SmackDownシャーロット従順ショッツィ戦!かぼちゃ回も大リーグ影響

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■ WWE SmackDown
日時:10月29日(現地時間)
会場:米ペンシルベニア州ウィルクスバリ モヒガン・サン・アリーナ


 毎回見ているユニバースにとっては、そりゃもう大騒動になったシャーロットがどうなうのかに尽きるのだが・・・。なんか何事もなかったかのように青いベルトを巻いて、それにマッチする紫色使ったコスチュームだし、なんか丸め込まれたのかなんなのか。
 解説席のパット・マカフィーが無言のままベルトの引っ張り合いのジェスチャーする抵抗?だけで、WWEはリハーサルを反故にした暴走についてはなかったことにするらしい。サーシャ・バンクスが「身勝手なシャーロットなんか誰もリーダーだとは思わない」とはやるんだが、ヒールとヒールだからなぁ。そこへ「フレッシュな相手というならワタシ」と、ショッツィ(ブラックハート)が戦車での登場。昨年はNXT『ハロウィンハボック』のホストが大きなインパクトだったのだが、今回はあとのセグメントに「かぼちゃの日」カードだったようで、特にレファレンスもなし。ということでCMを挟んでシャーロット戦になる。


 サーシャがリングサイドで見つめる試合、NXT登場から全部見てきたNXTのファンなら、ハラハラしながら見てたんじゃなかろうか。こんな大きなアリーナでシングルの試合やったことなかっただろうし。場外へのトぺもやや距離が足らないでまた自分でぶつけちゃってるし・・・。

 お客さんが「ショッツィ! ショッツィ!」と何度も合唱してくれたし、親目線で見ているNXT常連客なら緊張しているのがわかってしまうのだが、なんとか一通り予定のSpot通りにやれたかと。そりゃシャーロットのナチュラルセレクションに沈むんだが、「お前のせいで負けたんだ」とマイクも与えられて、最後は必殺のセントーンをサーシャに落とすところまであったから、ブランド再編後の出番としてよろしかったかと。
 ただ、そこからあとの2時間番組、今回地上波FOXが大リーグ中継MLBプレイオフを優先したため現地では急遽、傍系のFS1での放送に。これをやられると一気に視聴者数や視聴率が下がってしまうのだが、それの影響もあるのか、なんかチンタラした中身の放送回に。
 番組の一番最後にパット・マカフィーが、大リーグ中継への嫌味の捨て台詞を残したことがリアル現場のすべてだろう。


 ドリュー・マッキンタイアが「オープン・チャレンジだ!」とやって出てきたムスタファ・アリを下すカードは飛ばして、また戴冠式なのかと思っていたら、ゼイビア・ウッズはキング・ウッズになられたようで。そして盟友コフィ・キングストンにユニコーン勲章を授けると。「なんのこっちゃ?」なんだが、要はウーソズが出てきて、「お前らが居ない間にここは俺たちが仕切っているSmackDownだ」と。これでトリのカードが決まるという番組構成進行でした。はい、その通りでごじゃります。飲酒運転(何度目なのか?)で逮捕されてもお咎めナシですからねぇ。

◆中邑&ブーグスが謎のカボチャ男に妨害されてトリック・オア・ストリートファイトで苦杯

 中邑真輔&リック・ブーグスがハッピー・コービン&マッドキャップ(リドリック)モスとトリック・オア・ストリートファイトで激突すると試合終盤に謎のカボチャ男に妨害されて苦杯を喫した。中邑はハロウィン仕様のリングでコービンにフラインニング・ニー、モスにはブーグスのギター演奏と共に痙攣式ストンピングを放って攻め込んだ。試合途中には24/7王者レジーらが雪崩れ込んでリングが混乱すると中邑が持ち出した竹刀でコービン&モスを滅多打ちしたが、ブーグスがコービンにディープシックスで反撃される攻防を展開する。

 終盤には中邑がスピンキックからたぎってコービンに止めを狙うと背後からモスにカボチャを被せられて不発。最後はブーグスがサイド・スープレックスを決めて再びチャンスを迎えるも突如現れた謎のカボチャマスクの男2人に竹刀で妨害されるとモスのネックブリーカーを食らって苦杯を喫した。

 試合後にはエンジェル・ガルザ&ウンベルト・カリーヨがカボチャマスクを外して正体を明かすと「俺たちは試合の名前の通りにトリックしたまでだ。ハッピー・ハロウィン!」とインタビューに答えた。


 ブランド改編前から旦那ジミー・ウーソがいるからとSmackDownに来ているのに試合組んで貰えなかったナオミが、シェイナ・ベイズラーにようやく試合も、特別レフェリーのソーニャ・デヴィルが超高速カウント入れるという・・・。正直、お客もピンときてません。


 約束のメイン、そりゃこの4人だから悪い試合ではなかったのだが、丸め込みでベビーフェイス勝利も、お客さんも乗れてなかったなぁ。


■ WWE 205 LIVE
日時:10月29日(現地時間、SmackDown後WWEネットワーク解禁の録画番組)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center

◆“太陽の戦士”サレイが“ルチャドーラ”カトリーナをドロップキック葬

 “太陽の戦士”サレイがルチャドーラのカトリーナ・コルテズと205 Liveで激突し、強烈なドロップキック2連打で接戦を制した。サレイはダブルストンプで先制するとカトリーナにキャメルクラッチを決められたが、すぐさまシングル・ボストンクラブで応戦して互角の攻防を展開。続けてサレイは「いくぞ」と雄叫びを上げてフィッシャーマンズ・スープレックスやミサイル・ドロップキックを決めるとカトリーナのボディスラムで反撃されたが、最後は強烈なドロップキック2連打を放って勝利を収めた。


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