[週刊ファイト10月12日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼柴田勝頼ZセイバーWrestleDreamクリスチャンTNTアダムC(エッジ)
(c) AEW タダシ☆タナカ編
・アントニオ猪木孫・寛太&尚登とトニー・カーン柴田勝頼ロッキー・ロメロ
・8人男女戦キース・リー、アテナらの組に聞いてなかった小島聡勝利!
・シアトル急遽ジョシュ・バーネット参戦クラウディオ・カスタニョーリcatch
・地元ニック・ウェイン、母の前でルチャザウルスに一方的にボコられる
・シェイン・ヘイストらTMDK職人芸も人気アクレイムド&親父ビリー防衛
・なんじゃこれは?MJFが1人でタッグ王座防衛ってアリなんですか?
・勝てば三冠強調The Wrestler柴田エディ・キングストンPボムに沈む
・クリス・スタットランダーx気味悪いHouse of Black無敗ジュリア・ハート
・タッグ4wayスナック食うHookオレンジ組印象 Yバックス次期挑戦者
・ベストマッチSwerveストリックランド地元勝利 MOX代打からHペイジ
・前後挟まれたがリッキー・スタークスPPVソロ初ウィーラー・ユウタ強力
・新日全部は見てない自称マニア層には最高試合ブライアン夢戦ザック
・メインにせずCジェリコ飯伏幸太やや復調かxWオスプレイ竹下幸之助
・セミAEWタッグ王座戦FTR対オージーオープン、高評価の裏返しかと
・地元ダービー・アレン負けアダム・コープランド登場-クリスチャン防衛戦
・まさかニック・ウェイン裏切り 母悲鳴 AEW新章クライマックスは壮絶戦
■ AEW PPV: WRESTLE DREAM~アントニオ猪木追悼~
日時:10月1日(現地時間)
会場:米ワシントン州シアトル クライメイト・プレッジ・アリーナ
アントニオ猪木孫・寛太&尚登とトニー・カーン柴田勝頼ロッキー・ロメロ
どういう構成で見せるか、冒頭のサイト公開箇所をどこにするかもあるから結局、きっちり全部見るしかないのだが、それにしても全14試合のやたら長い大会。ZERO HOURプレショーが90分あり、MOX夫人レネ・パケットやストークリー・ハザウェイのカード解説は、countdownショーと同じ煽り映像なんだが、リング上でトニー・カーン代表が偉大なる猪木を称え「ICHI NI SAN DA!」やると。
肖像権などを管理する猪木元気工場(IGF)の海外ネットワーク部門役員に就任したサンタモニカ大2年生の猪木寛太(20)さん、6月9日の『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』にも登場して顔を覚えられた尚登君に、ロッキー・ロメロから花束が渡された。
▼YouTube Zero Hour: AEW WrestleDream Pre-Show
当初の企画通りにはマッチメイク出来なかったが、来年以降もアントニオ猪木命日の『Wrestle Dream』は継続開催。中央の写真は煽りVにて柴田勝頼がスマホ画像を見せた子供の頃の本人。
8人男女戦キース・リー、アテナらの組に聞いてなかった小島聡勝利!
<プレショー第1試合 ミックスド8人タッグマッチ>
〇小島聡 キース・リー アテナ ビリー・スタークス
5分45秒 剛腕ラリアット
シェイン・テイラー ●リー・モリアーティ メルセデス・マルチネス ディアマンテ
どこかで告知あったのかもだが、少なくとも記者は小島聡が出てくるなんか知らなかった。さすがにCMパンクの対戦相手他、イイお仕事ぶりが認められておかわりに呼ばれるということ。
▼素晴らしい小島聡!ジョン・モクスリー出身オハイオで鈴木みのる戦へ
▼お客KOJIMA、KOJIMAコール!最高のお仕事した小島聡CMパンク戦
もっとも8人タッグ、同じチームの3人が出たあと4人目で一人出てくる待遇からも貴賓扱い。キース・リー、アテナ、メルセデス・マルチネスはわかったが、ディアマンテは風貌が変わっていてあとから試合結果調べるまで気が付かず。というか、各自の出番がほんの僅か。全部見ているハズの記者でさえ、この女誰やぁ?(ビリー・スタークス)と、なんか寄せ集めの急造マッチメイクです。
まぁ小島さん、高速マシンガンチョップや「いっちゃうぞ」とさわりspot披露して、当然ながらフォール取りました。
※編集部注
photo by George Napolitano
ビリー・スタークス、現地2月4日MLWでジョージ・ナポリターノが撮ってます!(Wiki日付け間違い)
シアトル急遽ジョシュ・バーネット参戦クラウディオ・カスタニョーリcatch
<プレショー第2試合 シングルマッチ>
〇クラウディオ・カスタニョーリ
8分15秒 グラウンド卍固め⇒フォール3カウント
●ジョシュ・バーネット
※解説席ジョン・モクスリー
AEWの場合、カメラマンごとに公式写真を出してくるので、現段階でこのカードがないまま。でも、24時間前に急遽のオファーで出てきたシアトル在住のジョシュ・バーネットさん。なんでもできるスーパーマンのクラウディオ・カスタニョーリとCatch as Catch Canをやるんですが、ジョシュとシアトル道場で特訓したこともあるジョン・モクスリーの解説も面白い。
均衡が崩れるのはクラウディオのヨーロピアン・アッパーカットから。最後はグラウンド卍固めからそのままフォールでした。猪木追悼大会のオマケなんだけど、超大当たりのオマケになったかと。
地元ニック・ウェイン、母の前でルチャザウルスに一方的にボコられる
<プレショー第3試合 シングルマッチ>
●ニック・ウェイン
4分55秒 後頭部ラリアット
〇ルチャザウルス
※シアトル在バディ・ウエイン未亡人ニック母リングサイド
こちらも入場段階の2点しか写真ない。ただ、シアトル地元のニック・ウェインが母の見ている前でルチャザウルスに一方的にボコられる内容。もっとも、同じ地元ダービー・アレンの試合で、また出てくることになるのは皆さん読めたと思う。
シェイン・ヘイストらTMDK職人芸も人気アクレイムド&親父ビリー防衛
<プレショー第4試合 AEWトリオ王座戦>
[王者]アクレイムド(〇マックス・キャスター&アンソニー・ボーエンズ) ビリー・ガン
9分20秒 マイクドロップ
[挑戦者]TMDK(マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト ●バッドデュード・ティト)
前座の写真は上記だけ(笑)。点数で差別されてます。TMDKはThe Mighty Don’t Kneel(強者はひざまづかず)の略で、オーストラリアからノアの時期は、ディファ有明の事務所のところに住んでいたなぁ。シェイン・ヘイストはNXTでコーチやったり、選手としての出番もあったんだが、新日やAEWだと評価が高いのはわかる。英国人ザック・セイバーjrの加入もわかるんだが、アメリカ人のバッドデュード・ティトというのは・・・寝る役でした。
なんじゃこれは?MJFが1人でタッグ王座防衛ってアリなんですか?
<本戦第1試合 ROH世界タッグ王座 1対2ハンデキャップ戦>
〇MJF
9分40秒 ヒートシーカーズ
ライチャス(●ダッチ&ヴィンセント)
アダム・コールの踵が手術となって、会場にも来てないと。普通はタッグ王座返上だと思うのだが、事前に決まっていた今後の進行があり、MJFが一人でライチャスの二人を相手に防衛戦なんだと。もっとも無理がありすぎ。せっかく”夢追い人”アントニオ猪木追悼の『Wrestle Dream』主旨に添ったプリショーの前半セグメントだったが、第3,4試合からAEWになり、本戦第1試合が「なんじゃこれは?」に陥ってしまったか。
勝てば三冠強調The Wrestler柴田エディ・キングストンPボムに沈む
<第2試合 New Japan STRONG & ROH王座戦>
[王者]〇エディ・キングストン
11分00秒 パワーボム
[挑戦者]●柴田勝頼
お口直しにTHE WRESTLER柴田勝頼と、川田利明の黄色、黒色コスチュームのエディが闘うストロングスタイルはいかがでしょうか? アントニオ猪木の弓を弾くパンチに大外刈りと、柴田が猪木を体現すれば、四天王プロレスのエディが日本の試合様式で応えます。
AEWが見せたかったのは試合後「感謝と尊敬」の絵なのでありました。