ＴＵＦも日本、ＷＯＷＯＷで放送が決まり、更に盛り上がるＵＦＣ。今回はメインにクートゥアｖｓノゲイラというＵＦＣｖｓPRIDEという図式のカードをメインにもってきた。
ただ両者、ここに来て年齢、長年のダメージの蓄積からか精彩を欠いており、ここで負けた方は一気に引退の影がちらつく。前日計量では両者とも、素晴らしい仕上がりで登場しており、名勝負が期待される。
＜ヘビー級／5分3R＞
○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
（判定 3-0）
●ランディ・クートゥアー
ＵＦＣｖｓPRIDEだけじゃなく、ベテランが生き残りをかけた一戦。レスリング+ボクシングベースのクートゥアに柔術ベースのノゲイラと対極的なファイト・スタイルでどうかみ合うか注目だ。
会場は当然、大ランディーコール。しかし、試合はノゲイラのペース、１Ｒ、カウンターでダウンを奪い、スピニングチョーク、２Ｒ、引き込みからスイープで上を取り肩固めと攻め続けるがクートゥアは粘りを見せ、なんとか脱出。３Ｒは明らかに疲れの見えるクートゥアをノゲイラがラッシュで追い詰め、ダウンを奪いパウンド、そしてチョーク狙いで絶体絶命だったが、なんとクートゥアはしのぎ試合最後は上を取る。しかし、試合を支配していたノゲイラが文句なしの判定勝利を飾った。
＜ライトヘビー級／5分3R＞
○チアゴ・シウバ
（１Ｒ 1分35秒 ＫＯ）
●キース・ジャーディン
ＴＵＦ出身でランペイジ・ジャクソンと同じチームのキースに、リョートには敗れたものの、ＵＦＣで勝ち星を重ねているシウバ。共に打撃系なので打撃決着が期待される。前に出るキースに対してシウバはカウンター狙い。キースのローキックをはらってテイクダウンするシウバ。立ち上がったキースだが、更に前に出るとシウバのカウンター左フックを食らいダウン。追撃をするシウバだが、キースが失神して動けないのでレフリーが慌てて止めた。シウバはリョートへのリベンジをアピール。
＜ミドル級／5分3R＞
○ジェイク・ロショルト
（３Ｒ 1分20秒 肩固め）
●クリス・レーベン
ＴＵＦの人気者レーベンもすっかり中堅選手となった。対するジェイクはＵＦＣ1勝1敗。スタンドで前に出るレーベンに会場の声援が集まるが、３Ｒにジェイクがテイクダウンし、そのままマウントを奪い肩固めを極めて勝利。知名度の高いレーベンから勝利してインパクトを残した。
＜ミドル級／5分3R＞
○ネイト・マーコート：185ポンド（83.9キロ）
（１Ｒ 0分21秒 TKO）
●デミアン・マイア：185ポンド（83.9キロ）
勝者がアンデウソンの王者に挑戦する可能性が高く、内容によってはダン・ヘンダーソンを飛ばしてタイトル挑戦の可能性もダナが口にするほど、注目のカード。一本勝ちを連発しているマイアにとって、強豪マーコート相手にどんな試合をするかで今後の評価が決まる。しかし、試合はまさかの秒殺。試合開始早々にマーコートのカウンター右が炸裂しそのまま追い討ちでＴＫＯ。あっけなく試合が終わってしまった。
＜ライトヘビー級／5分3R＞
○ブランドン・ベラ
（判定 3-0）
●クリストフ・ソジンスキー
現在ＵＦＣ3連勝のソジンスキーに、階級を落としてからブランクもあり本調子になれないベラ。試合はお互いに警戒して踏み込まず、ベラが金網に押し込み時間が過ぎる展開が多く、会場からはブーイングが。２Ｒに、ソジンスキーが、３Ｒにベラがそれぞれテイクダウンするも決定打にならず、そのまま動き無く試合終了。判定でベラが勝利するも、双方、評価を落とした一戦だった。
アンダーカード
＜ミドル級／5分3R＞
○アーロン・シンプソン：185ポンド（83.9キロ）
（２Ｒ 0分17秒 ＴＫＯ）
●エド・ハーマン：185.5ポンド（84.1キロ）
＜ヘビー級／5分3R＞
○ガブリエル・ゴンザガ：259ポンド（117.4キロ）
（１Ｒ 2分27秒 ＴＫＯ）
●クリス・トゥクシャー：258ポンド（117キロ）
＜ヘビー級／5分3R＞
○マイク・ルソウ：260ポンド（117.9キロ）
（判定 3-0）
●ジャスティン・マッコーリー：238ポンド（107.9キロ）
＜ヘビー級／5分3R＞
○トッド・ダフィー
（１Ｒ 0分7秒 ＴＫＯ）
●ティム・ヘイグ
＜ミドル級／5分3R＞
○マーク・ムニョ
（判定 3-0）
●ニック・カトーネ
＜ライト級／5分3R＞
○エヴァン・ダナム
（判定 2-1）
●マーカス・アウレリオ
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