2・8『なにわ大花火』大会～ファンタジーとリアルの彼方に見えた聖なる光

往年のマニアが注目したであろうイス大王こと栗栖正伸。超ベテランでありながら息切れはしていなかった。さすがである。

「キープ・オンランニング」（1992年12月2日CD発売）を唄い上げる邪道姫こと工藤めぐみ

橋本友彦の横峯良郎参議院議員が黒幕の恐喝事件顛末を扱った独占スクープは、未だマスコミ関係者が資料として購入を求めるからなのか隠れたロングセラーとなっているが、続く週刊マット界舞台裏’09年9月10日号には佐藤耕平（左）との長い歴史にも触れられてある

プロレス熱血伝道士、大谷晋二郎の熱きファイトを堪能せよ！

ますますおじのザ・シークに風貌が似てきたサブゥーのアラビア殺法が縦横無尽に展開

大仁田厚というプロレス界の打ち上げ花火職人の真骨丁ここに見たり
紆余曲折の人生を歩んだ二人の試合は勝った負けた、いわゆるよく言われるいい試合をしましたというレベル以上のものとあいなった。
誰が為に爆音は鳴らされたのか！それは世間に対してなのか・・・

大仁田厚との熱き戦いはまだ終わらないことを明言した曙。かつて天下の横綱にまでのぼりつめた男がK-1からプロレスに、更にデスマッチにまで踏み込んだ。
底が丸見えの底なし沼たるプロレスにどっぷりはまっていくのはうれしい限りだ。

この日は「あえてファンの前に出てプロレスを本当に盛り上げていこうぜ」と熱く語った大仁田厚～メッセージ性のあるプロレスこそ極上かつ最高なのだ。
シュートを越えたものこそプロレスという屈指の名言を述べた師、ジャイアント馬場こと馬場正平氏が奇しくも14年前の1999年１月31日の夕方に肝不全で亡くなられた。
弟子の俺は全日本プロレス当時のスタイルからかけ離れて思えば遠くへ来たと思えぞ、プロレスはどこまでいってもやはりプロレスでしかなく今後も俺なりのやり方でプロレスを新たに栄えさせてみせるというメッセージを師へ送ったかのごとくである。

■　『なにわ大花火・曙VS大仁田厚』
　　「史上初！大阪発！！ノーロープ有刺鉄線電流爆破なにわ地獄デスマッチ」
日時：2月8日（金）　試合開始１8時30分
会場：大阪ボディメーカーコロシアム

＜第1試合　タッグマッチ　30分1本勝負＞
矢野啓太、○小川亭とらちゃん
●町の保険屋かえる先生、伊賀ノ忍者

＜第2試合光洋保安警備PRESENTS 元気6人タッグマッチ　30分１本勝負＞
日高郁人、横山佳和、●藤井健一
　10分20秒　スワントーンボム⇒片エビ固め
○藤田峰雄、内田祥一、ヤス久保田

＜第3試合　ホテルメトロThe 21 PRESENTS Spirit of“F”12人タッグマッチ　時間無制限１本勝負＞
栗栖正伸、リッキーフジ、黒田哲広、●ザ・シューター、超電戦士バトレンジャー、フライングキッド市原
　11分42秒　ムーンサルトプレス⇒体固め
大矢剛功、○フレディクルーガー、クリプトキーパー、ＢＡＤＢＯＹ非道、ミスモンゴル、悪行戦士ダークレンジャー

＜第4試合　好きです！つぼ八　PRESENTS　インターナショナルジュニア＆ＮＷＡ世界ジュニアヘビー級ダブル選手権　60分１本勝負＞
[王者]○菅原拓也
　13分59秒　変形ラ・マヒストラル
[挑戦者]●ＹＯ－ＨＥＹ
※菅原が防衛に成功

＜第5試合　麺や『のりお』　PRESENTS　６人タッグマッチ　30分１本勝負＞
佐藤耕平、○崔領二、ゼウス
　14分29秒　那智の滝⇒片エビ固め　
マグニチュード岸和田、●保坂秀樹、橋本友彦

＜第6試合　『但馬　武藤』＆『焼肉　武藤道場』PRESENTS スペシャルタッグマッチ　30分１本勝負＞
○大谷晋二郎、田中将斗
　18分29秒　ドラゴンスープレックス⇒体固め
サブゥー、●レザーフェイス

＜メインイベント　ノーロープ有刺鉄線電流爆破なにわ地獄デスマッチ～有刺鉄線電流爆破バット＆有刺鉄線電流爆破椅子　時間無制限１本勝負＞
●曙
　10分21秒　有刺鉄線電流爆破バットでの殴打⇒体固め
○大仁田厚

大会の全容と詳細は、別冊miruhonnet097大仁田x曙なにわ大花火Fantasy/Real彼方DiamondRing健介TARU復帰に収録されました。