[ファイトクラブ]猪木啓介氏、㈱猪木元気工場代表取締役就任披露パーテイ報告詳細!!

[週刊ファイト3月6日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼猪木啓介氏、㈱猪木元気工場代表取締役就任披露パーテイ報告詳細!!
 photo & text by 藤井敏之 w/編集部編
・藤井敏之氏が見届けた、猪木の魂が宿る夜
・IGF代表取締役に就任した猪木啓介社長と藤波辰爾
・会場に猪木自身がベストバウトと称するNWA世界王者ドリー・ファンクJr.戦の映像が流れる
・宴のクライマックス、猪木啓介新社長の挨拶
・会場が暗転し「炎のファイター」が鳴り響く! AI猪木登場
・AIアントニオ猪木とゲストが一緒に「ダー!」


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 by 井上譲二

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藤井敏之氏が見届けた、猪木の魂が宿る夜

 プロレスの歴史を知り尽くし、その熱狂と感動を文字に刻み続けてきた男——藤井敏之氏。彼の名前を聞けば、昭和のプロレスを愛するファンなら誰もが敬意を抱くだろう。ジャイアント馬場、アントニオ猪木、タイガー・ジェット・シン、BI砲の激闘を目撃し、その記憶を後世に語り継いできた藤井敏之氏は、まさに生けるプロレス史そのものだ。

 藤井敏之氏の文章には、単なる試合の記録を超えた「物語」がある。彼が綴るのは、リング上で繰り広げられる闘いの記録だけではない。そこに込められたレスラーたちの生き様、闘志、そしてプロレスの持つ壮大なドラマを余すことなく伝えてくれるのだ。そんな藤井敏之氏が今回もまた、歴史的な一夜を見届け、筆を執った。

 本記事では、藤井敏之氏がアントニオ猪木の誕生日に開催されたパーティーのさらなる詳細を記録している。前回のレポートでは伝えきれなかった、より深いエピソード、会場に響いた熱い言葉、そして「猪木ロイド」の驚愕の進化について、藤井敏之氏ならではの視点で語られる。

 昭和から令和へと時代が移り変わっても、アントニオ猪木の魂は消えることはない。彼の信念を受け継ぐ人々の思いが交錯したこの一夜の出来事を、藤井敏之氏はどのように描いたのか——その全貌は、ぜひ本文で確かめてほしい。

IGF代表取締役に就任した猪木啓介社長と藤波辰爾

 2022年10月1日にお亡くなりになった不世出のレスラー、燃える闘魂ことアントニオ猪木(享年79)の誕生日に当たる2月20日、アントニオ猪木の実弟である 猪木啓介氏 の 「株式会社猪木元気工場 代表取締役就任」 および 「兄 私だけが知るアントニオ猪木」(講談社刊) の出版披露パーティーが開かれた。

 パーティー会場に入ってまず驚いたのは、アントニオ猪木自身がベストバウトと称する 昭和44年12月2日のNWA世界ヘビー級選手権試合(対ドリー・ファンクJr.戦) の映像がスクリーンに流されていたことだった。

 猪木さんが結婚式を挙げた 京王プラザホテル での開催、そしてスクリーンに映し出される試合を見ていると、「若獅子」と言われ、ジャイアント馬場の背中を見ながら 「いつか俺が馬場を追い抜き、日本プロレスのエースになるんだ!」 と燃え滾る情熱をリングにぶつけていた姿が、つい昨日のことのように蘇ってきた。

 そのスクリーンの前には、この日パーティーに来られなかった 新日本プロレス社長の棚橋弘至、プロレスリング・ノア、弟子の初代タイガーマスクこと佐山サトル、前田日明、高田延彦、そして元NETプロレスアナウンサー古舘伊知郎氏 ほか、多くの方々から送られた花が並べられていた。

ゲストとして、

初代NETプロレスアナウンサーの舟橋慶一
力道山夫人 田中敬子
日体大の松浪健四郎理事長
弟子の藤波辰爾、藤原喜明
佐々木健介&北斗晶
コメディアンのせんだみつお
アントニオ小猪木、アントキノ猪木

ら 350名 が出席した

会場に猪木自身がベストバウトと称するNWA世界王者ドリー・ファンクJr.戦の映像が流れる

 来賓スピーチでは、松浪理事長 が猪木との思い出を語る中、猪木と最後に会った際に 「北朝鮮を頼むぞ」 と言われたことを明かし、「今後も猪木さんを忘れずに応援してほしい」 と呼びかけた。

松浪健四郎理事長の挨拶と藤波辰爾による乾杯の御発生

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