CMナシABEMA初回RAW2h11m.真輔KO グンサーTチャンパも#DIY

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■ WWE RAW
日時:10月2日(現地時間) 日本ABEMA(8-10:11pm)
会場:米カリフォルニア州サンノゼ SAPセンター


 番組はシェイナ・ベイズラーに復帰となったナイア・ジャックスが乱闘してるところから。そこにラケル・ゴンザレス、リア・リプリーが加わりとなり、Judgement Dayのセグメントへ。当然ながら、Dirty Domことドミニクに、マミーが「なんで北米王座戦、(トリック・ウィリアムスに)負けたのか」と詰問されることに。もっともフィン・ベイラーは怪我で欠場中だし、ダミアン・プリーストもドクターから許可が出てないままで、誰もセコンドに付いてなかっただけでなく、もともとJudgement Dayはリーダーがいないユニットである。


 ドムが「じゃ僕がリーダーやる」は皆から「アホか」なんだけど(笑)、ここに”メインイベント”ジェイ・ウーソが出てきて乱闘になり、5人目のJudgement DayなのかはっきりしないJDマクダナも飛び込んできて、最後にコディ・ローズが必殺クロスローズを見舞ってと、要するに翌日NXTの番宣です。早くもトリック・ウィリアムスとの再戦決定で、今度はマミーとJDマクダナが付くと。いったん短命政権にするんでしょう。でも、それはどうでもイイことで、トリック・ウィリアムスが一般向きのRAWにも試合のダイジェストだけでなく、インタビューにも出てきたことが重要なのであります。オカダ・カズチカよりもダイナミックなドロップキックをすると早くから活字に残してきた本誌にとって、カーメロ・ヘイズのサイドギミック役から独り立ち、ついに昇格への道筋が見えたRAW回なのでありました。3時間あるRAWの場合、1時間目になにをお茶の間に伝えたかが肝なのでした。
 現地土曜夜、ABEMAで日曜朝からの『ファストレーン』は、ジェイとコディが統一タッグ王座に挑戦です。


 続くアルファ・アカデミー(チャド・ゲイブル師匠&オーティス)がインぺリアム(ルドヴィグ・カイザー&ジョバー二・ビンチ)にフォールされるカードは、長く続いた「短縮版YouTubeで我慢」の時代だと、恐らくカットになるかと(笑)。ブロンソン・リードが呼び戻されたのはイイんだが、さらに巨大化させたのはどうなのか。シェルトン・ベンジャミンが解雇リストで、残ったセドリック・アレキサンダーが”ツナミ”を受けるお仕事役でした。


 インぺリアム総督グンサーと、トマソ・チャンパの調印式は今晩のメインです。当然、トップ画像にあるようにチャンパが暴れてグンサーにシシリアン・ストレッチかけます。


 ニューディのゼイビア・ウッズ w/コフィ・キングストンが、バイキング・レイダースのアイヴァー w/バルハラを丸め込むカードも短縮版YouTubeではカットでしょうか。
 セス・ロリンズが出てきて「マンデイ・ナイト・ロリンズ」といつもの台詞なのかと思いきや、「マンデイ・ナイト・マイケル」と言って、実況のマイケル・コールが「26年勤続で2度しか休んでない」と話させるのがミソ。まぁコールもロリンズも要するにプロレス中毒だから、背中が痛んでいてもシンスケと闘うんだと。


 長く引っ張ってるシンスケとの抗争、『ファストレーン』はLast man Standing戦となり、ここでは中邑がセスをKOしてカウント10を数えるのでした。


 激闘の代償で右手11針裂傷になったベッキー・リンチは、予定ではスグに今回のRAWでティーガン・ノックス相手にNXT女子王座の防衛戦だったのだが、やはりドクターストップに。ただ、なにが驚いたってそのティファニー・ストラットンとの死闘がダイジェストながら、かなりの尺を取って紹介されたこと。これでその”10億人視聴者”のお茶の間に、ティファニーという逸材の次世代が控えていることが伝わったのであった。
 それにしてもティーガン、NXTからずっと見ているなら、一体何度怪我して長期休養、戻ってまた怪我してを繰り返してきたことか。それでもあきらめない根性は感動ですらあるが、同時にWWEも切らなかったのは特筆されてよい。ということで、今回は急遽チェルシー・グリーン w/パイパー・ニーヴン戦が組まれ、シャイ二エスト・ウィザートを叩き込むんだが、ナタリアおばさんがティーガンの手を挙げてました。
 ベッキーとティーガンの王座戦は来週に、そしてベッキー自身はNXTのパフォーマンス・センターに出るそうです。はい、RAWは急に早く見られるようになったけど、WWEネットワークのNXTは日本時間の木曜以降になります。

 ドリュー・マッキンタイヤが出てきて、私服姿のままのミズを成敗するセグメントも。


 それにしても、以前にJ-sportsが復活した時は「日本の皆さん、今週から・・・」とかちらっとアナウンスあったけど、ABEMAの開始は触れられなかったです。コディ・ローズのインタビュー・セグメントで、「まさかジェイ・ウーソと組むことになるとは」と寝ぼけたこと言ってましたが、SmackDownにも二人で出るとのこと。ちなみに本誌は、初回なので今回のRAWは取り上げましたが、特別な試合があったとかでない限り、SmackDown-RAWは一般向きなので取り上げません。やはりアメプロで最も重要なのはNXT-AEW戦争に違いないから。ここで今後どうなるかの傾向はすべて把握出来ます。ティファニー・ストラットンが注目だと、本誌はどこよりも早く記事にしてきた通りです。
 ということでトリのインターコンチネンタル王座防衛戦。ホンキートンク・マンの記録を抜いて長期政権記録更新となったグンサーに、ハーリー・レイス道場の最後の継承者トマソ・チャンパが挑みます。


 約束通り大善戦のチャンパが追い詰めるも、強烈なラストライド2発にスリーパーで落とされるフィニッシュ。なおもインぺリアムのビンチとカイザーが暴行していると、出ましたジョニー・ガルガノ救援です。これで#DIY再結成の布石が打たれたのでした。


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’23年10月12日号加藤拓歩 NoMercy WrestleDream Rizin名古屋 闘強商店会 ABEMA開始