[週刊ファイト2月6日期間 [ファイトクラブ]公開中
▼全日幕張!斉藤ジュン、安齊勇馬との激闘を制し三冠王座初防衛!青柳優馬が次期挑戦を表明
photo by テキサスロングホーン 編集部編
・斉藤ジュンが初防衛達成!安齊勇馬との三冠戦は圧巻の激闘
・MUSASHIが土井成樹を撃破!悲願の世界ジュニア初戴冠
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斉藤ジュンが初防衛達成!安齊勇馬との三冠戦は圧巻の激闘
2025年1月26日、千葉・幕張メッセで行われた全日本プロレス「ニューイヤーウォーズ2025」幕張大会。メインイベントとして行われた三冠ヘビー級選手権試合では、第75代王者・斉藤ジュンが挑戦者の安齊勇馬を下し、初防衛に成功した。この試合は、両者の全力がぶつかり合う白熱の一戦となり、観衆の心を掴んだ。
挑戦者・安齊勇馬は序盤からスピードと身体能力を活かし、ジャンピングニーやギムレットなどの技を繰り出してジュンを追い詰めた。特にジャンピングニーを前後から打ち込む攻撃は会場を沸かせ、安齊が若きパワーで勝利を掴むかのような期待感を高めた。
一方の斉藤ジュンは、持ち前のパワーを活かして安齊の猛攻を冷静にさばいた。場外戦では安齊を鉄柵やイスに叩きつけるなど、ラフファイトも駆使しながら試合のペースを取り戻していった。
試合が中盤に差し掛かると、両者の意地がぶつかり合う緊張感のある攻防が展開された。安齊がコーナートップからの攻撃を狙うと、ジュンは雪崩式チョークスラムでカウンターを放ち、形勢を逆転。さらにはショートレンジラリアートで安齊の動きを封じ込めた。
試合終盤、安齊が再び反撃のチャンスを掴むも、ジュンは落ち着いて対応。最後は必殺技「サイコブレイク(コブラクラッチスラム)」を炸裂させ、28分13秒の激闘に終止符を打った。
試合終了後、ジュンは恒例の「モグモグタイム」としてリング上で大福をほおばり、観客の笑いを誘った。さらに、敗北した安齊にシュークリームを渡し「甘いもの好きに悪いやつはいない」とコメントするなど、試合後にも温かいユーモアを見せた。
しかし、平和な雰囲気も束の間、次なる挑戦者・青柳優馬がリングに登場。どら焼きを手土産に三冠挑戦を表明すると、ジュンはこれを快諾し「DOOM!」と叫んで観客を盛り上げた。
初防衛に成功した斉藤ジュンは、次なる挑戦者・青柳優馬との対戦に向けて意欲を見せた。安齊勇馬との激闘を経てさらに勢いを増したジュンが、どのようにして三冠王者としての地位を築き上げていくのか。全日本プロレスの未来を担う熱き戦いがこれからも続いていく。
MUSASHIが土井成樹を撃破!悲願の世界ジュニア初戴冠
千葉・幕張メッセで開催された全日本プロレス「ニューイヤーウォーズ2025」。そのセミファイナルでは、挑戦者MUSASHIが王者・土井成樹を16分27秒の激闘の末に破り、世界ジュニアヘビー級王座を初戴冠した。MUSASHIにとって、この試合はプロレスキャリアの大きな転機であり、全日本ジュニア戦線に新たな時代を告げる一戦となった。
試合序盤、土井成樹はその試合運びの巧妙さを発揮。ヘッドロックや関節技でMUSASHIの動きを封じ、じわじわとダメージを与えた。さらに、リング上を縦横無尽に駆け巡る土井のスピードに、MUSASHIは押され気味の展開が続いた。