Toxic NXT紫雷-ジャケットタイム-KLレイ勝サレイ- Pダン苦味Cヘイズ

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■ WWE NXT2.0
日時:11月9日(現地時間)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 前週からお約束の紫雷イオとサイズが揃うケイデン・カーター&ケイシー・カタンザーロ組とToxic Attractionのトリオ激突。ここは12・5『WAR GAMES』(テイクオーバー名義は使わないようだ)があるから、マンディ・ローズが前哨戦で負けもあるかとも思ったんだが、そんなことはありません。やはり新装2.0としてはRAWの前宣伝でもとにかくToxic Attractionを売っていきたいようで・・・。

 ただ、ケイデンとケイシーのクールな連携spotが何度かあり満足度は高い。ということで出来るケイデンがフォールされる役なのは不満なものの、取るのはオレンジ髪のジジ(元プリシラ・ケリー)でした。やはりそうしますか。まぁ根性はあるし、後ろ姿のケツはトニー・ストームみたいで練習しているのがわかる。

◆紫雷イオ抗争するトキシック・アトラクションに勝利ならず

 紫雷イオがケイシー・カタンザーロ&ケイデン・カーターとタッグを組んでNXTを席巻する王者チームのトキシック・アトラクション(マンディ・ローズ&ジジ・ドリン&ジェイシー・ジェイン)と6人タッグ戦で激突すると、因縁のマンディに放ったムーンサルトが決定打とはならずに無念の敗戦を喫した。序盤、イオはボディスラムからダブル・ニーでジェインに攻め込むとマンディにはスパインバスターで反撃されて白熱の攻防を展開。さらにイオはフラップジャックやダブル・ニーでマンディにダメージを与えると完璧なムーンサルトを叩き込んだが、ジジ&ジェイシーにカットされてカウント2。

 終盤にはケイデンがジジにコーナートップから止めを狙うもジェイシーに妨害されると最後はジジにコブラツイスト(アブドミナル・ストレッチ)からのスインギング・パワーボムを決められて敗戦を喫した。

 

◆サレイ元NXT UK女子王者ケイ・リー・レイに失意の黒星「どうして勝てないんだろう」

 続いてようやくまともな相手とのシングル戦になるケイ・リー・レイの登場。そのまともな相手がサレイなんだけど、5分も尺は貰えなかったけどJoshi Puroresu攻防なので文句ナシ。“太陽の戦士”サレイがNXTで対戦した元NXT UK女子王者ケイ・リー・レイに果敢に攻め込むも、得意のドロップキックをかわされるとKLRボム2連打を食らって黒星を喫した。

 序盤、サレイはケイ・リーと握手を交わすとこれが裏目に出てクローズラインやスプラッシュを食らったが、すぐさまアームドラックからダブル・ストンプで反撃して白熱の攻防を展開。さらにサレイはシングル・ボストンクラブやフィッシャーマンズ・スープレックスでケイ・リーを追い詰めるも得意のドロップキックをかわされると最後はKLRボム2連打を食らって敗戦となった。試合後、サレイは「なにも計画通りにいかない。どうして勝てないんだろう・・・」と自身のツイッターに失意の投稿をした。


 東部インディ界では実績のあるジョー・ゲイシーなんだが、あの社会学講釈を垂れるキャラ、どうなんですかねぇ?

 場内が赤くなって東洋の神秘が袈裟したBOAが強くなって?暴走の喉締めで反則負けなんだが、明るく戻った会場でゲイシーは笑っているという絵にしてました。意味不明がキャラなんでしょうけど・・・。


 205 LIVEですでに放送されているジャケットタイム対vs.クリード兄弟なんだが、やはり『205 LIVE』のことは一切触れない実況で、今回が初対戦のような紹介だった。まぁ好評だったから何度でもやってくれなんだし、絵になってるのはジャケットタイムなのである。

◆ジャケット・タイムいきなり窮地の2連敗!次週、ダイヤモンド・マインと6人タッグ戦へ

 “ジャケット・タイム”ことKUSHIDA&イケメン二郎が抗争を展開するダイヤモンド・マインのクリード・ブラザーズ(ジュリアス&ブルータス・クリード)に敗れていきなり窮地の2連敗を喫した。イケメン二郎がブルータスにジャケットパンチ5連打からKUSHIDAと連携したダブル・ハンドスプリング・ニールキックを決めれば、KUSHIDAもジュリアスにクロスボディやマサヒロ・タナカからイケメン二郎と連携したダブル・ドロップキックを披露して因縁のダイヤモンド・マインにチームワークを見せつけた。

 終盤にはイケメン二郎がスワントーンボムを決めるも決定打とならず、続けて狙ったイケメンスラッシュが不発となるとジュリアスにジャケットを脱がされて形成逆転。さらにイケメン二郎はセコンドのロデリック・ストロングに介入されるとジュリアスにパワーボムを決められて屈辱の敗戦を喫した。ジャケット・タイムは205 Liveでの初陣に続き、NXTでもクリード・ブラザーズに敗れて2連敗に。

 試合後にはKUSHIDAが救援に現れた売り出し中のオデッセイ・ジョーンズと共にダイヤモンド・マインを追い払うも、イケメン二郎はインタビューで「試合に負けてしまった。もうジャケット・タイムをやめたい」と弱音を吐くと、ジョーンズに「今回は負けたが、次週はダイヤモンド・マインと6人タッグ戦だ」と励まされて、3人は「1・2・3 ジャケット・タイム!!!!!」と威勢よく掛け声を上げた。


 大型バイクにまたがって入場のラケル・ゴンザレスは、当然に「ダコタ・カイ、出てこい!」とやるんだが、なぜかカワイ子ちゃんのコラー・ジェイドがカイを襲うという・・・。どうなるんでしょうか?


 中国系らしい選手にキャメロン・グライムスがケイブンを決めるスクワッシュ・マッチはどうでもいいんだが、得意のポーカーでもカネを巻き上げられたデューク・ハドソンが出てきて、次は「ポーカー・ショーダウン」だそうで・・・どんなことやるんだろうか?


 ウーソズの弟ソロ・シコアが3way戦でLAナイトをフロッグ・スプラッシュ葬にするカードも。もう一人がグレイソン・ウォーラーで短いけど悪くはない試合だったんだが、弟のフロッグ・スプラッシュはイマイチかなぁ。


 これまた知らない中国系の選手をジェニファー・ロペス似のエレクトラ・ロペスがパワーボムで片付けるのはどうでもイイんだが、ミソはセクシーなサモア系ザイオン・クインを呼び出し、ファンタズモ軍に勧誘するスキットになる。そう、ショーン・マイケルズの♪Sexy Boyを歌って踊った長身の選手だ。

 答えは当然NOで、ダブルのラリアットで男二人を吹っ飛ばすのだが、そのまま去って行くのであった。レディース・キラーのキャラなのかな? このサモアンは有りだ。


 NXT 2.0になって「あんなちっこい奴は要らない」と上層部が言ってるのかと心配させた自称”ブルーザー級”ピート・ダンだが、現NXT北米王者のカーメロ・ヘイズと番組トリ戦って、これは事前には知らなかったので大変喜ばしい。

 恒例の指パッチンや腕折りだけでなく、場外でも激しくやりあってくれてこれは期待通りのカードに。ヘッドセットまで付けてデクスター・ルミスが実況席に座るんだが、やはりなにもしゃべらない。しかし、ドタン場で生意気なヘイズをぶっ飛ばすだけでなく、反対側にリングに行くと、黒手袋の手だけが出てきてこれまたヘイズを・・・。

 やはりジョニー・ガルガノでした。これで役者が出揃いNXT北米王座戦線も面白くなってきたのであった。


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