IMPACT34.5が地下闘技場にて開催された。本大会はグラップリングタッグマッチのワンマッチ興行であり、田馬場貴裕＆安藤雅生組がユン・ガンチョル＆イ・サンチョルの新韓国チームと激突。
1R.先発は田馬場とガンチョル。両者中央で組み合い、ガンチョルがパワーで田馬場をコーナーへ押し込む。田馬場は体を入れ替えて大内刈でガンチョルからテイクダウンを奪うとじわりとサイドを取りダブルリストロックの態勢へ。ガンチョルがサードロープ下と崩れたため、スタンド再開。田馬場は安藤へタッチ。ガンチョルと安藤は組み合うとガンチョルが抱えてフロントネックロックを狙うも安藤防御しながらパスガードし、あっという間にセンタクバサミの形に入る。ガンチョルは長いリーチを活かしサンチョルとタッチ。どっしり構える安藤に果敢に突っ込むサンチョルだが、正面で捉えた安藤は引き込んで二重絡みからレッグロックへ。サンチョルは耐えるが足が曲がっては行けない方向へ曲がり無念のタップアウト。田馬場安藤組が先制ポイントを奪取。サンチョルはガンチョルにタッチ。安藤は田馬場へタッチと両チームダブルタッチで正面から組み合う田馬場とガンチョルだがラウンド終了のゴング。
2R.始まると田馬場がガンチョルをテイクダウン。サイドを奪うとサンチョルへタッチ。サンチョルは田馬場のバッグポジションを狙うが田馬場がサクラバで切り返しダブルリストロックで一本奪い２本目を獲る。田馬場は安藤にチェンジ。引き込んでサンチョルに上を取らせ、再びレッグロックに捕獲すると足を決めたまま、下からV1アームロックでサンチョルからタップアウトを奪う。ガンチョルと安藤。ガンチョルの投げを安藤が切り返し、引き込み二重絡みからバナナスプリットを狙う。ガンチョルは必死に手を伸ばし、グロッキー状態のサンチョルへチェンジ。安藤はサンチョルを自軍コーナーへ連れてくると田馬場にチェンジ。サンチョルは死物狂いでタックルも田馬場が潰してダブルリストロックで4本目を奪う。ガンチョルにチェンジ。ガンチョルを田馬場がテイクダウン。トップキープの状態でガンチョルはサンチョルにクイックタッチ。突っ込んでくるサンチョルをリバースネルソンに捉えニーオンザベリーで抑えたところで試合終了。
0対4で田馬場安藤組が勝利。最後は4人で健闘を称え合いリング上でビールで乾杯して大会を締めた。
■ IMPACT 34.5 新宿地下闘技場大会
日時：5月14日
会場：新宿地下闘技場
【試合結果】
＜グラップリングタッグマッチ 無差別級 5分2R マラソンマッチ＞
ユン・ガンチョル ●イ・サンチョル
4-0
○田馬場貴裕 安藤雅生
①○安藤（1R4分30秒 フットロック）サンチョル●
②○田馬場（2R1分53秒 ダブルリストロック）サンチョル●
③○安藤（2R3分33秒 V1アームロック）サンチョル●
④○田馬場（2R4分51秒 ダブルリストロック）サンチョル●
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