週刊マット界舞台裏’09年4月09日号 2009-04-03 04:582017-02-21 10:57 井上譲二:週刊ファイト元編集長, 現在欠番中 ツイート ミスター・ポーゴが本名の“関川哲夫”名義で出版した著書『ある悪役レスラーの懺悔』(講談社)が発売早々から爆発的な売れ行きを見せている。ポーゴは全くちゅうちょすることなく驚ガクの体験談とプロレス界のタブーを書きつづっている。 ご存じの通り、この本は当ミルホンネットで発売されている電子書籍『ある極悪レスラーの懺悔』をコンパクトに単行本化したものであり、さらに元『週刊ファイト』編集長の井上穣二記者もポーゴとは長年の付き合いがある。そこで今週の『マット界舞台裏』では、『ある悪役レスラーの懺悔』を読んだ井上記者が本には書かれていない知られざる仰天エピソードを披露しながら徹底解剖。意外なポーゴの素顔を“暴露”している! 井上記者が知るポーゴは著書から伝わってくる人物像とは全く違うという。それだけに井上記者は著書のある部分に「ホンマかいな!?」と突っ込みを入れているのだが・・・ さらに今から22年前、井上記者は当時米マットを主戦場にしていたポーゴなら読まないだろうという軽い気持ちで、あるメディアにポーゴについてとんでもない記事を書いている。ところが、ポーゴは誰かからその記事の内容を聞いてしまったのだ! 当然、ポーゴは井上記者に抗議をしたのだが、それから数年後に井上記者はとんでもないものを目撃してしまう。「このことは書かない」とポーゴと約束した井上記者だったが、今回その約束を破ってしまう! 84年秋に長州力らジャパン・プロレス勢が離脱して大ピンチに見舞われた新日本プロレス。そこにポーゴが参戦したことはご存じのファンも多いと思うが、何とその「ポーゴ、新日プロ参戦」に井上記者と“あの男”が深く関与していたことを知る者は少ない。 “あの男”は“世界の荒鷲”坂口征二からも金を受け取っていたのだ。 それにしても辛口で知られる前・週刊ファイト編集長が、「プロのライター視点で読んでも、プロレス暴露本としてはベストセラーとなったミスター高橋の『流血の魔術 最強の演技〜すべてのプロレスはショーである』( 講談社) よりもこの本の方がはるかに面白い。本の内容の60〜70% をポーゴ自身や当時のインディー・マット関係者から聞かされていた私が言うのだから間違いない。重版確実!」と太鼓判を押しているのは注目だろう。 「天下の『講談社』が刊行に踏み切ったのは単にプロレスのケーフェイの部分を露骨に書いているだけでなく、ポーゴの豊富なキャリアに基づいた体験談と波瀾万丈の人生に「誰が読んでも面白い!」との感触を掴んだからだと思う」とある。 念のために記すが、ミルホンネットの重鎮である井上記者は本書のプロジェクトとは無関係であり、何ら利害関係はない。また、書評をお願いした事実もない。 最後にこれまで何度もマット界のタブーを記事にしてきた井上記者が、敢えてポーゴに対して著書の内容の一部に苦言を呈している。単行本『ある悪役レスラーの懺悔』、電子書籍『ある極悪レスラーの懺悔』と合わせて今週号を読めば、10倍楽しめるのは間違いない! ミスター高橋本の刊行に際しても、ターザン山本が対抗本?をぶつけていたが、こちらもびっしりと検証されており、金を払って読ませる内容に仕上がっている。 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2008』は、不可解なまでに新日本プロレスで持ち上げられている中邑真輔について。井上記者は、ユークスから新日プロに派遣されている“事実上の社長”である人物が、以前から中邑にゾッコンであることを暴露! それだけに新日プロ内がギクシャクしてしまうのも致し方ないのかもしれないが、現在のエースである棚橋弘至はどう思っているのか? さらに「ガチンコが出来るから」という理由でプッシュされた中邑と一緒に練習したことのあるジョシュ・バーネットは、MMAファイターとしての中邑をどう評価しているのか? 今号のミルホンネット編集部担当ページは、驚愕のボーナス特典2本立て! まずは、ミルホンネットでしか不可能な地下プロレス『EXIT』のオーストラリア遠征ドキュメントをたっぷりとご紹介。 『EXIT 7』では第9代地下王者ザ・グレート・カブキにマッチメイクを託すなど、次々と仰天の仕掛けを連発してきた地下プロレス主催組織WUW(World Underground Wrestling)が、次の戦場をなんとオー ストラリア南端の都市・アデレードに指名。3月13日より3日間、連日地下プロレスが行われた! 遙か豪州の地に降り立ったサムライ五人〜澤宗紀、富豪2夢路、小笠原和彦、宏樹、上野滋也の運命やいかに。そして語り部の小笠原先生のよる紀行記と、謎の女Shaktiのミステリーとは? さらには3月21日ガッツワールド新木場1stRing大会の第二弾! ガッツワールドUSA支部長ダグ・ギルバートが、ハルク・ホーガン風のミスター・カスカベ、SUZUKIとタッグ結成。デビル・ワールド軍と対戦するが・・・ 迫真のフォト・ドキュメントはミルホンネットだけの取材かも。絶対に見逃すことなかれ! バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。 <今週の見出し> ▼『ある悪役レスラーの懺悔』には出てこない ミスター・ポーゴの知られざる仰天エピソード <アーカイブス2008> ▼『ユークス』新日本、中邑を特別扱い 最低でも3年間ベルトをキープ? <ファイト!ミルホンネット編集部> ▼南の果ての街・豪州アデレードで地下プロレス!? 誰か教えてくれよ!ダイジェスト予告編はこちら▼Hホーガン風ミスター・カスカベは米国に消えたガッツ石島だった! ★合わせて読めばさらに楽しめる! ・超ヤバイ!レスラー・関係者の裏ネタ4連発 ・今年、後楽園大会に満員マークが付かない新日プロ ・元Uインター鈴木健取締役が起こしていた奇跡 ・引退後に備えて身辺整理をしている長州力 ・新日プロと全日プロの交流再開は時間の問題 井上穣二記者の「ある悪役レスラーの懺悔」仰天書評! 週刊マット界舞台裏'09年4月09日号商品コード inouejojiz118価格 250 円在庫切れウィッシュリストに追加する » 投稿ナビゲーション レッスルマニア25 対戦カード 正式発表地下プロレス、南の果て豪州で怒濤の3連戦! サムライ達が異国で見たものは!? 3・13~15『EXIT-8~10』