[ファイトクラブ]ベイリー勝利ラケルSD重大予告 サウジRレインズLポール翌日会見

[週刊ファイト9月29日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼ベイリー勝利ラケルSD重大予告 サウジRレインズLポール翌日会見
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■ WWE SmackDown + 翌日会見
日時:9月9日(現地時間 日本YouTube日曜以降)
会場:カリフォルニア州アナハイム ホンダセンター

◆“米人気YouTuber”ローガン・ポールと王者ローマン・レインズのWWEユニバーサル王座戦が決定

 登録者数2360万人の“米人気YouTuber”ローガン・ポールがPLE「クラウン・ジュエル」で王者ローマン・レインズとのWWEユニバーサル王座戦に挑むことが決定した。

 ポールが番組オープニングに登場すると数日前に自身のポッドキャストにゲスト出演した王者レインズに対して「レインズが帰った後に、対戦したら俺が勝つと言ったんだ」と王座挑戦を匂わすと、「俺は明日ラスベガスで記者会見をやる。もしレインズが男なら現れて俺と対峙するよな?」と挑発。そこへ現れたブラッドラインのポール・ヘイマン(with ウーソズ&ソロ・シコア&サミ・ゼイン)と対峙した。
 ヘイマンに「フロイド・メイウェザーとも対戦した男だが、レインズとの対戦は諦めて他の誰かにするんだ」と説得されるも、ポールは「俺が記者会見でレインズに挑戦表明してWWEユニバーサル王座戦になると心配してんだろ? ラッキーショットが1発決まればレインズを倒せるからな」と反発すると、武力行使しようとしたヘイマンに代わってしゃしゃり出てきたゼインに一撃浴びせてしまう。続けてウーソズ&シコアの3人掛かりで襲われそうになったが、間一髪で場外に逃げると予定されていたリコシェとゼインの試合に移行した。

 試合はリコシェ(withポール)がジェイと揉めたゼインをシューティングスタープレスで沈めて勝利を収めた。


 翌日行われた記者会見ではポール、王者レインズらブラッドライン、CCOのトリプルHが出席する中、サウジアラビアで行われるPLE「クラウン・ジュエル」でレインズ vs. ポールのWWEユニバーサル王座戦が発表される。ポールは「クラウン・ジュエルは俺の試合だ。レインズは11月5日に俺を認めることになるAcknowledge Meだろう」と勝利を宣言。続けてヘイマンと舌戦となるとレインズに突き飛ばされて会見は大荒れとなった。「クラウン・ジュエル」は日本時間11月6日にWWEネットワークで配信される。
 はい、続くブラウン・ストローマンは省きます。なんか、マイクの時間ばかりで、肝心のレスリング試合がちょっとだけという、お茶の間向けのSmackDown回なのでした。

イヨちゃんのプラットフォーム・シューズ、上げ底過ぎじゃないか(笑)。

◆イヨ・スカイが絶妙アシスト!前タッグ王者ラケルを妨害してベイリーの勝利に貢献

 ダメージCTRLがリングに登場するとベイリーは「ダコタ・カイとイヨ・スカイが新WWEタッグ王者になったぞ!」と2人の王座奪取を誇るとイヨは「スマックダウンは私たちのショーになった」と王者の貫禄を示した。
 ベイリーはそこへ1人で報復に現れた前タッグ王者ラケルと対戦することに。ベイリーはパワーに勝るラケルにスプラッシュやスピニングスラムで攻め込まれるも、イヨ&ラケルの介入からランニングニーを決めてラケルの左膝を集中攻撃。終盤にはベイリーと再び介入を狙ったダコタがラケルのエルボードロップを浴びてピンチとなったが、ここでイヨがレフェリーの死角でラケルの目を背後から引っ掻くとその隙にベイリーがローズプラントをラケルに叩き込んで勝利を収めた。

 試合後にはイヨ&ベイリーがラケルに襲い掛かって暴行を加えると突如救出に現れたショッツィに攻撃されてリングから追い払われた。

◆ロンダ・ラウジーがリブ提案のエクストリーム・ルールズ戦を受諾「お前の葬式になるぞ」

 “地球上で最も危険な女”ロンダ・ラウジーが王者リブ・モーガンから提案されたなんでもありのエクストリーム・ルールズ戦を受諾して「お前の葬式になるぞ」と威嚇した。
 7月に行われたPLE「サマースラム」で疑惑の判定によりリブにピンフォール負けしたロンダはインタビューで「今回は物議を醸すことはないわ」とPLE「エクストリーム・ルールズ」の王座戦に自信を示した。するとそこへ現れた王者リブに「ロンダを2度倒したのは私だけよ。リスペクトすべきだわ」と忠告されるとなんでもありのエクストリーム・ルールズ戦を提案された。
 これにロンダは苦笑しながら「私とエクストリーム・ルールズ戦で戦いたいの?」と聞き直すと、「お前の葬式になるぞ」とリブを睨みつけてその場を後にした。王者リブ vs. ロンダのSD女子王座エクストリーム・ルールズ戦が行われる「エクストリーム・ルールズ」は日本時間10月9日にWWEネットワークで配信される。


 SmackDownとRAWのブランド分けが有名無実になっていたのはビンス末期からだったが、トリプルH政権になってNXTとも自由自在。やはり『NXT 2.0 One-year Anniversary』にてカーメロ・ヘイズからNXT北米王座を奪ったソロ・シコアが、ここで防衛戦。裏投げに沈んだのはマッドキャップ・モスでした。


 結局、2時間番組で唯一まともというか、スピディーで激しく面白いカードだったのがトリの統一WWEタッグ王座挑戦者決定4way戦である。期待してなかったんだが、ありゃ?と目を見張ったのかも。

ニューデイ(ゼイビア・ウッズ&コフィ・キングストン)
The Brawling Brutes=ブッチ(ピート・ダン)&リッジ・ホランド w/シェイマス
Hit Row(トップドラ&アシャンティ・アドニス w/Bファブ)
インぺリアム(ルドヴィグ・カイザー&ジョバーニ・ビンチ w/グンサー)


 展開早いんで、YouTube配信になってここだけでも見てください。こりゃ凄いとなるハズです。ケツはインぺリアム・ボムがコフィに決まるんだが、フォールを横取りする形でリッチ・ホランドが3カウント取るというもの。まぁどのチームが勝ったとかより、4組とも非常にがんばってメインが締まったことの方が重要です。