週刊マット界舞台裏’10年8月05日号 2010-07-30 12:072017-02-21 10:57 井上譲二:週刊ファイト元編集長, 現在欠番中 ツイート 【全93ページ4大会詳細ルポ収録特大号】ある団体で総務関係の仕事に携わっている人によると、就活を行っているプロレスファンから「何とか雇ってもらえないでしょうか?」という電話がひんぱんに入るという。 前出の人物も「人に言えないくらいの安い給与で働いているというのに、何も知らない人たちには楽でオイシイ仕事に見えるんですかねぇ」と苦笑い。この不況の昨今、そこの会社に就職しても少ない給与で、やりたくもない仕事を延々やらなければいけないのなら、せめて大好きなプロレスの仕事をしようと考えているのかもしれない。 プロレス団体のスタッフならば、レスラーとも仲良くなれるし、試合もタダで見られるし、何より24時間365日プロレスのことだけを考えていればいいのだ。プロレスファンにとっては憧れの職業かもしれない。 だが、はっき言ってそんな考えは甘い! 実は、プロレス団体のスタッフほど将来性がなく、割に合わない仕事はない。その内幕を暴くことにしよう。キミはこれを読んだあと、まだプロレス団体に就職したいと思うか? 「取材対象者から5ドル以上の金品を受け取るな!」。 かつてニューヨークタイムズに在籍したある日本人記者は、会社から強くそう言われたという。それが正常な関係であるならば、昔のプロレス記者は全員が団体とゆ着していたことになる。「一般紙とプロレス専門誌の記者を一緒にするな!」と言ったところで、それは言い訳にすぎないだろう。 実は『週刊ファイト』の記者だった井上譲二氏も、1記者時代に団体関係者から現金をもらったことがあったという。“金権編集長”ターザン山本氏を批判する古株の記者もいるようだが、上記の基準を正常な関係とするならば、ほとんどのマスコミが団体とゆ着していたことになる・・・。 DDT7・25両国国技館大会のケニー・オメガ戦で首を負傷したため、丸藤正道(プロレスリング・ノア)の『G1クライマックス』初出場が消滅した。 今年は20周年記念大会となる『G1』にとって、ノアから潮崎豪と丸藤が参戦するのは大会の目玉! しかも新日プロジュニアヘビー級を総ナメにした丸藤と、新日ヘビー級戦士を1番の楽しみにしていたファンは多いだろう。なにせAブロックにエントリーしていた丸藤は、現IWGPヘビー級王者の真壁刀義や、間違いなく好勝負になる棚橋弘至との対戦が実現するはずだったのだ。 もうこれはバッドニュース以外の何物でもないが、ハンマーで頭を殴られたようなショックを受けたのは新日プロのマッチメーカーだ。『G1』開幕まで残り1週間。睡眠不足に陥るぐらいでは済まないだろう。丸藤の代打となる選手がなかなか発表されないが、それには“複雑な事情”があるのだ! 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2009』では、三沢光晴社長(当時)の急死によって新人事を発表したノアに対して、百田光雄が怒りをブチまけたものの、完全無視した仲田龍GMについて取り上げている。 百田が推していた小橋建太の社長就任を、自身が取締役から相談役に降格することで防いだと言われる仲田氏。その後、百田はノアを離脱し、裏方に回って目立たなくなると思われていた仲田氏はいつの間にかGMという肩書きで暴れ回っているのだから、いま読み返してみても資料的価値が十分ある号となっている。 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、あえて別冊にして分けずに週末の4大会全部をぎっしりと詰め込んだ。 人気沸騰SMASHは、“音楽写真師”BIG板井&“格闘記者”征木大智のコンビに、本誌特派員寺内1/2兵衛が参戦して強力布陣で余すところなく完全解剖。昼の部ではキム・ナンプンが大原はじめの誕生日を祝うコントから誌上再現。ここまで徹底的に詳細レポートしているのは本誌だけである。夜の部では元WWEチームに、フィンランド軍、さらには・・・。 ガッツワールドは週一回興行の開催を発表したが、どうなるのか。日曜昼の興行には100名が集い、正調マンマミーヤが決まって都宮ちいを下した松本都のごっくん写真もたっぷり収録。吉野達彦vs.HIROKIの注目のシングル他も、びっしりと網羅させていただきました。 DDTは、ちょうちん記事ばかりの他誌とまったく違う超辛口レポートを寺内1/2兵衛特派員が健筆。ここまでボロクソの観戦ルポはめったにない。ミルホンネットがいかに他誌とまるで違うか、大人の味わいをしっかりと確認して欲しい。 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。 <今週の見出し> ▼就職希望のプロレスファン必読! これがプロレス団体スタッフの内幕だ! ▼元『週刊ファイト』編集長が激白! 「私も団体関係者から現金をもらったことがある」 ▼『G1』直前での丸藤欠場で、新日プロのマッチメーカーは大ピンチ!? <アーカイブス2009> ▼仲田龍氏にとって、百田問題なんて痛くもかゆくもない!? <ファイト!ミルホンネット編集部> ▼7・24 SMASH.5 精霊が見守りし真夏の昼下がり 豊富な写真を大量投入【朱里vs.華名2】 スター・バックの地殻を貫くパイルドライバー ▼行くぞJCBホール!感動と希望を乗せてSMASHは走る! 昼の部から一転、SMASH.6のラストは予想もしないどんでん返しが待っていた… ▼7・25 ガッツルハウスvol.4蕨・イサミレッスル武闘館 現時点での在京インディーによる「週一回」興行は吉か凶か!? ▼7・25DDT 両国国技館大会は約4時間50分興行に「疲れたよ〜」 寺内1/2兵衛特派員が斬る「芸のないゲイ対決」+外敵勤務査定 ▼タブー満載企画<海外情報局Vol.48> 五味、岡見UFC大会迫る ECWがTNAで復活 バンナ母国KO勝利 ・『UFC on Versus 2: Jones vs. Matyushenko』 消極選手起用に明暗 ・『Strikeforce Challengers 9 in Washington』ヘビー級の新星現れる ・8・21『Strikeforce:Houston』ではキング・モー様がライトヘビー級戦 ・打倒Nexus軍やれんのか? WWE RAWスーパースター空中分解 ・遂にTNAでECWが復活!フランチャイズSDら大物達を召喚か? ・7・23『Muay-Thai GALA International』ジェロム・レバンナKO勝利! ★合わせて読めばさらに楽しめる! ・8月の両国三つドモエ興行戦争を制するのは? ・『G1』に潮崎&丸藤を出すノアのメリットとデメリット ・三冠戦史上最悪の興行成績だった全日プロに苦言! ・なぜか『闘魂トークLIVE50』は大失敗!? ・記者と団体のゆちゃくや、レスラーの賭けごと事情に迫る問題作! FEG白馬の騎士、STYLE-E通信簿、吉田和則2冠転落、WWE夏祭典 『G1』直前での丸藤欠場で苦悩する新日プロのマッチメーカーに迫る! 週刊マット界舞台裏'10年8月05日号商品コード inouejojiz186価格 280 円在庫切れウィッシュリストに追加する » 投稿ナビゲーション 7・30CPEキャットファイターの1日店長【「琴音・夢子・シャッターチャンスわか】『ネコカのまんま』8・1NJKF『熱風 零七〜桜井洋平FINAL』後楽園ホール前売り完売、DVD発売