族長「1週間居ない間にRAW並にダメになった」SmackDown解雇報後

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■ WWE SmackDown
日時:11月5日(現地時間)
会場:米インディアナ州エバンズビル フォード・センター


 番組はなんと、実況のパット・マカフィーが「Stupid(アホな、くだらん)ベースボールが終わって万歳、そしたらG.O.A.T(ローマン・レインズ)様のお出ましだぁ」とかましてくれて・・・(笑)。Goat=ヤギ印の絵文字もありますが、最高というスポーツ中継でよく出てくるスラングです。マカフィーがSmackDownを面白くしてくれていることは間違いないかと。本日の提供スポンサーには大手生保のProgressiveだけでなく、会場のフォード・センターも提供とのことで、へぇ~というか、アメプロ市民権の浸透が凄いのだ。


 ザ・ブラッドライン(レインズ&ウーソズ&ポール・ヘイマン)がSDオープニングに現れると先週不在だったレインズはウーソズがニュー・デイに敗戦したことを知らされたと。さらに、族長曰く「1週間居ない間にRAW並にSmackDownがダメになった」と、えええ、そんなこと言っちゃっていいんでしょうか。いや、辛口の本誌は「チンタラした中身の放送回」と活字に残しましたけど。危ないガチ演説、大笑いなのである。
 さらにレインズが「負けたのはジミーのせいか? どう落とし前をつけるんだ」と詰め寄るとジミーは「ウッズの王冠を蹴り落としてレインズを認めさせてやる」と報復を誓ったが、さらにそこへ現れた王冠姿のウッズ(with コフィ・キングストン)に「ジミーが俺を倒せればレインズを認めるが、俺が勝てばジミーに跪いてもらうぞ」と条件を付けられて2人の試合が決定する。


 さてさて、ここからの中身なんですが、やはり大量解雇ニュースがあったばかりで、やはり士気が下がってるんじゃないかと。最初の試合が不本意なことになってるナオミが、シェイナ・ベイズラーを丸め込んで勝利するんですが・・・。ありゃ、これはナイア・ジャックスの解雇に続いて、年齢制限言われたらもう41歳のシェイナなので次の解雇リストなのかとも思ったんだが。

 「ロープに手をかけていたじゃないか」とソーニャ・デヴィルがいちゃもんつけて試合再開と。ある時はレフェリー見てないのに見たことなったり、一体どこでソーニャは見てたのかとゴリ押しなのだが、それであっという間に切り札クラッチが極まってシェイナの勝ちだと。なんじゃそりゃ!!


 エンジェル・ガザとウンベルト・カリーヨのチーム名がロス・ロザリオ(女たらし)だって。差別用語じゃないかとも思うのだが・・・。

 相手が職人セザーロと、中東のマンスールという意味不明のタッグ戦で、ちょうどNXTから召集された英国ラグビー選手のリッチ・ホランドが、「尊敬する先輩シェイマスに会えるのが楽しみ」と答えるセグメントあったばかりなのに、鎖固めで固められたところにガザの顔面低空ドロップキック喰らってセザーロがフォールされる役って、なんでやねん。普通はマンスールがフォールガイじゃないのか?


 ドリュー・マッキンタイアは、またオープンチャレンジということでリコシェが名乗り出ると。ケツはわかってることにせよ、さすがにこれは良い試合なので誉めておきます。


 Happyコービンとマッドキャップ・モスのトーク・コーナーは、例によってくだらんジョークに二人だけが笑い転げるのだが、今宵のゲストはバイキング・レイダースだと言うから「ありゃ?」と思っていたら、そのまま試合?になって・・・。

 ケツ叩かれたモスらは逃げ帰ることに・・・。バイキング・レイダースはベビーフェイスです。


 大量解雇のニュースなんか、もちろんオモテの番組では一切説明なんかしない。さて、わずか1週間でB-FabがクビになったHit Rowはどうなるのかなんだが、こういう時に便利屋というか、狂言回し役で「お前らの入場はイマイチだから、俺にアイデアがある」と言う。ただ、自分が踊ってるだけなのでHit Rowからすぐにお払い箱になるスキットに。ただ、次からどうするのかは不明のままだし、そんな裏ネタまで知っている視聴者は1%もいないのだから、なんでこんなコントやってるのかわからないまま。「あの目立ってた女はどこに行ったのか?」は解消されません。

◆ユニバーサル王者レインズ“キング”ウッズ襲撃
 「次週も現れるなら、キングがどんなものか見せてやる」

 メイン戦で激突した2人は激しい攻防を展開したが、終盤にジミーがジェイにアシストされてピンフォールを狙うもこれがレフェリーに見つかるとその隙にウッズに丸め込まれて敗戦。

 試合後、ジミーはウッズやレフェリーに跪くよう指示されるも、ここで現れたレインズがウッズにスーパーマンパンチを放って襲撃。続けてウーソズも加勢してニュー・デイに暴行を加えるとレインズは「次週も現れるなら、キングがどんなものか見せてやる」とウッズを威嚇した。


■ WWE 215 Live
日時:11月5日(現地放送時間、録画番組)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center

◆“ジャケット・タイム”KUSHIDA&イケメン二郎がクリード・ブラザーズの妨害でまさかの初陣敗戦

 “ジャケット・タイム”ことKUSHIDA&イケメン二郎が205 Liveでグリズルド・ヤング・ベテラン(GYV/ジェームス・ドレイク&ザック・ギブソン)との対戦でタッグとして始動するも、クリード・ブラザーズの妨害でまさかの初陣敗戦となった。ジャケット・タイムが205 Liveメイン戦でGYVと対戦するとKUSHIDAがドレイクにアーム・ブリーカー、イケメン二郎がギブソンにジャケットパンチを放って攻め込んだ。中盤にはイケメン二郎がGYVに捕まって劣勢となるも、なんとか交代したKUSHIDAが掌底連打からドレイクにアトミック・ドロップやハンドスプリング・エルボー、アーム・バーと怒涛の攻撃で反撃して形成逆転。

 さらにKUSHIDA&イケメン二郎が華麗なダブル・ドロップキックをドレイクに叩き込んで止めを狙ったが、次週のNXTで対戦する因縁のクリード・ブラザーズ(with マルコム・ビベンス)の登場で妨害されるとイケメン二郎がGYVにチケット・トゥ・メイヘムを決められて初陣敗戦となった。


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