)に後楽園ホールで開催する 『マーベラス』大会と、その対戦相手”究極龍”ウルティモ・ドラゴンに敬意を表してなのか、佐山聡は燃えていた。
 
 「どうやったら、体重が乗り、ローリングソバット技に威力が増すのかを考えた」という虎戦士は、人間魚雷のように高速回転して相手の胴に蹴りをぶち込む新技、いや神技を完成させたのである。仮称ローリングソバット2008、その誕生は佐山先生の探究心の表れであると同時に、往年のコンディションが戻ってきたことをも意味する。

 思えば8・26海野レフェリー20周年興行で、タイガーマスクとしては25年ぶりとなる新日マット参戦を果たした際の佐山先生は、とにかくキレがよかった。スピディーに動き回り、昭和ファンを狂喜させたものである。本人も手ごたえを掴んだようで、最高にマーベラスな対戦相手を迎えるにあたって、やる気が蘇ったかのようだ。

 写真にあるように、前面の相手に向かって、空中を縦回転から横回転に変化しながら、2回転半回り、どちらかというと浴びせ蹴りの形で、足のカカトが相手のボディ、鎖骨を打ち砕くという超ウルトラC級の仮称ローリングソバット2008。記者会見用に受け役をした若手選手が壁まで吹っ飛ばされ、鼻血を滝のように流してしまい、興義館に緊張が走った。
 まぎれもない本物の衝撃に、2代目スーパ・タイガー、タイガー・シャークは、口を揃えて「技を受けた相手は、必ず失神してしまいます!俺は受けたくない!」と興奮を抑えきれない。

 佐山先生は、この状況にさらなる必殺技の投入まで示唆。「ゾウでも倒せる技になるだろう!」と鼻息も荒かった。

 リアルジャパンプロレスでは、この技のネーミングをハガキ応募にて募集することに決定した。このレポートを読んで触発されたファンは、ぜひとも佐山先生への要望も添えて以下に送って欲しい!

【ハガキ応募先】
〒113-0033
東京都文京区本郷三丁目6-13 太平ビル2F
『掣圏真陰流本部道場 興義館』
【初代タイガーマスク 新必殺技 ネーミング係】
 TEL&FAX:03-3812-1202

【締切】
9/16(火)迄必着

【発表】
9/18(木)大会会場にて。

大会概要とポスター
「21年間プロレス人生の集大成」Uドラゴンが語る初代タイガー戦

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 なお、マスククリエーター“YN”こと、中村ユキヒロによる新ブランド『TIGER ARTS』が始動する。第1弾リリースののコラボレートアイテムは、試合用マスク、Tシャツ(限定カラーあり)、ポスター、ステッカー等が決定していて、9月18日(木)『マーベラス』の後楽園ホールにて先行販売とのこと。


 また、公式ホームページも近日オープン予定だという。

日本vsブラジルの12vs12対抗戦に“KID軍団の刺客”登場! 9・28 club DEEP浜松

 28日に静岡・アクトシティ浜松で行われる『club DEEP浜松』の追加対戦カードが決定した。

 注目の日本vsブラジルの対抗戦は、最終的に12vs12という、大規模なバトルとなることが決定。その中でも特に注目されるのが、山本“KID”徳郁率いるKRAZY BEEの刺客・ベッチーニョだ。ベッチーニョはKRAZY BEEでKIDに柔術指導を行う、いわば“神の子の参謀”。KIDの寝技スキル急上昇に貢献する“KRAZY BEEの頭脳”が、28日にそのベールを脱ぐ。

 また今大会では“DREAMの大黒柱”青木真也が、地元静岡に凱旋。当日は地元のファンのために、エキシビジョンマッチとサイン会を行う。

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堂々の凱旋! 
“ワオ木さん”とふれあうチャンスだ


■『club DEEP浜松』
2008年9月28日(日)開始:第1部14:00 第2部17:00
会場:静岡・アクトシティ浜松

【決定対戦カード】

べッチーニョ(KRAZY BEE)
vs
村松貴之(NBJC)

カルロス・トヨタ(ハードコンバット)
vs
和歌武蔵☆和樹(レンジャー品川)

エジソン・サルマン(アオサン・ハードコンバット)
vs
鈴木雄亮(HAMBOLT)

サルバドール・ミニッチ(ジョーズ柔術)
vs
畑 智昭(禅道会)

ホベルト・ブリッド(ハードコンバット)
vs
坪井淳浩(グラップリングシュートボクサーズ)

クリスチャン・フナイ(ハードコンバット)
vs
木村直生(EVOLUTION)
※グラップリングルール

マルロン・メデイロス(NEX-SPORTS)
vs
松井良太(ハードコンバット)

マルコス・ソウザ(ボンサイ柔術)
vs
佐藤信宏(NBJC)
※グラップリングルール

トーマス・オカザキ(stone GYM)
vs
関谷勇次郎(斬刃拳)
※キックルール

マルコス・オウキ(stone GYM)
vs
藤松正人(士道館)
※キックルール

アンデルソン・ヒローマ(ハードコンバット)
vs
上原義人(禅道会)

クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)
vs
日置かずよし(EVOLUTION)

木部 亮(NEX-SPORTS)
vs
渡辺匡宏(U-FILE CAMP岐阜)

長谷川史(NEX-SPORTS)
vs
梅原直紀(禅道会)

和田まさき(EVOLUTION)
vs
上原義人(禅道会)

ASAKO(U-FILE CAMP岐阜)
vs
鈴村貞枝(グラップリングシュートボクサーズ)
※女子キックルール

中島崇夫(バルボーザ・ジャパン)
vs
小笠原均(KO SHOOTGYM)

【チケット料金】
VIP席8,000円/RS席6,000円
※1部、2部通し券。当日券は各席500円増し。

【チケット発売場所】
IKG伊藤興業 053-440-3880
ジョーズ・アカデミー 053-421-8967
ファイターズショップブルテリア 053-421-2534
ハードコンバット 080-3381-5861・090-2773-3468
浜松総合格闘技センター 053-469-1171
DEEP事務局 052-339-0303

【お問い合わせ】
IKG伊藤興業 053-440-3880
ジョーズ・アカデミー 053-421-8967
ファイターズショップブルテリア 053-421-2534
ハードコンバット 080-3381-5861・090-2773-3468
DEEP事務局 052-339-0303

2008年09月14日

大アクシデント発生! 諏訪魔戦でKOの雷陣明、深刻な意識不明で興行30分ストップ 9・13全日本後楽園大会

 5分、10分、15分…。いたずらに時間は過ぎてゆく。1,800人の観客が一様に言葉を失い、不気味な静寂が後楽園ホールを包む。

 北側イス席で観戦の女性が、突如ぐったりとうなだれ始め、周囲が騒然となる。リング上の異様な光景にショックを受けたのか、彼女も意識を失ってしまったようだ。林リングドクターが血相を変えてリングサイドに飛び込み、女性の介抱に当たる。若手レスラー陣が大慌てでイスを何脚か片づけ、北側客席に即席の通路が作られ、女性客がタンカで運び出される。リング上に視線を戻すと、雷陣を囲むセコンド陣がシューズを脱がし、雷陣は素足で横たわっていた。それでも雷陣は、まったく動かない。

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試合終了直後。ボンバー斉藤レフェリーの表情から、この時点で事態の深刻さが伺える
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瞬く間にセコンド陣、そして林ドクターが集結。非常事態発生だ
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アップで撮影したリング上。林ドクターが雷陣の脈を取っている。すでに危険な状況だ


「心臓マッサージやれ〜!」
 冗談とも本気ともつかない観客の野次に、リング上の平井伸和が反応した。
「うるせぇっ! 黙れ馬鹿野郎っ!!」
 現役プロレスラーが、観客にガチンコの怒りを爆発させる現場など、いつ以来だろうか。このやり取りにも、観客は明確な反応を示すこともできず、ただリング上を沈黙したまま見守っている。
 
 試合終了後、約20分経過。マスクで顔を隠した、ヘルメット姿の救急隊が後楽園ホールに到着すると、事態が想定以上に深刻であることを悟った1,800人の観客から、一斉にどよめきの声が挙がった。
 急遽サードロープを外したリングから、救急隊とレスラー陣が協力し合い、テープで身体を厳重に固定された雷陣を、タンカで慎重に運び出す。観客は「雷陣」コールと拍手で見送り、雷陣の無事を祈る。

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 雷陣明にとっては、晴れの舞台になるはずであった。
 10月より主戦場を米国・TNAマットに移す雷陣の、晴れの壮行試合。対戦相手には、雷陣の同期にして最大のライバル・三冠王者諏訪魔が選ばれた。
 諏訪魔は妥協なき攻めで、雷陣に痛みを叩き込む形で、同期の門出を祝うつもりだったのだろう。頭突きとサッカーボールキック、そして容赦ないストンピング…。しかし、そのハードヒットがアダとなってしまった。聞くところによると諏訪魔も、雷陣を気遣い病院に帯同していったという。突発的なアクシデントとはいえ、諏訪魔の心中は、察して余りある。諏訪魔の今後のファイトに影響が及ばないことを祈るばかりである。
 
 雷陣の救急車搬送後、報道陣に囲まれた林リングドクターは、

「脳震盪で、ここまで長く意識を失うことは例を見ない。痛覚にも反応しなかったので、意識レベルとしては一番下の、かなり危険な状態です。硬膜下血腫の疑いがあり、生命の危険もあります。たとえ助かったとしても、プロレス復帰には半年はかかるでしょう」
 
 とショッキングな報告。14日午前4時現在、カズ・ハヤシや阿部誠リングアナのブログから「意識戻る。手術の必要ナシ」という報告が為され、最悪の事態を免れひと安心…というところであるが、ファンの安心のためにも、医師団・団体サイドからの一刻も早い経過報告が待たれる。

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林ドクターの周囲にも、終始重苦しい空気が流れていた…

非常事態下のメイン――武藤正規軍とみのるGURENTAIが守った“プロレスLOVE”

 セミでの壮行試合で雷陣明が突如意識不明に陥り、観客席が凍りついた13日の全日本・後楽園大会。この状態でメインイベントを行えるのか!? と、現場に居合わせた誰もが不安を抱いたが、武藤敬司率いる全日正規軍と、鈴木みのる率いるGURENTAIの総勢10人は、この非常事態下でも普段着のプロレスを展開。プロフェッショナルの仕事に徹することで、それぞれの“プロレスLOVE”を観客に刻み込んでみせた。

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こんな状況下でも観客を満足させるのがプロの役目。頼んだぞ!


 救急隊の到着まで20分、その後のリング調整で10分。合計30分のブランクの後に行われたメインは、正規軍が武藤、GURENTAIがみのるを大将に据えての5vs5、キャプテンフォール・イリミネーションマッチ。総勢10人がリング内外を目まぐるしく動き回り、途中正規軍の真田聖也が、NOSAWA論外とTAKEMURAをピンフォールし沸きに沸かせるが、最後はみのるが武藤をゴッチ式パイルドライバーで仕留めGURENTAIの勝利。かねてからの予告通り、以降の全試合でGURENTAIがメインを張ることを強要した。

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みのるの狙いは武藤ただ一人!
武藤vsみのるの攻防は、新日OBらしい正調レスリングの応酬

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若い真田も大健闘を見せたが…

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最後はゴッチ式パイルで、みのるが武藤をピン。GURENTAI全員で喜びを爆発させた


 以下はみのるの試合後コメント。

 だいたいな、やる前からテンションが違うんだ。やる気の問題だよ、アー!? 俺たちは今日に限ったことじゃねえけど、負けたら明日はねえんだ。負けたらよぉ、明日から俺らフリーターだから。いや、働かねえからプータローか(笑)。これで俺ら、腰据えて全日本プロレスの乗っ取り成功だ! 俺たちが明日から全試合メインだ、アー!? それから最終戦の横浜文化体育館! 諏訪魔vsグレート・ムタなんて前座行きだ! これは決定事項だ! 俺らより弱い奴がメイン張るな! だからなぁ、プロレスは舐められんだよ。人の試合の前にミソつけた奴もいるしよぉ(苦笑)。

 勝った奴だけが生き残れんだよ。俺らここまで、勝って勝って勝ち抜いてきたんだからよ。それがプロレスのすべてだってことよ。(カメラに向かって)そのレンズの向こうの少年少女プロレスファンとよ、そっからインターネットばっかりいじくってるオタク野郎どもとよ、そっから飲み屋の姉ちゃんとか、力道山の時代からプロレス見てる爺さんとか、そいつら全員、これからは俺たちだけ見てりゃいいんだよ。
 だいたい何だF4ってのはよ? そっかアイツら、今さら韓流ブームに乗ろうとしてんのか。でもいくら何でもそりゃ遅えだろ(笑)。ま、小島らしいっちゃ小島らしいけどな。

 ま、これから全員かわいがってやるからよ。もしかしたら、今シリーズで全日本プロレス、終わりなんじゃねえのか? 今日はとりあえず、中心の入口開けただけだ。まだド真ん中までは行ってない。ド真ん中だよド真ん中。(論外に向かって)おい、またぐなよ?(笑)。

 さぁどうすんだ武藤? てめえがIWGPだ三冠だってうつつ抜かしてる間に、俺たちが本丸乗っ取ったぞ!? 全日本プロレスの主役は武藤でもない、諏訪魔でもない、F4でもヴードゥーでもない、俺たちGURENTAIだ。

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「このサングラスはな、スミスっていうメーカーのだよ! ちゃんと書けよ!
 俺らこれから全日本の経費で打ち上げ行くからよ」


 コメントだけ聞けばいつもの悪辣みのる節だが、雷陣緊急搬送という非常事態下にあっても、慌てず騒がずプロの仕事に徹したみのる以下GURENTAIの5人、無論敗れた武藤正規軍も、プロレスラーとして実に立派だった。凍りついた観客席に熱気と歓声を取り戻し、観客に笑顔と満足を与えて帰してみせたメインの10人に、改めて敬意と称賛を送りたい。
 
 なお心配された雷陣の容態だが、病院の診断の結果、一過性の脳震盪であったことが判明。すでに意識も回復しており、命にも別状はないとのこと(14日午後1時現在)。あとは一日も早いコンディションの回復が待たれるばかりである。

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新ユニット「F4」初お披露目の小島聡は絶好調で、豪腕ラリアット一閃。
しかし“brother”YASSHIのこの受けっぷりも凄い!

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この日出色だったのが、元気良すぎなテンションで沸かせた大和ヒロシ大応援団。
「オマエら、のど自慢の客かいな!?」。TARUとの絡みは爆笑モノでした!


■全日本プロレス『FLASHING TOUR 2008』開幕戦
9月13日(土)開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール

<第6試合 メインイベント キャプテンフォールマッチ>
●武藤敬司、西村修、ジョー・ドーリング、カズ・ハヤシ、真田聖也
(22分7秒 ゴッチ式パイルドライバー→エビ固め)
太陽ケア、○鈴木みのる、NOSAWA論外、MAZADA、TAKEMURA

○みのる−西村● 2分26秒 逆さ押さえ込み
●MAZADA−武藤○ 10分55秒 シャイニングウィザード→体固め
○NOSAWA−カズ● 13分56秒 超高校級ラ・マヒストラル
○ケア−ドーリング● 15分58秒 TKO→片エビ固め
●NOSAWA−真田○ 18分11秒 飛龍原爆固め
●TAKEMURA−真田○ 18分35秒 足折り回転固め
○みのる−武藤● 22分7秒 ゴッチ式パイルドライバー→エビ固め
※GURENTAIが勝利

<第5試合 セミファイナル 雷陣明壮行試合>
○諏訪魔 
(5分45秒 レフェリーストップ)
●雷陣明

<第4試合 6人タッグマッチ>
○小島聡、KAI、大和ヒロシ
(15分6秒 ラリアット→体固め)
TARU、ゾディアック、●“brother”YASSHI

<第3試合 シングルマッチ>
○土方隆司
(7分18秒 逆片エビ固め→レフェリーストップ)
●T28

<第2試合 シングルマッチ>
●征矢学 
(8分52秒 キングコングラリアット→エビ固め)
○近藤修司

<第1試合 タッグマッチ>
○渕正信、フィル・アトラス
(8分22秒 首固め)
●荒谷望誉、平井伸和

雷陣明は脳震盪でシリーズ欠場、対戦カード変更 全日本『FLASHING TOUR 2008』

 14日、雷陣明・T28の負傷欠場と、『FLASHING TOUR 2008』の対戦カード変更が、全日本プロレスより発表された。
 13日後楽園ホール大会にて、T28は腰を負傷。そして同日、意識不明のまま20分間リング上から動けず、一時は生命の危機すら囁かれた雷陣は、検査の結果一過性の脳震盪であり、生命に別状ないことが判明したが、頭部のアクシデントだけに万全を期し、やはりシリーズ欠場と相成った。両選手の一日も早い回復が待たれる。
 シリーズのカード変更は以下の通り。

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とにかく頑張れ! 雷陣!!
 
 
■9月15日(月・祝)和歌山・和歌山県立体育館 開始17:00

◆6人タッグマッチ
諏訪魔&ジョー・ドーリング&平井伸和
vs
太陽ケア&鈴木みのる&MAZADA

◆6人タッグマッチ
武藤敬司&カズ・ハヤシ&土方隆司
vs
小島聡&KAI&大和ヒロシ

 
◆シングルマッチ
征矢学
vs
ゾディアック

◆タッグマッチ
西村修&真田聖也
vs
TARU&“brother"YASSHI

◆シングルマッチ
近藤修司
vs
NOSAWA論外

◆シングルマッチ
フィル・アトラス
vs
TAKEMURA


■9月16日(火)山口・海峡メッセ下関 開始18:30

◆タッグマッチ
小島聡&KAI
vs
太陽ケア&鈴木みのる 
 
◆8人タッグマッチ
武藤敬司&西村修&ジョー・ドーリング&土方隆司
vs
ARU&ゾディアック&近藤修司&“brother"YASSHI

  
◆タッグマッチ
諏訪魔&真田聖也
  vs
MAZADA&TAKEMURA
 
◆シングルマッチ
カズ・ハヤシ
vs
大和ヒロシ

◆シングルマッチ
平井伸和
vs
征矢学
 
◆シングルマッチ
フィル・アトラス
vs
NOSAWA論外


■9月18日(木)広島・ふくやま産業交流会館 ビッグローズ 開始19:00        

◆6人タッグマッチ
太陽ケア&鈴木みのる&TAKEMURA 
vs
TARU&近藤修司&“brother"YASSHI

◆6人タッグマッチ
武藤敬司&西村修&征矢学
vs
諏訪魔&平井伸和&真田聖也
 
◆タッグマッチ
小島聡&KAI
vs
ジョー・ドーリング&フィル・アトラス

 
◆シングルマッチ
大和ヒロシ
vs
ゾディアック

◆タッグマッチ
土方隆司&カズ・ハヤシ
vs
NOSAWA論外&MAZADA
  

◆レッスルゲート提供試合
HANZO&HAYATA
vs
SUSUMU&ホットマン


■9月19日(金)長崎・長崎平和会館ホール 開始18:30

◆8人タッグマッチ
武藤敬司&西村修&土方隆司&征矢学
vs
太陽ケア&鈴木みのる&MAZADA&TAKEMURA

◆タッグマッチ
諏訪魔&真田聖也
vs
小島聡&大和ヒロシ
 
◆シングルマッチ
カズ・ハヤシ
vs
NOSAWA論外

◆シングルマッチ
KAI 
vs
フィル・アトラス

※他、和術慧舟會による提供マッチを数試合予定


■9月20日(土)福岡・博多スターレーン 開始18:00

◆6人タッグマッチ
小島聡&KAI&大和ヒロシ
vs
鈴木みのる&NOSAWA論外&MAZADA

◆6人タッグマッチ
武藤敬司&ジョー・ドーリング&平井伸和
vs
諏訪魔&西村修&土方隆司
 
◆タッグマッチ
太陽ケア&TAKEMURA
vs
TARU&ゾディアック

◆シングルマッチ
征矢学
vs
近藤修司

◆シングルマッチ
真田聖也
vs
“brother"YASSHI

◆シングルマッチ
カズ・ハヤシ
vs
荒谷望誉


■9月23日(火・祝)福岡・久留米リサーチパーク 開始18:30

◆タッグマッチ
諏訪魔&真田聖也
vs
太陽ケア&鈴木みのる

◆6人タッグマッチ
武藤敬司&ジョー・ドーリング&カズ・ハヤシ
vs
TARU&ゾディアック&“brother"YASSHI
  
◆タッグマッチ
小島聡&KAI
vs
西村修&征矢学
 
◆タッグマッチ
荒谷望誉&土方隆司
vs
NOSAWA論外&TAKEMURA

◆シングルマッチ
フィル・アトラス
vs
近藤修司

◆シングルマッチ
平井伸和
vs
MAZADA


■9月24日(水)熊本・興南会館 開始18:30

◆6人タッグマッチ
諏訪魔&西村修&征矢学
vs
陽ケア&鈴木みのる&NOSAWA論外

◆6人タッグマッチ
武藤敬司&土方隆司&真田聖也
vs
小島聡&KAI&大和ヒロシ

◆タッグマッチ
MAZADA&TAKEMURA
vs
TARU&近藤修司

◆シングルマッチ
ジョー・ドーリング
vs
荒谷望誉

◆シングルマッチ
フィル・アトラス
vs
ゾディアック

◆シングルマッチ
カズ・ハヤシ
vs
“brother"YASSHI


■9月25日(木)宮崎・都城市体育館 開始18:30

◆6人タッグマッチ
小島聡&KAI&大和ヒロシ
vs
太陽ケア&鈴木みのる&TAKEMURA

◆6人タッグマッチ
武藤敬司&西村修&真田聖也
vs
TARU&ゾディアック&“brother"YASSHI
  
◆タッグマッチ
諏訪魔&土方隆司
vs
NOSAWA論外&MAZADA
 
◆シングルマッチ
カズ・ハヤシ
vs
フィル・アトラス

◆シングルマッチ
ジョー・ドーリング
vs
平井伸和

◆シングルマッチ
荒谷望誉
vs
近藤修司


■9月24日(水)熊本・興南会館 開始18:30

◆6人タッグマッチ
諏訪魔&西村修&征矢学
vs
太陽ケア&鈴木みのる&NOSAWA論外

◆6人タッグマッチ
武藤敬司&土方隆司&真田聖也
vs
小島聡&KAI&大和ヒロシ

◆タッグマッチ
MAZADA&TAKEMURA
vs
TARU&近藤修司

◆シングルマッチ
ジョー・ドーリング
vs
荒谷望誉

◆シングルマッチ
フィル・アトラス
vs
ゾディアック

◆シングルマッチ
  カズ・ハヤシ
  vs
 “brother"YASSHI


■9月25日(木)宮崎・都城市体育館 開始18:30

◆6人タッグマッチ
小島聡&KAI&大和ヒロシ
vs
太陽ケア&鈴木みのる&TAKEMURA

◆6人タッグマッチ
武藤敬司&西村修&真田聖也
vs
ARU&ゾディアック&“brother"YASSHI
  
◆タッグマッチ
諏訪魔&土方隆司
vs
NOSAWA論外&MAZADA
 
◆シングルマッチ
カズ・ハヤシ
vs
フィル・アトラス

◆シングルマッチ
ジョー・ドーリング
vs
平井伸和

◆シングルマッチ
荒谷望誉
vs
近藤修司

今週の「マット界舞台裏」は菅林社長辞任騒動の真相と、新日本が推し進めているマル秘プランに迫る!

08.09.18BUTAIURA.jpg 新日本の至宝・IWGPヘビー級王座が全日本に流出して、はや4カ月半。8・31全日本プロレスの両国大会で今年のG1クライマックスを制した後藤洋央紀が、武藤の持つIWGPヘビー級王座に挑戦したが、あえなく惨敗。するとその翌日、後藤が奪還に失敗したことに責任を感じた菅林直樹社長が、新日本の社長を辞任するという一部報道が!

 この報道を目にしたほとんどのファンは「どうせ話題作りのアングルだろ?」と思ったかもしれないが、今週の「マット界舞台裏」で井上譲二記者は、IWGP流出がその理由ではないものの、「菅林氏が社長辞任の意思を持っていたのは事実である」とズバリ書いている。

 一時期の低迷期をやっと抜け出し、ようやく上昇ムードに乗ったと思われるここ最近の新日本プロレス。低迷期とされる頃は、藤波、草間氏、サイモン氏と現役のレスラー以上の個性を発揮する社長にも問題があったと思われるが、その点菅林氏はあくまでも黒子に徹し、リング上の話題だけでここまで盛り返した。それなのに、なぜこのタイミングで辞任なのか?

 まさしく福田首相ばりの“投げ出し辞任”と眉をひそめたくなるところだが、どうやらその原因として、またもやアントニオ猪木の影が見え隠れする。さらに菅林氏の成功を妬む者もいるようで、菅林氏の気苦労は絶えないようだ。

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 そんな新日本に関して、井上記者が今年最大のスクープをゲット!

 井上記者が「いま、新日本が水面下で推し進めているビッグプランが現実のものになれば、プロレスファンを卒業した人たちもド肝を抜かれるに違いない!」とまで言い切るこのマル秘プランだが、これはしばらく「日本プロレス界の盟主」の座をNOAHに譲っていた感のある新日本が、近年の上昇ムードに乗って、いよいよ盟主の座奪還に動き出すようなのだ。

 戦極との興行戦争が勃発しそうな来年1・4だが、新日本はこのマル秘プランの発表という、超ド級の隠し玉を持ってくるかもしれない。それだけのビッグプランをこの段階でスッパ抜いた井上記者のスクープは、ぜひダウンロードしてご覧ください。

 このほかにも、NOAHが突如全日本や新日本との交流を解禁し、プロレス大連立によるマット界の活性化が始まりそうな気配にもかかわらず、その反面で外敵の佐々木健介が奪取したばかりのGHCヘビー級王座への第1挑戦者がモハメド・ヨネに決まった矛盾や、“荒鷲二世”として総合格闘技デビューした坂口征夫が、実は無我ワールド(現・ドラディション)でプロレスラーとしてデビューさせる話を取り上げた「マット界舞台裏アーカイブス2007」など、今週も読み応え十分! 是非ダウンロードしてお読みください。

週刊マット界舞台裏'08年9月18日号

2008年09月15日

佐々木貴がシャドウWXを豪快蛍光灯KO! デスマッチ王座挑戦権を強奪! 9・14大日本後楽園大会

 3連休中日の14日夜、ほぼ満員の1,277人(主催者発表)を動員し、大日本プロレス後楽園ホール大会が行われた。

 メインのタッグマッチは凶器持ち出し自由の「スパイダーネットデスマッチ」。シャドウWXが保持するデスマッチヘビー級王座への挑戦権を巡り、ライバル関係にある佐々木貴と宮本裕向が、タッグパートナー同士ながらも火花を散らした。

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リング上は、ご覧の通りの凶器天国。不気味な静寂が流れる


 試合は場外ハードコア戦を皮切りに、リング内外に張りめぐらされた有刺鉄線スパイダーネット、有刺鉄線グローブ(アブドーラ小林持ち込み)、有刺鉄線バット(WX持ち込み)、世界一辛い唐辛子「ジョロキア」を使用したデスソース(WX持ち込み)、そしておなじみ蛍光灯(宮本持ち込み)と、ありとあらゆる凶器が持ち込まれる何でもあり状態。

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グローブにバット!

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スパイダーネット!

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蛍光灯! 蛍光灯!! 蛍光灯!!!


 最後は佐々木がWXからデスソースを奪い返し、WXの傷ついた頭にたっぷりと振りかけ形勢逆転。豪快な破裂音を立てながら、右足with蛍光灯をWXにヒットさせ、20分を超える血みどろタッグ死闘を制した。
 試合後佐々木は「もう俺しかいねえだろ!」と、堂々のデスマッチ王座挑戦宣言。WXも「俺は逃げねえよ。血の海に沈めてやる!」と返り討ち宣言で快諾。近日中のタイトルマッチ実現が確定的となった。なおタイトル戦の日時と会場は、11・3盛岡大会が有力視されている。

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最後は貴の大・逆・襲!!

 
 セミのタッグ選手権では、関本大介・マンモス佐々木の王者組が、葛西純・黒天使”沼澤邪鬼の挑戦者組による、当初クリーンファイトを装いながら反則ファイトに切り替える騙し討ちに苦しみながらも、体力差を生かしリング内外の闘いで邪猿気違'Sを徐々に圧倒。最後はこの日好調のマンモスが29歳で沼澤をネジ伏せ、王座防衛に成功した。

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クリーンに握手を持ちかける葛西と沼澤だったが…

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やっぱり、マトモに終わるハズがない!!


■大日本プロレス 後楽園ホール大会
9月14日(日)開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール

<メーンイベント 凶器持込み自由 スパイダーネットデスマッチ 30分1本勝負>
●シャドウWX、アブドーラ・小林
(22分52秒 右脚with蛍光灯→片エビ固め)
○佐々木貴、宮本裕向

<セミファイナル BJW認定タッグ選手権試合 30分1本勝負>
[王者組]関本大介、マンモス佐々木○
(21分12秒 29歳→体固め)
[挑戦者組]葛西純、●“黒天使”沼澤邪鬼
※王者組は3度目の防衛に成功。

<第4試合 ハードコアタッグマッチ 30分1本勝負>
○伊東竜二、木高イサミ
(14分42秒 ドラゴンスプラッシュwithチェアー→体固め)
石川修司、●星野勘九郎

<第3試合・再試合 メンズワールド>
MEN’Sテイオー、怨霊、●忍、KUDO
(13分55秒 トルネードクラッチ)
○大石真翔、佐藤悠己、ツトム・オースギ、ヘラクレス千賀

<第3試合 メンズワールド>
MEN'Sテイオー、●怨霊、忍、KUDO
(0分21秒 反則)
大石真翔、○佐藤悠己、ツトム・オースギ、ヘラクレス千賀

<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
大黒坊弁慶、近藤博之○
(9分45秒 スワントーンボム→エビ固め)
谷口裕一、●末吉利啓

<第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
井上勝正、●大橋篤
(11分45秒 逆エビ固め)
○石川晋也、岡林裕二

「俺がベルト巻けば、世の中が変わるんだ!」佐々木貴の壮大すぎる(?)ベルト獲り宣言

佐々木 今日ピンフォール取ったから! これで俺がベルトに挑戦で文句ねえだろ? これで次、スケジュールも全部向こうに任してやるよ、何でもいいよ、ああ。WX倒して、1年ぶりにあのベルト、腰に巻いてやりますよ。
 時代の流れは早ぇから、もう俺がベルト巻いてた時代知らねえファンもいると思う。だからもう1回ベルト取ってトップに立って、かつて絶対王者といわれた俺の実力、大日本ファン、いやプロレスファン全員、世間に知らしめてやりますよ。

 試合形式だって何でもいいぞ! 要はリングでぶつかり合って、勝ちゃいいだけの話なんだから。形式云々で有利不利とか、そんなん関係ねえから。単純にブチのめしてピンフォールして、勝った方がデスマッチ王者だって、それだけの話だろうが。それがアレは持ち出すなコレは使うなとか、ゴチャゴチャ抜かすなって! 何だっていいんだよ、堂々と構えてろよチャンピオンだったらよぉ!

 …12月7日にね、俺の生まれ故郷(岩手県)でチャリティープロレスやるんですよ。そこに俺は…デスマッチ王者として凱旋したい! 地震の被害を受けて、苦しい生活を送っている人たちに、元気と勇気を与えたい! 俺はただ、自分の名声のために言ってるんじゃないんだ。俺がベルト巻くことによってねぇ、世の中が変わるんですよ!

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WX まぁこれでね、今まで(佐々木と宮本と)どっちと防衛戦やるか決めかねてたけども、佐々木で決定ね。これはチャンピオンの権限としてね、ちゃんと会社にも申請します。佐々木、宮本って倒してね、もっともっと激しい試合をしてね、12月の横浜文体まで防衛ロードを重ねていきたいですね。今いるライバル全員倒して、「デスマッチやりたい」っていう選手もどんどん引き込んでね…ビッグネームとかね。

 まぁ今日負けてる立場でそんなこと言えた柄じゃないんですけどね、佐々木貴がDDTから移ってきて以来の今までの間に、経験したことのないようなデスマッチをやりたいですね。自分はデスマッチ10年やってきてるんで、その経験の違いを見せつけて、同時にその時リングの下で見ているはずの宮本も黙らすような試合をやりたいです。

 これは自分の考えなんですけど、蛍光灯ばっかり使い続けると、いずれ大日本はデスマッチができない団体になっちゃうと思うんですよ。だからノーロープ有刺鉄線とか、デスマッチの幅を広げることを提案し続けてるんですけど。自分は蛍光灯マッチも10年以上やってますからね、このまま続くとワンパターンになるから、新しいアイテムを取り入れていきましょうと言ってるんです。まぁ今日は目には目をで、二人に蛍光灯何回か使っちゃいましたけどね。デスマッチというものを外に向けてどう広めていくか、なくなっちゃいけないんでね、いつもそれを真剣に考えています。自分が辞めた後も、若い選手が引き継いでいけるように、デスマッチを継続させていかないと。それも、チャンピオンとしての役割だと思うんで。

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葛西 だいたいよー、最初の握手と、その後の沼の急所蹴りな、あそこまでは計算通りだったんだよ。アイツらも頭悪いとはいえ、そこまでバカじゃなかったな(苦笑)。
 まぁ今日はよ、ハードコアっていう中途半端なルールだったけどな、やっぱダメだな餅は餅屋だな。やっぱ俺ら、デスマッチじゃなきゃフェアじゃねーよ! 俺らデスマッチファイターだよオマエ。向こうが怖気づいてなー、もう邪猿気違’Sとはやりませんっていうんじゃないんだったらなー、もう一回だよもう一回! 
 俺ら今日なー、持ち味の30%も出してねーぞ? 100%の俺らとやりてーんだったらよ、今度はデスマッチルールで防衛戦組めっての! そう登坂にも言っとけコノヤロ。

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「2009年はもっと世間に大日本を打ち出したい」統括部長復帰・登坂氏総括

 14日大日本後楽園大会、最後は、2ヶ月前より晴れて統括部長に復帰した登坂栄児氏の総括で締めくくろう。

登坂 デスマッチ王座戦に関してはね、もう少し両者の意向を聞いて調整しようと思います。WXとしては10月でも11月でもいいという気持ちはあるでしょうし、佐々木君や会社側の意向も汲んで、一番いい形で組めればなと思います。
 
 今回ゲストの石川(修司)選手、KUDO選手、それといつも来てくれる(木高)イサミ選手ね、皆大日本の枠の中で存在感を示してくれて、さすがだなと思います。

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前回後楽園大会で、登坂氏に「覇気がない」と酷評されたイサミは伊東竜二と組み、
石川&星野勘九郎組と激突。イスを抱えてのトペなど、破天荒なファイトで勝利に貢献。
伊東もイサミのデスマッチファイターとしての成長ぶりに、目を細めていた


 第1試合に東京愚連隊が乱入して沸かせましたけども、大日本単体でお客様を沸かせることにもトライしていかなくてはと思います。NOSAWA選手は本当にプロレスが上手いから、ウチの若手も学ぶべき点は多いと思いますね。
 ただ、ウチの小鹿には驚きましたけどね。さすがに選手として復帰することはないとは思うんだけど…どうかな?(笑)。
 ウチの若手を見てて「もっと向かってけ!」と歯がゆくなることは多いんですけどね。そこを小鹿がプレイヤーではなくサポーターとして、若手に「もっとハジけろ!」という姿勢を叩き込んでくれれば、と期待してますけどね。

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第1試合終了後、東京愚連隊のNOSAWA論外とMASADAが突如乱入!
しかしすぐに小鹿社長が撃退! 
バックステージまで愚連隊を追いかけ回した御年66歳の小鹿社長、元気すぎる!


 佐々木君の「俺がベルトを取れば、世の中は変わる」っていう発言は、僕らが団体として取り組んでいかなくてはいけないテーマでもあります。僕たちだけが楽しくて凄い、という井の中の蛙じゃなくて、僕たちが動くことで未来が変わる。デスマッチファイター8人がいれば、8通りの未来があるようにしていきたい。2009年には、もっと世間に大日本プロレスを打ち出していけるように、サミットなどを通じてね、独自の路線でやっていきたいと思いますね。

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また逢う日まで!? 9・23VKFアゼリア大正大会概要発表

 VKFハウスショー・シリーズの最後を飾る9月23日(秋分の日)大阪・アゼリア大正の概要が発表された。参戦予定選手はGENTARO・マグニチュード岸和田・菊タロー・内田祥一・高井憲吾・佐野直・正岡大介・小杉研太・柴山貴哉・スペルシーサ・シーサBOY・SUSUMU・忍・クラウザー・エルネスト・ボルテージ・矢郷良明・ミルク&キャンディー。
 
 さらには政宗・TAKAみちのく・Gamma・エルブレイザー・アップルみゆきが参戦するのみならず、ツバサ・冨宅飛駈他、プレミアム価値満載の大会となるであろう。


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9月23日火曜祝日
大阪アゼリア大正
17時開場・18時開始
VKF WRESTLE NANIWA VOL12

全対戦カード

★KING of WRESTLE NANIWA 選手権試合 60分3本勝負
(王者)GENTARO vs 政宗(挑戦者)

★タッグマッチ60分1本勝負
マグニチュード岸和田&クラウザー&内田祥一
vs TAKAみちのく&ボルテージ&矢郷良明

★8人タッグマッチ45分1本勝負
ツバサ&正岡大介&小杉研太&エルブレイザー vs
スペルシーサー&シーサーBOY&忍&SUSUMU

★タッグマッチ30分1本勝負
Gamma&菊タロー vs 高井憲吾&アップルみゆき

★3WAYマッチ20分1本勝負
冨宅飛駈 vs 佐野直 vs ミルク

★シングルマッチマッチ15分1本勝負
柴山貴哉 vs 田中祐樹

*試合順未定


前売りチケット
スーパーシート5000円
指定席4000円(当日各500円UP)

チケットぴあコード
812-485


wrestlenaniwa@yahoo.co.jpのアドレス又はメッセージでもチケット受付中

VKFオンラインSHOPでも買えます

VKF初代王者はGENTARO〜8月24日レッスルなにわデルフィンアリーナ進出

2008年09月16日

9/14 『雪崩式石道』 笑顔のあるshow

既報の石倉正徳選手主催「雪崩式石道」が、9月14日デルフィンアリーナにて開催、盛況のうちに幕を閉じました。
入場式の一幕。Tシャツブランド「雪崩式」製、揃いのTシャツで全選手が参加。
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この日mainで対戦した石倉正徳とビリーケンキッドの試合は、石倉が試合開始から一気にラッシュ。ドロップキック、トルニージョ、ブレインバスターと一気呵成に攻め込む。
しかし、長期欠場の理由となった負傷箇所の膝を攻められると失速。ビリーケンキッドの打撃、関節、投げ技と、多彩な膝攻めに苦しめられ、ギブアップ寸前に。
石倉の粘りもここまでか、という場面が続くも、セコンドに控える選手からの声や、会場を包む石倉コールに勇気付けられたか、凄まじい高度と飛距離のカウンタースワンダイブミサイルキックで形勢を逆転。ジャーマンで畳み掛け、ボディプレスでのフィニッシュを狙うも今度はビリーが剣山で迎撃。蝙蝠釣り落し二連発は何とか凌いだ石倉も、最後はビリーケンキッドの「ベルディゴ」の前に3カウントを喫した。
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試合後、若手選手の要請により全選手参加の10人タッグマッチを追加。一時は渋った冨宅飛駈も、ジャージを脱ぐと黒のショートタイツ。ボーナストラックに花を添えた。
若手選手全員が石倉を狙う展開の中、最後はその石倉が唯一の石倉道場所属選手、田中祐樹をブレインバスターからの長距離ダイビングボディプレスで葬り、大会を締めくくった。
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このshowのキーワードは「笑顔」。試合を見ているお客さん、携わったスタッフ、そして出場した選手が零す笑顔が、この大会を華やかなものにしたように思います。
この日出場した選手は、石倉正徳選手が代表をつとめる格闘技サークル「石倉道場」参加者や、プロレスラー石倉正徳との試合や交流を通して縁を結んだ人ばかり。そのみんなが、それぞれの思いを込めてこの空間を楽しんでいたことが、厳しい戦いの中にも、showの雰囲気を柔らかく、温かいものにしていました。
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9月14日(日) 『雪崩式石道』 於:デルフィンアリーナ道頓堀
観衆230人
○カブキキッド(8:50スパイダースリーパー)三原一晃●
○冨宅飛駈(15:25フロントスリーパー)田中祐樹●
●ロベルト田中(11:50クラッチ・イン・ザ・ハウス)矢野啓太○
○原田大輔(12:35片山ジャーマンスープレックスホールド)入江茂弘●
○ビリーケンキッド(14:02ベルディゴ→片エビ固め)石倉正徳●

特別試合
ビリー、○石倉、冨宅、カブキ、三原
(6:52タイガースープレックスホールド)
原田、ロベルト、矢野、●田中、入江

大阪・枚方の<娯楽格闘技>『石倉道場』
「石倉正徳選手」主催 石倉道場設立10周年記念興行開催

kabukikid.

2008年09月17日

パンクラス10・1後楽園ホール15周年記念興行第一弾全カード決定

 パンクラス15周年記念興行第一弾の全カードが決定した。すでに発表済みのKEI山宮対川村亮のライトヘビー級キング・オブ・パンクラス決定戦と合わせて、強力なカードが並んでいる。

<メーンイベント ライトヘビー級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R> 
KEI山宮(パンクラスism)
vs.
川村 亮(GRABAKA)

KEI山宮対川村亮戦決定

<セミファイナル ライト級特別試合 5分3R>
大石幸史(パンクラスism)
vs.
小谷直之(ロデオスタイル/チームZST)

<第6試合 ミドル級戦 5分2R> 
金原弘光(U.K.R.)
vs.   
金井一朗(パンクラスism)

<第5試合 ミドル級戦 5分2R>
久松勇二(和術慧舟會TIGER PLACE)
vs.
佐藤豪則(Laughter7)

<第4試合 バンタム級戦 5分2R>
裕希斗(U−FILE CAMP.com)
vs.
川名蘭輝(ロデオスタイル/チームZST)

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ノーコンテストとは言え、高いポテンシャルを示した戦極育成選手マキシモ・ブランコが連続参戦。NEO BLOODトーナメント準優勝のABとのカードで真価が問われる。

<第3試合 ライト級戦 5分2R>
マキシモ・ブランコ(戦極育成選手)
vs.
AB(和術慧舟會 駿河道場)

<第2試合 フェザー級戦 5分2R>
田中康友(SKアブソリュート)
vs.
清水隼人(アンプラグド国分寺)

<第1試合 フライ級戦 5分2R>
清水清隆(SKアブソリュート)
vs. 
石井拓麻(ALLIANCE)

また、10・26パンクラスディファ有明大会のカードも続々と決定している。

<ライト級戦 5分2R>
五十里祐一(パンクラスP’sLAB東京)
vs.
坂口征夫(坂口道場 横浜)

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<ウェルター級 5分2R>
鳥生将大(パンクラスism)
vs.
和田拓也(暫定王者/SKアブソリュート)

<フライ級 5分2R>
江泉 卓哉(総合格闘技道場 武門會)
vs.
平安 孝行(フリー)


【2009年のツアータイトル募集!】
 さらにパンクラスでは、来年、2009年のツアータイトルを募集している。
名称と、その簡単な説明を添えて下記の方法にてご応募下さい。

例)SHINING:「太陽のように上昇し、光り輝くパンクラシスト」という意味。


■応募方法
Eメール:info@pancrase.co.jp
(管理の都合上、Eメールのみとさせて頂きます。)
※お一人さま何案でも、また、言語は問いません。
※ご応募いただいたタイトル案が採用された方には、そのツアータイトルの入ったTシャツと、1万円分のパンクラスオリジナルグッズをプレゼント致します。
※お電話でのご応募はご遠慮下さい。
※Eメールのタイトルには、「2009年ツアータイトル係」と明記して下さい。また、お名前、ご住所、お電話番号も合わせて明記して下さい。
※ご応募の締め切りは11月25日(火)までとさせて頂きます。

2008年09月18日

篠原光、交通事故の負傷で9・20 DEEP GLOVE 3 無念の欠場! 大会のピンチは17歳愛娘・AYAが救うぞ!

 17日昼に、東京・DEEPオフィシャルジムIMPACTにて、9・20『DEEP GLOVE 3』新宿FACE大会の記者会見が発表された。
 第2部(プロの部)メインに出場予定の“喧嘩女王”篠原光だが、9月5日の午後4時半頃、プロレスに出場するために車で会場へ向かっている途中、交差点付近で停車中のところを20トン強のトラックに追突され負傷。診断の結果、外傷性頚部症候群、左鎖骨部打撲傷で全治3ヶ月の重傷であることが判明し、今大会を泣く泣く欠場することとなった。

 ここで、「DEEPにとって致命的なショック」と落胆する佐伯繁代表を救うべく立ち上がったのが、なんと篠原の愛娘にして、平成3年生まれの、今年でやっと17歳になるというAYA嬢!
 篠原が17歳の時に産んだ一人娘・AYAは、現在クラーク記念国際高等学校の仙台キャンパスに通う2年生。ケアマネージャーを夢見て、ホームヘルパー2級を取得し、介護を学ぶ正真正銘の現役高校生だ。

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母のピンチは、娘が救う! これぞ親子愛!!


篠原 先週の金曜日に娘から電話がありまして。「ママ、16歳から出れるんだよね? ママが出れないんだったら、AYAが出る!」なんて言い出してきまして(笑)。普通の家の親だったら、今まで格闘技の練習もしていない娘が、そんなこと言い出したら絶対に許さないですよね? でも、この家の娘だからこそイケるという気持ちが私にもありまして、彼女の勇気を尊重することにしました。まだ彼女は介護の勉強をする高校生なんで、今回の挑戦が最初で最後だと思います。


 気になるAYAの格闘歴だが、何と格闘技はおろか、スポーツ自体の経験も小学生時代のバスケットボールだけだという。しかも今回の対策は、ランバー・ソムデートM16とヨックタイ・シスオー相手に「とにかく顔を殴りにいく」打撃の練習を1回行ったのみ。
 とはいえ当人はというと、
「喧嘩は手を出される前に出す方です。「やめて」って言われると、もっとぶちたくなっちゃいます(笑)。とりあえず、ぶっ飛ばしたいです」
 と、なかなかの自信満々ぶり。会見では「パウンドも…やりたい…」と可愛らしく強気宣言し、佐伯代表を「エッ、エッ、エ〜ッ!?」と困惑させる一幕もあった。
「足とケツがでかいから、親子喧嘩では強いキック打ちますよ」
 と、篠原は愛娘の格闘センスを称賛。これには佐伯代表も、
「血筋を考えたら大丈夫だと思いますよ。なんといっても篠原光の娘なんだから(笑)。闘う本能は備わってると思いますよ」
 と納得のコメント。AYA嬢に脈打つ“喧嘩女王”のDNAが20日の本番で覚醒するか、大いに注目だ。

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佐伯「俺と結婚したら23歳差か〜。カレシはいるの?」AYA「い……ます…」
このやり取りには、ナゼか取材陣からも落胆(?)のタメ息が漏れた


■電撃ネットワーク南部虎弾プロデュース『DEEP GLOVE 3』
2008年9月20日(土)1部開始13:00(アマチュア大会) 2部開始18:00
会場:東京・新宿FACE

【変更対戦カード】

<キックボクシングルール 70kg契約 2分3R>
三上麗子(谷山ジム/J-GIRLSバンタム級6位)
vs
シャノン・フーパー(CSW)

【追加対戦カード】

<総合格闘技DEEP女子特別ルール 3分1R>
AYA(篠原娘)
vs
富樫さちこ(チーム☆SPIRITS)

【全対戦カード】

<メインイベント(第10試合) ボクシングスペシャルエキシビジョンマッチ 3分3R>
コウジ有沢(草加有沢ボクシングジム/プロボクシング元日本スーパーフェザー級王者)
vs
ヨックタイ・シスオー(タイ/プロボクシング元WBA世界ジュニアバンタム級王者)

<セミファイナル(第9試合) 総合格闘技ルール 76キロ契約 5分2R>
小池秀信(GRABAKA)
vs
佐久間博彰(マッハ道場)

<第7試合 キックボクシングルール(肘なし) 60キロ契約 3分3R>
向山 隆(六本木香和)
vs
キングジョー(杉浦グループ)

<第6試合 キックボクシングルール 70キロ契約 2分3R>
三上麗子(谷山ジム/J-GIRLSバンタム級6位)
vs
シャノン・フーパー(CSW)

<第5試合 西口プロレス提供試合>

<第4試合 総合格闘技ルール 75キロ契約 5分2R>
KG心斗(マッハ道場)
vs
飯島響鬼(六本木香和)

<第3試合 おやじキックルール 79キロ契約 3分2R>
大林史朗(チーム☆SPIRITS)
vs
山本康之(DEEP)

<第2試合 ナイトキング提供試合 73キロ契約 3分2R>
五十嵐雅(天然水)
vs
柏倉康史(池袋フェリーチェ)

<第1試合 渋谷クランチ提供試合>
奥野ジェイソン功二(杉浦グループ)
vs
ハンマーミノル(team和)

【スペシャルエンターテインメントパフォーマンス】
タケタリーノ

「親としては心配」「でも喧嘩には勝って欲しい!」AYAの母・篠原光の複雑な親ゴコロ

篠原 とにかくあの子、格闘技とかまったくやったことないですからね。でも喧嘩だと思えば、3分1Rなら何とかなるかなぁと思って。「出たい」っていう本人の可能性に賭けようと思ってね。対戦相手のことはアタシもよく知らないんだ。坊主の女の子。見た目、かなり男っぽいね(笑)。でも弱い選手とやっても意味ないからね。周りは「ナナチャンチンとやらせれば?」なんて言うんだけどさ(笑)。

――ところで、娘さんのお父さんというのは…

篠原 言っとくけど、太陽ケアじゃないよ(笑)。れっきとした日本人です(笑)。
 でもね、母親としては、もちろん心配ですよ。私のお母さん(AYAの祖母)が聞いたら、泣いちゃうと思う。AYAが出るってこと、まだ教えてないんです。

 AYAって、私と性格がまったく違うんですよ。そこが心配でね…。私は喧嘩上等で育ってきたのに、あの子はジェットコースターも怖くて乗れないぐらいなんで。
 本人は喧嘩したっていっても、きっとちょっと叩いたぐらいでピーッて泣いちゃうようなレベルでしょ? 基本的にやられたらやり返せない子なんで、アタシあの子に、やられたら灰皿でアタマかち割るぐらいの気持ちでいけ! って教えてんの(笑)。だって今の時代、簡単に人が人を殺しちゃうでしょ? それじゃ、自分で自分の身を守るしかないじゃない!
 
――試合は、どんな展開になると予想しますか?

篠原 もう本能のまんまに、やるしかないだろうね。ひたすら顔めがけて殴りにいく、って感じになると思うけど。でもあの子、身体デカいから、寝技になっても下からひっくり返せるかもしれない。167センチ、54キロありますから。それに平成3年生まれですからね。若いでしょ(笑)。

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パンクラスP'sLAB東京が原宿ゴールドジムに移転

 97年8月より港区南麻布にて一般会員を交えた営業をしていたP’s LAB 東京が、10月2日(木)よりゴールドジム原宿店にて「P’s LAB 東京 ゴールドジム原宿」として移転することになった。

 レッスン時間は以下になる。

月曜日 18:00〜19:20 19:40〜21:00
水曜日 21:15〜23:00
木曜日 18:00〜19:45
金曜日 18:00〜19:05 19:10〜20:15
土曜日 16:15〜17:45 20:15〜21:30
日曜日 15:15〜16:45
※火曜日定休
料金(全て税込)
入会金 ¥15,750
(現P’s LAB 東京会員は2008 年11 月30 日までに入会手続きをすれば無料)
月会費 一般男性¥10,500 大・専・高 学生¥8,400 中学生/女性¥6,300 スポーツ保険¥1,500

「P’s LAB 東京 ゴールドジム原宿」
東京都渋谷区神宮前6-31-17 ベロックスビル4F・3F・B2F

2008年09月19日

高山善廣、念願の虎狩りへ向けて豪快初勝利 9・18リアルジャパン後楽園大会

 18日夜、東京・後楽園ホールにて、超満員1,636人(主催者発表)を動員し、リアルジャパンプロレス興行『マーベラス』が行われた。
 この日の注目は、リアルジャパン初登場の“帝王”高山善廣。セミでアレクサンダー大塚を従え、石川雄規・長井満也組と対戦した。

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時空を支配する巨大な存在感、まさに帝王! 大きいことはいいことだ!?


 試合は、体格で他の3人を凌駕する高山が、存在感でも圧倒。巨体から繰り出す一挙手一投足に、観客は少年ファンのような素直な感嘆をあげる。結果は、高山がエベレストジャーマンを長井に豪快に決め勝利したが、会見で高山に「眼中にない」と見下された“燃える情念”石川も、“U系ならぬB系”の意地を見せ高山に食い下がる。試合後のコメントでも高山は「面白い相手だった」と、素直に石川を称賛した。
 勝利後の高山の意識が向かう先は、やはり初代タイガーマスク。高山は「やるしかねえだろ」と意欲満々で、次回12月大会での初対決実現が待たれるところだ。

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“B系なヤツら”も、バチバチ魂で高山に意地を見せた
 

 一方追われる立場の初代タイガーは、メインでウルティモ・ドラゴンと夢の龍虎シングル対決。8・26新日本後楽園大会でも、キレの良い動きでコンディション良好ぶりを見せつけた初代は、この日も序盤から往年のタイガー殺法を連発し、ファンの喝采を浴びる。そして10分過ぎに、「象をも倒す」噂の新技“タイガートルネード”を究極龍にサク裂させ、最後は回転足折り固めで勝利した。

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夢の対決、タイガー&ドラゴン。龍虎ついに相まみえる!

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フィニッシュの回転足折り固めでは、初代のブリッジとユセフ・トルコレフェリーのカウントのタイミングが合わず、「え〜」コールが充満する微妙な空気に。ちと残念…


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「新しい格闘プロレスを見せる」と宣言の高瀬大樹は、結局総合ベースの寝技を見せる展開。2代目スーパー・タイガーの足取り腕固めでレフェリーストップをかけられ、不満タラタラの様子だった


■リアルジャパンプロレス『マーベラス』
9月18日(木)開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール

<メーンイベント シングルマッチ>
○初代タイガーマスク
(11分9秒 ジャパニーズレッグローリングクラッチホールド)
●ウルティモ・ドラゴン(闘龍門)

<第5試合 タッグマッチ>
石川雄規(バトラーツ)、●長井満也(ドラディション)
(16分53秒 ジャーマンスープレックスホールド)
○高山善廣(高山堂)、アレクサンダー大塚(AODC)

<第4試合 シングルマッチ>
○2代目スーパー・タイガー
(8分29秒 レフェリーストップ)
●高瀬大樹(チーム・ベイダー)

<第3試合 タッグマッチ>
“仮面シューター”スーパー・ライダー、●澤宗紀
(11分43秒 シャークデスバイロック(変形チキンウィングアームロック))
折原昌夫、○タイガー・シャーク

<第2試合 タッグマッチ>
HARASHIMA、○KUDO
(12分5秒 ダイビングニードロップ→片エビ固め)
グラン浜田、●ケンドー・ナカザキ

<第1試合 シングルマッチ>
○間下隼人
(8分24秒 バックドロップ→体固め)
●斎藤彰文

高山「他にいねえだろ」初代「新技改良します」 次回12月大会で初対決の機運!

――今後は、初代タイガー選手を追いかけてくことになるんですか?

高山 そりゃそうだよ、だって他にいねえじゃん。リアルジャパン上がったからには、ちゃんとリアルジャパンに所属してる奴とやりたいしさ。
 でも、石川雄規とやるのは初めてだったけど、なかなか面白かったね。

――次回のリアルジャパン興行は、12月になりますが…

高山 次のこと言われてもわかんないよ、俺も忙しいんだからさ。俺、遊び優先だから(笑)。遊びで忙しいんだよ。
 でも、もし今日のメインで虎のオッサンがしょっぱい試合やったらさ、目標をトカゲのマスクのオッサン(ウルティモ)に変えちゃってもいいかなって思うけど。
 ……(後のポスターの初代の写真を見て)なんだこれ、30年前の写真使ってんじゃん(笑)。もしこの人とやることになったら俺もポスターに、高校の剣道部の頃の写真使わせてもらわないと釣り合い取れないよ(笑)。

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――ウルティモ選手は、とにかく初代タイガーさんを尊敬していたと…

初代 そうですね、その分気を遣ってる部分が向こうにあったのかもしれませんね。彼は鈴木みのるみたいに自分だけのペースでガンガンくるタイプと違って、技の応酬を楽しみたいタイプなんで、こちらも楽しめました。
 今日の試合はね、タイガートルネードで身体がガタガタになりましたね。本当にキツいんですよぉ、タイガートルネードは。もう、股関節と首と背中が痛くってねぇ(苦笑)。

――12月は、やはり高山選手との対決になりそうですか?

初代 そうですね…、もしやるなら、タイガートルネードをさらに改良したやつを、一発お見舞いしてやりたいな、と思いますね。今日のウルティモ選手のような技の応酬を楽しむタイプ、最初からガンガンいくタイプ、いろいろな選手と当たっていきたいですね。これから楽しみです。

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「ナカザキ〜! よく頑張った、もういいぞぉ〜〜〜!」
リアルジャパン名物・ヤジ天国はこの日も健在!
「そこの席のアナタ、面白いよ!」と、ゲストの生島ヒロシ氏も絶賛!(左は俳優・藤巻潤氏)

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ニャー! 猫ひろし&エスパー伊東も興行に花を添えました。はい〜

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以上、今日も元気なリアルジャパンの現場からお伝えしました! 押忍(敬礼)。

植松直哉が初参戦でDJ taikiと夢のカード実現 ZST最強のアノ男もついにDEEPに殴り込み!

 19日12時より、東京・DEEPオフィシャルジム「IMPACT」にて、10.23「DEEP 38 IMPACT」後楽園大会の対戦カードが一部発表された。これにともない、DJ taiki、植松直哉、および金原正徳、大塚隆史が会見に臨んだ。

 白シャツの正装で会見にのぞんだ植松に対し、DJ taikiは終始サングラスを外さず、存在感をアピール。前回の「DEEP 37」のキム・ジョンマン戦で判定で引き分けとなり、強さをアピールできなかったことに関して「あまりの久し振りの試合で緊張しすぎてまったく動けなくて。緊張の原因は日本の会場の雰囲気と知りあいがきてるからっていうプレッシャーとか…」と見かけによらず気弱な一面も見せたが、「守りに入ってても仕方ないので、七転八起でがんばります。試合をどんどんこなして絶対的な強さを求めていきたい」と決意を語った。


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前回の試合後、すぐに直訴してDEEPへの継続参戦が決定したDJ(右端)。「ホントに異色対決だなと思います」(佐伯代表)
対する植松はDEEPのベルトについて「自分はまだそんな段階ではないので…」と述べるに留めた。


 一方植松はDJ taiki戦に向けて、「条件が合わなければいいなと思ってたんですけど、合ってしまったんで断わる理由がないなと(苦笑)。できればやりたくないんですけど……」と本音をポロリ。確かに修斗で実績を作ってきた寝技主体の植松にとって、ハードな打撃が得意なDJ taikiは苦手な相手。しかし佐伯代表は「本人がやりたくないカードっていうのは格闘技ファンやマニアにとっては見たいカード」といじわるな期待を寄せた。

 また、ZST最強の男・金原正徳のDEEP初参戦も発表。対戦相手は、まだ知名度はないもののブラジルで武者修行を積んだ超新星・大塚隆史に決定した。当初、ZST側から「もっと強いやついませんか?」と申し出があったとのことだが(笑)、佐伯代表は「(大塚は)まだ本戦には上がってないですけど、すごく才能がある選手。金原選手にとって嫌な相手になると思いますよ」とニヤリ。


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「金原選手の強さを見せつけて、DEEPのファンも納得させる試合を見せたい」(ZST広報・上原氏) ブラジルではひと階級上で戦っていたという大塚(左端)。
「ZST VS DEEP対抗戦」でTeam-ROKENの杉内勇にKO勝利した金原にどこまで食らいつけるか!?

 大塚は「金原選手という格上の選手と当たれるのでうれしい。いい試合ができると思います」と優等生的なコメントにとどまった。ブラジル仕込みの強さで大金星をあげることができるのか。大いに期待したい。

【DEEP38 IMPACT】
10月23日(木)/東京・後楽園ホール/開場17:30・試合開始18:15

【決定対戦カード】
●DJ taiki(フリー)VS 植松直哉(クロスポイント吉祥寺)
●金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST ) VS 大塚隆史(AACC)
●しなしさとこ(フリー) VS 関友紀子(フリー)
●誠悟(フリー)VS 小坂俊二(ファイティングマスター)

【出場予定選手】
桜井隆多(R-BLOOD)、福田力(GRABAKA)、滑川康二(Team M.A.D)、川口雄介(BLUE DOG GYM)、石川英司(GRABAKA)、)ISE(PUREBRED 大宮)、大類宗次朗(SK アブソリュート)、その他
 

2008年09月20日

今週の「マット界舞台裏」は大森ZERO1離脱の真相や、プロレスEXPOの国籍偽装疑惑に迫る!

08.09.25BUTAIURA.jpg ZERO1・MAXの主力選手だった“ワイルドハート”大森隆男が無期限欠場を発表して、はや1カ月。これまで「マット界舞台裏」では、大森離脱の原因を「ZERO1・MAXが存続の危機にあるからだ」と分析してきた。もちろん、それも原因の1つではあるのだが、「真相は別のところにある」という仰天情報が飛び込んできた! 今号でさっそくこのスクープが解き明かされている。

 いまプロレス界はどこも厳しい。火の車になっている団体も多数ある。それでもレスラーたちはリングに上がって試合をする。そんな中、大森は1人リングを降りた。ZERO1を離脱して他団体に移籍するならまだしも、大森はプロレス界自体から距離を置いた。

 そこに大きな理由があるのだ。自分でまいた種とはいえ、これまで波瀾万丈なレスラー人生を送ってきた大森。そのツケがいまになって回ってきてしまい、今回の無期限欠場につながっている。大森にとって、ようやく見つかった安住の地と思われたZERO1マット。そこからも去らなければいけない事情というのは、いささか同情してしまうが…。ぜひダウンロードしていただき、苦悩する大森の辛い状況を読んでいただきたい!

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 いよいよ約1カ月後と迫ってきた「第1回プロレスEXPO」。10月24と25日に両国国技館で3大会行うという、非常に大きな大会である。それだけに、どんな選手が出場するのかがファンとしても気になるところ。

 先日、満を持して記者会見が開かれ、世界6地域・12カ国からの参加選手が発表された。スコット・ノートン、ドン・フライ、リキシなど、一部ビッグネームの参戦も発表されたものの、そのほかの選手は某道場出身のレスラーばかり。無名ではあるが、世界各国からまだ見ぬ強豪を集めてきたのなら期待はできるが、一部の外国人に選手にこのご時世にもかかわらず、“国籍偽装”の疑惑が持ち上がっているという!

 「そんなことで大丈夫なのだろうか?」と不安に思うファンもいるとは思うが、追い打ちを掛けるように、参戦が噂されていたビッグネームやすでに出場が発表されているレスラーに対し、ある問題が浮上しているという情報も…。これもすべて両国の呪いか?

 このほかにも、短命王者に終わると思われていたGHCヘビー級新王者の佐々木健介だが、ノア側が考えていた挑戦者に様々な問題が発生したため、意外と長期政権になる可能性が出てきたことや、2007年9月8日のIGF愛知・日本ガイシホール大会を、井上譲二記者が徹底リポートし、一冊すべてが「猪木LOVE」という異例の体裁となった号を紹介した「マット界舞台裏アーカイブス2007」など、今週も読み応え十分! 是非ダウンロードしてお読みください。

週刊マット界舞台裏'08年9月25日号

2008年09月21日

9月21日18時より 泉州力選手率いる「リキオフィス」が羽曳野コロシアムで興行を開催

9月21日18時より、大阪府羽曳野市の羽曳野コロセアムで、大阪の革命戦士「泉州力」率いるリキオフィスが興行を開催する。

大阪市内の「カルチェラタン世界館」で毎月興行を開催し、地元の羽曳野では半年に一度、同所で興行を行っているリキオフィスだが、今回はこれからを占う上で重要なカードが出揃っている。

代表を務める泉州力は、これまでタッグなどで幾度と無くぶつかってきた後藤達俊とついに一騎討ち。以前の羽曳野大会ではリングを血に染めたこの外敵を、泉州力がいかに迎え撃つか。ど真ん中のぶつかり合いを標榜する泉州力の底力が試される。
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そして会場での高い支持率を誇る空手家、角英輝が膝の怪我からの復帰戦を行う。ドラゴンゲートNEXとの対抗戦を通してプロレスへの適応を深めてきた角が、無念の欠場を経ての復帰。その変化と進化に注目したい。
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このほか、リキオフィス所属選手である藤原卓也はグラン浜田との結果を求められる対戦、吹本賢児は外様の中で存在を見せ付ける必要がある6人タッグ、滝井洋介はリキプロ和田選手に挑む。
ドラゴンゲートNEX勢の継続参戦など、成長要因もある中で、所属選手の奮起が求められる大会となるだろう。

リキオフィス 羽曳野大会
9月21日 18:00開始  羽曳野コロセアム

泉州力VS後藤達俊
グラン浜田VS藤原卓也
高智政光 藤澤忠伸 内田祥一VS吹本賢児 黒影 カブキキッド
角英輝VS菅原伊織
石倉正徳 田中祐樹VS超神龍 m.c.KZ
滝井洋介VS和田城功

特別リングサイド5000円(当日5500円)
自由席4000円(当日4500円)
中・高校生円1500円(当日のみ)
小学生1000円(当日のみ)

リキオフィス3月30日大会1
リキオフィス3月30日大会2

“喧嘩女王の遺伝子”AYA、3分間を完走のドロー! 母・篠原光も感動! 9・20 DEEP GLOVE 3

 20日、東京・新宿FACEにて、電撃ネットワーク南部虎弾プロデュース『DEEP GLOVE 3』が行われた。
 今大会の目玉として、メインを予定されていた“喧嘩女王”篠原光と、ジョシュ・バーネットのマネージャー兼トレーナーのキック対決は、篠原の交通事故による負傷で対戦相手が変更。その上に当日、なんとプロデューサーの南部氏が「大幅な遅刻」により会場入りが間に合わないという前代未聞のアクシデント(?)も発生し、大会の雲行きが大いに心配された。

 そのピンチを救うために立ち上がったのが、篠原の愛娘・現役高校生のAYA。17日会見のギャルファッションとは打って変わって、スッピンにラッシュガードの女子格闘家モードで闘いに臨んだが、何しろ練習期間はたったの2日。スポーツ歴は小学校時代のバスケットボールのみという、まったくの素人状態で臨むガチンコ勝負に、観る者すべてが心配の眼差しを送った。

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これが“喧嘩のDNA”か!? 格闘技素人のAYAは必死の形相で富樫に立ち向かっていった


 しかしゴングが鳴った途端、AYAはアドレナリン全開で、真っすぐに坊主頭の富樫さちこに組み付く。そのまま組み付いた状態から、「母から伝授された」ヒザ蹴りを放っていくが、それを引き離した富樫から、パンチの連打を浴びてしまう。
 だが、ここから本格的に“喧嘩女王”のDNAが覚醒したか、AYAは一歩もひるまず、ほぼノーガードで富樫との殴り合いに打って出る。そして終了間際、もつれ合いから富樫が先に倒れ、AYAが富樫の足を掴み懸命に寝技を狙っていったところで終了のゴング。
 大方の予想を覆し、AYAが見事3分間を“完走”。試合後には「もっと練習して体力をつけたい」と、格闘技続行宣言とも取れる発言が飛び出し、母・光も「えっ!?」と驚愕したものの「私は邪魔しない」と、娘の今後は本人に任せる旨を明言。とはいえその発言のすぐ後に「まだ学校もバイトもあるし…」と、揺れる乙女心も吐露。ケアマネージャーを夢見て、仙台の高校で介護を学ぶ17歳のAYAが、今後どんな決断をするのか注目だ。

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おデコの傷も気にせず、反省しきりの試合後のAYA。母・光の愛娘を慈しむ表情が実に印象的だ


 当初篠原と対戦予定だったシャノンは、代役として急遽出場の谷山ジム・三上麗子とキックルールで対戦。三上のフットワークを攻略し切れず苦しんだものの、体力とリーチの差で試合を優勢に進め判定勝ち。仕切り直しの篠原戦にも意欲を見せた。

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■電撃ネットワーク南部虎弾プロデュース『DEEP GLOVE 3』
2008年9月20日(土)1部開始13:00(アマチュア大会) 2部開始18:00
会場:東京・新宿FACE

<第10試合 ボクシングスペシャルエキシビションマッチ 3分3R>
−コウジ有沢(草加有沢ボクシングジム/プロボクシング元日本スーパーフェザー級王者)
(エキシビションのため勝敗はなし)
−ヨックタイ・シスオー(プロボクシング元WBA世界ジュニアバンタム級王者)

<第9試合 総合格闘技ルール 76キロ契約 5分2R>
○小池秀信(GRABAKA)
(判定3−0)
●佐久間博彰(マッハ道場)

<第8試合 キックボクシングルール 70キロ契約 2分3R>
●三上麗子(谷山ジム)
(判定3−0)
○シャノン・フーパー(CSW)

<第7試合 キックボクシングルール(ヒジなし) 60キロ契約 3分3R>
●向山 隆(六本木香和)
(判定3−0)
○キングジョー(杉浦グループ)

<第6試合 総合格闘技DEEP女子特別ルール 3分1R>
△AYA(篠原娘)
(ドロー)
△富樫さちこ(チーム☆SPIRITS)

<第5試合 西口プロレス提供試合>

<第4試合 おやじキックルール 79キロ契約 3分2R>
●大林史朗(チーム☆SPIRITS)
(3R判定3−0)
○山本康之(DEEP)

<第3試合 ナイトキング提供試合 73キロ契約 3分2R>
●五十嵐雅(天然水)
(1R0分39秒 KO)
○柏倉康史(池袋フェリーチェ)

<第2試合 総合格闘技ルール 70キロ契約 5分2R>
○KG心斗(マッハ道場)
(1R0分25秒 チョークスリーパー)
●飯島響鬼(六本木香和)

<第1試合 総合格闘技ルール 渋谷クランチ提供試合>
○クランチヒロ(チーム渋谷杉浦グループ)
(1R0分55秒 フロントチョーク)
●ゾンビ西山(チームSカンパニー)

「60キロ級ならパンチだけで楽勝!」元WBA世界王者ヨックタイ、K-1出撃宣言! 9・20 DEEP GLOVE 3続報

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メインはコウジ有沢とヨックタイ・シスオーのボクシングルール・エキシビジョンマッチ。迫力と緊張感は、完全にエキシを超えていた!


コウジ この試合が決まってから、彼と会う機会が増えて仲良くなったんですけど、その分やりにくくなりましたね(苦笑)。でも最後の1Rはバチバチにやり合おうぜって、アイコンタクトで自然とそうなりましたね。最初からバチバチいってたら、早いうちに試合終わっちゃってたかもしれませんね(笑)。判定つけたら、圧倒的にヨックタイの勝ちですよ。

ヨックタイ 日本の友人のコウジさんと闘えて、光栄です。でもコウジさんは、毎日酔っぱらってるから、試合が心配でした(笑)。

佐伯代表(以下「佐伯」) 彼はね、K-1 MAXの60キロ級に関心があるんですよ!

ヨックタイ K-1の60キロ級、問題ないです。私なら勝てます。

佐伯 「谷川さん、オファーよろしく」ってことですね、はい! …ところで最後に試合したのっていつだっけ?

ヨックタイ 5年前です。

――ところで、ムエタイの経験はあるんですか?

ヨックタイ 国際式を始める前に、チョットね(笑)。

佐伯 でも今のK-1なら、パンチだけで勝てるってことです、はい! 「飯田(覚士)みたいに潰してやる」とでも書いといて!(笑)。

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以下はインタビュールームでの各コメント。

シャノン ちょっとダラダラした試合になりましたが、勝てて嬉しいです。急なオファーを受けてくれた相手の選手にも、感謝したいです。

ジョシュ 彼女は試合のブランクが長かったんだけど、よく頑張ったと思うよ。今回の勝ちをステップにして、さらに大きく羽ばたいて欲しいね。

――ジョシュ選手がセコンドにいるのは、心強かったですか?

シャノン 心強かったですけど、ジョシュのアドバイスを100%守れなかったのが反省点ですね。

――また日本で試合したいですか?

シャノン 自分の力を見せるためにも、もっと日本で試合したいです。ジョシュのレベルに達するのは難しいけど、もっと練習して頑張ります。今回闘うはずだったシノハラとも、必ず闘わなくてはいけませんね。

ジョシュ シノハラは、シャノンに勝ったらボクにキスするって言ってたらしいね(笑)。

シャノン (苦笑)。

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AYA 緊張しました。こんなことをずっと続けてるママは、やっぱり凄いなぁって。直前に仙台から東京に出てきて、練習も2日間だけだったから、体力も途中で切れちゃって。練習でやってたことが、本番の試合でできなかったかなと思います。寝技も練習してて、首をこうするやつ(ギロチンチョーク?)と、動いて脚をこう(脚関節)って、狙ってて。残り10秒だったんで、極めたかったんですけど…

――お母さんから、作戦は授かってたんですか?

AYA とりあえず、ヒザ蹴りとパンチで…

――また、やりたいと思いますか?

AYA そうですね、ちゃんと練習して、体力つけて…

篠原 エッ、また練習すんの!? やるの!?

AYA うふふふ(笑)。でもまだバイトもあるし学校もあるし…、東京に行けば頑張れると思うんですけど、また考えます。
 でも今日はとにかく、ママの代わりに試合出ました。…しょっぱい試合でしたけど。

篠原 今週の火曜と水曜、2日間の練習だけで、ホント、よく頑張ってくれましたよねぇ。2日前なんて、ネットの書き込み見て「ひど〜い!」って、ビーッて泣いてたような子ですよ(笑)。それにAYAが出ることがお母さん(AYAの祖母)にバレて、すごい怒られちゃったんですから(苦笑)。
 でも、結果も大事だけど、彼女の「試合に出る」って勇気が、勝ち負けを越えて一番大事だと思ってるんで。先週の金曜に「ママ、AYAが出る!」って言ってくれた勇気、とにかくそれが嬉しかったですね。彼女の勇気に、感謝したいと思います。
  
――今後もAYAさんが格闘技をやりたいと言ったらどうしますか?

篠原 任せますね、本人に。彼女は私の人生を邪魔してないし、私も彼女の人生を邪魔しないから。

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「MVPは西口プロレスだな」佐伯代表が“格闘技のおもちゃ箱”DEEP GLOVE 3を振り返る

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佐伯 しかしいい加減、GLOVEの方向性ってよくわかんなくなってきたね(笑)。試合形式もいろいろありすぎて、裁くレフェリーが「あれ? この試合、何ルールだっけ?」なんてことになっちゃってるみたいだからさ(笑)。「何でもあり」すぎて、その分普通の総合の試合がワリ食っちゃってるかもな。なんせ今日のMVPは西口プロレスだからさ(笑)。やっぱりウマいよぉ、彼らは。その後に出てきた芸人さんは気の毒だったけどね(苦笑)。

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ウケにウケた西口プロレス勢のワリを食ったのか、完全アウェー状態でコントを繰り広げたお笑いコンビ「瞬間メタル」(写真右下)。気の毒…

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大応援団の熱烈声援を受けた注目の「六本木香和」イケメンダンサーズだが、飯島響鬼(左)はチョークで秒殺、向山隆(右)はフルマークの判定でともに敗退

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マット界に咲いた邪道FMWというあだ花

 大仁田厚が全財産の5万円を元手に新団体FMWを89年7月28日に設立、10月6日に名古屋・露橋市スポーツセンターで誠心会館空手館長の青柳政司相手に旗揚げ戦をした背景には、本物志向のUWFに対するアンチテーゼの側面が否定できない。プロレスを格闘技だと偽ることをせず、「プロレスはプロレスなんじゃ」と開き直り、お客が面白いと思うものを提供する「なんでもあり」路線のことだ。

 女子プロもルチャも、おもちゃ箱のようにパッケージ化して楽しませる。93年のシュート革命以降、「なんでもあり」は総合ルールを指す用語になってしまった嫌いがあるが、嘘泣きの名人だった大仁田こそがエンタテイメント路線の元祖であることは疑いようがない。米国のECW革命すら、FMWがお手本だった輪廻がある。

 ただしミスターポーゴの本篇にある通り、この黎明期時点のマット界では「ニタって誰?」の状態であり、90年8月4日のレールシティ汐留にて、大仁田がターザン後藤と世界初の電流爆破マッチを敢行したのを契機に、何でもありの弱小団体が知ったかぶりファンの冗談扱いから、世間に認知されていったと言えよう。


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 以下は、ポーゴのおふくろが亡くなった9月以降の初期FMWの略歴である。
1990年9・20―11・5
バトルフィールド(全11戦)−オーニタ・フリーク・イン・オータム(全4戦)

9・12 ソ連スポーツ組織「DIRA」との提携発表。グルジア出身の柔道家グレゴリー・べリチェフらがプロレス・デビューする。
9・19 ポーゴ、プエルトリコでの大仁田襲撃に関する全面謝罪の記者会見、ポーゴのシリーズ参戦が認められる。
9・20 奈良橿原(かしはら)体育館。台風19号の影響の大渋滞でリング到着せず。30分以上遅れで体育館のマットをほぼ四角形にした状態でのノーリングマッチ。ただしこれは東スポと組んだ一面記事捏造用のやらせで、トラックは大仁田の指示で引き返させたに過ぎない。専門誌系記者らは本当の話だと信じ込まされていた。

10・26 美濃 オーニタフリーク開幕   ミックスド男女混合マッチ  T後藤&デスピナ夫妻対リッキー・フジ、くどめ
11・5 駒沢オリンピック公園体育館 FMW旗揚げ一周年興行 WWWA認定ブラスナックル選手権テキサス・デスマッチ
○大仁田厚(KO、11分8秒)ミスターポーゴ● 5度目の防衛

GE・KI・TO・TU!(全6戦)〜SE・N・RI・TSU!(全10戦)91・3・23−5・6
91年3月24日草加市体育館
FMWvsプエルトリコ軍4vs4イリミネーションマッチ
大仁田、後藤、浅子、上田勝次vsポーゴ、グラジエーター、メンドーサ、ホセ・エストラーダJr キックボクサー上田勝次大爆発!

3・26横須賀ではトルネードタッグデスマッチ。

3・28後楽園では工藤(引退を賭けた)対豊田(2・27では工藤が敗退)工藤勝利で第2代WWWA世界女子選手権獲得。
〇大仁田、後藤、浅子対ポーゴ、グラジエーター、メンドーサ●

4・27神奈川大和で戦慄開幕 上田対べリチェフの名勝負実現。ホーガンの甥のホーレス・ボウダーが初来日。

5・5愛知国際会議場。大仁田対べリチェフ(2度目)。またもベリチェフ完勝。練習生の江崎、のちのハヤブサが急遽デビュー。
(以下、ブログ欄では省略)
 
 第12章 転機到来! FMW始動
 解説資料の全文は、第13章巻末に収録されています。

W★INGという名の奇実 解説・美城丈二

 一九九一年八月、プロレス団体として産声を上げた『格闘技連合W★ING』から『W★ING同盟』(ユニット)へと連綿と変遷を続けた、負の連鎖。
 拠り良い従え方で論考するならば、プロレスという、見る者によっては幾様にでも変化する、「ジャンルにおける“デスマッチ”という格闘スタイルの終着場と化していた」と評しても過言では無いかも知れない。

 生まれては消え、消えては誕生するプロレス団体なる、その一興亡史に対して、まさしくプロレスというジャンルを衰退させたのは、そんな団体の過剰乱立化が原因だと揶揄する向きには、W★INGと名の付く団体が辿った変遷はまさしく苦渋を思わせるものであったのかも知れず。

 非にせよ、是にせよ、論じる識者の価値観においてどちらかに大きく振り子(論調)が分かれるという事実は、良くも悪くもW★INGという団体が日本の他の団体にあっても奇特な位置に存していたという証左であろうと考えられる。
 レスリング主体では無い、競技性うんぬんでも無い、プロレスという興行において、非日常性という「治外法権」としての場を更に掘り起こしていくとするならば、自ずと答えは“デスマッチ路線”そのエスカレート化ということになるのかも知れないのだ。
 ここに、まさしく筆者は“負の連鎖”を見出すのである。

 かつてあの国際プロレスが、「金網デスマッチ」という当時の禁断の試合スタイルに踏み込んでいった時、様々な場で「デスマッチなる過激なスタイルは見る者に過剰な刺激を与え、もっともっととその要求は募るばかりで、長い目で見れば団体の崩壊を早めるだろう」と揶揄されたものだ。
 「デスマッチ路線は団体最後の選択だろう」と論じる識者までおられた。
 事実、国際プロレスは通常の試合スタイルの際にはそれまで以下の観客減という空洞化を生んでしまい、崩壊する。デスマッチを見慣れたファンには通常の試合スタイルは物足りなくなってしまっていたのである。

 そういった先例もあって、国際プロレス崩壊後は沈黙のときを経ていた“デスマッチ”路線が突如、復活したのはFMWという大仁田厚が旗揚げしたリング上での出来事だった。
 “デスマッチ”路線に敢えて踏み込んでいかざるをえなかったというのが内情ではないだろうか?


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 FMWにしてもその成り立ちは「異種格闘技」路線であり、空手家の青柳政司との抗争が当初の主軸として従えられていたし、その後も度々「異種格闘技戦」は繰り返し、行われている。

 だがやはり時の一大ムーブ“UWF現象”に抗していくには後発の団体にとっては規定路線では敵わない。観客減にあえぎ、百八十度転換「デスマッチ」路線へとスライドしていくことになる。
“地雷爆破”
“有刺鉄線”
“電流爆破”

 「デスマッチが何が悪い!」
 大仁田厚のまさに開き直りとも思えるエゴイスティックな抗弁、リング上の恐れを知らぬ試合運び、マイクパフォーマンスの数々によって『涙のカリスマ』とマスコミ・ファンに絶賛・謳われるほどのムーブを見せ、一躍、大仁田厚は“時のひと”と成り上った。
 大仁田の“成功”はインディー団体の在り方に活路を開くことになり、その後はプロレスマスコミでさえ把握しかねるのではないのか?と思わせるほどの団体勃興・崩壊が繰り返される事態とあいなった。

 W★INGはまさにそんな“デスマッチ”路線のあだ花だったろう。W★INGとて当初は“格闘技”路線だったのだから、“デスマッチ”路線の行き着く先がなんであるか?察してはいただろうが、FMW以後は通常の試合形式自体が“デスマッチ”という禁断の掟破りどころではない、修羅を作り出してしまった。

 その“デスマッチ”路線のなんと過剰なことか!
 「公認凶器(有刺鉄線バット)が用意され、すべての反則が認められる」という“スクランブル・バンクハウス・デスマッチ”や、「地上7メートルのクレーン車の上で戦う」スキャフォード(処刑台)マッチ、さては往年のファンには懐かしいワフー・マクダニエルの登場で沸いたインディアン・ストラップマッチ、「南北に設置された合計8個のガス・バーナーを使用した」ポーゴと松永の“人間焼肉マッチ”、“人間生け花釘板デスマッチ”、“ボブワイヤーネット・デスマッチ”、“月光闇討ちデスマッチ”、「負けた方が棺桶にぶち込まれるという“アンダーテイカー〈棺桶〉デスマッチ”さてはさて「銃や刀を除くあらゆるモノを観客が凶器として持ち寄り、レスラーが自由にそれを使って戦う“エクストリーム・トルネード・デスマッチ”なるものまであった。

 もうここまで徹底すれば、立派に“治外法権”の場としては冥利に尽きるというものではないだろうか?

 団体運営という背景を鑑みるとき、規定路線である、たとえば全日本プロレスの如し、オーソドックスなレスリング展開では観客の興味を引かないし、保ち得ない。レスラー達もそこに着目して、大いに奮起、W★INGはプロレス界の恒、離合集散を繰り返しながらもファンの支持を獲得し続けた。

 ひとつだけだが、はっきりと断定出来る事柄がある。
 あまりにも易い言葉だろうが、「開き直って邁進する人間には何がしかのオーラがまとい、見る者にある“感銘”を与える」という、事実。後年、マニアの間で流布されることとなる、W★INGの“デスマッチ”路線がいまや伝説として“賞賛”されるのも、それゆえにであろう。

 「誰も好き好んで、火の海には飛び込まないだろう?」記者に試合後、そう語ったとされる著者・ミスターポーゴのこの一言に、私は賛辞を改めて贈る次第である。「ひとの歴史に意気地有り!」少なくとも、そういう歴史の影から目を背けない、私はまたひとりの論者でありたい。

第14章 W★INGへの寝返りは「不安感」から
第15章 W★INGのはらわたと闇討ち

大好評!ミスターポーゴ一挙4作品配信中 W★ING派!?それともFMW派!?

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 ミスターポーゴの作品が、多くのファンにとってもっともよく知られている時期に突入。一挙に4作品が販売になりました。
 これまでの古今東西を問わず、ありとあらゆるレスラー本の最高傑作だと信じて疑いません。
 極悪レスラーのポーゴさんに興味あるとかないとか、FMWやW★INGはどうでもいいとかいう問題ではありません。時代証言として、余りにも貴重かつ、マット界の生きた資料としても素晴らしい出来栄えになります。

 ヤマモ山本雅俊さんは
 「拝読致しました
ポーゴさん、素晴らしいです!!
僭越ながら、ポーゴさんをミルホンネットに、ご紹介させて頂いて本当に良かったと改めて思いました
近年のプロレス雑誌や刊行物以上のエクスタシーを
『ある極悪レスラーの懺悔』は確実に与えてくれます
皆さんもこの機会に是非読んでください!!」
 と絶賛しています。

 どうかお試しください。紙の印刷物では出版不可能な、電子書籍ならではのタブーなき記述に驚かれるでしょう。

ミスターポーゴ作品ページ

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2008年09月26日

美城丈二の“80’S・プロレス黄金狂時代”Act�粥屮織ぅ�ーマスク」

 『美城丈二の“80’S・プロレス黄金狂時代 〜時代の風が男達を濡らしていた頃”』
  Act�粥屮織ぅ�ーマスク、意思としての“異形”」

 アニメで一世を風靡した「タイガーマスク」が現実のリングに登場する。1981年、新日本マットにその勇姿を現した「タイガーマスク」は一躍、時のひととなった。時のひととなったがゆえに正体暴きが散々、当時のマスコミ紙上を賑わせたが、通のプロレスファンからは「佐山聡」の固有名はしごくあっさりと喧伝されており、その正体は通り相場でもあった。

「ライガー=山田恵一」の如く、山田恵一時代、素顔にてTVに登場しているわけでもなく、だからこそ、あしげく会場に通い詰める、通のファンでもなければその素顔までは知られてはいなかったが、「あの佐山だろう」と当時、私も仲間内で語っていたものだ。
 だが、あの当時の「タイガーマスク」以前の佐山聡、その幼げな感じ、素顔から想像される印象は穏やかな性格を思わせるものがあって、のち「ケッフェイ」などというプロレスの内部事情を告発するかのような書物を紐解く人物には思いがたい印象を受けていた(とはいっても、ご本人はそういう告発するといった感覚は皆無だった、と後年、語られてはおられる)。

 あのいまや伝説と化す、キック・ルールでのガチンコだったマーク・コステロ戦は1977年。メキシコ遠征が翌78年であり、サミー・リーとして1979年はイギリスで名を馳せており、残念ながらタイガーマスクとしてのデビュー以前は本国、日本マットではあまり目立った活躍は見せてはいない。だが、そんな時代から既に猪木らに可愛がられ、格闘技志向の強い自我意識があったことはよく知られている事実である。

 プロレスという存立概念自体に違和感を覚えつつも、カール・ゴッチ、山本小鉄、そしてアントニオ猪木のプロ意識に強烈な感化を受け、シューティング、格闘プロレス、掣圏道、掣圏真陰流、そしてリアルプロレスリングと辿る道は違えども、その軸である土壌は揺るぎが無いといった信念の強靭さを思わせる。

 昨今は「強い、総合にも勝てるプロレスラーを創造したい」と余念がなく、マスコミ紙上で謁見するインタビュー記事等では「義」「正」「死」といった日本古来の“武士道精神”に則った介錯主義を述べられたりと、その主義主張は文字通り、高邁な発想を思わせるものだ。
 恒に“10年先を行く発想”と称えられておられる通り、いまでも未来をしかと見据え邁進されておられることだろうという感慨を抱く次第ではあるが、自身の“いま在る中核”にタイガーマスク時代が存している、その「けっして当時は望んでタイガーマスクになったわけではなかった」と仰られるタイガーマスク像とも上手くご自身、向き合っておられるようで、その佇まいからひところの嫌悪感むきだしといった按配の感覚はこちら側にはあまり漂っては来ない。

 かくいう筆者も高校3年時がタイガーマスクデビュー年に当たり、その華やいだスター性に魅了されたひとりである。貪るように「ケッフェイ」も読んだりし、いまでもそこかしこで語る佐山聡氏の言説には納得させられることもしばし。往時を懐かしむことが出来る、限られた、まさしく“選ばれた”人物でもあり、またDVDで見やるタイガーマスクの勇姿には青春譜としての残像がはっきりと自身の心根、その陰影として甦ってくるかのようで、想い出と共に感慨は尽きない。

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9月18日後楽園ホール、リアルジャパンでの対ウルティモ・ドラゴン戦フィニッシュ(上)と試合後会見より

 すっくとコーナーポストの一角に立ち、一瞬間、TVライトの煌びやかな射光を受け、マントを靡(なび)かせつつ舞い降りる勇者。
 新日本マット、登場から2年と4ヶ月。
 まさしく氏こそが、80´sプロレス黄金狂時代の象徴。そんな氏を筆者も様々な有為の場所にて枚数を惜しまず書き記してきた。

 とある日、現実のマットに降り立った勇者の残像、「あのタイガーマスクの衝撃を未だに越えられないのが、のちのプロレス界の不幸なのではないのでしょうか?」と筆者宛て、熱心なプロレスファンから一通のメールが届けられた。
 (どうだろう・・・・・・?)タイガーマスク以後も新日本マットでは維新軍vsUWF軍、新日本vsUWF軍、闘魂三銃士の時代、猪木のカウントダウン等々・・・・・・様々な色を成すプロレス格闘絵巻に踊らされてきたが、果たしてタイガーマスク以後にあれほどの憧憬を抱かせるスーパースターの出現はあったのか、否か!?しばし私は思案に暮れたものだった。

 プロレスはまさしく手鏡の如し、自身の喜怒哀楽をまるで覗き見るかのようなところがある。憧れとしての象徴、「叶うことならば自身もああ、なりたい」。
 後年、多くのプロレスラーが誕生した背景にはタイガーマスクに憧れて、という動機も示す通り、文字通り“憧憬の的”としてのタイガーマスク像が存在していた。そういった意識に対し、「憧れたひとを真似たプロレスを行うからプロレス界は衰退したのだ!!」と揶揄する識者もおられるが、私はやはり無碍にそれら意識を弾劾出来ないのだ。
 私も憧れた、ただひとりの市井人。憧れた人に一歩でも二歩でも近づきたいという想念は痛いほど察せられるからだ。

 幼い時分、憧れ続けたあの“仮面貴族”ミル・マスカラスの格好良さと共に初代タイガーマスクの華麗さも忘れがたい。いまでも氏、佐山聡の前に立つとかつて動悸の高まりを自身、確かに感じ取った、あの日の私であるや知れない。
 誠に易い言葉かも知れないが、また多くの昭和プロレスファンと同じように筆者にも「特別な存在」として今後もきっと死するまであの“衝撃”は滅せぬはずだ。
 時として“憧憬”とは残酷なものだが、タイガーマスク出現以後も私の中で、その一点、曇りひとつ無い。往時の“猛虎”はいまでも“猛虎”足りえるのだ。仮面の中の氏自身が、恒に未来を見据えて前進なされておられる、その間、逆の位置であのタイガーマスク像は揺ぎ無くそびえ立っているのである。 
 「かつてを顧みて、己の歩みを悟る」
 タイガーマスクは、その“象徴”とも言うべき存在だ。
 

  ⇒【ミルホンネットが誇る著者・美城丈二配信作】

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9/28 ダブプロレス「瀬戸内サマーボム」開催! 時価100万円のベルトの行方は!

来る9月28日、18時30分より、広島県立産業会館東館第二展示場にて、広島県を中心に活動する「ダブプロレス」が夏のビッグマッチ「瀬戸内サマーボム」を開催します。
クラブなどでリングの無いプロレスも積極的に行っている同団体ですが、今回は屋内会場にリングを組む、通常のプロレス興行の形態となります。

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今大会の目玉はなんと言っても初代チャンピオン、「広島の絶対王者」こと宮本”ヤンキー”裕向に、不屈のチャレンジャー、「ミスターヒロシマ」魁(サキガケ)が挑む、DOVE世界ヘビー級選手権の一戦。

宮本選手は東京を中心に活躍しデスマッチ戦線をひた走る、若き命知らず。出身地である広島で活動するダブプロレスにはいち早く参戦し、2006年末に4way danceで行われたDOVE世界ヘビー級選手権初代王者決定戦に勝利し、以来防衛を続けている。試合内容でも観客を魅了し、地元ならではの支持率の高さもある。

その宮本選手の支持率を上回るのが、今回の挑戦者の魁選手。キャリアでは若干の短さはあるものの、常にダブプロレスの最前線に立ち、死線を掻い潜ってきた。しかし、初代王者決定戦のみならず、シングルマッチで挑んだタイトルマッチでも惜敗。どん底に叩き落され、自信喪失の日々から立ち直り、一戦一戦を戦ってきた魁選手に巡ってきた、この夏最後の失地回復の機会。

ダブプロレス社長の上田504選手は、「負けたら次は無い。ヒロシマにベルトを取り返す最後のチャンス。」と言い切る。団体の覚悟を背負って、「ダブの永久機関」魁の燃焼が、爆発がシルバーで作られた「時価100万円」の至宝を、地元広島にもたらすか!

この他にも、前回アステカ選手の欠場によって実現しなかった「福岡vs.福山」、華☆激とレッスルゲートの対抗戦や、継続参戦となった佐々木貴選手と、遺恨深まる上田504社長を含む、大荒れ必死の6men tagなどを予定。

会場の盛り上がりは常に最高潮のダブプロレス、皆さん是非体感しに来てください!

ダブプロレス「瀬戸内サマーボム」
2008年9月28日(日)18:00開場 18:30開始 
広島県立産業会館東館第二展示場 

DOVE世界ヘビー級タイトルマッチ時間無制限一本勝負
(王者)宮本ヤンキー裕向 VS (挑戦者)魁

アステカ&KAZE VS HANZO&SUSUMU

レイパロマ&趙雲子龍&佐々木貴
  VS
サウザー&カブキキッド&504

他数試合予定

ダブプロレス 082-233-0454  チケットぴあ(Pコード812-815)
自由席¥3500 指定席¥5000 当日券は+¥1000 
小学生以下無料

Info : 082-233-0454(ダブプロレス)
http://www.dove-pro.net

闘竜 会報187号

大阪「コベントガーデン」大会レポート
2007年12月大会レポート

キンボに勝った男 ショーン・“ザ・キャノン”・ギャノン

キンボに勝った男 ショーン・“ザ・キャノン”・ギャノン

すっかり下火になっている日本の格闘技界を尻目に空前のブームを見せる全米の総合格闘技界。
その中で本家『UFC』に先んじて地上波TVを勝ち取った新興団体『エリートXC』のエースはなんと言ってもキンボ・スライスだ。

このキンボ・スライス、いかにも凶暴そうな筋骨隆々の黒人選手で、フロリダの地下ファイトで全勝(あくまで本人の申告)。ポルノ会社の用心棒をする傍ら自分の喧嘩、ストリート・ファイトのビデオをネットで配信して一躍有名になり、プロデビュー。タンク・アボットなど有名選手に勝利して現在『エリートXC』のエースとして君臨している。

次戦は日本でも御馴染みで、アメリカでは絶大な知名度を誇るケン・シャムロックとの一騎打ちが全米で放送される事が決定しており、更に、あのヒョードルとも戦うという噂まで出ている話題の選手だ。

いかにもワル、喧嘩屋という風貌が、競技化する総合格闘技の流れに逆行し魅力的なのであろう。

そんな今をときめくキンボ・スライスだが、彼に勝利した選手がいるのを知っているだろうか?
その男はショーン・“ザ・キャノン”・ギャノンという選手で、なんとボストンの現役警官だ。

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これは、キンボが自分の喧嘩をネットで公開し、俺に挑戦する奴がいれば誰とでも戦ってやるからかかってこい!と挑発した所、名乗り上げたのがこのボストンの現役警官で総合格闘技の経験もある”大砲”ギャノンだった。

したがって試合は何かの大会で組まれたのでは無く、どこかの体育館で仲間が集まって勝手に行った野試合だ。2003年9月に行われ、勿論、素手での殴りあい。
試合は、まさに喧嘩という感じで壮絶な殴り合いだったが、終盤は両者スタミナ切れでぐだぐだになり、体格にまさるギャノンが殴り勝ち、キンボが大の字になって終了。試合後、両者は病院に直行したらしい。

ただ、キンボ陣営は元々、ベアナックルで殴るだけの約束だったのにギャノンはギロチン・チョークや膝蹴りを使ったので無効だと抗議している。
しかし、正式な大会で組まれたものではなく、ルールに関してはお互いに別の主張をしてる喧嘩なので第三者には判断しかねる。

ちなみにこの試合もネットで公開され、現在でも大の字で倒れるキンボの姿が確認出来るので一見の価値があるだろう。

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2008年09月27日

岡村正史の力道山本発売+第33回プロレス文化研究会告知

 ミネルヴァ書房から10月10日に岡村正史著の今年のプロレス刊行物ではもっとも本棚にいつまでも置いておきたい一冊になるであろう『日本評伝選 力道山』が発売される。この出版記念パーティーが京都三条のル・クラブ・ジャズにて11月1日(土)16時40分から18時半まで開催決定。飲み物、軽食付き、ライブ有で10月14日(火)までに住所・氏名・電話番号を明記のうえ、FAX送信での事前の申し込みが必要であり会費は4000円である。以降の受付は不可となります。パーティーに関する問い合わせ及び申し込み(FAXでの事前連絡)は、TEL、FAXともに078−794−1345岡田まで
なお当日、力道山本の販売有。定価は2500円(税別)。希望の方にはサインを入れるとの事である。

 また、氏が「力道山vsプロレス」を講演する第33回プロレス文化研究会は、同日14時から16時半まで。場所は同じく京都市三条のル・クラブ・ジャズである。こちらは入場料無料。カンパ歓迎とのことだ。力道山マニアならびに7月の火曜日の夜にNHK教育テレビで放映されたグレート東郷、フレッドブラッシーのドキュメンタリーを興味深く御覧になった方、そして昭和プロレス者は全国から集っていただきたいものである。またプロレス文化研究会の常連の方は通人が集う場でもあるのでこれを機会に奮ってご参加を。


2008年09月28日

戦極 〜第五陣〜 速報

戦極 〜第五陣〜
会場: 東京 国立代々木競技場第一体育館

第8試合 ライトヘビー級 5分3R
○シャンジ・ヒベイロ(3R3分49秒 TKO)杉浦 貴×
鳴り物入りの総合デビュー戦のジャンジとノアからの使者、杉浦。柔術家vsプロレスラーという二昔前っぽいマッチメイクで1Rはそのまま典型的な柔術vsプロレス的な展開。ジャンジがテイクダウンしてマウント、腕十字、杉浦が何とか耐える。しかし2R、ジャンジのタックルを読める様になった杉浦が凌ぎ、そのままコーナーで揉み合いブレイクを繰り返す。3R、杉浦のローブローがあったが、基本、コーナーで揉み合いが続く。しかしラスト1分でジャンジがいきなり猛ラッシュで杉浦血だるまでKOされる。意外な結末だった。

第7試合 ヘビー級 5分3R
×トラビス・ビュー(1R4分11秒 TKO)キング・モー○
藤田を秒殺して一躍、日本でも有名になったビューに、ホジャー欠場で急遽、代役として呼ばれたモー。何故かモーはセクシーな女性ダンサーを引き連れて派手に登場。モーの変則的な打撃に攻めあぐねるビュー。しかし1Rラスト1分にモーが片足を上げての右パンチが炸裂。そのまま崩れ落ちるビューにモーが追い討ちをしてレフリーが止めた。

第6試合 ミドル級グランプリシリーズ2008一回戦 5分3R
×近藤有己(2R1分08秒 チョーク)佐々木有生○
もう負けられない近藤だが、佐々木の手堅い試合運びに阻まれる。1Rはひたすら逃げ続ける佐々木に近藤が焦りを誘った。2R、焦りから早めに組みにいった近藤を佐々木がじりじりグランドに引き込みチョーク。佐々木は大金星。

第5試合 ミドル級グランプリシリーズ2008一回戦 5分3R
○中村和裕(判定 3-0)ポール・カフーン×
UFCで連敗でリストラされた中村に英国トップ選手のカフーン。前半は打撃のカフーン、グランドの中村という展開だが、後半は両者スタミナが切れてきて、2〜3Rはカフーンがグランドで上を取るがその後、決め手が無い。3R最後の1分で中村がテイクダウン。中村にサッカーボールキックの反則もあり、内容もお互いに決め手が無いが判定は中村。ホーム判定な上、かなりの塩試合で株を下げた内容だった。

第4試合 ミドル級グランプリシリーズ2008一回戦 5分3R
○ジョルジ・サンチアゴ(2R3分37秒 肩固め)ローガン・クラーク×
佐々木から腕十字で衝撃的な勝利を収めたサンチアゴに三崎からダウンを奪ったクラーク。序盤クラークがラッシュを仕掛けるも、サンチアゴがグランドに引き込み翻弄する。足関節、アームロック、腕十字などを必死で逃げるクラークだが、最後は肩固めでタップ。

第3試合 ミドル級グランプリシリーズ2008一回戦 5分3R
×エヴァンゲリスタ・サイボーグ(1R22秒 肘脱臼でタップ)シアー・バハドゥルザダ○
瀧本に劇的な勝利をしたサイボーグに三崎と互角の試合をしたシアー。しかしシアーのテイクダウンのもみ合いでサイボーグがマットにおかしな方向に手を付いて脱臼。アクシデント的な結末だった。

第2試合 ライト級 5分3R
○國奥麒樹真(判定3-0)クォン・アソル×
試合が動いたのは2Rから。国奥がテイクダウンからチョーク、腕十字と攻めるが、アソルが必死に凌ぐ。3Rも国奥がテイクダウンで試合を支配するが、国奥の腕十字を逃れたアソルが上になりパウンド。判定は終始、試合を支配した国奥が3−0で勝利。

第1試合 ライト級 5分3R
○ホルヘ・マスヴィダル(1R1分57秒 TKO)ライアン・シュルツ×
レスリングエリートのシュルツに対するは街のケンカ屋、マスヴィダルという対戦。打撃戦から、タックル狙いに切り替えてきたシュルツのタックルに合わせたマスヴィダルのカウンター、そして膝蹴りが炸裂。そのままうつぶせに倒れるシュルツにマスヴィダルが追い討ちのパウンドでレフリーがストップ。

2008年09月29日

今週の「マット界舞台裏」は1冊まるごと永島勝司氏の新刊著書に物申す!

08.10.02BUTAIURA.jpg 毎号、マット界の気になる舞台裏話が3〜4本収録されている「マット界舞台裏」だが、今週はなんと1冊まるまる1つのネタについて書かれている。そのネタとは最近発売となった永島勝司氏の著書「プロレス界を揺るがした10人の悪党」への物言いである。

 かつて新日本プロレスで仕掛人として、新日本VSUインターの全面戦争など数々のヒット企画を生み出した永島氏。その永島氏がプロレス界に悪影響を与えた10人を選び、その人物について様々なエピソードを交えて書かれた著書を出版。
 赤裸々に書かれたエピソードが満載で、一部のマニアの間でもウワサになっている一冊のようだが、この本の中で週刊ファイト(現在休刊)とその元編集長である井上譲二氏について書かれた部分があるのだ。

 そこでこの本に目を通した井上記者だが、「永島氏のボケぶり(失礼!)と思い違いがあまりにも激しい」ということで、いてもたってもいられなくなり本の中からファイトや井上記者について書かれた部分を抜粋し、当事者だからこそ出来る「真実はこうである」という指摘を今週の「マット界舞台裏」で行ったのだ!

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 例えば、一時期の週刊ファイトは新日本プロレスが水面下で進めていたビッグイベントの企画を何度もスッパ抜き、スクープとして紙面を飾っていた。新日本内部では「永島が情報をファイトに流しているんではないか?」というウワサがたったほど。
 さらに「社内に盗聴器が仕掛けられている」「社員の誰かがスパイなんじゃないのか」といった疑心暗鬼な状況にまで陥り、ついに永島氏は当時の現場監督だった長州力と共に、スパイをあぶり出す“おとり捜査”まで行ったという。

 しかし、どうやらファイトに情報を提供していた人物は、永島氏が「アイツでは?」と睨んでいた人物とは違う人物だったようで、井上記者は今週号の中で「ハッキリ言おう、情報提供者は××××や××××ではなかった」と記している。実際に誌面では伏せ字になっていないので、ぜひその目で確かめていただきたい。

 そういったこともあり、ファイトと新日本は事あるごとに険悪ムードとなり、新日本側から抗議されたことも数知れず。今週号ではその抗議の様子が、実に生々しく書かれている。ファイトのファンだった方がこれらのエピソードを読めば、「なるほど、あのスクープの裏にはこんなこともあったのか」と思わずニヤリとしてしまうかもしれない。

 このほかにも、奇しくもこちらも“ファイトネタ”が書かれた約1年前の「マット界舞台裏」を振り返る「マット界舞台裏アーカイブス2007」など、今週も読み応え十分! 是非ダウンロードしてお読みください。

週刊マット界舞台裏'08年10月2日号

井上譲二版マット界を揺るがした悪党!?週刊マット界舞台裏'08年6月5日号

ノア杉浦貴が「総合はもういいんじゃないか」 戦極〜第五陣メインのお仕事

 国立代々木競技場第一体育館は圧倒的にプロレスファンが多かった。そしてノアの杉浦貴は、十分に期待に応えてくれた。

 戦極〜第五陣〜のメインイベントを任されたのは、柔術世界王者とはいえ、総合デビュー戦でしかないシャンジ・ヒベイロと、プロレスラーの杉浦貴だった。総合マニアは、一人で家でPPV観戦した者が圧倒的だったのではなかろうか。しかし、日曜昼3時からの都心の会場に集まったのは、友人やボーイフレンドに連れられてやってきた一見さんのほうが多かったかも知れない。

 声援は圧倒的に杉浦が受けていた。なにしろ休憩時間明けには、キング・オブ・戦極のジョシュ・バーネットが挨拶。そのジョシュに、ノア同僚の高山善廣、元リングスの滑川康仁がセコンドにつくとなれば、もうそれだけで絵になってしまう。会場はプロレスモードに豹変、ヤジの内容も「投げてくれ!」「オリンピック予選スラムだ」と、受け狙いのものも含めて会場を沸かせていたのだから、プロレスラーのオーラには脱帽するしかない。

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ジョシュは11月参戦をアピール(左) 武家屋敷の門からヒベイロが登場した舞台演出(中) 事前の煽りビデオではセコンドは「三沢さん、小橋さん」と発言していた杉浦だが、ジョシュ、高山、滑川が並んだ!(右)
 

 試合は3R4分18秒、意外にもヒベイロのヒザ蹴りなど打撃ラッシュが杉浦の顔面を切り裂き、レフェリーが試合を止めた。しかし、総合マニアは1Rもつのか、2Rかとか予想していたのだから、ヒベイロ売り出しのあて馬役を急遽一か月前に振られたにしては、大箱のお客さんを大いに喜ばせたのではなかろうか。また、会場が選手に感情移入して”杉浦コール”をさせたのだから、他の格闘家とは存在感が違っていた。きっちりとメインイベントのお仕事は果たしのだ。

 ヒベイロのタックルは、ちゃんとがぶって見きっていた。試合後のインタビューで杉浦も語っていたように、課題は1に、グランドに持ち込まれないこと、2に、仮に持ち込まれても立つことで、それは出来ていたのだから立派である。なにしろ、グラウンドで上になられても、「ヒベイロに緊張している印象があった。ゼイゼイ言っていた。相手がバテているのがわかった」と、冷静に試合を運んでいたのだ。そして作戦は、3Rに打撃で勝負をかけることだったのだが、本人もスタミナをロスしてしまい、「体が動かなかった」という。
 

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柔術家のハイキックやパンチが杉浦を襲う! 杉浦のパンチも当たってはいたが・・・
フィニッシュのひざ蹴りが命中した瞬間(右下)


08.9.28s4.jpg 左目上のカットであるが、内側を2針、外側を8針縫ったという。また、「DDTだ!」とか、観客のヤジもちゃんと聴こえていたそうだ。ただし、「プロレスチックにはしたくなかった」と振り返る。
 むしろ熱くなっていたのはセコンドの滑川で、3R前の指示では、「家族を背負っているんだろう、行くしかない!」と、「やたら興奮していた」と試合を総括した。

 総合への挑戦に関しては、「もういいんじゃないか!」と撤退宣言が飛び出した。「楽しいですよね。アマレス時代を思い出す」と。しかし、「楽しみは一回だけでいいんじゃないか」と、食い下がる記者の質問にもそっけない。
 杉浦の紹介には、GHCジュニア・ヘビー級王者の戦歴が紹介されていた。別の記者が全日本プロレスの横浜大会で「丸藤正道が世界ジュニアヘビー級のベルトを奪取した」ことを伝えても、「丸藤とはタッグを組んでますから」と、意に返さなかった元自衛官。インタビュー・ルームをあとにするときには、びっこを引いていたのが激闘を物語っていた。

美城丈二の“80’S・プロレス黄金狂時代”Act21【ストロングマシーン】

 『美城丈二の“80’S・プロレス黄金狂時代 〜時代の風が男達を濡らしていた頃”』
  Act21【“悪の正太郎君”若松市政とストロングマシーン軍団】
 
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  “悪の正太郎君”
 当時、“言葉の錬金術師”古館伊知郎アナはマネージャー役の若松市政をそう、称した。オールドファンには懐かしいTVアニメ『鉄人28号』を操る少年探偵団・金田正太郎君を指してのことだ。拡声器でがなりたて「将軍KYワカマツ」として入場する。

 操られるほうのストロングマシーンの正体は、言うまでも無く平田淳嗣。当初はあの「キン肉マン」に扮していたとされ、にも関わらず初お目見えの際は布状の袋のようなものを頭からすっぽりと被り、いかにも怪しい雰囲気で猪木勢の見方なのか敵なのか、判然としなかった。
 総じて、猪木イズムに感化している人々は、このギミックに渋面を見せていた。増殖していくという世界観がいかにもショーアップを思わせるもので、途中で中身が入れ替わるといったトリックはまさに茶番を匂わすものでもあったから、是か否か、賛否を大きく分けたのである。

 後年、「ハッスル」に代表される学芸会なのか、格闘競技なのか、曖昧然としたプロレスファンタジーが幅を効かせ始めると、過去を振り返って「ストロングマシーン」も“早すぎたムーブ”と賞賛されもした(といっても「ハッスル」側は飽くまでもプロレスではなく、ファイティングオペラだという主張を覆さなかったが・・・)。

 時は長州力率いる維新軍団が大挙して全日本プロレスへと去っていった時代。引き続き注目を浴びるには維新軍に変わる、ギミックの創造が急務とされた。そこで編み出されたのが、ストロングマシーン、さらにはその増殖化ギミックだった。ストロングマシーンではなく、キン肉マンの登場であったならば!?作者のゆでたまご、二氏はGOサインであったとされ、版権元の集英社をもOKであるならば、プロレス界に生身の「キン肉マン」登場ということになり、史実は大きく変わっていただろう。

 キン肉マン登場は、いかにも維新軍を覆う世界観の逆をいく発想だろうから、猪木氏が「それで行こう!!」と了承しそうな発想との推測は抱ける。だが、新日本マスクマンとしてはタイガーマスクやザ・コブラの二番、三番煎じ。このギミックが当たったかどうか、微妙な気もするが・・・。
 何故、初登場の際、布状のもので頭をすっぽりと覆っていたか? 維新軍離脱が予定調和ではなくリアルな出来事という、新日本にとって思いもつかぬことだったからだ。だからこそ、まだ版権元までの了解を得られぬままの段階で登場させてしまったとの、時の新日本首脳陣の慌てぶりが想像される。
 84年8月24日、後楽園ホール。ストロングマシーンは登場時点で敵か味方かどちらに振り子が振られても良いという、いわば苦肉の登場でもあったのだ。

 平田は、その前座時代、あの前田日明らと熱戦を繰り広げた若き勇者である。プロレスのムーブも上手く、メキシコ、カナダ・バンクーバー遠征を経て新日本マットに「ストロングマシーン」として再上陸する運びとなった。遠征時代に長州・マサ斉藤の要請を受け、維新軍入りとの一部マスコミの報道もあったが、新日本は事前にこれを察知しており、それもあって平田の新日本マット再登場を許さなかった。新日本プロレスにとっては維新軍増殖こそ脅威であったのだ。

 平田はこのストロングマシーンのギミックをのちのちまで上手く繋ぎ、途中、マスクを脱いだ時期もあったがスーパーストロングマシーンとして延命してきた。星野勘太郎総裁率いる魔界軍団でも1号を努め、「スーパー・ストロング・魔神」として活躍した時期もあった。
 平田の活躍が顕著であったからこそ2号、3号、ひいてはあのアンドレのジャイアントマシーンやマスクド・スーパースターの変身・増殖化が功を奏した、その後も数々の似通ったギミックを繰り返すことが出来たとのより良い解釈付けも出来ようが、いずれにせよ新日本プロレスマットのその長い歴史に確個たる一頁を刻んだのは事実だろう。平田自身はいまや裏方に回りセミリタイヤの状態ではあるが、時代時代の新日本首脳部に反発して反旗を翻していくレスラーが多い中で、従順に奉仕した名バイプレーヤーとの見方も出来ようか。

 若松市政はあの今はなき、国際プロレスの職員、いやリング屋兼運転手からプロレスラーになったとの経歴が示す通り、筆者には苦労人とのイメージが強い。レスラーとしてよりもマネージャーとしての働きが顕著というべきか、国際プロレス崩壊後はカナダに渡り、マネージャー業を主とした。増殖化ストロングマシーン軍団にはうってつけのマネージャーギミックだったと、後年には評価されたが、登場直後は「もっと陰鬱な、それでいて大物感漂う、たとえば往年のハルク・ホーガンに寄り添うフレッド・ブラッシーの如き人物の方が良かったのではないか?」と揶揄する向きもあった。

 のち、様々な変遷を経たとはいえ、維新軍団脱退により、未曾有とされた、時の新日本・・・そのピンチをしのぎきったのだから、現在ではより良く評価する識者も多い。維新軍離脱後もTV視聴率がほとんど落ちなかったことは語り草になっており、いつの時代でもマニアと世間一般が求めるものはリンクしにくいという側面も見てとれよう。

 後年、あの桜庭和志選手がストロングマシーンのマスクを被り、入場してきた際の観客の喝采が、未だ記憶に新しい。時代が大きく変換していたとはいえ、プロレス黄金時代を振り返るようで、私もその入場時には感慨を抱いた次第である。


  ⇒【ミルホンネットが誇る著者・美城丈二配信作】
 

10・24&25の第1回プロレスEXPOが中止に!?

08.09.29CHONO.jpg いよいよ大会開催まで1カ月を切った『第1回プロレスEXPO』。9月11日に行われた記者会見で参加選手第1弾が発表されたが、その後なんの音沙汰もない。
 大会は2日間に渡って3大会行い、国別対抗のタッグトーナメントが開催される予定だ。タッグトーナメントをやる以上、相当な数の出場選手が必要になる。ひとまず第1弾で26名が発表されたが、予定されている50名にはまだ足りない。

 しかも元『週刊ファイト』編集長である井上譲二氏が「マット界舞台裏」9月25日号で書いているように、すでに参戦が発表されている選手の質を疑問視する部分もあるし、なんと参戦が取りやめになる選手が出てきているというウワサも・・・

 実は最近、それどころではないウワサが業界内を駆けめぐっている。なんと10月24、25日に開催される予定だった『第1回プロレスEXPO』が、中止になるというウワサなのだ!

 正直、EXPOが中止になっても驚くことはない。会見で発表された出場選手第1弾を見て「これはチケットを買って絶対に見たい!」と思ったファンは、一体何人いただろうか? なんでもプレイガイドではほとんどチケットが動いていないそうだ。
 今後、中止というのはあくまでもウワサであって、EXPOはちゃんと開催されるとしても、よほど魅力的な選手を集め、あっと驚くようなマッチメイクをしない限り、大幅にチケットが動くことはないだろう。

 しかし、魅力的な選手を集めるのはかなり難しそうだ。
 それというのもEXPOが開催される10月25日は、プロレスレスリング・ノアが日本武道館でビッグマッチを開催する。この予期せぬ興行戦争にノア側が激怒していることについては、「マット界舞台裏」の8月07日号や8月14日号で書かれている通り。

 そこでノアは10・25武道館大会に向けて、まず“禁断”とされていた全日本プロレスとの交流を開始。9・28全日本プロレス横浜文化体育館大会に丸藤正道を派遣し、世界ジュニア王座を奪取した。さらに“絶縁”状態にあった新日本プロレスとの交流まで再開。
 すでに10・25武道館大会では、ノアが三沢VS小橋に次ぐ切り札カードとして、大事に寝かせてきた丸藤VSKENTAが行われることが発表されたが、このほかにも全日本や新日本から選手が参戦してくることは、ほぼ間違いない。完全に“EXPO潰し”である。

 新日本プロレスとしては、EXPOのプロデューサーに蝶野正洋が就任したことを考えると、EXPOに協力してもよさそうなものだが、EXPO側が新日本とは因縁深い関係にあるIGFのサイモン猪木氏を、外国人選手のブッカーとして起用したことを考えれば、EXPOに協力するメリットはあまりない。あくまでも蝶野が個人的に協力しているだけと考えたほうがいいだろう。
 むしろ新日本としてはここでEXPOに協力するより、ノアに協力しておけば、来年1月4日に行われる東京ドーム大会にノアから選手を貸してもらうことが出来るはずだ。そのほうが断然メリットが大きい。

 四面楚歌状態となったプロレスEXPOだが、開催を強行するほどの隠し球はあるのか? それとも思い切って中止を決断するのか? もしウワサ通り中止するのであれば、払い戻しなどの関係から近日中に発表されると思われるが・・・

2008年09月30日

総合デビューのシャンジ・ヒベイロとキング・モーの女王様たち

 『戦極〜第五陣〜』で総合デビューを飾ったシャンジ・ヒベイロ。他のネット媒体が触れてない試合後会見の話題を取り上げてみたい。記者会見には、兄貴のサウロ・ヒベイロ、それから『DREAM』ミドル級トーナメントで惜しくも優勝を逃したホナウド・ジャカレイを伴って現れたシャンジ。
 サウロと言えば、ヒクソンの一番弟子という紹介で『コロシアム2000』に参戦している。この時は、船木誠勝の一番弟子であった近藤有己にわずか22秒、血祭りKOされてしまうのであるが、奇しくもこの日、その近藤はGRABAKAの佐々木有生に一本負けしてしまった。


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首相撲からのヒザ蹴りを多用していたシャンジ。結局これが3R最後の1分間での打撃KOにつながる(左)、貫禄の兄貴サウロ先生(中)

 「今日の近藤戦を見たか? 弟が勝った日との因縁をどう思う?」との記者の質問に対して、サウロは「あの時はあの時、自分はもう違うファイター」と雄弁に語り出した。それもそのはず、サウロは指導者として柔術界で尊敬を集めるだけでなく、なんと先月には『世界ノーギ柔術選手権』のメイオペサード(-85kg)級で優勝している。

 弟のMMAデビューに関しては、「格闘技界に新しい血が入ったんだ」と、ヒベイロ一門の攻勢に鼻が高い。「弟は人間として成長した。素晴らしいデビューだったと思う」と総括している。弟も言っていたが、対戦相手をリスペクトして、愛を持って闘うのがポリシーなんだそうだ。

 驚かせられたのは、兄貴以上にシャンジの英語が非常に滑らかだったこと。なんでも「母親のおかげで、11歳から英語に親しんできた」という。「1999年には米国に渡り、そこで6年間を過ごし、ミリタリーハイスクールにも行った」のだそうだ。

 また、その英語の話し方からも明らかなように、インテリ戦士でもある。途中で止めてしまったとはいえ、リオのロースクールに入学して弁護士を目指したこともあった。現在は再び米国に渡り、サンディエゴで兄貴と柔術道場で教えている。

 これまであれだけホジャー・グレイシーの売り出しに熱心だった戦極であるが、ドタキャンになったとたんに、シャンジがホジャーに勝った柔術大会決勝のビデオを煽りに使うなど、ホジャーを落とすようなムードになっていたのが可笑しかった。
 「上には上がいる」というシャンジの紹介は偽りではない。寝技の凄みを披露して欲しかったという期待とのギャップはともかく、試合中何度も繰り出した首相撲からのヒザ蹴りに、兄貴サウロの打撃KO負けからのリベンジ完結を見た思いがしたのは記者だけではなかったのではなかろうか。


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 この日一番目立っていたのは、ドタキャン男ホジャーの代役で呼ばれたキング・モーである。王冠をかぶり、ガウンを身にまとうだけでなく、4名の美女を従えてのハーレムな入場は大いに笑わせてくれた。おまけに勝ってしまったんだから、話題をさらったのは無理もない。「彼女たちは俺の王国の女王様なんだ!」と、記者会見でもご機嫌だった。
 
 セコンドに就いたのはDREAMのスーパーモンキーことジェイソン・“メイヘム”・ミラーである。「どっちが勝利に貢献したのか」という鋭い質問に対して、「いい質問だ!」と会見場の爆笑を誘っていた。「ジェイソンがトレーニングのスタンダードを高くしてくれた」そうである。猿はどうやらキャラとは裏腹に、知恵袋でもあったようだ。また、キックボクシングのコーチ=ミルコ・マナーズや、マネージャーのブライアンへの感謝も忘れてはいない。

 もっともこの試合、レフェリーストップさせられた対戦相手トラビス・ビューの言い分でも聞けたように、「特に利いている感じはない。ちょっと止めるのが早かったかも」は、記者にしても同じ印象がある。
 誰もがアフリクションのTシャツを着るなかで、スポンサーであるWARRIORのTシャツ姿のトラビスは「7年間に12回負けている。負けを受け入れることが必要」とも語ってくれた。”野獣”藤田和之をKOしたトラビスだが、舞台裏での印象は大人である。対戦相手が急遽変わったことも含め、不運だった一戦であった。


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1Rはひたすら右に回って、近藤のサウスポーをかわした佐々木有生 「嬉しいけど、時の運だ」、「みんながいるから自分が生かされている。一人では生きていけない」、「郷野さんに、もうちょっとマイク面白いこと言えと・・・」

カート・アングル、ギミックマッチを批判。ジェフ・ジャレット激怒。

カート・アングル、ギミックマッチを批判。ジェフ・ジャレット激怒。

WWEから全米第二の団体、TNAに移籍して以来、団体を引っ張っている、日本でも人気のカート・アングル。
そのアングルがイギリスのサン紙インタビューでTNAのギミック・マッチを批判した為、TNAのボスであるジェフ・ジャレットの怒りを買っている。

このアングルのインタービューで特に問題になった箇所は、TNAのPPV大会『No Surrender』のメインに対する言及だ。
このメインはサモア・ジョーvsカート・アングルvsクリスチャンのトリプルスレッドマッチで、この試合の決着は、ジェフ・ジャレットが乱入し、アングルをギターで殴り、そのダメージで動けないアングルをジョーが仕留めて勝利した。

このシナリオに対し、アングルは試合前、「ジョーが自分から普通にフォールを奪ってからジャレットが乱入するシナリオにすべき」と主張していたとインタビューで語っている。
トップ選手、自分(アングル)の格を守る為に、乱入で決着をつけた事を批判し、若い選手を売り出す為なら、喜んで自分が負け役をやると語っている。

プロレスの世界に不透明決着はよくある。
今後、売り出したい若手に箔をつける為に大物から勝利を奪わせるのは手っ取り早い方法だ。
しかし、大物選手も負けてばかりだと、その選手の格が下がるので、そこで利用するのが乱入などのアクシデントで試合を終わらせ、「もしも乱入などがない1対1の勝負だったらどちらが勝ったか分からない」と含みを持たせて次に繋げる手法だ。

こうした手法に反論したのが、これから売り出す若手選手ではなく、もう大物のカート・アングルであることから、カートがいかにプロレスを愛しているか分かるだろう。

しかし、このインタビューにジェフ・ジャレットが反発、今週の木曜日(米国時間)に反論の記者会見を行うらしい。

これでカートに何か処罰が与えられるかもしれないと噂が出る一方、現在TNAのシナリオ班はかつてWWE、WCWで活躍した悪名高きビンス・ルッソだ。彼は実際に起こっているリング外の揉め事をそのままリングの中のストーリーに導入するのを好むので、この現実の揉め事がそのままTNAのマットに持ち込まれるかもしれないとの期待も高まっている。

しかし、ここまでプロレスにシナリオがあるのを前提で関係者が語るアメリカマットはやはり日本とかなり状況が違うと驚愕である。

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