[週刊ファイト9月29日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼BラシュリーSロリンズUS王座戦RAWベイリー女子王座ビアンカ正式
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◆ウォー・ゲームズ戦がWWE史上初めて「サバイバー・シリーズ」のヘッドラインに
WWEは「サバイバー・シリーズ」で男女両方のウォーゲームズ戦が行われることを発表した。プレミアム・ライブ・イベント「WWEサバイバー・シリーズ:ウォーゲームズ」はボストンのTDガーデンで米国時間11月26日(日本時間11月27日)に開催される。
ウォー・ゲームズ戦はNWAクロケット・プロモーションでの故・ダスティ・ローデス発案であり、NXTでやったことはあったがWWEブランドのイベントで行われるのは史上初めてのこととなる。
これまでの『サバイバー・シリーズ』は、年に一回だけSmackDownとRAWブランドの対抗戦がお約束だったが、現在は二班制にしていないため、今回はWAR GAMESを目玉にした経緯だろう。
「サバイバー・シリーズ」の男女ウォーゲームズ戦ではWWEスーパースターのチームが2つのリングを取り囲む巨大なスチール製の檻の中に足を踏み入れる。試合は各チームの1人のメンバーが対決することから始まり、その後数分ごとにメンバーが追加参戦。すべてのスーパースターがウォー・ゲームズに参加すると、ピンフォールまたはサブミッションによって勝利することができる。
「サバイバー・シリーズ:ウォーゲームズ」のチケットは現在、チケットマスターを通じて販売されており、日本ではWWEネットワークで独占的にライブ配信される。
「サバイバー・シリーズ:ウォーゲームズ」に関する追加情報は、今後数週間以内に発表される。
■ WWE RAW
日時:9月19日(現地時間 日本YouTube水曜以降)
会場:カリフォルニア州サンノゼ SAPセンター
ベラトールの会場でもお馴染み、あのバカでかいSAPセンターから。地元サンノゼはベイリーの出身地でもあるが、今はヒールユニット#DamageCTRLの姉御であり、ちゃんと「ベイリーsucks」の合唱も呼び込んでいたのが偉い。ブーイングだろうが歓声だろうが、お客さんにヒートを煽るのがプロレスである。試合はボビー・ラシュリーのUS王座戦から。セス・ロリンズが挑んだ。
ロリンズが番組オープニングでラシュリーのUS王座戦に挑んで激しい攻防を展開すると、終盤にはラシュリーにハートロックを決められるもレフェリーと誤爆した隙にローブローを放ってチャンスとなった。しかし、ここで突如現れた因縁のリドルに挑発されるとその隙にラシュリーのスピアーを浴びて王座奪取に失敗した。
ダメージCTRLの3人がカートに乗ってリングに登場するとベイリーはWWE女子タッグ王座を戴冠したイヨ&ダコタ・カイを祝いながらブーイングする観客には「王者にリスペクトしろ」と忠告した。さらにイヨは「私たちが今、コントロールしている。それもこれもベイリーのお陰。私たちを信じてくれてありがとう」と感謝を伝えるとダコタは「女子部門は私たちを必要としているが、アスカ&アレクサ・ブリス&ビアンカは必要ない」と侮辱した。するとそこへ登場したビアンカら3人と舌戦となるとベイリーがアレクサに対戦要求されて一撃を食らった。
オースチン・セオリーvs.ケビン・オーエンズ、ちゃんとしたレスリング魅せてくれて助かります。ジョニー・ガルガノがMoney In The Bankのブリーフケースを取り上げることで、ケビンのパワーボムが決まるんだが、まぁそれはどうでもイイんです。次回は底支え組KO&ジョニー・レスリングのタッグだな。
もはやブランド分けが有名無実になっているが、SmackDownのトリでも大暴れだったThe Brawling Brutes=ブッチ(ピート・ダン)&リッジ・ホランド w/シェイマスが、ストリート・プロフィッツ(モンデス・フォード&アンジェロ・ドーキンス)を叩きます。合体技でドーキンスが沈みました。
もっともスターやプッシュ中の選手を現地月曜夜にも金曜夜8時の地上波FOXにも出すのは一般大衆には目を惹くんだろうが、目先の視聴率を犠牲にしても、次世代をどんどん売り出していかないと未来がないという懸念は残るのであった。