ミャンマーから参戦の現役2ラウェイ若手選手惨敗!『MAS FIGHT CAMBODIA』

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 4月14日カンボジア・プノンペンのTown Full HDTVスタジオで開催された『MAS FIGHT CAMBODIA』定期戦。大会メインの国際戦では、ミャンマーから新鋭2選手が参戦。LWC(ラウェイ・ワールド・チャンピンシップ)2年連続王者となり、日本大会にも参戦、眼疾によりラウェイ無敗で引退したトゥン・ルイン・モーの弟タン・ジンとミャ・ロン・チョーが参戦。ラウェイで連勝中のタン・ジンは、序盤荒々しく攻めるが、グローブをつけてのキックボクシング技術でアレクサンドリア(ブラジル)との差が如実にあらわれていき、1R後半には劣勢。2R開始してパンチ蹴りで滅多打ちになったところでレフェリーがダウン宣告、再開後もダウンを追加され、立ち上がるもダメージの残るタン・ジンが守勢にまわったところでレフェリーが試合を止めTKO敗。メインのMAS FIGHTでも打撃スキルの差は、試合が進むにつれ明白となり、ロ―キックを効かされ、肘でカットされダメージも明白なミャ・ロン・チョー(ミャンマー)は右フックでダウン、立ち上がるも再度右フックでダウン、足元もおぼつかない様子をみてレフェリーがストップをかけ、ミャンマー選手は惨敗。ミャンマー選手は、先日のSEA GAMESクンクメールでも金メダル0とクーデター後の国内動乱と大会数激減、海外との交流も少なくなったことでレベルも落ちていた。

※◇MAS FIGHTルール
・1ラウンド9分
・判定なし、9分闘い抜けば引分、KO決着のみ
・2ダウンでKO敗
・立ち技のみ(※投げ、立ち関節可)



■『MAS FIGHT CAMBODIA』
日時:2023年4月14日 15:00開始(日本17:00)
会場:カンボジア・プノンペン・TOWN FULL HD TV スタジオ
試合の様子は公式Facebookページ公式Youtubeでもライブ配信されている。

<第6試合 MAS FIGHT 63.5㎏ カンボジア vs.ミャンマー 9分1R>
○トール・マカラ(カンボジア)ថុល មករា-Thol Makara
 KO ※右フック
●ミャ・ロン・チョー(ミャンマー) မြလုံးချေ-Mya Lone Chaw


ミャ・ロン・チョーは、20歳、165㎝、30戦20勝(8KO)2敗8分と紹介されていた。ラウェイはKO以外引分なのでこの戦績はおかしい?

<第5試合 MAS FIGHT 57㎏ カンボジア vs.タイ 9分1R>
△コン・ホフ(カンボジア) គង់ ហូវ-Kong Hov
 時間切れ引分
△スーパーK・シットモンチャイャイ(ミャンマー)Super-K Sitmonchai

カンボジアのクン・クメール、MAS FIGHTも常連のスーパーKは、9分戦い抜き時間切れ引分

<第4試合 クン・クメール 60㎏ ブラジル vs.ミャンマー 3分3R>
○アレクサンドロ(ブラジル)Alexsandro
 2TRKO ※レフェリーストップ、3ダウン
●タン・ジン(ミャンマー)သန့်ဇင် -Thant Zin

他クン・クメール5R3試合

 現在カンボジアの感染状況は沈静状態で、昨年2022年10月3日保健省が同日以降、カンボジア入国時のワクチン接種証明書やワクチンカードの提示を不要とする旨を発表、ワクチン未接種者に対する到着時の抗原検査も実施されおらず、カンボジア入国時の水際防疫措置は事実上全て撤廃されたている。
ソース:在カンボジア日本大使館日本貿易振興機構(JETRO),
Googleニュース
・カンボジアはワクチン未接種でも現地隔離することなく入国できる国のひとつにもなっている。
ソース:入国規制が一切ない国一覧JST海外旅行専門会社