本誌スクープ通り榊原信行ベラトールで大晦日イベント発表 メインはエメリヤーエンコ・ヒョードル+Titan FC 35

150920BellatorSakakibara(c)Spike TV/Bellator
 現在、米国Spike TVにてベラトールとGLORYの合同イベント『DYNAMITE』が放送中。ゲストとしてホイス・グレイシー、ランディ・クートゥア、桜庭和志(本誌9/24号現地入り報道済み)、そして去就が注目されているエメリヤーエンコ・ヒョードルも招かれていた。
 日本時間の午後1時、ビッグ・アナウンスメントの予告通り、「MMAのパイオニア」金網の中に榊原信行代表が登場。英語にて大晦日イベント開催を公式発表、米国ではSpike TVでの中継となった。
 日本から飛来したレニー・ハートさんの巻き舌選手入場コールが響き渡るPRIDE色満点のスコット・コーカー率いるベラトールと、大晦日イベントの独占先行スクープは以下でご購入下さい。
 現段階での噂では、映画『エキスペンダブル』シリーズに出ているすっかり現役引退したことになっていたランディ・クゥートアが対戦相手候補に取りざたされている。

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150916DreamBellatorDynamiteDynamite!の商標権は国内では矢吹満オーナー手中だが、Bellatorによれば固有名詞で占有権ナシとなる。

スコット・コーカーの手腕とイベント開催における思考は谷川貞治氏によって鍛えられたとも言われる。
150920tanigawa

マット界舞台裏8月7日号TNA崩壊WWE改GongJスヌーカJドーリング大仁田Z1芝Reina長瀬 館長
▼谷川貞治の『プチ格闘技通信』第8回
 僕のDNAが刻み込まれてるスコット・コーカー復権
 『ベラトール』で復活とはしぶといね!
谷川貞治の『プチ格闘技通信』は元『ストライクフォース』プロデューサーのスコット・コーカーに焦点を当てた。
今やUFCの独占市場と呼ばれるMMAの、ナンバー2団体『ベラトール』のプロデューサーに 就任するらしいからだ。スコットと言えば、谷川氏も付き合いが長い元K-1 USAの代表。最初スコットを連れてきたのは、のちにミルコのマネージャーとなった今井賢氏であった。

150919BellatorLiamMcGeary(c)Spike TV/Bellator
 9月19日(現地時間)にカリフォルニア州サンノゼで『Bellator 142: Dynamite 1』が開催された。
 全米第二のMMA団体ベラトールが新しくスタートさせる年一回予定のビッグイベントであるダイナマイトは、同じくスパイクTVで全米生中継されている世界最大のキック団体グローリーとの合同興行となっており、メインではライトヘビー級王者リアム・マクゲリーに、MMAレジェンドであるティト・オーティズが挑戦するというビッグカードが用意された。
 襲いかからんばかりのオーティズに冷静なマクゲリーという感じで試合がスタート。当然、オーティズはテイクダウン狙いでタックル。マクゲリーがそれをギロチンで捕えるものの、オーティズが脱出し、グランドで上になり、パスしてパウンドとオーティズ得意の戦法で攻める。しかし、マクゲリーが下から腕十字を仕掛け、これはなんとか脱出したオーティズだが、すぐさまマクゲリーは三角締めに切り替えがっちり極めた。オーティズは逃げる事が出来ず無念のタップ。マクゲリーが見事な一本勝ちでレジェンドに勝利して王座防衛を果たした。

 さらに、元ベラトール王者エマニュエル・ニュートン、元ストライクフォース王者キング・モー、元UFCトップ選手フィル・デイヴィスという大物ばかりの豪華な4人トーナメントも開幕。この優勝者が次期王座挑戦権を得る。一回戦は順当にキング・モーが判定勝ち。対するブロックではデイヴィスがなんとニュートンからキムラでタップを奪い勝ち上がってきた。しかし、決勝でモ―が負傷欠場、代わりにリザーバーのフランソワ・カルモンがデイヴィスと対戦する事になった。そして試合は、デイヴィスが圧倒。スタンドでのお見合いが続いたが、デイヴィスの左フックが当たり、カルモンがダウン。追撃のパウンドをレフェリーがストップし、デイヴィスが見事に勝利し、次期挑戦権を獲得した。
150919GloryCavalari
 グローリー側はライトヘビー級王座決定戦が行われ、ザック・ムウェカッサとサウロ・カバラリの間に争われた。試合はブラジルはクリチーバのカバラリが判定勝ちで見事に新王者に輝いた。
 さらに人気者ポール・デイリーも参戦。フェルナンド・ゴンザレスに僅差の判定で勝利した。

 また、ギルバード・メレンデスの妻ケリー・アン・メレンデスをSpike TVは次世代スターとして猛プッシュ。なにしろキックボクシング試合にあとは、今度はベラトールでMMA戦が予定されるからだ。但し、試合展開はややダレたものになり、ケリーは判定勝利となっていた。

■ Bellator 142: Dynamite 1
日時:2015年9月19日(現地時間)
場所:アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ

【ベラトール(MMA)】

<ライトヘビー級タイトルマッチ>
○リアム・マクゲリー(王者)
 1R 4分41秒 三角締め
●ティト・オーティズ(挑戦者)

<ライトヘビー級4人トーナメント決勝>
○フィル・デイヴィス
 1R TKO
●フランソワ・カルモン

<ライト級>
○ジョシュ・トムソン
 3R 0分39秒 肩固め
●マイク・ボロンズーリス

<ライトヘビー級4人トーナメント準決勝>
○フィル・デイヴィス
 1R キムラ
●エマニュエル・ニュートン

<ライトヘビー級4人トーナメント準決勝>
○キング・モー
 判定 3-0
●リントン・ヴァッセル

【グローリー(キック)】
<ライトヘビー級王座決定戦>
○サウロ・カバラリ
 判定
●ザック・ムウェカッサ

<ウェルター級>
○ポール・デイリー
 判定
●フェルナンド・ゴンザレス

<女子バンタム級>
○ケリー・アン・メレンデス
 判定
●ヘッドリー・グリフィス

 9月19日(現地時間)にワシントン州リッジフィールドで『Titan FC 35: Healy vs. Hawn』が開催された。
 UFC、ベラトール、WSOFに次ぐ北米第4のメジャー団体となっているタイタンFCは全米生中継だけでなく、パンクラスに先駆けてUFCファイトパスでも中継されている。その為か、UFCは大会が同日同時刻に重ならない様に、2015年9月19日には大会の予定がない。一応、他団体ではあるが、ベラトールの様にUFCと敵対している訳ではなく、協力体制という感じだ。
 今大会は3大タイトルマッチが組まれ、メインはライト級王座戦、王者パット・ヒーリーが挑戦者リック・ホーンと対戦した。タイタンFC入り後、連勝で王座に上りつめたヒーリーだが、ホーンも元ベラトール戦士で、柔道ベースの実力者だ。試合は、打ち合いを避け足を使って逃げるホーンにヒーリーが攻めあぐねるも、じわじわと打撃やテイクダウンでグランドで攻めるなどヒーリーがペースを握ってくる。しかし、ホーンも流血しながら食らいついていき、後半は盛り返す。僅差の判定となったがスプリットでホーンが判定勝ち。見事にホーンが新王者に輝いた。

■ Titan FC 35: Healy vs. Hawn
日時:2015年9月19日(現地時間)
場所:アメリカ・ワシントン州リッジフィールド

<Titan FC ライト級王座タイトルマッチ>
○リック・ホーン(挑戦者)
 判定 2-1
●パット・ヒーリー(王者)

<Titan FC フェザー級王座タイトルマッチ>
○アンドレ・ハリソン(王者)
 判定 3-0
●ダズ・グリーン(挑戦者)

<Titan FC フライ級王座タイトルマッチ>
○ティム・エリオット(王者)
 2R 2分30秒 ギロチンチョーク
●フィリップ・エフライン(挑戦者)

電子書籍版は金曜25日発売『週刊ファイト10月1日号』に収録されました。
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