(c) AEW
※2月5日・竹下幸之助vs.ブライアン・ケイジ戦写真到着につき追加
■ AEW Dynamite
日時：2月1日（現地時間）
会場：米オハイオ州デイトン ナッター・センター
AEWには欠点があり、公式写真の配布がいつも遅い。今回のDynamiteも金曜午後になっても届いておらず、公式Twitterにあるわずかな写真で簡易的に紹介するしかない。ひとつに「見る本」を標ぼうする本誌なので、写真がないことにはきっちり2時間番組見てから時間がたっているので細部を思い出せない問題もある。今のアメプロのSNS広報戦略はべたべたと短いクリップ動画を貼ってしまうのだが、あんなぶつ切りので見た気になられても、結果的には困るんじゃないかとの懸念もある。
試合はジョン・モクスリーの地元オハイオ州からなので、なんと険しい表情のままだった実の親父まで例によって客席から一緒に入場してきたところから。因縁の相手ハングマン・ペイジ戦はゴングが鳴るまでなんでもありとばかり、またMOXがジュース流血やってるのは感心はしないのだが、中身はバチバチで濃くて良かったことは記さないといけない。最後は無理に抑え込んでの3カウントで、ペイジは「冗談じゃない」の表情なんだが、また何度でもやって下さいなのである。
竹下幸之介がブライアン・ケイジにランニング・ニーで勝利。このプッシュ計画カード写真がないまま（日本時間金曜午後時点）なのはケシカランと思うが、並べばケイジより背が高いTAKESHITAのダイナミックな動きはテレビ画面にも映えてました。これしかないので仕方なく動画を貼ります。
Hard-fought victory for @takesoup tonight on #AEWDynamite LIVE on TBS! pic.twitter.com/BYsEkkbriu
— All Elite Wrestling (@AEW) February 2, 2023
あとのセグメントでジャージー姿になった竹下がMJFと乱闘になり、そのままバックステージでも派手にやりやって、次週は一騎打ちなんだそうです。凄いことなんです。
NXTから切られたものの、ノアでタッグ王者になりと認められたティモシー・サッチャーが、AEWにも登場してブライアン・ダニエルソンといきなりシングル戦というのも、グローバルにマット界をフォローされている方ならニンマリのマッチメイクでしょう。ブライアンのブサイクニー勝利で、MJF戦まで勝ち続けるお題目は守られるんだが、大人のファンには「サッチャーがAEWにも出た」ことの方がはるかに重要なのでした。
ジェイド・カーギルのTBS女子王座防衛戦で、いつものレッド・ベルベットが少しは粘るもジェイデッドで王座防衛、連勝記録を50-0に伸ばしたというのは、写真があっても本誌は取り上げないかと（苦笑）。そしてメインがダービー・アレンのTNT王座防衛戦、挑戦者はROHのTV王者でもあるサモア・ジョーが番組トリを飾ります。
アレン君のジャケットは画鋲が敷き詰められているとか、「らしい」NHBルールの試合形式なんだが、グレート・ムタのグッバイ回でもスティングと一緒に来日してくれたのだから、大役を果たしてひとつの区切りがついたとばかり、このケツがどうなるかは大人のファンは読めていたと思う。ただ、最後は大日本プロレス様式というか、リングのマットまで剥がして板のところに筋肉バスターでの王座再戴冠。激しくやってくれました。２つのベルトともにTV王座だから、キング・オブ・TVチャンピオンとテロップまで出てます。
ただ、そこで終わりではなく、怪我で休んでいたウォードロウが走って来て暴れてました。次は再び、この因縁の抗争再熱のようです。
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’23年02月23日号ノア大阪 板橋プロ 大日本jr最侠決勝 RAW現地取材 DEEP後楽園 武士正
