『UFC 126: Silva vs. Belfort』リアルタイム速報

聖地ラスベガスで『UFC 126: Silva vs. Belfort』が開催される。注目のメインは、アンデウソン・シウバvs.ビクトー・ベウフォートのミドル級タイトルマッチだ。このカードは1年前から組まれていたのだが、アンデウソンが怪我して延期され、ようやくアンデウソンが復帰してきたら今度はビクトーが怪我をして延期と、実現まで1年以上かかってしまった。
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(C)UFC
※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。
『UFC 126: Silva vs. Belfort』 2011.2.5 アメリカ ネバダ州ラスベガス
<メインイベント ミドル級タイトルマッチ 5分5R>
○アンデウソン・シウバ
(1R 3分25秒 KO)
●ビクトー・ベウフォート
本来なら去年1月に対戦が予定されていたのだが、お互いの怪我で延期になり、ようやく実現するブラジリアン同士のメガファイト。絶対王者アンデウソンに、19歳でUFCを制した記録をもつ天才、ビクトーと盛り上がりが凄い。アンデウソンが勝利すれば、次戦には、ウェルター級王者ジョルジュ・サンピエールと階級を超えたビッグマッチが計画されており、そういう意味でも注目度が高い試合だ。
会場は大ビクトーコール、ビクトーの周りをアンデウソンが回るという感じでお互いに手を出さない。遂にビクトーが動き、テイクダウンすると会場が爆発するが、すぐに立ち上がるアンデウソン。試合が動き出した時、アンデウソンの前蹴りがビクトーの顎に炸裂、ビクトーはKOされ、アンデウソンがKO勝ち、圧倒的な強さを見せつけた。試合後には、元々友人同士なので抱き合って健闘を称えあった。
<セミファイナル ライトヘビー級 5分3R>
○フォレスト・グリフィン
(判定 3-0)
●リッチ・フランクリン
ライトヘビー級として本格的にタイトル戦線にアピールしたいフランクリンと、長期欠場明けで、健在をアピールしたいグリフィン。共に王者経験者だけに実力は申し分ないが、どの階級も熾烈な競争が行われているUFCでは、元王者と言えど、厳しい戦いが続くという典型的な厳しいマッチメイクだ。
グリフィンがすぐさまテイクダウン、会場からはフォレストコールが巻き起こる。そのまま上から肘を叩き込み続けて1R終了。2R以降はスタンドの展開が続き、グリフィンが要所、要所でテイクダウンしてポイントを稼いで判定勝ちした。
<ライトヘビー級 5分3R>
○ジョン・ジョーンズ
(2R 4分20秒 ギロチンチョーク)
●ライアン・ベイダー
次代の王者と注目を集めるジョン・ジョーンズに、ホジェリオ・ノゲイラを下した若手実力者ベイダー。若手急成長株同士での潰しあいとは、UFCはどれだけ選手に厳しいのかと思える。逆にこれだけ選手に厳しいカードを飲ませる事が出来るからこそ、世界一になれたのだろう。勝者は、次にタイトル挑戦も見えてくるので両者、負けられない一戦だ。
低いタックルでテイクダウンを奪ったジョーンズはなんとノースサウス・チョークを狙う。なんとか逃れたベイダーだが、その後もジョーンズのペースで試合が続く。じりじりとベイダーを追い詰めるジョーンズが最後はギロチンチョークを極めて一本勝ち。ベイダー相手に完勝と恐ろしい強さを見せた。
試合後、オクタゴンに王者マウリシオ・ショーグンも入ってきて、ジョーンズのタイトル挑戦を快諾、本来の挑戦者エヴァンスが怪我したらしく、UFC128でジョーンズの挑戦が決まった。
<ウェルター級 5分3R>
○ジェイク・エレンバーガー
(判定 2-1)
●カルロス・エドゥアルド・ホシャ
現在、総合無敗のホシャに中堅のエレンバーガー。正直、PPVの時間調整で組まれたカードだが、両者ともここで印象的な勝利をしてアピールしたいところだ。
テイクダウンしたのはエレンバーガーだが、ホシャがすぐさまスイープして、グランドで翻弄する。その後も、テイクダウンに失敗と見せかけて腕をとってアームバーなどホシャが華麗な柔術テクニックで魅了する。2R以降は、打撃戦になるが、ホシャがカポエイラの様なバックキックや飛び蹴りを見せ、エレンバーガーはオーソドックスな打撃で対抗。ホシャのグランドを警戒して寝技を避けるエレンバーガーがじわじわとスタンドでペースを掴み、ラウンド終了前にはテイクダウンでポイントを稼ぎ、エレンバーガーがスプリットで判定勝ちした。
<バンタム級 5分3R>
○ミゲール・トーレス
(判定 3-0)
●アントニオ・バヌエロス
WECの人気者トーレスが遂にUFCに登場。バヌエロスは大沢ケンジに勝っている実力者。トーレスがUFCデビューでアピール出来るか、バヌエロスがUFCの厳しさを見せるか注目だ。
しかし、静かな打撃戦が続く展開に会場からはブーイングが飛ぶ。そのまま試合終了となり、やや優勢だったトーレスが判定勝ち。UFCに初めてという事で慎重に勝ちにいったが、大きなインパクトは残せなかった。
アンダーカード
<ライト級 5分3R>
○ドナルド・セラーニ
(2R 3分48秒 チョーク・スリーパー)
●ポール・ケリー
WECで絶大な人気を誇る、セラーニが遂にUFCに登場した。
飛び込んでいってテイクダウンを狙うセラーニをギロチンで捕えようとするケリー。セラーニはギロチンを抜けて、マウントになるとマウントパンチを連打、ケリーが嫌がって背を向けると、バックを制したセラーニが、チョークスリーパーで見事に一本勝ち。最高のUFCデビューとなった。
<フェザー級 5分3R>
○チャド・メンデス
(判定 3-0)
●小見川 道大
1R、小見川は気合いが入り過ぎてやや硬い動き。メンデスの早いパンチを貰わない距離感を保ってタックルも二度切るが三度目はテイクダウンされるが落ちついて下からストレートアームバーをとりかけるが脱出。
2R 立ち上がりで貰いパウンドされるがしのぎ足関を狙いながら立ち上がる。 打ち疲れたメンデスに数発パンチを入れるが最後にテイクダウンされ肘を貰い左目の上を深く切る
3R タックルを切ってフロントチョークを狙うが反転されて逃げられ上を取られるメンデスは肘を入れながらポジションをキープ。 立ち上がるもテイクダウンからポジションキープを繰り返され判定負け
<バンタム級 5分3R>
○デメトリオス・ジョンソン
(判定 3-0)
●山本”KID” 徳郁
1R グッドシェイプのキッドは軽くステップしながら出入りし打撃、タックルを合わせられテイクダウンされるも1度目はすぐに二度目は10秒ほどで立
ち上がるが計三度カウンターでタックルを貰い1Rはジョンソン。
2R タックルするも直ぐに立ち上がれる、ローブローを貰いタイムストップ、再開後打ち合いの中で膝を貰う終了間際に膝を入れるもグランドと判断したかキッドは追撃せず四度テイクダウンされる終止受けで研究されてる印象。3Rはポイントでの負けを意識し攻めるが大振りでテイクダウンを取られる、ダメージは無いがジョンソンのテクニックに完封される。判定は3-0で四方の応援団に両手を合わせ頭を下げるキッドはオクタゴンの洗礼を受けた。
詳しくはWOWOW UFC-究極格闘技-で2月6日、午後10時から放送されます。
<ライト級 5分3R>
○ポール・テイラー
(2R 1分42秒 KO)
●ゲーブ・ルーディガー
<ライトヘビー級 5分3R>
○カイル・キングスベリー
(1R 0分21秒 TKO)
●リカルド・ロメロ
<ウェルター級 5分3R>
○マイク・ピアース
(2R 0分29秒 TKO)
●ケニー・ロバートソン
WOWOW UFC-究極格闘技-
ひかりTV UFC特設ページ
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