[ファイトクラブ]“不沈艦”スタン・ハンセン密着ラジオ番組~京セラドーム見事な始球式

[週刊ファイト9月29日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼“不沈艦”スタン・ハンセン密着ラジオ番組~京セラドーム見事な始球式
 貴重写真で綴る大阪席巻滞在同行とTファンクA猪木の病状心配まで
 photo & text by 藤井敏之


 今回、2年半ぶりに大阪に来たスタン・ハンセンさんは精力的に動き回られました。
 73歳という高齢になられたが、現役時代の頃から丈夫な体で活躍してきたこと、さらに奥様の愛情による心身体のフォローもあり元気な姿を見てファンも安心したであろう。
 9月17日(土曜)は朝から、L-site8F(大阪府大阪市淀川区宮原3丁目3-3 ビクトリアスビル8F)でトークショー&サイン会を行い、天神橋商店街の“ゆかり”で昼食。その後“FM COCOLO”のSaturday Magnificent Campに出演。加美幸伸氏の司会でスタン・ハンセンさんは通訳を受けもった奥様とリスナーの質問などに答える形式での軽快なトークで関西のファンとラジオを通して交流された。

 印象的な内容としてはコロナ渦の中、2年半日本に来れなかったことが辛かったが、今回日本に来れた現実を喜んでいる。この大阪という土地は昔からプロレスのメッカですごく好きな町であり色んな思い出がある。当然、現役時代にリスペクトしているレスラーを聞かれるとジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、天龍源一郎、アントニオ猪木、テリー・ファンク、オレイ・アンダーソンの名前をあげた。またベストタッグ・パートナーには当然ブルーザー・ブロデイの名前が上がる。グリーンボーイの時代からルイジアナ、オクラホマというテリトリーで互いに努力しながら二人の良き関係を築きあげ、その後全米、全日本プロレスで活躍したことは良き思い出である。

 番組後に大好きな野球場で始球式ができることを楽しみにされており、今回は京セラドームで行われる天王山決戦、オリックスバファローズ対福岡ソフトバンクホークス戦において、自らの母校であるウエスト・テキサス大學のキャラクターとオリックスバファローズのキャラが同じである関係からも、親しみがあるオリックスに勝利を呼ぶため良き投球がしたいという。今後は良き父、夫、お爺さんとして、またコミュニティーを大切にしたファミリー中心の生活をしてゆきたいと述べられた。そして、現役時代はファンとのコミュニケーションが取れなかったが、まだまだ日本に来てファンとの交流をしたいとのこと。日本では奥様を連れて、沖縄でゆっくり旅をしたいともおっしゃってました。


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