SDサミ・ゼイン”名誉兄弟”ウーソズBrawling Brutes=ブッチ&ホランド

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■ WWE SmackDown
日時:9月23日(現地放送時間 日本YouTube日曜以降)
会場:ユタ州ソルトレイクシティ ビビント・アリーナ

◆ローマン・レインズが“ブラッドラインの手下”サミ・ゼインを“名誉兄弟”にサプライズ認定

 “トライバルチーフ”ことWWEユニバーサル王者ローマン・レインズがサプライズでブラッドラインの手下扱いだったサミ・ゼインを正式に“名誉兄弟”に認定した。
 「クラウン・ジュエル」で登録者数2360万人のYouTuberローガン・ポールとの対戦が決定している王者レインズがブラッドライン軍と共にリングに登場すると新メンバーの従兄弟ソロ・シコアに忠誠を誓わせてハグを交わした。しかし、ここで突如音楽を止めたゼインに「俺は血のつながりはないが、レインズを認めていると伝えたい」と一方的に忠誠を誓われると急に不機嫌になったレインズは「何を言っているんだ? Tシャツを脱げ」と命令し、ジェイ・ウーソがゼインのブラッドラインTシャツを剥ぎ取った。

 さらに「お前はブラッドラインのTシャツを着ることは2度とない」とゼインに言い放ってブラッドラインから追放かと思われたが、一転「新しいTシャツを持ってきてやったぞ」とサプライズで“Honorary Uce(名誉兄弟)” Tシャツを渡すと大喜びしながらそのTシャツを着て再び忠誠を誓うゼインと熱いハグを交わした。レインズ vs. ポールのWWEユニバーサル王座戦が行われる「クラウン・ジュエル」は日本時間11月6日にWWEネットワークで配信される。

◆コーナーポスト最頂点からリブ・モーガン飛翔

 『エキストリーム・ルールズ』でのロンダ・ラウジー3度目が決まっているリブ・モーガン。レイシー・エバンスに散々攻め込まれる試合展開も、最後はオブリビオンで取る結末だったが、本当のハイライトはなおも竹刀を持ち出して納得しないレイシーに、リブがテーブルを立ててレイシーを寝かし、コーナーポストの狭い最上段に登ってからだ。

 これは絵になりました。数センチ間違ったら事故になる危険なスタントなんだが、セントーン見事でした。これが”エキストリーム”です。

▼YouTube


 再登場になるブラウン・ストローマン、絞ってはきてましたけどね。お仕事役はオーティスでした。

◆ドリュー・マッキンタイアとキャリオン・クロスのストラップ戦『エクストリーム・ルールズ』決定

 ドリュー・マッキンタイアが「エクストリーム・ルールズ」で“天敵”キャリオン・クロスとのストラップ戦決定を報告すると、現れたクロス&スカーレットに襲撃されてKOとなった。

 マッキンタイアはリングに登場すると「俺はクロスに背後から襲われたが、ビッグマッチの朗報がある。エクストリーム・ルールズで俺から逃げられないストラップ戦だ」と、抗争するクロスとの対戦を報告した。すると突如背後からクロスに襲撃されたが、これを予期していたマッキンタイアはヘッドバットからポストに叩きつけて返り討ちにすると、持っていた長いストラップをクロスの手首に着けてムチ攻撃を連発。

 さらに逃げようとするクロスを引き戻して追撃を狙ったが、体を張って止めに入ったスカーレットにファイアボールやローブローで妨害されると、最後はクロスのクロスジャケットに捕まって「エクストリーム・ルールズで会おう」と嘲笑われた。マッキンタイア vs. クロスのストラップ戦が行われる「エクストリーム・ルールズ」は日本時間10月9日にWWEネットワークで配信される。

◆イヨ・スカイらダメージCTRLが不覚!“怨敵”ショッツィに襲撃されてダコタも敗戦に

 イヨ・スカイらダメージCTRLが先週に続いて“怨敵”ショッツィに襲われ、不覚にもリングから追い払われた。

 イヨのパートナーでWWE女子タッグ王者ダコタ・カイが前王者ラケル・ロドリゲスとのシングル戦に挑むと、パワーに勝るラケルのショルダータックル連打で攻め込まれたが、セコンドのベイリーの挑発からスコーピオンキックやフェイスウォッシュで反撃した。続けてベイリーがレフェリーの死角でチープショットを放つと先週に続いてラケルの救援に現れたショッツィにベイリーとイヨがやられてしまう。さらにこれに油断したダコタもラケルに背後から丸め込まれて敗戦となると、試合後にはイヨ&ベイリーがショッツィを蹴散らした上でラケルに暴行を加えたが、最後は再びショッツィに反撃されて不覚にも場外に追い払われると次回のSDでベイリー対ショッツィのシングル戦、次回のRAWではイヨ vs. ビアンカ・べレアの再戦が決定した。

◆The Brawling Brutes(ブッチ&ホランド)ついにメイン抜擢

 番組冒頭の仕込みを受けてメインのカードとなるのだが、これまでNXT選手がお茶の間向け番組に編入されても、なんか中堅の扱いされてしまいこれではdevelopmental brandの意味がないと不評だったのだが、トリプルH政権になって事情が違ってきている。2週前のSmackDownでは統一WWEタッグ王座挑戦者決定4way戦でThe Brawling Brutesが爪跡を残して立派にメインを務め、最後に手が挙がる絵を持たして貰っている。そしてブランド分けが実質なくなっているため、RAWにも登場してストリート・プロフィッツを合体技で沈めた。そして今回がウーソズのタッグ王座挑戦がトリを務める。それだけでも、全部を見ているマニアやマスコミにとっては気合を入れて画面に見入ることになる。そして尺も貰ったカードは期待を裏切らなかったのだ。


 英国勢にはアイリッシュのシェイマス、ウーソズには兄弟杯を交わしたサミ・ゼインがついて介入もする展開は、欧州勢インペリアムが現れシェイマスを襲う顛末へ。その間隙からウーソズがブッチに1-Dを決めての王座防衛に。ただ、The Brawling Brutesが地上波FOXの一般大衆層にも大きくアピールしたことが重要なのは述べるまでもない。


 AJスタイルズがサミ・ゼインのTシャツ騒動を皮肉るTweetを出したことから、ゼインとソロ・シコアはRAWに乗り込むようだ。これに注目ということになる。


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