瀬川琉 判定勝 日韓4対4勝ち越し!少林僧侶 国際戦 二刀流 全日本キックボクシング協会”挑戦 2nd”

 6月20日(金)肘・膝・首相撲有効の3R・5Rの純・キックボクシングルール(公式ルール)で行われる全日本キックボクシング協会、“SAMURAI WARRIORS 挑戦 2nd”が東京・後楽園ホールで開催された。韓国・大韓ムエタイ協会が加盟し、RSFIGHTからブラジル、中国選手も参戦して国際色豊かになった大会メインは、昨年団体初王者となった瀬川琉が韓国HERO FIGHT優勝、日本でもKO勝の戦績があるアイドゥル(本名:キム・ビョンス)と対戦、序盤こそ67㎏クラスから体重を落としてきたアイドゥルに後手にまわる場面もあったが、サウスポーの瀬川は主武器の左ミドルキックとストレートをヒットさせていき、2R後半にはペースをつかみダウンこそ奪えなかったがダメージの蓄積したアイドゥルは失速、3-0の判定勝利で1勝1敗1分の五分となっていた日韓4対4対抗戦も勝ち越した。(トップ写真:瀬川琉と全日本キックボクシング協会&稲城道場代表 栗芝 貴)
 ダブルセミファイナルでは、元スックワンキントーン王者・角谷祐介が元WBCムエタイ王者のオーシャン・ウジハラに左ミドルキックを浴びせ続け、組みの展開でも終始優勢に試合を運び、3Rには肘でカットに成功するもウジハラは怯まず試合終了で角谷が完勝。もう一つのダブルセミファイナルでは無敗の勇生が昨年2024年(令和6年)12月28日“原点回帰 冬の陣”に続き韓国選手と対戦、1Rイ・ドヒョン、2R勇生、3Rお互い引かない打撃戦は1-1の引分となった。
 次回大会は10月5日(日)東京・後楽園ホールが発表されている。

■ 全日本キックボクシング協会“SAMURAI WARRIORS 挑戦”
日時:2025年6月20日(金)
会場:東京・後楽園ホール
公式ホームページ:http://www.ajkba.com
公式Youtube:https://www.youtube.com/@alljapankickboxing/

<メインイベント第12試合 日韓国際戦60㎏ 3分3R> 
○瀬川 琉(稲城ジム)※21戦13勝4KO6敗1分
・全日本キックボクシング協会スーパーフェザー級王者
 判定3-0(2者30-28 29-28)
●アイドゥル(韓国/大韓ムエタイ協会)※12戦6勝6敗
・2025年韓国 HERO FIGHT優勝

“左ミドルは効いた”とアイドゥルも試合後語っており、ダウンこそ奪えなかったが瀬川が完勝

<セミファイナルⅡ第11試合 ライト級 3分3R>
●オーシャン・ウジハラ(フリー)※27戦13勝8KO14敗
・元WBCムエタイフェザー級王者
 判定0-3(28-30 2者27-30)
○角谷祐介(ネクストレベル渋谷/スックワンキントーン・ライト級4位)※25戦12勝10敗3分
・元スックワンキントーン・スーパーフェザー級王者


打撃をヒットさせ、肘でカットした角谷が判定勝

<セミファイナルⅠ第10試合 日韓国際戦スーパーライト級 3分3R>
△勇生 (ウルブズスクワッドキックボクシング道場/全日本スーパーライト級6位)※5戦4勝3KO1分
 1-1(28-28 28-29 29-28)
△イ・ドヒョン(大韓ムエタイ協会)※4戦3勝1敗

日韓ホープの打撃戦は1-1と三者三様の引分

<第9試合 スーパーフェザー級 3分3R>
●中村健甚(稲城ジム)※4戦1勝1敗2分
 2RKO 1分11秒 ※左ストレート
○ア-メド・ブーグリアン/AHMED BOUGRIANE(ウィラサクレックムエタイジム/フランス)※デビュー戦

<第8試合 ウェルター級 3分3R>
●Katsuya Norasing family(norasing family)※3戦2勝1敗
 判定0-3(27-30 2者26-30)
○リュ・ジャンウォン(大韓ムエタイ協会)3戦3勝

<第7試合 ミドル級 3分3R 肘なし>
●KENTA PUAKUTA SHONBIN(DEAD HEATプロモーション)※3戦1勝1敗1分
 判定0-3(2者28-30 28-29)
○イー・フー/Yihu(RSFIGHT/中国)

 中国から参戦の少林寺僧侶は、肘なしキックマッチで中国スター選手イーロンを彷彿させる大振りのパンチで圧力をかけ、ロ―キックを効かせ、足払いでコカしもいれて判定で勝利した。

<第6試合 ライト級 3分3R>
○野竹生太郎(ウルブズスクワッドキックボクシング道場)※2戦2勝
 判定3-0(3者30-26)
●清宮拓(GOD SIDE GYM)※8戦2勝1KO5敗1分

<第5試合試合 ライトヘビー級(81.0㎏) 3分3R>
○オマル・ファーレス(稲城ジム)※2戦2敗
 3RKO ※1分59秒 ※ワンツーストレート
●ワーグナー・カリオカ/Wargner Carioca(RSFIGHT/ブラジル)※9戦7勝2敗
・元RKSライトヘビー級(80㎏)王者

<第4試合 フェザー級 3分3R>
○KAI×A.K.G(A-BLAZE×KICK GYM)※1戦1勝1KO
 2RTKO 2分48秒 ※レフェリーストップ
●リュ・グオン(大韓ムエタイ協会)※1戦1勝

<第3試合 スーパーライト級 3分3R>
○小玉倭夢(フリー)※1戦1勝
 判定3-0(30-27 30-28 30-26)
●亀田蓮(亀田同志会)※デビュー戦

<第2試合 スーパーウェルター級 3分3R>
○堀江耐志(norasing family)※デビュー戦
 判定3-0(3者30-27)
●蘆立亮太(Ys,K YAMAGATA)※1戦1勝

 元グレコローマンレスリング全日本王者でMMAプロ3戦3勝の堀江耐志キックデビュー戦は、3R左パンチでダウンを奪うも蘆立の粘りに詰めきらず判定勝利。キックボクシングは元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者ノラシン・ギャットプラサンチャイ(タイ)が会長のnorasing familyでMMAとキックの二刀流を目指す。

<第1試合 スーパーバンタム級 3分3R>
○渡邊獅生(JTクラブジム)※デビュー戦
 判定3-0(2者30-26 30-25)
●ミツル(AX GYM)※2戦2敗

◇大会スケジュール
2025年(令和7年)
10月5日(日)後楽園ホール 17:00開場 17:30開始
12月28日(日)後楽園ホール 17:00開場 17:30開始
2026年(令和8年)
3月21日(土)後楽園ホール 17:00開場 17:30開始

全日本キックボクシング協会大会一覧
2025年(令和7年)3月28日“SAMURAI WARRIORS 挑戦”
2024年(令和6年)12月28日“原点回帰 冬の陣”
2024年(令和6年)9月6日“原点回帰 参ノ陣”
2024年(令和6年)6月13日“原点回帰 弐ノ陣”
2024年(令和6年)03月16日“原点回帰 初陣”

※月額999円ファイトクラブで読む
▼全日本キックボクシング協会 大韓ムエタイ協会参戦の流れ

[ファイトクラブ]日韓中伯仏対抗戦!全日本キックボクシング協会“SAMURAI WARRIORS 挑戦 2nd”

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