いよいよ『UFC 118: Edgar vs. Penn 2』が開催される。
注目のメインはライト級タイトルマッチとなるフランク・エドガー vs. BJ・ペンだ。
前回は僅差の判定でエドガーが勝利しているが、微妙な判定だった為、リマッチが組まれたのだ。UFCでは、僅差の判定の場合、リマッチをすぐに組まれる事が多い。ランディ・クートゥアvs.ペドロ・ヒーゾ、リョート・マチダvs.マウリシオ・ショーグンなどがその例だろう。
※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。
『UFC 118: Edgar vs. Penn 2』 2010.8.28 アメリカ マサチューセッツ州ボストン
メインカード
<ライト級タイトルマッチ 5分5R>
○フランク・エドガー(王者)
(判定 3-0)
●BJ・ペン(挑戦者)
因縁のリマッチ。下馬評では挑戦者のBJ・ペン有利とされているが、どういう結果になるのか興味深い。
試合はエドガーが何度もテイクダウンに成功、その都度、ペンも立ちあがるが、スタンド打撃の手数とテイクダウンしてグランドで上を取っているエドガーがリード。ペンはじわじわと追い詰められていく。4R以降、ペンもテイクダウンに成功するも、すぐにエドガーに立たれる、リバースされるで、エドガーが完全に試合を支配して、判定勝ち。
<ヘビー級 5分3R>
○ランディ・クートゥア
(1R 3分19秒 肩固め)
●ジェームズ・トニー
試合前からトニーが挑発を繰り返している夢のカード。ランディ・クートゥア圧倒的有利は動かないがトニーが大口のツケを払うか、一発の怖さを見せるか?楽しみな一戦だ。
試合はあっという間にテイクダウンしたクートゥアがマウントポジションからパンチを連打。打撃を嫌うトニーが下からしがみつくが、クートゥアが金網に押し込み鬼パウンド。そして最後は肩固めで完勝。トニーは何も出来なかった。
<ミドル級 5分3R>
○デミアン・マイア
(判定 3-0)
●マリオ・ミランダ
アンデウソン・シウバ戦後、マイアの復帰戦。まだまだ若いマイアだけにここで勝利して再起をかけて欲しいものだ。
ミランダはアラン・ベルチャーの代打で急遽参戦になったブラジル人選手だが、力の差は歴然だった。マイアが打撃で追い詰め、テイクダウン、バックを制して腕十字、2Rもマウントから三角締め、3Rもバックを制してチョーク、腕十字と攻め続けるが、ミランダが粘り、一本は許さず
結果、マイアの判定勝ちとなった。
<ライト級 5分3R>
○グレイ・メイナード
(判定 3-0)
●ケニー・フロリアン
勝者はタイトルに挑戦が決定している注目カード。ライト級トップ同士の壮絶な潰しあいになる。
地元フロリアンに大歓声で試合がはじまった。
1Rは静かな打撃戦だったが、ラウンド終了前にメイナードがテイクダウンに成功、その後2R、3Rもテイクダウンして上のポジションをキープ、なんどか立ちあがるフロリアンだが、その都度、グランドに引きずり込むメイナードがポイントを稼ぐ。3R終了直前に下から仕掛けるフロリアンだが、メイナードは冷静に対処し、隙を与えず判定勝ちした。
<ウェルター級 5分3R>
○ネイト・ディアス
(3R 4分02秒 ギロチンチョーク)
●マーカス・デイヴィス
あのニック・ディアスの弟、ネイト・ディアスがオープニングファイトを飾る。The Ultimate Fighter 5 ライト級トーナメント 優勝の実力を見せるか?相手のデイヴィスはプロボクサーでもある選手。
試合は壮絶な殴り合いを見せ、1Rはデイヴィス有利だが、逆に右まぶたがかなり深くカットしてしまう。インターバルでワセリンで応急処置をして試合を続けるが、3R、テイクダウンに成功したディアスが、そのままグランドでギロチンチョークを極め、デイヴィスを締め落とし一本勝ちした。
アンダーカード
<ライト級 5分3R>
○ジョー・ローゾン
(1R 2分1秒 腕十字)
●ゲイブ・ルーディガー
<ライト級 5分3R>
○ニック・レンツ
(判定 3-0)
●アンドレ・ウィナー
<ミドル級 5分3R>
○ダン・ミラー
(2R 1分53秒 アナコンダチョーク)
●ジョン・ソルター
<ウェルター級 5分3R>
○グレッグ・ソト
(判定 3-0)
●ニック・オシベチェック
<ウェルター級 5分3R>
○マイク・ピアス
(3R 3分11秒 腕十字)
●アミカール・アウベス
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