9月30日(現地時間)シンガポール・インドアスタジアムで開催された「ONE Fight Night 14」メインはMMA女子アトム級5度防衛中のアンジェラ・リーが、妹ビクトリアの死による精神的ショックで長期欠場になっている為、スタンプ vs. ハム・ソヒの一戦は暫定王座決定戦と銘打たれていたが、試合前にアンジェラ・リーがケージリングで引退を発表した為、暫定から正規の王座決定戦となった。試合は2Rスタンプの右ミドルキックのハム・ソヒが左ストレートでダウンを奪う場面もあったが、3Rスタンプは右ボディ―ストレートを効かすと、膝・パンチの追撃でダウンを奪いレフェリーストップで勝利、ONEキック・ムエタイに続きMMAと3冠を制覇した。
(トップ写真:王座獲得のスタンプ・フェアテックス、下段左手からスミラ・サンデルは王座防衛、ダニエル・ケリーは初代王者)
ゲージリングにあがり引退を表明した前ONE女子MMAアトム級王者アンジェラ・リー
パアフォーマンスボーナス5万USドル(約740万円)を獲得した第2試合エイサー・テン・パウ(アメリカ)メインイベント第10試合スタンプ・フェアテックス(タイ)コーメインイベント第9試合スミラ・サンデル(スウェーデン)
■ ONE Fight Night 14
日時:2023年9月30日 開始8:00(日本9:00)
EST 9月29日20:00(東部標準時/アメリカ合衆国本土にある4つの時間帯のうち一番先行する時間帯で、首都ワシントンD.C.やニューヨーク、東海岸の諸都市、カナダの首都オタワ、モントリオール、トロント)PST 9月29日17:00(太平洋標準時/アメリカのサンフランシスコやロサンゼルス、カナダのバンクーバーなど)
会場:シンガポール インドアスタジアム
【放送】
ABEMA 09:00 〜 15:00ライブ中継(日本語解説)
見逃し配信:ABEMAプレミアムで視聴可能
月額:960円(税込)
各国・地域の視聴放送はコチラから確認できる
全試合ハイライト
<メインイベント第10試合 MMA女子アトム級(47.7㎏-52.2㎏)王座決定戦 5分5R>
○スタンプ・フェアテックス(タイ)
3RTKO 1分4秒 ※右ボデイストレート⇒膝・パンチ連打⇒レフェリーストップ
●ハム・ソヒ(韓国)
勝負をきめたスタンプの右ボディストレート
<コーメインイベント第9試合 女子ストロー級(52.3㎏-56.7㎏)ムエタイ世界タイトルマッチ 3分5R>
○スミラ・サンデル(スウェーデン/王者)
3RTKO 2分58秒 ※レフェリーストップ
●アリシア・ヘレン・ロドリゲス(ブラジル)
昨年17歳にしてONE史上最年少世界王者に輝いたスミラ・サンデルが序盤からパンチ、肘をヒットさせていき、3R連打で防戦一方となったアリシア・ヘレン・ロドリゲスをみてレフェリーがストップをかけ初防衛に成功した。
<コーメインイベント第8試合 ONE女子アトム級(47.7㎏-52.2㎏)サブミッショングラップリング王座決定戦 10分1R>
○ダニエル・ケリー(アメリカ)
判定3-0
●ジェサ・カーン(カンボジア/アメリカ)
※ダニエル・ケリーが初代王者
<第7試合 女子特別打撃ルール ストロー級(52.3㎏-56.7㎏)3分3R>
○ション・ジンナン(中国)
3RTKO 2分42秒 ※左右フック⇒レフェリーストップ
●ナット・ジャルーンサック(タイ)
ONE初の4オンスのオープンフィンガーグローブでパンチにみ認められる3分3Rの特別打撃ルールの試合は、ONE女子MMAストロー級王者のション・ジンナン(中国)が打撃主戦の〝ワンダーガール〟ナット・ジャルーンサック(タイ)にTKO勝
<第6試合 MMA バンタム級(61.3㎏-65.8㎏)5分3R>
○ジョン・リネカー(ブラジル)
判定3-0
●ステファン・ロマン(フィリピン)
元UFCファイターで元ONE MMAバンタム級王者のジョン・リネカーが判定勝
公式スコアカード
<第5試合 ONEムエタイ ライト級(70.4㎏-77.1㎏) 3分3R>
○ドミトリー・メンシコフ(ロシア)
1RKO 2分41秒 ※
●ルンラーウィー・シッソンピーノン(タイ)
<第4試合 MMA ライト級(70.4㎏-77.1㎏) 5分3R>
○エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
3RKO 1分57秒 ※左フック⇒ダウン・パウンド⇒レフェリーストップ
●アミール・カーン(シンガポール)
<第3試合 MMA ヘビー級(102.2㎏-120.2㎏) 5分3R>
○マウロ・チリリ (イタリア)
1RTKO 5分 ※パウンドからの肘で出血・レフェリーストップ
●ポール・エリオット(イギリス)
<第2試合 ONEムエタイ バンタム級(61.3㎏-65.8㎏) 3分3R>
○エイサー・テン・パウ(アメリカ)
3RKO 25秒 ※右ストレート
●ランボーレック・チョー・アッジャラブーン(タイ)
<第1試合 MMA ライト級(70.4㎏-77.1㎏) 5分3R>
●ブレイク・クーパー(アメリカ)
1RTKO 4分36秒 ※打撃によるレフェリーストップ
○モーリス・アベビ(スイス)