アジア最大MMA大会・台湾上陸!日本選手2名勝利!7・11『One FC 18』

(C)ONE FC

 2014年7月11日に台湾でアジア最大のMMA大会『One FC 18』が開催された。メインでは、この勝者がフェザー級王座(現王者・大石 幸史)への挑戦者となると言われるエリック・ケリーとロブ・リシタの一戦となった。共にポジションをとって攻め、攻められの拮抗した試合だったが、最後はエリック・ケリーがチョークでリシタを仕留めて一本勝ち。これでケリーはMMA戦績10勝1敗となり、フィリピンのMMAのレベルが上がっている事を証明したようだ。

 日本人選手も2人参戦し、安藤晃司はブラジルのローカル大会で連勝し続けONE FCデビューを果たすハファエル・ヌネスをチョークで仕留めて経験の差を見せつけた。岡嵜康悦は、あの所英雄をTKOで仕留めた実績もあるユーサップ・サーデュラエフと対戦。1Rはマウントポジションまで奪われ絶体絶命だった岡嵜だったが、2Rに逆にグランドで上をとってTKO勝利。見事な逆転勝ちとなった。

 また、アジアの大会というとどうしても軽量級中心というイメージがあるが、今大会は、ヘビー級2試合、ライトヘビー級1試合と重量級のカードも組まれた。

 Evolve MMAレスリングコーチであるD1レスラー、ジェイク・バトラーはムハンマド・アリを相手に3Rに足をかけてテイクダウンすると同時にマウントポジションを制してマウントパンチ連打でTKO勝利。ヘビー級は地元・台湾のポール・チェンがマムード・ハッサンと大味な殴り合いからグランドで上を制し、右目を腫らしながらパンチ、肘を落としてTKO勝利。チャイ・ルイス・パリ―とアラン・ガラニは、パリ―がグランドで肘連打で肘がガラニの顎に命中し、壮絶なTKO勝利となった。

ONE FCオフィシャルホームページ

■ One FC 18
日時:2014年7月11日
場所:台湾

<メインイベント フェザー級>
○エリック・ケリー
 2R 3分43秒 チョークスリーパー
●ロブ・リシタ

<ライト級>
○安藤晃司
 1R 1分43秒 チョークスリーパー
●ハファエル・ヌネス

<バンタム級>
○岡嵜康悦
 2R 4分21秒 TKO
●ユーサップ・サーデュラエフ

<ライトヘビー級>
○ジェイク・バトラー
 3R 1分21秒 TKO
●ムハンマド・アリ

<ヘビー級>
○ポール・チェン
 2R終了時 TKO
●マムード・ハッサン

<バンタム級/5分3R>
○サン・ミンエン
 1R 1分10秒 TKO
●ニコラス・リー

<ウェルター級>
○ジェフ・フアン
 1R 3分20秒 TKO
●バラ・シェッティー

<ライト級>
○エリオット・コーレイ
 1R 1分36秒 TKO
●レイナー・キンシオン

<フェザー級>
○ネイサン・アン
 1R 1分23秒 ノースサウスチョーク
●フロリアン・ギャレル

電子書籍版はマット界舞台裏7月24日号全日W1ノアZ1広島BattleAid小笠原和彦RiseBladeプロ空手達人に掲載されました。

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