週刊マット界舞台裏’09年4月16日号

「100年に一度の大不況」といわれる中、レスラーの収入も下がる一方。メジャー団体の主力選手でも「人に言えない額」まで落ち込んでいる。では、日本のプロレス界のトップ中のトップである全日本プロレスの三冠ヘビー級、新日本プロレスのIWGPヘビー級、ノアのGHCヘビー級、このメジャー3大ヘビー級王者の年収は一体、どれぐらいなのか?
 プロレスラーの年俸は、プロ野球やサッカーなど他のプロスポーツと比べると、金額が公になりにくい。だが、前『週刊ファイト』編集長の井上譲二記者は、各団体のチャンピオンクラスはもちろん、1試合当たりのギャラが最も高いレスラーまでも赤裸々に公開!
 さらに団体に所属している選手だけでなく、メジャー3大ヘビー級のベルトを奪取したこともある“フリー選手”のギャラに関しても、某団体の渉外担当を直撃して聞き出すことに成功した! 日本のプロレスラーで“勝ち組”はいるのだろうか?
 いくらファンが違うとはいえ、新日プロ4・5両国国技館とドラゴンゲート3・22両国国技館は紛れもなく興行戦争であった。にもかかわらず、ドラゲー両国大会に新日ジュニアの人気選手である金本浩二が出場したことに首をかしげた他団体関係者は多かった。
 マット界の常識では考えられないドラゲーへの金本の貸し出し。しかもただ貸し出しただけでなく、金本ほどの人気選手がメインイベントでドラゲーのチャンピオンに負けることを、新日プロ首脳陣が容認したとは考えにくい。そこで井上記者はその背景を探りつつ、以前大きな話題を呼んだ金本退団のウワサと関係があるのかも考察した!
 高山善廣の参戦などで盛り上がってきたIGFだが、このところ総帥・アントニオ猪木の口から威勢の良い言葉が全く出ていないことにお気づきだろうか。
 デッカイ話題を提供することによってマスコミ、ファンの注目を集めることに生きがいを感じる猪木だけに、本当はもっとスケールの大きい興行を打ちたがっているはずだが、さまざまな事情で次回大会開催にも苦戦している。
 これまで「マット界舞台裏」では何度となくIGFが活動休止の危機に追い込まれていることを報じてきたが、またぞろ活動休止のウワサが流れかねないIGFの内情を再び探ってみた!
 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2008』は、4月6日に新宿ロフトプラスワンで行われた吉田豪氏との『格闘二人祭』で、自伝が売り上げ絶好調なミスター・ポーゴとトークバトルを展開したターザン山本氏について。
 1年前の今頃、ウワサの恋人が大きな話題を呼び、“時の人”だった山本氏は『昭和プロレス』旗揚げ戦で“過激な仕掛人”永島勝司氏に、「2人で新日本プロレスの週刊プロレス取材拒否の裏事情をトークショーで語り合えば、絶対に盛り上がる!」と提案。その話を聞いた井上記者は、「マット界舞台裏」の中で“ある注文”をつけている。そのせいなのかどうかはともかく、山本氏の提案は結局実現することがなかった……
 今号のミルホンネット編集部担当ページは、パンクラス特集の第一弾! 4・5ディファ有明大会からはマニア大注目の佐藤豪則vs.金井一朗戦、大石幸史vs.真騎士戦、和田拓也vs.岩見谷智義戦を数百枚の写真とともに検証。試合後会見にも記者が突っ込みを入れている。また、「見えない道場本舗」のグリフォン氏による”尾崎允実氏の回顧録、その内容は?”と題された『パンクラス15年の真実』への考察をも収録。これは見逃せない。

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<今週の見出し>
▼100年に一度の大不況のいま、3大メジャーヘビー級王者の年収は?
▼常識では考えられない金本のドラゲー両国大会出場
▼次こそコケたら活動休止!? IGFの内情を探る
<アーカイブス2008>
▼“時の人”ターザンが5・12に参加 新間氏と共に「昭和プロレス」を語る!?
<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼パンクラス特集第一弾 予告編はこちら

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引退後に備えて身辺整理をしている長州力

大不況のいま敢えてプロレスラーの年収に迫る!

週刊マット界舞台裏'09年4月16日号

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