週刊マット界舞台裏’09年3月12日号

 あのWJプロレス崩壊によって経済的に致命傷を負ってしまったといわれる長州力。老体にムチ打ってリングに上がり続けているのは、そのときの借金を返済するため…と思っているファンは多いだろう。ところが、どうも実際は違うようなのだ。
 近い将来の現役引退を視野に入れて、リラックスした精神状態でプロレス人生に臨める態勢を整えたという長州だが、今年になって新日プロ残留、リキプロ道場閉鎖、武藤全日本参戦となかなか慌ただしい。元『週刊ファイト』編集長の井上譲二記者が長州の周辺に調べを入れたところ、この慌ただしさは引退後に備えた“身辺調査”と見たほうが良さそうだ。

 1月下旬、あの“AWAの帝王”と言われたバーン・ガニア氏が、アルツハイマー病の専門施設に入っていたのに加え、施設内で97歳の男性を投げ飛ばして死なせたというショッキングなニュースが飛び込んできた!
 往年のガニア氏を知るオールドファンにとって、あまりにも悲しい事件であるが、今週の『マット界舞台裏』では緊急企画として、ガニア氏の名前と簡単な戦歴ぐらいしか知らないといういまのファンに向けて、レスラーとしてはもちろん、“米マットの陰のドン”といわれたほどのプロモーターだったガニア氏の人物像を紹介しよう。

 約4カ月ぶりの興行となるIGFの3・15広島サンプラザ大会。例によって観客動員数…いやアントニオ猪木の営業力に注目が集まる中、同大会の招待券をめぐって、ある騒動が起きたのをご存じだろうか?
 その騒動と関係して『猪木酒場』の広島店は連日大にぎわいになったという。そこにはある“デマ”が大きく関係していたのだが、果たしてそのデマの内容とは? そして、そんなデマを流したのは一体誰なのか?

 今週は『マット界舞台裏アーカイブス2008』でもIGFをとりあげている。約1年前の4月12日、大阪で大会を開催したIGFだが、大阪府立を埋めるのは新日プロやノア、全日プロでも厳しいといわれている。それだけに井上記者はIGFの前売り人気がさっぱりなことも暴露している。
 結果的になんとか大阪府立を満員にしたIGFだが、このほかにも井上記者が鋭く指摘した問題点は一読の価値あり! 広島大会は目前だが、はたしてどうなるのか…

 今週のミルホンネット編集部担当ページは超強力な2本立て。全18ページを費やして、世界で最も詳細な3・1地下プロレス『EXIT−7 KABUKI』大会を余すところなく報告。新宿二丁目『EXIT』には、2 ヶ月ぶりの地下プロレスを待ちわびたファンが固唾を飲んで大集結し、チケットはソールドアウト。玄関口で泣く泣く引き返すファンの姿も見られただけに、この貴重なルポタージュは永久保存版であろう。

壮絶だった夢路vs.紅戦のレフェリーは小笠原和彦先生だ!

 もう一本はお待ちかね、前田日明ファン必携の全12ページによる、3・15『THE OUTSIDER』両国大会開催発表記者会見の完全ドキュメント。前田兄さんの全発言を収録するのみならず、カード解説にも工夫を凝らしてみた。
 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼今年になって慌ただしくなった長州。その理由は身辺整理か?
▼97歳の男性を投げ飛ばして死亡させたバーン・ガニア氏とは、どんな人物だったのか
▼IGF3・15広島大会の招待券をめぐって起きた騒動
<アーカイブス2008>
▼IGF大阪大会に暗雲! 好カードの見通し立たず
<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼過去最高の動員で超満員札止め!  “東洋の神秘”カブキが“地下魂”を伝承!?  3・1 地下プロレス『EXIT-7 KABUKI』
 ダイジェスト版はこちら
▼3・15『THE OUTSIDER』両国大会、開催迫る!  『KRUNCH』の刺客vs.柔術弁護士など、刺激カード続々決定!
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★合わせて読めばさらに楽しめる!
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インリンに訴えられた『ハッスル』の台所事情
蝶野が試みている新たな分野への挑戦
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引退後に備えて身辺整理をしているという長州力に迫る!

週刊マット界舞台裏'09年3月12日号

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