全日本プロレス 4大タイトルマッチ&はぐれIGF軍団来襲!横浜文体大会 徹底レポ―ト

▼全日本プロレス 4大タイトルマッチ&はぐれIGF軍団来襲!横浜文体大会レポ―ト
 Photo&Text by 伊藤三世

・ジョー圧倒!KAI躍動!白熱の三冠戦 写真満載 徹底レポート
・暴走大巨人にリング激震!一進一退の界ジュニアヘビー級選手権試合の激闘
・はぐれIGF軍団来襲!藤田が諏訪魔を襲撃!口にかまぼこの醜態
・TAJIRIマスクマン青木の素顔に毒霧噴射!世界ジュニアヘビー級選手権試合
・秋山&永田組バチバチ絶好調!野村の気迫!大炎上のアジアタッグ王座決定戦!
・全日本プロレス月額制専門チャンネル
・チャンピオンカーニバルの出場メンバーも発表!見どころ
・ブラック・タイガーVII「おい、反則だろ!」吉江豊 巨漢殺法!
・渕正信の名人芸にウルティモ・ドラゴンがチョキで対抗?!
・菊池毅が小橋に握手を要求!その結末は?
・W-1 副社長 近藤修司 参戦!岩本とバチバチ場外乱闘!


■ 全日本プロレス 横浜文化体育館大会
日時:2月3日(土) 17:00~
会場:横浜文化体育館大会
観衆:1998人

 活況目覚ましい全日本プロレスが3日、今年初のビッグマッチを横浜文化体育館にて開催した。


<メインイベント 三冠ヘビー級選手権試合>
○ジョー・ドーリング
 14分31秒 レボリューションボム⇒片エビ固め
●KAI
※ジョーが3度目の防衛に成功

 メインでは三冠王者ジョー・ドーリングにKAIが挑戦。試合序盤、KAIはロープワークからのコルバタで先制。続けてドロップキックでジョーをリング下へ転落させると、すかさず場外トペスイシーダで追撃し主導権を握る。 しかしジョーも持ち前のパワーで反撃を開始すると、KAIは腰に大きなダメージを負い失速し始める。 それでもKAIはトラースキックやトップロープからの3連続のボディスプラッシュで形勢を逆転し必殺メテオインパクトも完璧に決めたが・・・

腰のダメージの影響からかフォールが遅れて3カウントならず。 最後はジョーがレボリューションボムを完璧に決めて、三冠王座を防衛。KAIは故郷に錦を飾る事は叶わなかった。 試合後ジョーはKAIを起こして抱擁を交わす一幕があった。ジョーとKAIはかつて、全日本プロレスで同じ釜の飯を食べた仲間であった為か、どこか感慨深げな表情がうかがえた。 KAIが退場すると入場ゲートから宮原健斗が登場。「ネクスト・チャレンジャー・イズ・ミー!」と挑戦表明し、ジョーも観客の反応をしばしうかがうと「OK!」とこれを快諾した。


<第6試合 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
○宮原健斗&ヨシタツ
 20分17秒 シャットダウン・スープレックスホールド
●諏訪魔&石川修司
※諏訪魔&石川が初防衛に失敗、宮原&ヨシタツが第80代王者組となる

 第6試合には世界ジュニアヘビー級選手権試合が行われ、王者組の石川修司&諏訪魔に宮原健斗&ヨシタツ組が挑戦。 大きな体格とパワーで圧倒する王者組に対し、挑戦者組もスピードと機動力で機動力で対抗。 一進一退の目まぐるしい攻防が展開されたが、最後は宮原がブラックアウトで諏訪魔を下しベルトを奪取した。
 試合後、はぐれIGF軍団のケンドー・カシンとNOSAWA論外が諏訪魔を急襲。続けて藤田和之も入場し、諏訪魔の口にかまぼこを突っ込む暴挙に出た。諏訪魔を救出に駆けつけた佐藤光留、岡田祐介は返り討ちにあうも、諏訪魔と互いの熱い気持ちを確かめ合い、新たなユニットとして外敵軍と対抗して行く意向を示した。


<第5試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
○青木篤志
 16分27秒 腕ひしぎ逆十字固め
●TAJIRI
※TAJIRIが4度目の防衛に失敗、青木が第47代王者となる

 第5試合では世界ジュニアヘビー級王者のTAJIRIに対し、マスクマンとなった青木篤志が挑戦。 TAJIRIは青木のマスクを剥いで素顔を晒し、毒霧を浴びせるなど翻弄したが、最後は青木が腕ひしぎ逆十字固めをがっちりと極め見事ベルトを奪取した。 試合後、Jr.リーグ戦『BATTLE OF GLORY』の出場者がリングに集結。青木はヘビー級が面白いのが全日本ではなく、Jr.が面白いのが全日本と言わせたいと語り、「死ぬ気でやるぞ」と出場者メンバーを鼓舞した。


<第4試合 アジアタッグ王座決定戦 時間無制限1本勝負>
○秋山準&永田裕志
 20分15秒 リストクラッチ式エクスプロイダー⇒片エビ固め
●野村直矢&崔領二
※秋山&永田が第104代王者組となる

 第4試合ではアジアタッグ王座決定戦が行われ、王者組の野村直矢&崔領二組に対し、秋山準&永田裕志という団体の垣根を超えたベテランタッグが挑戦した。 試合はベテラン組の厳しい攻撃に対し、野村も凄まじい気迫で応戦。

 バチバチにやり合う白熱の攻防が展開されたが、最後は秋山が野村をリストクラッチ式エクスプロイダーで下し新王者となった。
 休憩中には、全日本プロレスの月額制の専門チャンネルのサービス開始の発表に加え、今年のチャンピオンカーニバルの出場メンバーも発表!中でも火野裕士、ドラゴンゲートの鷹木信悟、ノアの丸藤正道の参戦はサプライズであり、客席からも大きなどよめきと歓声が上がった。

 ■全日本プロレス「2018 チャンピオン・カーニバル」出場選手ブロック分け決定! 


<第3試合 串かつ「二度と来るよ」presents 6人タッグマッチ>
○ゼウス&ボディガー&吉江豊
 8分38秒 バイセップスエクスプロージョン⇒方エビ固め
●ブラック・タイガーVII&将火怒&西村修

 第3試合では、吉江豊の巨漢殺法に対し、ブラック・タイガーVIIが「おい、反則だろ!」の一言で笑いを誘う。 ビックガンズは持ち前のパワーで圧倒するも、西村もテクニックで応戦。 最後はゼウスのバイセップスエクスプロージョンからの方エビ固めで勝利をおさめ好調ぶりをアピールした。試合後、解説席に座る小橋建太にゼウスが握手を求めると、小橋はこれを快く受け入れ言葉を交わした。


<第2試合 タッグマッチ>
○ウルティモ・ドラゴン&菊池毅
 10分21秒 ラ・マヒストラル
●SUSHI&渕正信

 第2試合は、大ベテラン渕正信がボディプレス一つで観客を沸かせる名人芸を見せ、ヘッドロックからレフェリーの死角を突いたナックルパートで、パーを主張するいつもの光景が展開。 しかしウルティモ・ドラゴンもただでは転ばず、同じくヘッドロックからレフェリーの死角を突いたナックルパートをやり返し、チョキを主張する一幕で笑いを誘うと、最後はラ・マヒストラルできっちりと3カウントを奪って勝利した。 試合後、菊池毅がゼウスと同じく、解説席に座る小橋建太に握手を要求するも、小橋はこれを完全に拒否。気持ちの収まらない菊池は仕方なく隣に座っていたリングアナウンサーと握手を交わし退場した。


<第1試合 The Road to Jr. BATTLE OF GLORY スペシャル8人タッグマッチ>
○佐藤光留&中島洋平&鈴木鼓太郎&岩本煌史
 7分37秒 腕ひしぎ十字固め
●佐藤恵一&岡田佑介&丸山敦&近藤修司

 第1試合では、Jr.のリーグ戦「BATTLE OF GLORY」参戦選手が6人タッグで対戦。 W-1の副社長として参戦する近藤修司を強く意識する岩本煌史は、試合後に場外乱闘に発展。 実力者の近藤は若手に狙われる存在となりそうだ。


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’18年02月08日号ロイヤルランブルXFL豆腐プロレス藤波猪木雪の札幌PRIDE桜庭和志


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