これが胸いっぱいのプロレスじゃぁ！大仁田厚、曙、初代虎&小林邦昭、ダンプ松本&工藤めぐみ、ポーゴにKABUKIまで～新宿FACE大乱戦

　来年2月8日に大阪で電流爆破マッチ再戦が決定している大仁田厚と曙の前哨戦とした今年最後の大仁田興行、メインは６人タッグで行われた。試合前大仁田、田中、矢口が入場してきた際、リアルジャパンプロレスで抗争中の佐山タイガーと12・7リアルジャパン後楽園大会で因縁が勃発した小林邦昭が乱入し、来年1月13日(日)『LEGEND THE PRO-WRESTLING 2013』で大仁田厚＆矢口壹琅組との対戦が発表されている両者が、大仁田を牽制。

　試合は毒霧や場外戦を交えた乱戦となったが曙がボディプレスで大仁田から３カウントフォールを奪い、「大仁田！お前との試合はこれで終わりだ！」と気勢をあげリングから引き上げる。しかし、大仁田はリング上に大仁田軍団を引き連れ、「2・8、曙はかならずリングに引きずり出す！」と宣言しリングを去った。
　勝敗はともかく、パフォーマンスに関しては大仁田が初代タイガー＆小林邦昭、対戦した曙を遥かに上回った。

　セミファイナルでは特別レフェリー“邪道姫”こと工藤めぐみ（97年引退）が特別レフェリーとして登場したが、マスクマン雷電に勝利したダンプ松本が工藤を挑発して因縁を残した。
　第３試合ではデスマッチの帝王ミスターポーゴがチェーンデスマッチで大仁田軍団の戸井克成を鎌で刺し、最後はチェーンでの絞首刑で葬り去った。
　また第１試合に会場に姿を見せたTHE KABUKIは第２試合に出場した富豪２夢路を睨みつけ、試合後も挑発、リングサイドでは一瞬一触即発の空気が流れた。地下プロレスEXITにも出場する両者の動向も気になるところだ。

　選手、バックステージとミルホンネット人脈が四重、五重どころか幾重にも交差するハチャメチャ大会の全容と詳細は、別冊ミルホンネット胸いっぱい大仁田厚羽柴まゆみREINA中島安里紗JWP高橋奈苗柚ポンにて大特集しています。お楽しみ下さい！

■　大仁田厚プロレスリング
　～2012 YEAR END 胸いっぱいのプロレス、ありがとよ！～
日時：12月21日(金) 試合開始19：00
会場：新宿FACE

【試合結果】

初代タイガーマスク＆小林邦昭の昭和プロレス同盟軍が急襲！まさか、大晦日に武士道のセミナーを開催される某総監と同一人物なのだろうか？

横綱が酷い目に会うという・・・

机上では重すぎるスポットになるが・・・

大魔神怒る！
＜メインイベント　キャプテンフォール・ストリートファイトトルネード６人タッグデスマッチ時間無制限１本勝負＞
●大仁田厚、田中将斗、矢口壹琅
　14分59秒　圧殺ボディプレス
○曙、菅原拓也、藤田峰雄