セネガル相撲ボンバルディアがズルジーニョにTKO勝ち!MMA Attack 4

(C)MMA Attack

 9月24日(現地時間)にポーランド共和国ベンジンで『MMA Attack 4: #Reaktywacja』が開催された。
 このMMA AttackはポーランドのメジャーMMA大会で世界的に有名なボディビルダー、ロバート・ブルネイカをエースに、元UFCヘビー級王者リコ・ロドリゲスなど大物も参戦するなど豪華な大会だったが、2014年に活動を休止。そして2022年に大会が復活した。
 今大会のメインはヘビー級で、地元ポーランド、元UFC戦士であるアダム・ウィチョレクと世界中で活躍し、日本のIGF王者でもあったオリ・トンプソンが対戦。下馬評は地元と年齢もあり当然、ウィチョレク有利で試合も、下馬評通り、ウィチョレクがTKO勝ち。復活ののろしをあげた。
 また注目されたのはボンバルディア対ズルジーニョという超ド級のメガトン対決だ。ボンバルディア(セリーニュ・ウスマン・ディア)は2002年~2004年、2014年~2018年のセネガル相撲王者であり、同じセネガル相撲王者であるロッキー・バルボアとMMA戦を行って秒殺KO勝ちを納めて文字通りセネガル最強の男に君臨している化け物。しかし満を持してKSWで怪力世界一男マリウス・プッツナウスキーとの対戦ではメガトンパンチを喰らって失神KO負けしている。しかし次戦では、リアリティ番組の人気者ダミアン・ズドゥンチクの飛び膝蹴りを受けとめてテイクダウンしてマウントパンチで秒殺KO勝ちで復活している。対するは日本のプライドでも活躍したあのブラジルの悲しみの肉弾魔人ズルジーニョ。ズルジーニョは2022年9月3日にAMC Fight Nights 114でペトル・ロマンケビッチと対戦するも、グランドは1分でスタンドに戻されるいう不可解なルールのせいでKO負けしている。試合は怪物二人が殴り合うド迫力ファイトとなり、ズルジーニョが前のめりに倒れるとグランドで上を奪ったボンバルディアがパウンド連打。レフェリーがストップし、ボンバルディアが43秒でTKO勝ちした。

■ MMA Attack 4: #Reaktywacja
日時:2022年9月24日(現地時間)
場所:ポーランド共和国ベンジン

<ヘビー級>
○アダム・ウィチョレク(ポーランド)
3R 2分13秒 TKO
●オリ・トンプソン(英国)

<ヘビー級>
○ヴァソ・バコチェビッチ(モンテネグロ)
 判定
●マテウシュ・ムランスキ(ポーランド)

<ヘビー級>
○ボンバルディア(セリーニュ・ウスマン・ディア)(セネガル)
 1R 0分43秒 TKO
●ズルジーニョ(ブラジル)

<ヘビー級>
○アルトゥール・ソウィンスキ(ポーランド)
 判定
●ピョートル・チヴィク(ポーランド)

<ミドル級>
○ヘンリー・ファディペ(南アフリカ)
 2R 0分34秒 TKO
●ウカシュ・スタネク(ポーランド)

<ミドル級>
○トマシュ・ヤクビエク(ポーランド)
 判定
●デビッド・ラミレス(ブラジル)


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