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現地時間8月31日夜に放送された『RAW』は、次回PPV大会『ナイト・オブ・チャンピオン2015』でWWE王者セス・ロリンズに挑戦する事が決定した、プロレス界のレジェンド、“ジ・アイコン”スティングが番組の冒頭で登場した。スティングは、ロリンズに制裁を加えた理由について、ロリンズは常に不正を繰り返して王座を保持しているのに、ブルーノ・サンマルチノ、アンドレ・ザ・ジャイアント、そしてアルティメット・ウォリアー(スティングの親友だった)と同じレジェンドと名乗っているがそうではない。レジェンドとは自分のような選手なんだ。ロリンズはトリプルHにも及ばない。自分のキャリアの最後にロリンズに制裁し、WWE王座を獲ると宣言。会場からは大歓声が巻き起こった。
これに対し、ロリンズは番組の最後に現れ、自分がトリプルH以下というのを訂正させたいと訴えた。するとステファニー・マクマホンが現れ、(自分の夫である)トリプルHとの比較はやめろ、それよりお前は今、二冠王なのだから堂々と銅像を返すように訴えろと叱咤する。そこでロリンズはスティングを呼ぶが出てきたのはジョン・シナだった。シナは前US王者なので、リマッチの権利があり、『ナイト・オブ・チャンピオン2015』は、全ての王座戦を行うPPV大会なのだから挑戦させろと迫る。ステファニーはそれを許可、ロリンズは激しく抗議するも決定してしまった。シナは満足して入場ゲートに戻ると、そこにスティングが現れたのだった。スティングとシナが並び、これで、『ナイト・オブ・チャンピオン2015』でロリンズは2連戦する事になった事をアピール。焦りうろたえるロリンズをスティングとシナが挑発。ロリンズは1大会で2試合戦う羽目になってしまったようだ。
さらに、ダットリーボーイズはロウ大会で、遂に試合復帰。ニュー・デイを得意の3Dで沈め、WWE世界タッグ王座に返り咲きを宣言。やはりレジェンドこそ観客を魅了するのだろう。実際にサプライズではなく事前にスティングが番組に出ると宣伝した為、先週より17万人も視聴者が増えたというデータもある。
■ WWE RAW
日時:8月31日(放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州タンパ
<タッグマッチ>
○ダッドリーボーイズ
ピンフォール
●ニュー・デイ
<ビート・ザ・クロック>
-ペイジ
1分41秒を過ぎたので時間切れ
-サーシャ・バンクス
<シングルマッチ>
○ブラウン・ストローマン
反則
●ディーン・アンブローズ
○ケビン・オーエンズ
ピンフォール
●セザーロ
<ビート・ザ・クロック>
○シャーロット
1分41秒 ナチュラル・セレクション
●ブリー・ベラ
<IC王座タイトルマッチ>
○ライバック(王者)
ピンフォール
●ビッグ・ショー(挑戦者)
<ビート・ザ・クロック>
○ベッキー・リンチ
3分21秒 ディスアーム・ハー
●アリシア・フォックス
<シングルマッチ>
○ドルフ・ジグラー
反則
●ルセフ
現地時間8月30日にカリフォルニア州レセダでPWG『2015 Battle of Los Angeles : Stage 3』が開催された。
北米インディーにおける西海岸の雄であるPWG(プロレスリング・ゲリラ)が誇るインディ最大のトーナメントであるBattle of Los Angelesは毎年、団体の垣根を越えて北米のインディ大物が集結してトーナメントを行なう。しかし、去年から友好関係にあったROHが、PWGに対し所属選手の貸出を制限した為、どうなるかと思われたのだが、それでもリコシェ、クリス・ヒーロー、ジョニー・ガルガーノら非ROHの北米インディ大物を集め、以前と遜色ないものとした。そして今年は北米だけでなく、欧州やメキシコからも選手を招き24人トーナメントという豪華なものとなり3日間にかけてトーナメントが開催された。
そして、決勝まで勝ち残ったのは、欧州のザック・セイバーJr.に、元WWEのクリス・ヒーロー、そしてマイク・ベイリーだ。試合はセイバーが、まずベイリーをパイルドライバーで仕留め、ヒーローからはサブミッションでタップを奪って優勝。テクニシャンとして欧州マット、そして日本のプロレスリング・ノアで活躍したセイバーだが、いよいよ北米でもブレイクのきっかけを作った様だ。優勝者としてPWG世界ヘビー級王者ロドリック・ストロングへの挑戦権も得た。セイバーの王座獲りなるか?今後のPWGから目が離せないだろう。
■ PWG『2015 Battle of Los Angeles : Stage 3』
日時:8月30日(現地時間)
場所:アメリカ・カリフォルニア州レセダ
<2015 Battle of Los Angeles決勝3WAYエリミネーションマッチ>
○ザック・セイバーJr.
サブミッション
●クリス・ヒーロー、●マイク・ベイリー
<10人タッグマッチ>
○ドリュー・グラック、チャック・テイラー、トレント、ドリュー・ギャロウェイ、エアロ・スター
ピンフォール
●ティモシー・サッチャー、マーク・アンドリュース、アンドリュー・エヴァレット、トマソ・チャンパ、ドラゴ
<2015 Battle of Los Angeles準決勝>
○ザック・セイバー Jr.
アームバー
●マーティ・スカール
<2015 Battle of Los Angeles準決勝>
○マイク・ベイリー
ピンフォール
●ウィル・オスプレイ
<2015 Battle of Los Angeles準決勝>
○クリス・ヒーロー
ピンフォール
●ジャック・エバンス
<8人タッグマッチ>
○ロドリック・ストロング、スーパー・ドラゴン、ヤング・バックス
ピンフォール
●アンヘリコ、フェニックス、リコシェ、リッチ・スワン
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