週刊マット界舞台裏’09年2月05日号

 アントニオ猪木と並ぶプロレス界のスーパースターだったジャイアント馬場さんが他界したのは1999年1月31日。ちょうど“没後10年”ということで、本誌でもジャイアント馬場メモリアル特集をお届けしよう。もちろん、他誌のように馬場さんの偉業や人柄をただ振り返るだけではなく、そこは『マット界舞台裏』流にマット界関係者でも驚くこと間違いなしの秘話を、秘蔵写真とともに大公開といこう!
 馬場ファンならば、馬場さんが米マットにおける選手としての実績やネームバリューはもちろん、プロモーターとしての政治力でもはるかに猪木を上回っていたのはご存じだろう。
 その証として馬場さんはミズリー州セントルイスをホームグラウンドの1つにしていたハーリー・レイスと、PWFヘビー級の王座を懸けて“敵地”セントルイスで対戦しているのだが、何と勝っているのだ! これがどれほどスゴイことなのか、いまのファンにも分かりやすく説明しているので、ぜひ読んでいただきたい。
 かつて馬場さんはある人物から交渉の席で、「馬場さん、あなたにも外に漏れたら困ることがあるでしょ?」と、恫喝まがいのことを言われたことがあった。
 ところが馬場さんは、「そういうことならいっさいないよ」とキ然とした態度を取ったのである。いかにも馬場さんらしいエピソードだが、果たして馬場さんに対して、こんなことを言った人物とは? さらに馬場さんはそんな人物ときれいさっぱり縁を切るために、トンデモナイことまでやってのけたのであった。
 井上譲二記者は当然『週刊ファイト』編集長時代に、馬場さんを直接取材しており、今週号には馬場さんから直接聞いたエピソードがいくつか収録されているが、何と元子夫人と「これは書かないで」と約束した、あるエピソードを今回あえて書いている。
 それは馬場さんと元子夫人の結婚を猛反対した元子夫人の母親を、馬場さんが実母と同じくらい大切に扱っていたことがよく分かる秘話。これを読んで、馬場さんの義母に対する愛情の深さをぜひ知ってもらいたい。
 長年“公然の秘密”とされていた馬場・猪木の不仲だが、改めてなぜ2人の関係が険悪になったのかを振り返ってみよう。  一般的にはケンカを仕掛けるのは常に猪木の方で、馬場さんは“被害者”とみられがちだが、実は馬場さんも意外な一面を見せていた!
 ただ、それだけ激しくやり合うことがエネルギーにもなっていた馬場・猪木。それだけに、その戦いが終焉を迎えるころ、引っ張られるように馬場さんにある異変が起こった・・
 大半の記者やファンは馬場さんの全盛期を70年代のPWFヘビー級王者だったころだと思っているかもしれないが、あのころはすでにある病気を患っていたのと、あることが嫌いだったせいで体力が著しく落ち始めていたのだ!
 馬場さんの本当の全盛期は60年代の日プロ時代で、そのころの受け身の凄さや、まったく助走なしで放たれるドロップキックの迫力を知る人も、すっかり少なくなってしまった。井上記者が馬場さんの全盛期の凄さを、今一度お教えしよう。

1968年6月のボボ・ブラジル戦のココバットの受け方を見よ!
 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2008』は、約1年前にひっそりと新日本プロレスを去っていった田山正雄レフェリーについて。35年の歴史を誇る新日本で、唯一の生え抜きレフェリーであり、あの安田忠夫自殺未遂事件の際には、真っ先に現場に駆け付けたことでも知られる田山氏。それだけに、そんな田山氏が新日本を去るというスクープは、もっと騒がれてもよかったのでは?
 今週のミルホンネット編集部担当ページは、どインディーの究極系としてマニアに崇拝されるFU★CK!プロレスの、常設会場となる長野シャトー内WONDERLANDのこけら落とし興行の模様を、膨大な未公開写真を交えた完全ルポタージュ版としてお届けする。
 ウルトラマンロビンとマグニチュード岸和田の公園バトルは、付近の団地のベランダに出ていた人がこれを遠眼にたまたま見てしまったら、パチンコ屋も変わったアトラクションを始めたのかと思ってしまうのかも知れない。この爆笑試合のみならず、ブログ欄では未公開の第二部の模様も収録!

 いとしのダーリン244に付き添うミスMリンが登場。この相思相愛カップルの行方やいかに…。関西の最後の秘境・FU★CK!プロレスの全容がここまで詳細に読めるのはミルホンネットだけなのだ!
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<今週の見出し>
▼米マットで証明された馬場さんの政治力
▼恫喝されてもキ然たる態度をとり続けた馬場さん
▼義母に対する愛情の深さが分かる秘話
▼公然の秘密だった馬場・猪木の不仲
▼知る者が少なくなった全盛期の馬場さん
<アーカイブス2008>
▼新日生え抜きレフェリーが謎の退団
<ファイト!ミルホンネット編集部>
1・25FU★CK!プロレス常設会場WONDERLANDこけら落とし大会

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週刊マット界舞台裏'09年2月05日号

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