6日、新日本プロレスが『POWER STRUGGLE』エディオンアリーナ大阪大会をソールドアウトで開催した。
鷹木信悟がオカダ・カズチカとのやりとりを「どっちが強いか決めようぜ」とまとめてみせ、イッテンヨンでオカダとの王者対決が決定的となった。ザックがレパートリー全開で鷹木を攻めるが、呼応して切り返すことで連続攻撃を遮断する鷹木も素晴らしい。圧倒的なクオリティは“コロナ期に集客不振の新日本”を忘れさせるものだった。
勝つために全身全霊モードの鷹木は鷹木式GTRまで繰り出す。パンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴンにつなぐと、さすがのザックも陥落した。試合後にはセミファイナルで権利証を防衛したオカダがリングイン。G1優勝を果たすも徹底して「こちらが王者であり挑戦はしない」との姿勢だったが、満を持して鷹木と対峙だ。これには鷹木も「お前の方から来てくれるとは」としつつ「『G1 CLIMAX』のチャンピオンか、IWGP世界ヘビー級チャンピオンか、イッテンヨンでどっちが強いか決めようぜ!!」と答えている。
■ 新日本プロレス POWER STRUGGLE
日時:11月6日(土)17:00
会場:大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)
<第1試合>
DOUKI
〇金丸義信
4分33秒 逆エビ固め
●藤田晃生
大岩陵平
<第2試合>
外道
邪道
〇タンガ・ロア
5分07秒 エイプシット⇒片エビ固め
タイガーマスク
●本間朋晃
真壁刀義
<第3試合>
BUSHI
高橋ヒロム
〇SANADA
7分05秒 オコーナーブリッジ
マスター・ワト
●田口隆祐
永田裕志
<第4試合/NEVER無差別級6人タッグ選手権試合>
[挑戦者]
SHO
高橋裕二郎
〇EVIL
13分46秒 EVIL⇒片エビ固め
●YOSHI-HASHI
石井智宏
後藤洋央紀
[第21代王者]
※後藤&石井&YOSHI-HASHIが10度目の防衛に失敗。EVIL&裕二郎&SHOが新チャンピオンチームとなる
<第5試合/「KOPW 2021」争奪戦 アマチュアレスリングマッチ/3分2ピリオド 30秒インターバル>
[挑戦者]
●グレート-O-カーン
3分2ピリオド 判定(6‐5)
〇矢野通
[保持者]
※矢野が『KOPW2021』の防衛に成功
<第6試合/IWGPジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
〇エル・デスペラード
18分20秒 ヌメロ・ドス
●ロビー・イーグルス
[第90代王者]
※イーグルスが2度目の防衛に失敗。デスペラードが新チャンピオンとなる
<第7試合/IWGP USヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
〇KENTA
23分44秒 go 2 sleep⇒片エビ固め
●棚橋弘至
[第10代王者]
※棚橋が2度目の防衛に失敗。KENTAが新チャンピオンとなる
<第8試合/東京ドーム・IWGP世界ヘビー級王座挑戦権利証争奪戦>
[挑戦者]
●タマ・トンガ
25分13秒 レインメーカー⇒片エビ固め
〇オカダ・カズチカ
[権利証保持者/G1 CLIMAX 31優勝者]
※オカダが権利証の防衛に成功
<第9試合/IWGP世界ヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
●ザック・セイバーJr.
30分27秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン⇒片エビ固め
〇鷹木信悟
[第3代王者]
※鷹木が3度目の防衛に成功
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