[ファイトクラブ]全日新春ファン感謝デー宮原健斗-長尾一大心 斉藤-青柳:兄弟敵味方

[週刊ファイト1月30日期間 [ファイトクラブ]公開中

▼全日新春ファン感謝デー宮原健斗-長尾一大心 斉藤-青柳:兄弟敵味方
 photo by テキサスロングホーン 編集部編
・宮原健斗、無冠返上を目指し新春ファン感謝デーで存在感!
・斉藤ジュン&青柳優馬が兄チームの貫禄を示す!兄弟対決が実現
・MUSASHIが二天一流で土井成樹軍を粉砕!
・斉藤ジュンと安齊勇馬、三冠戦への意気込みが激突!


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宮原健斗、無冠返上を目指し新春ファン感謝デーで存在感!

 2025年1月18日、東京・新宿FACEで開催された全日本プロレスの「新春ファン感謝デー2025」。メインイベントでは、宮原健斗がルーキー長尾一大心を相手に貫禄の勝利を飾り、新春大会を大いに盛り上げた。

 2024年、宮原健斗は王座に無縁の一年を過ごし、自身のキャリアにおける試練の時期を迎えた。エースとしてのプライドを持つ宮原にとって、この状況は大きな焦りと悔しさを伴うものだった。試合前のインタビューでは「今年は無冠で終わることは絶対に許されない。俺の旬は今なんだ!」と語り、2025年をリスタートの年と位置づけた。

 メインイベントは、昨年デビューしたルーキー・長尾一大心とのシングルマッチ。長尾はデビューから短期間ながらも、全日本プロレスの未来を担う存在として期待を集めている。試合開始直後、長尾はエルボーやドロップキックで果敢に攻め込み、観客を驚かせた。

 しかし、宮原はベテランの貫禄を見せつける場外戦で応酬。固い床へのボディスラムやしゃちほこ逆エビ固めで長尾を追い詰めた。その後もブラックアウト(ニーバット)を繰り出し、長尾にプロレスの厳しさを叩き込む展開に。

 試合終盤、宮原は二段階式ジャーマンスープレックスホールドを炸裂させ、16分3秒で3カウントを奪取。完璧な形でルーキーを下し、会場を大いに沸かせた。

 試合後、宮原はマイクを持ち、長尾に向けてメッセージを送った。「8年前、お前は俺のサイン会で写真を撮った少年だった。その少年が夢を叶え、リングで俺と戦ったんだ。自分を誇りに思え。そして、次はお前が子どもたちに夢を与えろ!」と語りかけ、将来的な再戦への期待を匂わせた。

 バックステージでは「俺たちプロレスラーはリングで全てを見せる。それがプロレスだ」と語り、リング上での姿勢が全てだと断言。また、「次に俺と戦う時は、もっと大きな舞台で挑んでこい」とエールを送りつつ、ルーキーへの厳しくも温かいエールを送った。

 無冠返上を掲げた宮原健斗にとって、この日の勝利は2025年の飛躍を占う重要な一歩となった。新宿FACEを超満員に埋めた観客は、宮原の言葉とパフォーマンスに感動し、全日本プロレスの未来に希望を見出した。彼がこの勢いを維持し、再び王座を手にする姿を見せる日を期待せずにはいられない。

斉藤ジュン&青柳優馬が兄チームの貫禄を示す!兄弟対決が実現

 全日本プロレスの「新春ファン感謝デー2025」が東京・新宿FACEで開催され、セミファイナルでは史上初となる兄弟同士のタッグ対決が実現した。「兄チーム」斉藤ジュン&青柳優馬と、「弟チーム」斉藤レイ&青柳亮生が激突し、14分50秒に及ぶ熱戦の末、兄チームが勝利を飾った。

 「兄VS弟スペシャルタッグマッチ」というテーマで組まれたこの試合は、兄弟タッグとして全日本のリングを彩ってきた斉藤ブラザーズと青柳兄弟が一時的に解体され、兄同士と弟同士で分かれて戦うというユニークな形で行われた。兄弟間のチームワークを一時的に断ち切るこのアイデアは、試合前から大きな話題となり、会場を埋めた満員の観客の期待を高めた。

 試合は序盤から互いの連携技と個の技量を見せ合う展開となった。斉藤ブラザーズらしい肉弾戦とパワーでリングを支配しようとするジュンとレイに対し、青柳兄弟は優馬のテクニックと亮生のスピードを活かした攻撃で応戦。試合中には「間違えてタッチしそうになる」など、兄弟ならではのコミカルな場面も挟まれた。

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