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7月1日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
今大会はグランプリと銘打ったメキシコ軍と多国籍軍の全面対抗戦がメインで行われた。メキシコ選抜は、テクニコ、ルード入り乱れ、現在、抗争中であっても同じメキシコチームとなる。因縁を乗り越えてメキシコの為に一丸となれるか、それとも仲間割れしてしまうのか注目される。対する多国籍軍は、ゲスト的に提携している新日本プロレスから派遣されたマイケル・エルガンやタマ・トンガらと、普段はCMLLでテクニコとして大人気のマルコ・コルレオーネ(イタリア人ギミック)など、こちらもメキシコ人以外をまとめた感じで、チームワークが気になるところだ。試合は、次々と両チームの選手が時間差で登場し、敗れた選手が退場していくというもの。結果、次々と脱落していき、最後まで残ったのはメキシコ軍のボラドールJr.と多国籍軍のタマ・トンガが残ったのだった。その前に退場したルードの大物ウルティモ・ゲレーロも、リング下に残って、普段は敵対関係にあるテクニコのボラドールJr.を応援。それに応えてボラドールJr.がスパニッシュ・フライでトンガを仕留め、遂にメキシコ軍が見事に勝利となった。
そしてセミファイナルには、メイン以上に注目されるカベジェラ戦(敗者、髪切りマッチ)でレイ・コメタとバルバロ・カベルナリオが対戦した。この2人は過去にもカベジェラ戦を行っており、その時はカベルナリオが勝利している。その後も、この2人は抗争を続け、先日は、遂にコメタが、メキシコ・ウェルター級王座をカベルナリオから奪い、この勢いでカベジェラ戦の雪辱を果たしたいところだ。試合は、1本目をコメタ、2本目をカベルナリオがそれぞれ取り、勝負は3本目にもつれ込んだ。コメタは掟破りの逆カベルナリアを仕掛けたが、これに耐えたカベルナリオが本家カベルナリアを極めて見事に勝利。コメタを返り討ちにして丸坊主にした。
■ CMLL 金曜日定期戦
日時:2016年7月1日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ
<メキシコ対世界>
○ルーシュ、ボラドール・ジュニア、ディアマンテ・アスル、マキシモ、ウルティモ・ゲレロ、ショッカー、ラ・マスカラ、レイ・エスコルピオン
ボラドールJr.が勝ち残り
●タマ・トンガ、ジョニー・アイドル、タンガロア、マイケル・エルジン、KUSHIDA、サム・アドニス、マルコ・コルレオーネ、オクムラ
<カベジェラ・コントラ・カベジェラ>(敗者、髪切りマッチ)
○バルバロ・カベルナリオ
2-1
●レイ・コメタ
<6人タッグマッチ>
○ミスティコ、アトランティス、ストゥーカJr.
2-1
●エフェスト、テリブレ、エウフォリア
<6人タッグマッチ>
○ブルー・パンテル、ザ・パンテル、ブルー・パンテルJr.
2-1
●フェリーノ、タイガー、プーマ
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