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7月29日（現地時間）にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
メインではボラドールJr.、マルコ・コルレオーネ、マキシモのテクニコのトップ勢が、ショッカー、ウルティモ・ゲレーロというルードの重鎮達と対戦した。試合はまずテクニコが1本先取、続いてルードが取り返し、運命の3本目。大混戦となるも、最後はルード3人にまとめて、コルレオーネがエア・コルレオーネで仕留め、フォール勝ち。テクニコ勝利で大団円となった。
メイン以上に注目されたのがセミファイナルで行なわれたラ・マスカラとドラゴン・リーのシングルマッチだ。ロス・インゴベルナブレス創設メンバーでありながら、ルーシュと壮絶な仲間割れをしたマスカラは、ルーシュだけでなくルーシュの親族全員をターゲットとしている。ルーシュの父親ピエロ―、ルーシュの2人の弟、ミスティコ、ドラゴン・リーを無差別に襲いマスクを剥いでいた。これに対し、リーは、兄ルーシュに一人でマスカラと戦うと宣言。そしてシングルマッチが組まれたのだった。しかも、ルーシュはリーガ・エリテの興行でLAパークとの流血戦が問題視され、なんとアレナメヒコ3カ月の出場停止処分となっており、この試合に助けに入る事が出来ない。1対1の対決となったが、当然、試合開始からマスカラがリーの覆面に手をかけて剥ぎ取ろうとする。これに怒ったリーが逆にマスカラの覆面に手をかけたが、それで覆面が脱げてしまいリーの反則負けで1本マスカラが先取した。更に、2本目はレフェリーが試合に巻き込まれて一瞬、目を離した隙にマスカラが反則のローブローから丸めこんでフォール勝ち。マスカラがストレートで勝利し、更に試合後、リーの覆面を剥ぎ取る。リーは怒りにまかせ、最終決着戦、マスカラ戦（敗者、覆面剥ぎマッチ）をアピールするが、マスカラは、観客に「マスカラ戦は見たいか？」とアピールし、リーに「マスカラ戦、やりたいか？」と挑発し、またリーの覆面を剥ぎ取ってしまった。マスカラに弄ばれるリーは一矢報いる事が出来るのか？
■ CMLL 金曜日定期戦
日時：2016年7月29日（現地時間）
場所：メキシコ・アレナメヒコ
＜6人タッグマッチ＞
○ボラドールJr.、マルコ・コルレオーネ、マキシモ
2-1
●ショッカー、ウルティモ・ゲレーロ、テリブレ
＜シングルマッチ＞
○ラ・マスカラ
2-0
●ドラゴン・リー
＜6人タッグマッチ＞
○ネグロ・カサス、カベルナリオ、フェリーノ
2-1
●ミスティコ、マスカラ・ドラダ、バリエンテ
電子書籍版は週刊ファイト8月18日号内藤哲也G1昭和の新日W1稲葉大樹ノア限界RIZIN巌流島アリ猪木に収録されました。
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