紅闘志也、ミャンマーラウェイから5R完走で“生還”! 帰国後ただちに5・6『EXIT-15』謎の地下闘技場へ電撃参戦!

 地下プロレス、キックとリングを問わず闘い続ける格闘ボーダレス“人間狂気”紅闘志也が、かねてからの予告通り、5月2日(現地時間)にミャンマーで行われた「ラウェイ」の試合に出場した。
“ビルマ拳法”の名でも知られる「ラウェイ」とは、噛みつき、金的などの僅かなな反則以外は、パンチ、蹴り、投げ、立ち関節、頭突き、脊髄への攻撃など、全ての攻撃が有効。あらゆる格闘技の中でも最も過酷なルールであるとされ、「立ち技のバーリ・トゥード」といわれている。
 この何でも有りの闘いが醸し出す格闘ロマンに魅了される紅は、昨年10月13日にディファ有明で開催されたラウェイ興行『CHAOS MADMAX Ⅲ』に参戦し、見事1R TKO勝利を収めている。
 ミルホンネットが入手した情報によると紅は、地下プロレス『EXIT-12』参戦からわずか3日後の先月29日に日本を発ちミャンマーに入国、2日(現地時間)にミャンマー国内にて、1万人規模の観客を収容するスタジアムで開催のラウェイマッチに出場。「七生報國」(※注)の鉢巻きを締めてリングイン、現地ミャンマーのファイターと闘い、5Rフルラウンドを闘い抜いてドローに持ち込んだ(ミャンマーラウェイはフルラウンド戦の場合、判定をつけずすべてドロー裁定になる)。
 紅は顔面を負傷したものの、幸いにも大きなダメージは無いとのこと。日本人が敵地ミャンマーで引き分けたことで、紅は現地メディアから取材攻勢に遭い、現地の新聞各紙に写真付きで紅の活躍を報じる記事が踊ったという。
 この現地レポートの全容は、マット界舞台裏5月14日号に収録されている。ラウェイに関心があるファンなら、必携のルポタージュなのだ。
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紅の活躍を報じる、ミャンマー現地の新聞。
 そして2日のラウェイマッチがノーダメージで済んだことで、WUW(World Underground Wrestling)会長イワノフ・ロゴスキーJr.は、6日に謎の地下闘技場“CORE STADIUM”で行われる地下プロレス『EXIT-15』への紅の電撃参戦を決定! “人間狂気”紅の、わずか中3日での連戦も大いに気にかかるところだが、今回最大のミステリーといえば、住所も電話番号も告知されず、フライヤーに簡単な地図と、“Somewhere of Kabukicho,Shinjuku”と1行だけ書かれた情報しか無い地下闘技場“CORE STADIUM”の存在である。果たして何人のファンが、断片的なこの情報だけを頼りに、地下闘技場に辿り着けるというのか…!? そして、つい先日行われた地下プロレスが『12』だったというのに、なぜ僅か10日後の試合の通しナンバーが『15』にハネ上がっているのか!?
 誰か教えてくれよ! そして、誰か連れてってくれよ!
週刊マット界舞台裏’09年5月07日号“地下プロレス”『EXIT』座談会

週刊マット界舞台裏’09年3月12日号~3・1 地下プロレス『EXIT-7 KABUKI』
週刊マット界舞台裏’09年4月09日号~南の果ての街・豪州アデレードで地下プロレス!? 

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頼れる情報は、このフライヤーの地図のみ!
※注…「七生報國」(しちしょうほうこく):七回死に、生まれ変わっても国に尽くす、の意。1970年11月25日、三島由紀夫が東京・市谷の陸上自衛隊東部方面総監部(現・防衛省)を襲撃し、割腹自殺した際、頭に「七生報國」と書かれた鉢巻きを締めていた。
■『UNDERGROUND WRESTLING EXIT-12 JUNCTION』
【日時】
2009年5月6日(水曜・祝日)開始:17:00(開場:16:30)
【会場】
UNDERGROUND MARTIAL ART ARENA『CORE STADIUM』
Somewhere of Kabukicho, Shinjuku
【参戦選手】
FUGOFUGOYUMEJI
RIKIYA
TOSHIYA KURENAI
NICHIRYU
JOM
SPARK AOKI
SPECIAL MATSUDA
HARUTOKYO
【料金】
2,500yen