週刊マット界舞台裏’10年09月16日号

 “暴走王”小川直也があまりにも一方的に、IGFの9・25JCBホールへの出場辞退を表明したことが波紋を呼んでいる。
 小川は自身のブログにおいて「IGFはオレと破壊王(故橋本真也)の関係を知りながら、クーデターを起こして破壊王を追放したゼロワンの選手とのカードを言ってきた。(それを承諾したら)破壊王に申し訳ないから今回は見送ることにした」(要約)と心情を吐露しているが、それが本当の理由ならオファーされたカードを拒否すれば済む話。
 IGF側は看板選手の小川にドタキャンされるくらいなら、ゼロワン勢以外の対戦相手を探すからだ。それだけに小川の出場辞退はひどく不可解だが、元『週刊ファイト』編集長・井上譲二氏は「深く考える必要はない。小川の我がまま病が出ただけですよ」と解説するとともに、アントニオ猪木と小川の“奇妙な関係”を明かした。付いたり離れたりしているが、しっかりとした絆で結ばれた師弟関係とも思える猪木と小川だが、実際は我々が思っているような関係ではなかった!

 昔と比べたらスキャンダラスなネタがめっきり減ってしまった昨今のマット界だが、マスコミ関係者の間では常にキナ臭いウワサが飛び交っている。だが、たとえウラが取れたとしても、それが業界にとってプラスにならない情報なら専門誌は報道しないのが、この業界の決まり事。
 実はこの数週間だけでもファンが「エッ!?」と驚きのそうなウワサが2つ流れたのだ。1つはお騒がせ男であるA・猪木に関するウワサ。もう1つはキナ臭いウワサとはあまり縁がなさそうなドラゴンゲートに関するウワサ。そこで今週の『マット界舞台裏』ではそれらの気になるウワサを一気に公開する! 信じるか信じないかはあなた次第だ!

 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2009』では、ちょうど1年前にプロレスリング・ノアが開催しようとした『三沢光晴追悼興行』について書かれたタブーなき記事を紹介している。
 『三沢追悼興行』には武藤敬司、鈴木みのる、天龍源一郎、蝶野正洋、川田利明という日本マット界を代表する大物達が集結すると話題になっていたが、井上記者が注目したのはいま話題の小川直也に次いで高額ギャラである武藤敬司をどうしてノアが呼べたのかという部分。
 そんなギャラと共にもうひとつのタブーであるアングルにも言及している点も見逃せない。ビッグネームがそろったタッグマッチにおいては“負け役”を作るのは困難な作業。だからこそ井上記者は今のファンに見透かされないようにする必要があると苦言を呈した!


 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、現在プロレス界で一番ホットな話題、小川直也とZERO1の確執を井上譲二記者とは別角度から徹底検証。ようやく東京スポーツ等でも連日大きく扱われているこのニュースだが、もっとも早く取り上げていたのはミルホンネットだ。この号でも他のマスコミが触れる事の出来ないタブーまで踏み込んでいる。実際、ニュース欄に出した情報はほんの一部で、他にも両者の確執が決定的になった破壊王・橋本の葬儀で起こった秘話から、小川のプロ意識、そこからくるアントニオ猪木との関係など真実が10ページを費やして記されている。これを読めば、猪木と小川が不仲とか表面的な部分しか知らない者は目から鱗となるだろう。さらに、小川とハルク・ホーガンの電話対談など、他のマスコミでは読めない情報も盛り沢山。12・3 猪木祭へ向けて、どう動くのか? 一番詳しく書かれている専門誌記事は、間違いなく今週号のマット界舞台裏だろう。
 そして、芸能界にも強いミルホンネットは、ロッシー小川、風香、高橋奈苗らの女子プロレス新団体『スターダム』旗揚げ発表から、現在の女子プロレス界の問題点を鋭く指摘。かつての女子プロレス黄金時代と衰退した現在、何が違うのかを全女出身の某選手のインタビュー、さらに世界最大のプロレス団体WWEのDIVA育成システム&プログラムも交えて紐解いている。話題のHカップ巨乳を誇るグラビアアイドル、愛川ゆず季も起爆剤になりえるのか?
 昭和プロレスに強いミルホンネットは今週も昭和プロレス特集でボリューム倍増。惜しくも亡くなった鬼軍曹、山本小鉄秘話を2連発だ。特に国際プロレスに乗り込んだエピソードなど、オールドファンには懐かしく、また新日本プロレスの名物解説者、鬼コーチとしての小鉄さんしか知らない若いファンには目新しいエピソードだろう。そして、ミスター・ポーゴからは小鉄さんの豪快な伝説も紹介されている。そして、慈善事業家として近況をミルホンネットで報じている、昭和プロレスファンには思い入れの強いヒール、タイガー・ジェット・シンを振り返る企画も用意した。
 海外企画ではUFCで不甲斐ないデビューを飾ったジェームズ・トニーのファイトマネーを公開。これなど、既存のマスコミはまず報じてないだろう。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼不可解なIGF出場辞退から見えてくる猪木と小川の奇妙な関係
▼専門誌には載らないマスコミ関係者の間で飛び交う気になるウワサ

<アーカイブス2009>
▼ビッグネームが勢揃いした『三沢追悼興行』だが、カード編成に田上社長の“勘違い”が!?

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼「どインディに頭を下げる姿勢が許せなかった!」
小川直也にそこまで言わせるZERO1との確執はなにか?
そして指導者、レスラー、学業並立を宣言した柔道王の今後の動向は…?
・9・25『INOKI GENOMU13』小川欠場の軌跡〜ゼロワン中村代表が猛反論したけれど
・怒りが収まらないZERO1・公式サイトで小川を痛烈批判〜IGFで実現しなかったカードは場外戦へともつれこんだが、ここにきて小川が初めての反論!
・"銭ゲバ"? いい加減な業界の慣行に勇気ある抵抗を示した男の中の男とは
・アントニオ猪木「引退すればいい」発言を紐解く12・3猪木祭『1,2,3ダァー』
ミルホンネット完全独占取材! by 高尾淳

▼問題提起『スターダム』旗揚げは女子プロレス終焉の始まりか!?

▼またしても昭和プロレス特集
・ちょっと待ってください 小鉄さん みぶ真也(ひとり芝居俳優)
・練習生ミスターポーゴにとって山本小鉄とは?伝説はこうして作られる
・昭和プロレスはミルホンネットが独占!タイガー・ジェット・シン
・地元ミルトンの医療機関に$32000の寄付

▼タブー満載企画<海外情報局vol.54>
Jトニー最高額報酬 Jジャレット略奪婚 Rオートンに主役交代
・いきなりUFC最高額のファイトマネーを手にしたジェームズ・トニー
・WWE Rawランディ・オートンが来年WM主役? ジョン・シナが大暴れ
・『TNA No Surrender』ジェフ・ジャレット-カレン・アングル略奪婚発覚
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★合わせて読めばさらに楽しめる!
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小川直也の不可解なIGF出場辞退騒動の真相に迫る!

週刊マット界舞台裏'10年09月16日号

商品コード inouejojiz192

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